「男は仕事をしてお金を稼いで、女は家で家事や育児をする。」
一昔前までは、これが当たり前の考え方だったかもしれませんが今の時代ではそうも言ってられません。
景気もあまり良くなく、男の収入だけでは家族を養えなかったり、社会全体が少しづつ女性も仕事をして働くのが当たり前と言う風に考え出したことにより、昔よりもだいぶ多くの女性たちが社会に出て働き出すようになってきました。
そんな中、今まで最前線で仕事してきた男性陣からはどうしても「これだから女は使えないんだよ。」「女性がいると働きづらいなぁ。」なんて意見が出てきてしまっても仕方のないことなのかもしれません。
どうしても男性陣のプライドとしては、職場は男の戦場のような美学と言いますかこだわりと言いますか、そんな考え方がまだ浸透してしまっているのでしょうか。
そこで今回は、そもそもどうして「使えない」「仕事ができない」と思われてしまうのか、そして特に女性に多いと言われる特徴をご紹介して、そこからどうやったらそんな女性とうまく付き合いながら働いていけるのかをお伝えしていきたいと思います。

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男女ともに「使えない」と思われてしまう特徴

ここでは男女ともに言える、周りから「この人は使えない。」と思われてしまうような特徴をご紹介します。
シンプルに仕事が「遅い」
大体の仕事には、期限や期日というものが定められています。特に期限などがない仕事でも、その仕事が終われば他の人の作業がはかどったり、もっと効率よく全員が作業を進められたりします。
なので、1人の作業スピードがあまりにも遅いと、会社も組織なので全体の作業スピードが遅れたり、作業効率が悪くなってしまいます。
本人なりには頑張ってやっているつもりでも、効率が悪すぎて側から見ているとイライラしてしまうことなんかもありますよね。
慌てて作業してミスばかりでも良くありませんが、ある程度の速度感で仕事ができない人は周りからはどうしても「使えないなぁ。」と思われてしまいます。
何度も「同じミス」をしてしまう
これは、仕事だけに限らず友達とかでも同じことを何回も言わされると「ダメなやつ」と思ってしまいますよね。
ミスは誰しもあること。なので、1回や2回ならまだ優しく伝えたりできますが、それが同じことを何回も何回も言わされると流石に腹が立ってしまいます。
子供ならまだしも、大の大人が同じミスを何度も繰り返してしまったら、確かに周りから「使えないなぁ。」と思われてしまって当たり前かもしれません。
「指摘」を聞き入れない
これは、同じミスをなんどもしてしまうのと似たところもありますが、自分のミスに対して指摘されたことを素直に受け入れられないと、「あ、この人はダメだな。」と思われてしまいます。
新入社員でも、たとえ長年働いてきた社員さんでもミスはしてしまいます。そのミスに対して、他人から指摘してもらったことをちゃんと聞けるのか聞けないのかでは、人からの印象はガラッと変わってしまいます。
そして、自分のミスをちゃんと聞き入れて次に繋げることができれば必ず自分の成長に繋がります。そうやって誰しも成長していくものです。
ですが逆に、自分のミスを認めずに人からの指摘を全く聞き入れらない人は、いつまで経ってもそのレベルのままです。
もちろん、その指摘も間違っていることもあるかもしれませんが、まずはちゃんと聞き入れるという姿勢が大事です。
そこから、ちゃんと自分のミスだと思えるなら次に繋げれば良し。もし間違っている、と思ったならしっかりとした根拠に基づいた反論をするのも良し。
そもそもの指摘を聞き入れない人は、親に叱られた子供と同じなので会社内で見たら確実に「使えないやつ」です。
「協調性」が足りない
会社は組織です。言い換えると、スポーツなどと同じチームです。なので、社員同士の連携や協力、お互いを尊重する考えがなければ良いチームとは言えません。
例えば、同じチームメイトのミスをカバーするのではなくそれをネタに陥れたり、自分のことだけを考えてチームメイトを全く考えなかったりしていると、周りからは「余裕がない」「人間性が終わってる」なんて思われてしまうかもしれません。
そうすると段々と、社内では「使えないやつ」として扱われていくことでしょう。
「言い訳」が多い
これは仕事だけに限らず、普通に話しててもイライラしてしまいますよね。
「〇〇のせいで、、」「〇〇がやってくれないから、、」「俺は悪くないんだけど、、」みたいな、何事も全部自分以外のせいにしている人は、そりゃ仕事ができないやつと思われてしまっても仕方がありません。
本当にその人のせいではなくても、口を開けばすぐ言い訳を言い出す人はたとえ本当は仕事ができたとしても、どうしても仕事ができる人とは思えません。
いくらミスが多くても、素直に非を認めて反省できる人の方がよっぽど仕事ができそうと思える場合もあります。
なんでもかんでも周りのせいにして、責任逃ればかりをしていると本当は実力があったとしても周りからは「使えないやつ」としか見えなくなってしまいますよね。
「指示待ち」人間になってしまう
今まで、自分で何かを決めたり、自分の考えで行動をしてこなかった人は、仕事になっても人から言われたことしかできません。そして、言われたことが終わってその後に特に指示がなければ、ただぼーっとしているだけ。
確かに、入社したばかりの時には右も左もわからず何をすれば良いのかわからなくて当然ですが、上司や先輩に「何かできることはありますか?」と聞いたり、自分からできることを探すことが大事です。
「何かやれって言われてないし、やることもないやぁ。」と、ぼーっとしていてばかりだと周りからは「使えないやつ」と思われてしまいがちです。
女性が「使えない」と思われがちな特徴

