ある日の昼下がり。お気に入りのカフェで優雅にティータイムを楽しんでいた木佐貫さんの隣の席に、何やらイライラした様子のサラリーマンが腰かけました。

そのサラリーマンの顔は怒りで真っ赤になり、今にも血管が切れてしまいそうなほど。さすがに心配になった木佐貫さんは、思い切って話しかけることにしました。


その男性の言うことには、会社にとにかく仕事ができなくて使えない上司がいて、その上司のもとで働く男性は毎日イライラが募っており、ストレスがピークに達しているんだとか。
しかし、その上司には自分が使えない社員だという自覚がゼロ。自分は有能な上司だと思い込み毎日えらそうに指図をしてくるその姿に、男性は何か手を打たなければ、と焦っているようです。




こんな方におすすめ
- 職場に使えない上司がいて毎日イライラしている
- 使えない上司とはなれたいけれど、自分が会社を辞めるのはイヤ
- できることなら使えない上司に会社を辞めさせたい
Contents
使えない上司とは?
戦いに勝利するには、まずは敵を知ることから。使えない上司の特徴をざっと確認していきましょう。
使えない上司の特徴①とにかくヒステリック
使えない上司の特徴として、感情のコントロールが下手で、とにかくヒステリックだということがあげられます。
特に怒りの感情がコントロールできないのか、部下のミスを見つけようものなら、それがどんなにささいなことであってもギャーギャーと責め立てるのです。
怒りの矛先をむけられた部下だけでなく、周りの社員も「まーた人の揚げ足とって怒鳴ってるよ……」とため息。
いつもは温厚で冷静な上司がここぞというときに厳しい声で部下を叱責するのなら威厳がありますが、毎日のように大きな声でわめきたてる上司はもはや駄々をこねる子供のようで滑稽ですらありますね。
使えない上司の特徴②やる気がない
そもそも仕事へのやる気がない上司というのも存在します。年功序列で勤続年数とともに社内での地位が上がっていくような会社だと、やる気がないにもかかわらず人の上に立つ人物も現れうるので厄介ですよね。
ただやる気がないだけで大人しくしておいてくれるならさほどストレスにはなりませんが、やる気のない上司ほど「おまえらがミスをすると俺に迷惑がかかるんだぞ!」と部下にプレッシャーをあたえがち。
社内の士気を下げるだけでなく、余計なプレッシャーまで与えてくるのではたまったものではありませんよね。
使えない上司の特徴③なんでも部下に押しつける
部下に仕事を割り振るのは上司の役目。しかし、使えない上司にはたいした説明もしないまま「これやっといて~」と部下に仕事を押しつけてしまうという特徴があります。
部下がきちんとした説明や引き継ぎをもとめると、「それくらい自分で考えろ!」と逆ギレ。つまるところ、上司自身が仕事の内容を理解していないのです。
自分が理解できない仕事は部下に押しつけ、ミスがあれば責任をまるっと部下に押しつける。人間性を疑ってしまいますね。
使えない上司の特徴④謎のプライドがある
使えない上司の厄介なところは、仕事ができないにもかかわらずプライドだけは高いということ。
社内での地位が高くなってしまったものだから、無条件に「俺は仕事ができる有能な人間だ!」と思い込んでしまうというわけですね。
謙虚さを忘れて頑固になってしまっては、知識も技術も吸収できなくなるのが人間というもの。地位が上がっても謙虚さを忘れない上司であれば、部下にも慕われるというものですよね。
使えない上司の特徴⑤「俺の若い頃は」を連発する
使えない上司が部下に説教をするときの合言葉ともいえる「俺の若い頃は」。
「俺の若い頃はもっと死ぬ気で契約を取りに行っていたもんだ」、「俺の若い頃はもっと残業をしていたんだぞ」というふうに、自分が若い頃どれだけの苦労をしたという自慢をまじえながら説教をするのが大好きなのです。
しかしそんな話を聞いても部下が「俺も見習ってがんばるぞ!」と思えるはずもなく、「いつの時代の話だよ……」と苦笑いをしてしまうばかり。
時代の流れに乗り遅れてしまうと、「俺の若い頃は」を連発する上司になってしまうんですね。


使えない上司を辞めさせるには?

