あなた1ヶ月で何時間残業をしていますか。
今月の残業時間は60時間。。。ワロリンちょwww
— かにかん (@goriatesasa) July 30, 2019
まだまだ、長時間の残業を強いられている人は多いみたいですね。私も残業をすることが多く、月の残業時間が60時間を超えることが何度もありました。一般的に月の残業時間が60時間を超えているのは多い方です。
恐らくこの記事をご覧のあなたは
「残業時間が60時間以上って違法なの?」「60時間超えると残業代っていくらなの?」と思っていませんか。
最終的に初めて残業時間が60時間になったわ
残業代がどれだけ貰えるんだろう…?— だよう@更なる高みへ飛躍するために (@dayou_future) July 31, 2019
ここでは「残業時間が60時間以上だと残業代はどれくらいになるのか。」「本当にそのままでいいのか?」私からのメッセージを含めて、あなたの疑問に答えます。
残業時間が60時間以上って多い?

私が60時間を超える残業をしていた頃、周りの友人達からよく
「働きすぎじゃない?」「いったい残業何時間働いてるの?」
このように言われていました。私としては月の残業が60時間超えることは割と当たり前だったので、気にしていませんでした。ただ、周りから見れば残業時間が多い方だったようです。

引用 マイナビニュース
このデータからもわかるように、残業時間が60時間以上では圧倒的に多い方です。おそらく定時に帰ることなんて皆無ではないでしょうか。私の場合は定時に帰れることなんてありませんでした。
おそらく「入社時に聞いてた話と違う!」と思う人もいると思います。過去に8回の転職をしてきた私としては「そんなこと当たり前だよ」と思っていますが、入社時なんてうまい話しかしませんからね。
なぜなら今の時代、少子高齢化がすすみ、企業としても人材の採用に苦戦しています。だからこそ、うまい話を聞かせて採用に繋げたいんです。
これ、採用にも当てはまる!
面接してくれた人に、騙された。っていうのよく聞く。
面接者が言ってたことを信じて、入社するって決めたのに入ってみたら、裏があったと。
メリットデメリットを説明できない人事担当者は採用はできても。社員からの信用は得られない。 https://t.co/W8252dTCvO
— らいおんママ🦁人事の仕事を極めたい! (@mummy_lion) May 25, 2019
うちの会社の勤務。
5時30分までという事で入社したのに、営業Yに
「店が閉まるのが6時30分だから、帰る訳にいかないだろ?」
と言われ初日から騙された。
つまり毎日100%1時間の残業がある。それをこの会社では定時と呼び、本当の残業はそこから😭— papi (@papi_pirika) November 11, 2018
入社当時、お給料20万円は確実にお支払いします。と言われてはや3年、うちの旦那さん、騙された!と叫びまくっている・・・(´・ω・`)
— サキエル@4y♀3y♂1y✩死亡確定。 (@saki_k010804) October 17, 2017
このように「聞いてた話と違う!」「騙された!」という声は、全国各地で星の数ほど存在します。うまい話には裏があるものです。
ここでは、それが「良い、悪い」を言及するつもりはありませんが、60時間以上は圧倒的に残業時間が多いということです。

あなたもこう思うかもしれませんね。
残業時間の違法性のケース
まず、残業とは「法定労働時間」を超えて働いた時間のことをいいます。
●週40時間
つまり1日8時間を超えた分は残業時間になるわけですね。

基本的に会社はこの法定労働時間を超えて働かせてはならないものとなっているんです。

ただし会社と社員の間に36協定(サブロクきょうてい)を締結していれば、法定労働時間を超えて働かせることができるんです。


あなたもこのように思うかもしれませんが、36協定を結んでいても違法になるケースが存在します。
たとえば私の友人のエピソードで、労働基準監督署に相談して違法残業が発覚したことがあります。友人には2歳の子供がいたため、出来るだけ残業はしたくありませんでした。
しかし会社から残業を強要されて、泣く泣く長時間労働をする毎日を過ごしていたんです。友人の生活はバタバタでした。
毎日会社から帰宅すると子供を保育園に迎えに行き、子供の世話に追われ、家事に追われる日々。
寝るのは毎日夜中。朝は誰よりも早く起きて朝食の支度。子供の身支度をして保育園に預け、それから会社に向かいました。子供の具合が良くない時は他県に住んでる親に子供の面倒を見てもらうことも。

そんなバタバタな生活の中、毎日の残業。友人の精神的ストレスは限界を迎えました。そして労働基準監督署に相談して違法残業とみなされたんです。
会社はすぐに改善を求められ、晴れて友人は残業から解放されました。
それだけではありません。
- 体調不良や持病がある。
- 家族の危篤
- 妊娠している
- 介護、育児がある
このような家族や身体に関わる場合、残業の強制は認められません。もし違法性を感じたら友人のように即、労働基準監督署に通報してしまいましょう。

