こんにちは、転職マスターの木佐貫です。転職しすぎて妻に心配されました。
履歴書を書くのは得意なんですよ。だって30歳で8回も転職してますからね。自慢になりませんが。
会社を半年とか1年とかで辞めてしまった人だと本当に不安になりますよね。
私みたいに転職回数が多いと「転職できるのかな?」とか「イメージ悪いよな」と心配になる方がいらっしゃいますが、大丈夫です。面接官から好印象を持ってもらえれば、転職はできます。
この記事では、転職回数が多めの人に向けて、履歴書と職務経歴書の書き方をレクチャーします。
履歴書と職務経歴書で困るのは職歴欄なんですよね。私みたいに転職回数が多い人は、普通に書くと書ききれないことがあるんです。
この記事を読んでいただくと、応募先の人事に自分の魅力が伝わるような履歴書の書き方が分かり、転職活動がうまくいくようになります。
この記事の内容
- 履歴書は簡単に、職務経歴書は詳細に書きましょう
- 面接官には職務内容に興味を持たせましょう
- 短い職歴も正直に伝えたほうがいいです
- 企業とマッチしていれば採用されます
Contents
【転職回数が多い人必見】履歴書と職務経歴書の書き方の例

説明を読む前に、サンプルをとりあえず見てもらったほうが分かりやすいと思います。
なので、転職マスターの私が理想的だと思っている書き方をご紹介します。
結論から言うと、履歴書は簡単に、職務経歴書は詳しく書くのが良いです。
履歴書のサンプル

引用:転職ノウハウ
履歴書の書き方
会社名や部署名は、端折らずに正式名称で書くのがマナーです。
短い期間しか働いていない会社があるかもしれませんが、そういう会社も基本的にはすべて記入します。職歴が短い会社は、入社と退職を2行で書くと良いでしょう。
しかし、勤めていた期間が短かったとしても応募先企業に関係する業務だった場合は、仕事内容も記入したほうがいいです。面接のときにアピールになりますよ。
上のサンプルの場合は、()で応募先企業に関連する業務を書いておき、「※」以下で役に立つスキルを持っていることをアピールしています。
また、派遣で働いていた企業を書くかどうか迷うことがありますが、これは書かなくても良いと考えます。理由は、職歴として認めない企業が多いからです。
でも、そうすると空白期間ができてしまいますね。この後に、面接での空白期間の伝え方についてお教えします。
職務経歴書のサンプル


職務経歴書の書き方
職務経歴書では、履歴書にざっくりと書いた内容を深堀するように書いていきます。
職務内容と職務年表を分けるといいですよ。
職務内容がまとめて書かれてあると、面接官は転職回数よりも職務内容に興味を示してくれます。
職務内容を詳しく書いた後、その職務内容に基づいたスキルや自己PRを書きます。そうすることによって、職務経歴書に一貫性が出るので、採用担当者は「自社にとって役に立つ人材だ」と感じます。
面接でのポイント

書類だけに力を入れていても転職は成功しません。
面接が正念場ですよね。そんな面接でも大事な伝え方があります。
「長く働いてくれそう」と思ってくれればOKです
先日ツイッターでこんなことを発言しました。
「入社したら活躍してくれそうな人物か?」「仕事に対して何を考え、どんな風に行動する人なのか」「問題点や課題の認識力は?」などを見られています。
— 木佐貫@30歳までに8回転職した男 (@tensyokumarche) July 25, 2019
このように、面接官はかなり多角的に転職者を見ています。
当然のことですが、面接官は、転職回数が多い人に対して「またすぐ辞めるんじゃないか」とか「腰を据えて働けないんじゃないか」といったネガティブな印象を持ちます。
そんなネガティブな印象を変えるために、以下のことについてはっきりと説明できるようにすると良いですよ。「長く働いてくれそう」と思ってもらえるのがゴールです。
- キャリアの一貫性
- ステップアップしたこと
- 身に付けたこと
- 自分が貢献できること
- 意欲
- 実績
- 退職理由
など
面接官が一番不安に思っているのは、おそらく退職理由です。
退職理由は、「自分が原因で会社を転々としてしまったことを反省しています」というように伝えることが大事です。辞める原因を会社のせいにしていたら、面接官に「会社のせいにして、また辞めるんじゃないか」と不快感を抱かれてしまうからです。
しかし、会社都合の退職でも、本当に自分ではどうしようもないことだってあります。そのときは、ちゃんとした理由を話すことが大切です。
さらに、「次で最後の転職にしようと思っています」と伝えることで長く働く意欲を見せることが大事です。
短い職歴を省いた場合は、面接官に先に伝えておくほうがいいです
3か月や半年で辞めてしまった会社があって、職歴欄に書ききれないこともあるでしょう。その場合、省くしかないです。でも、職歴を省くと面接官から「この期間は何をしていたんですか?」と聞かれます。
なので、面接官の不安を真っ先に取り除いてあげるために、「短い職歴は省いています。」と伝えておくべきです。
短い職歴についてもきちんと伝えておかないと大変なことになりますよ。
入社後にばれたら、最悪の場合、経歴詐称で解雇されますからね。雇用保険の食い違いなどで経歴詐称がバレることがあるようですね。
企業とマッチすれば採用されます
35歳以上であっても、企業とマッチすれば採用されるケースもあります。当然35歳未満でないと採用はしないという企業もあるとは思います。それでも現在人手不足の会社は山程あります。
そういった背景から様々な年齢層の求職者がいて企業も理解している現在の状況は間違いなく転職者に有利です。— 木佐貫@30歳までに8回転職した男 (@tensyokumarche) July 25, 2019
このツイートの通り、今は人手不足が深刻な企業も多いので、転職者には有利な環境です。転職回数が多く、次の転職が不安だったとしても、企業が寛容になってきていると思います。
転職回数は確かに不安になりますが、それよりももっと大事なことがあります。
保有しているスキルが応募先企業に合っていることです。転職回数が多くても、自分のできることや、やりたいことを正直に話せる人には魅力を感じるんです。
意外に思われるかもしれませんが、転職を重ねた末に自分のやりたいことが見つかった人もいます。転職回数が武器になることもあるのです。
それでも不安なら転職エージェントを利用しましょう

ここまで記事を読んでくださった方でも、「まだ不安だな」とか「実はそんなにスキルないんだよな」といった気持ちを抱えているかもしれません。
では、転職エージェントを利用してみてはいかがですか。一人でやるよりもよっぽど楽ですし、私はリクルートエージェントで転職に成功した経験があります。
まとめ

転職回数は大きな不安になると同時に、武器に変えられることもあります。
この記事のポイントをおさらいします。
- 履歴書は簡単に、職務経歴書は詳しく書くと伝わりやすい
- 「やりたいこと」や「できること」を正直に話して長く働く意欲を見せれば採用される
- 転職回数は武器になる
以上です。最後に、転職マスターの私から金言を贈ります。
およそ一年に一度のペースで転職を繰り返してきました。
「会社が嫌だと思ったらすぐに転職する」そんなスタンスです。常識はずれ?逆に一度も転職しないのは真剣度が足りないと思います。学生時代の価値観で選んだ会社に一緒残るほうが思考停止でしかありませんよ。
— 木佐貫@30歳までに8回転職した男 (@tensyokumarche) July 26, 2019


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