思い切って言い返して落ち込ませる
「自分の方が立場が上だ」とおごり高ぶっている上司には、1度思い切って言い返してみましょう。
自分より立場が下だと馬鹿にしていた部下に言い返されて、上司はびっくりしてすぐには何も言い返せなくなるはず。
大切なのは、感情的にならずに冷静に言い返すこと。大声でわめきたてているところを冷静に言い返されてしまっては、自分の大人げなさを思い知らされたようで恥ずかしくなってしまいますよね。
ひたすら無視する
1番無駄なエネルギーを使わずにすむのは、ひたすら無視をするという方法です。
無視をするというのは、上司に話しかけられても聞こえないふりをするという意味ではありません。上司のお説教や無理難題をさりげなく受け流すということです。
くどくどとお説教をされても、ひたすら「はい、はい、おっしゃるとおりです」と受け流す。無理な仕事を押しつけられたら、「今別の仕事にとりかかっているため、それが終わってからの対応になりますがよろしいですか」とやんわりと自分には対応できないことを伝える。
上司を辞めさせる方法としては効果は弱いかもしれませんが、あなたのストレスをてっとりばやくやわらげるには最適な方法であるといえます。
社内ニートになるように仕向ける
どうせ仕事に対するやる気がなく、仕事の内容も理解していない上司なら、いっそのこと徹底的に仕事を回さないようにしてしまいましょう。
「僕がこれやっときますね!」と上司の仕事をどんどん奪ってしまえば、最初は「部下が意欲的に働いていてけっこうなことだ」と上司はご満悦かもしれません。
しかし、だんだん仕事がなくなり手持ちぶさたになった上司は、自分が社内ニートになってしまっていることに気がついて焦り始めるでしょう。
そんな矢先、部下が直属の上司である自分を飛ばしてもうひとつ上の上司に仕事の相談や業務内容の確認をしていると知りでもしたら……。
会社にいづらくなってしまい、退職に追い込まれる可能性も低くありません。
「あの人は使えない」という雰囲気を作る
あなたが「あの上司は使えない」と感じているということは、周りの社員も同じように感じている可能性が高いですよね。
みんなで結託して、「あの人ほんと使えないよね」という雰囲気を作ることができれば、上司はたちまち会社にいづらくなってしまいます。
周りの協力を得ることができれば、上司に言い返すことも上司を社内ニートにしてしまうこともたやすくなりますよ。


まとめ

- 使えない上司には、ヒステリック、やる気がない、なんでも部下に押しつける、「俺の若い頃は」を連発する、謎のプライドをもっている、などの特徴がある
- 使えない上司を辞めさせるには、思い切って言い返したり無視をしたり、社内ニートになるよう仕向けるなどして「あの上司は使えない」という雰囲気を作るのが効果的
- 使えないだけでなくパワハラがひどい上司なら、すみやかに証拠を集めて人事部や労働基準監督署に相談すること!




- 1年で年間1万3000社以上の求人が出る、中小から大手まで幅広い求人、外資系企業も1400社以上
- 累積45万名以上が転職に成功、転職決定者は年間約2万3000名以上
- 62.7%の人が年収アップを経験

- 公開求人数/非公開求人数 約6万6千件/約13万6千件
- 業界№2の大手
- スポーツキャリア、ウーマンキャリアなどdoda独自の働き方を提案
- 「年収査定」「キャリアタイプ診断」「レジュメビルダー」など転職に役立つ無料セミナーが好評。

- 公開求人数 50,000件以上
- 求人の特徴 80%が非公開求人
- 2019年オリコン顧客満足度1位、年収アップ率67.1%以上