その通りです。
例外として、特別条項付きの36協定を結べば45時間を超える残業も可能になります。60時間を超える残業でも違法にはなりません。
特別条項付き36協定とは、残業時間の上限を一時的に延長することができる臨時的措置のことです。36協定を結ぶ際に、残業時間を延長する恐れのある事情や延長した場合の上限時間などを記載し、労働基準監督署に届け出ることで繁忙期や納期切迫時に発動させることができます。
引用 労働問題弁護士ナビ
もしあなたが「60時間も残業させやがって!許せん!」と思っていたなら、特別条項付き36協定はやっかいなものですよね。私も「特別条項付き36協定なんてなければいいのに」と思っていました。
しかし私の場合は、会社の方がしっかり特別条項付き36協定を届け出ていたために、残念ながら違法ではなかったんです。残業代はしっかり支払われていたので、懐は温かくなりました。
60時間を超えた残業の法的割増賃金率は
2010年4月1日の労働基準法の改正により、大企業では1か月の残業時間が60時間を超えた場合、50%以上の割増賃金を支払うことが義務付けられました。
しかし、経営基盤の弱い中小企業では残業代を支払う余裕もないため「当面の間」は60時間超えても割増賃金を支払うことが猶予され、これまで通り25%以上で良いとされてきました。

しかし新たな労働基準法の改正により、中小企業も2023年4月1日に猶予の期間終了となります。
2023年には企業の規模に関わらず、社員が1か月あたり60時間を超えて残業をした場合は50%以上の割増賃金を支払うことが企業側に義務付けられます。

いやいや、でも60時間も残業したくありませんよね。
このまま消耗してたらヤバい?解決策は
私は1か月の残業時間が60時間を超えることが割と当たり前な生活をしてきました。
実体験として言えることですが、残業時間が60時間を超える生活はしんどいです。それが単月だけならまだしも、私のように60時間を超えることが当たり前な生活をしていると、身体の疲労は蓄積されていきます。
「過労死ライン」という言葉をご存じでしょうか。

残業が80時間を2か月続いたら過労死ラインということは、やはり長時間労働は目に見えないかたちで身体には相当な負担がかかっていると言えますね。
身体の疲労はじわじわと蓄積されているんです。私の感覚では、月の残業時間が60時間が続いただけでも疲労を実感していました。
もし毎日プラス1時間残業を増やしたら過労死ラインに到達ですから、60時間でも身体には相当な負担がかかっていると言えますね。

私がお伝えしたいのは、残業がかさむと身体の負担だけではなく、時間の消耗もはかりしれないと思っています。
というのも、時間は有限だからです。
誰でも1日は24時間しかありません。そして刻々と人生の終わりへと時間は刻まれています。限りある時間を時間外労働という使い方をするのはいかがなものかと私は考えています。
もっと自分の時間として使った方が、有意義な人生になるのではないでしょうか。
残業すればお金が多くもらえる。中小企業でもこの先、残業が60時間を超えれば割増賃金が50%もらえる。たしかに賃金というかたちで残業した労力は返ってきます。しかし時間は返ってきません。
お金が人生の全てではないし、この世の中、お金がなくても人生を楽しんでいる人はたくさんいます。
しかし、楽しむには時間が必要です。
限りある時間をお金のために使うか、楽しむために使うのかは選択次第と言えます。
残業時間が60時間を超える生活を送る中で、私は時間についてこのように考えてきました。果たして時間を市残業に使うのか、楽しむ時間に使うのかどちらが幸せな人生になるんだろうと。
その答えは人それぞれ違うものだと思いますが、仕事だけの人生なんて嫌だと思いました。だから私は転職という選択をしたんです。
もし、時間に不自由を感じているのなら転職も一つの解決策かもしれません。残業で身体も時間も消耗する人生も考えものかもしれません。
まとめ
1か月の残業時間が60時間を超える生活をしてきた私のメッセージを踏まえて、残業の違法性、その解決策、そして60時間を超えた場合の割増賃金について解説をしてきました。
結局は「あなたがどんな人生を送りたいのか」を考えて働き方を決めるべきだと思います。
仕事とはお金を稼ぐことだけど、お金は人生を送るためのツールでしかないんです。結局は生き方次第でお金も時間も使い方は変わるものです。
だからこそ、あなたはどんな人生を送りたいのか。どんな人生が幸せなのかによって働き方は決めるべきだと思います。
私から言えることは、今の生活に不満があるなら、すぐに転職をするべきということです。


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