ここからは、どちらかというと女性に多いと言われる「使えない」と思われてしまう特徴についてお伝えしていきたいと思います。
「公私混同」してしまう
仕事と私生活を、ちゃんと分けて考えられない人も仕事ができない、と思われがちです。しかし女性は、このプライベートと仕事を別々に考えるのが苦手です。
もちろん、親族が亡くなられてしまったり、出産で、子供が病気で、などの理由なら休んだり早退させてもらったりするのは当たり前だと思います。
しかし、「彼氏と喧嘩したから」「飲みすぎちゃったから」「なんか体調がよくないから」なんて理由で、仕事を休んだり早退をしたり、仕事に身が入らなくなったりしてしまうのは良くないですよね。
みんな、色々な事情を抱えながらも、「仕事だから」としっかり切り替えて仕事をしているので、言ってしまえば大したことない理由や自己責任な理由を、仕事に持ち込むのはやめるようにしましょう。
「感情的」に考えてしまう
仕事では、論理的に物事を考えることが大切です。時には、感情的な考えで行動した結果、いい方向に向かうこともありますがそんなケースは少ないです。
しかし女性は、「この人は好きだから言うことを聞く。」「この人はなんか嫌いだから聞きたくない。」なんて考えで、仕事を選んだり行動してしまいがちです。
あくまでも仕事なので、個人の感情よりも会社全体のことを考えて物事を考える必要があります。
印象や好感は大切ですが、それだけではなくもっと仕事上の損得などを考えられないと、会社的には「この人使えない。」と思われてしまので気をつけましょう。
仕事に対する「積極性」が足りない
これはもう、どうしようもないことなのかもしれません。
なぜなら、男性は働いて出世してお金を稼ぐことが幸せ、女性は結婚をして子供を持って幸せな家庭を持つことが幸せ、のような考えが広く浸透してしまっているので、どうしても女性は仕事に対しての積極性は持ちづらいです。
もし女性が、バリバリ働いて出世してお金を稼いでいても、家族や周りの友達からは「いつになったら結婚して子供作るの?」「そんな仕事仕事で悲しくないの?」と、心配されたり寂しい女だと思われてしまいますよね。
なので、いくら就職をして働き出しても頭のどこかでは「将来は結婚して、仕事も辞めるだろうしなぁ。」と思ってしまうのは仕方がありません。
しかし、周りの男性陣からしたらそんなことは関係ないので、「もっとちゃんと仕事頑張れよ。」と思われてしまいがちです。最低限の努力は、どんな仕事でも必要ですよね。
「使えない」と思ってしまう女性との付き合い方

今の時代、ちょっと強く注意や指導をしたら「パワハラだ!」「ブラック企業だ!」と言われてしまう中、どう接していけばいいのか難しいですよね。
では、もし職場や周りに「使えないなぁ。」と思ってしまうような女性がいた場合には、どのようにして付き合っていくべきなのでしょうか。
イライラの方向を自分に向ける
人に変化や成長を期待して待つのは、時間もかかりますしストレスもかかります。
なので一度、「相手に対してイライラしてしまう原因が自分にあるのではないか?」と、相手に向けていた矢印を自分に向けてみてください。
例えば、

と、思ってしまうような状況の時には

という風に、相手ができない原因を相手のせいにするのではなく、自分の方に原因があるのではないかと考えればストレスは少なく済みます。
「この子が言うことを全然聞いてくれないのは、自分の日頃の接し方が良くないのかも。」「この子がこの仕事ができないのは、そもそもその仕事を任せるべきではなく他の仕事を任せるべきだったのかも。」と、一度自分に原因があるのではないかと考えるようにしてみてください。
そうすれば、ストレスが少なく済むだけではなく、自分自身のスキルアップにも繋がります。自分に原因があるのではないかと考えて、その改善のために自分自身が努力をするわけなので、それは自ずと自分のためにもなりますよね。
人に求めてばかりでは、お互いにストレスになってしまうことが多々あるので、まずは自分自身を見つめ直すいい機会だと思いましょう。
男性と女性の違いを理解する
男性と女性は、身体的にも精神的に違いはたくさんあります。それはもうどうしようもありません。まずはそれをしっかりと理解しましょう。
例えば、力仕事は男性のほうが向いていますが、手先の器用さを求められる細かい作業などは女性の方が向いていることが多いですよね。男性には男性の得手不得手が、女性には女性の得手不得手があることを理解しましょう。
全部が全部そう考えるべきとは言いませんが、男性だからこそできること、女性だからこそできないことがあるのは確かです。
時には、仕事が遅かったりミスが多い時にも「女性だから仕方ない」と考える必要があるかもしれません。

必殺「無関心」
これはもう最終手段です。
いくら自分に原因があるのではないかと自分を見つめ直しても、男性と女性は違うと考えたとしても、何をどう考えても相手に原因があり自分がどんなに努力をしても「使えない」と思ってしまう女性がいた場合、もうその人について考えるのはやめましょう。
時間と労力の無駄になってしまいます。
もし自分の部下だったとしても、他にも仕事を振れる人はいると思いますし、その相手が同僚だったとしてもその人の分も働いて自分の評価に繋げればいいだけです。その相手が、上司だった場合は、なんてことは考えたくもありませんね。
自分なりに努力をして、それでもどうしようもない時には言い方は悪いですが、「いてもいなくても関係ない存在」として、その人のことについて考えるのはやめましょう。
まとめ
女性が社会に出て、企業に就職をして、お金を稼ぐのが当たり前のようになってはきましたが、正直まだまだ社会全体の体制や法律も整備しきれていませんし、個人個人の考え方も女性が働くことに対して変わりきれていません。
また、今回の記事では女性に多いと言われる「使えない」人の特徴をあげましたが、あくまでも女性に多いと言われているだけで男性にも公私混同してしまう人や、仕事に対して積極性のない人はたくさんいます。
そんな中、身体的にも精神的にも全然違う男性と女性が一つの会社で同じチームメイトとして働くためには、女性側の意識改革ももちろん必要ではありますが、男性側も意識改革をする必要があるのではないでしょうか。
人に対して求めてばかりで自分は何もしない、では男性のためにも女性のためにもなりません。
お互いがお互いに尊重し合い、支え合うことができるようになれば、男女ともに今よりも働きやすい環境を作ることができるのではないでしょうか。



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