



じゃあいっそ、海外で働いてみたら?


という訳で、今回は悩める子羊さんと一緒に海外転職について考えてみたいと思います。
海外転職には良いことが沢山あります。例えば今の職を極めてキャリアアップが計れます。今までのしがらみを捨てて、誰も自分のことを知らない世界で一から関係を築くことができます。
また、毎日残業の日々から解放されて、自分のペースで働けるようになれます。仕事終わりに青い海、白い砂浜を散歩して疲れを癒せます。新しい世界に身を置けば、きっとあなたの知らない新しい扉を開けるかもしれません。


例えば、言葉が通じなくて転職するはずがお金を取られて捨てられたり、その国々での独特のルールに振り回されたりと、何も知らなければ大変なことになります。
海外で就職、転職した人で
なんで日本人ってそんなにあくせく働いてんのー? 海外見習ったらー?
という事が言える人は、実は日本でホワイト企業に就職できた人と同じで、運と実力が備わった方
起業して失敗した人、転職したけどすぐ切られた人、残業いっぱいしてる人、いるにはいる— ヤ行上二段 (@commandoHAVOC) October 11, 2017


転職に失敗しない方法、それは失敗しないための知識を身につけるです。この記事で一緒に海外転職に関する知識を身に着けてから転職について動き出しましょう。大丈夫です。簡単な話ばかりで、難しい話はしません。
それに、ある方法を使えば、日本で転職するのと同じ様な感覚で海外で働くことが出来ます。


では早速そのこれから方法を学んで行きましょう。
Contents
海外で働きたい!海外での働き方って?

一口に海外で働くと言っても働き方は色々あります。ここではワーキングホリデー、自力転職、転職エージェントを利用するの3つの方法を紹介します。


どの方法にもメリットどデメリットがあります。それを理解した上で方法を選ぶことで、後悔なく転職することが出来ます。
ワーキングホリデー
まずは、簡単にワーキングホリデーについて解説します。
ワーキングホリデーとは海外旅行とは違い長期滞在の許されるビザです。18歳から30歳の日本国民なら日本とワーキングホリデー協定を結んだ外国に1~2年の滞在許可が下り、その間に就学、旅行、就労と生活することが許されているとても貴重な制度といえます。
ビザが切れるまでの間に仕事の他に、語学の勉強や旅行もできちゃうんですね。
- 働くだけではなく勉強や旅行も出来る
- 自由時間が多い
- 自分のペースでその国の文化に溶け込める
- 同じ国で就職する場合に色々分かっているので有利
- 年齢制限がある
- 行ける国が限定される
- 1~2年したら日本に戻らないといけない
- 一度しか使えない
- 目標がないとダラダラとただ時を過ごして終わってしまう


ワーキングホリデーでは働きながら旅行が出来るなど自分の時間を好きに過ごせますが、こう過ごしたいというビジョンがないとただダラダラと時を過ごして終わりそうですね。もし何もせず過ごしてしまったら、帰国してからの履歴書に空白の1年が、なんてこともあるかもしれません。
海外で働くってどんな事が知りたい方にはおすすめです。
自力で転職
自力で転職をするというのは、海外向けの転職サイトで自ら応募して企業の駐在員として働く方法や、実際に海外に赴き現地の拠点で採用してもらう方法があります。海外で起業する場合もこちらを参考にして下さい。
- 全ての事を自分のペースで出来る
- 自分の働きたい職業に就いて働ける
- 働きたい国で働ける
- 自ら行動するため早くその国の言葉や文化に馴染める
- ビザの取得や予防接種など全て自分で調べて準備して行く必要がある
- 実際に現地に行かないと採用情報などが分からないときもある
- 現地語や文化を学んでいかなければ騙されたり働けなかったりする可能性もある
- 転職サイトを利用して転職した場合、自分の思っていた通りに海外に行けない可能性もある


テレビのドキュメンタリー番組で「夢を追いかけて、今は本場の国で活躍しています!」と言うのを見たことがありませんか。そういう自分の目標が決まっていてそれに向かってまっすぐ動ける人が自力で転職できる成功者と言えるでしょう。
逆に言うと、何となく海外に転職したいという思いだけで現地に飛んでしまうと痛い目を見るかもしれません。
転職エージェント
最後は、私が1番おすすめする転職エージェントを利用して海外で働く方法です。現地に詳しいコンサルタントを通じて海外で就職するためのサポートを受けられる事が特徴です。
- 自分にあった職場や働き方を紹介してくれる
- 日本にいながら日本語で現地の情報を仕入れることが出来る
- 現地の転職サポートをしてくれる上に面接対策もしてくれる
- 内定後もアドバイスをくれるところもある
- 転職エージェントに紹介されていない国には転職できない
- コンサルタントも人間なのではずれに当たると転職までの道が遠のく


コンサルタントに就職活動について何でも相談できるのが転職エージェントの魅力です。自分の強みは勿論、自分にあった会社の紹介、履歴書や面接のアドバイス、更には現地特有のしきたりやマナーなんかもバッチリ理解しているのがコンサルタントです。
私は過去に国内で転職エージェントにお世話になっていますが、わずか2回目の面接で就職することができました。私の転職エージェント体験については以下に書いてあります。
とにかく、迷ったら転職エージェントに登録することが海外に転職する一番の近道です。
転職エージェントはどこに登録すべきか

ここからは海外転職をするのにおすすめな転職エージェントを紹介します。海外とつながりのある転職エージェントはとにかく沢山あります。どの転職エージェントを選ぶかで、今後の人生が大きく変わります。大切なことは自分のタイプに合った転職エージェントに複数登録することです。


色々調べた結果、特定の転職エージェントに登録したとします。でも、選びぬいた転職エージェントのコンサルタントとの相性が悪かったらどうしましょう。ブラック企業に転職させられたりするかもしれませんし、そもそも門前払いされるかもしれません。
更に転職エージェント毎に独自に持っている非公開求人というものがあります。もしあなたが選ばなかった転職エージェントに、自分にピッタリの会社があったらどうしますか。あなたがコンサルタントとヤキモキしている間にライバルに求人を取られてしまうかもしれません。


転職エージェント毎に『私達はこういう人材を求めていますよ』という特徴があります。自分のキャリアを上げたい人向け、初心者向け、国別にも別れています。自分がこうしたいというブレない軸を定めてから登録することをおすすめします。



これからは数ある転職エージェントをタイプ別に紹介します。自分にあったタイプを見て、少しでも気になるところがあったら是非登録しましょう。
海外でキャリアアップを図りたい人向け転職エージェント2選



まずは今持っているスキルや給与を上げたい方向けの転職エージェントを紹介します。
こんな方におすすめ
- 今の会社では自分のスキルを上手く評価されていないと感じている人
- 自分のスキルを使ってもっと大きな事をしたいと思っている方におすすめの
- 現状からスキルアップ、キャリアアップを図りたい人
自分の市場価値を高めるためにおすすめの転職エージェントを紹介します。
JAC Recruitment

- 専門的なスキル、マネジメント経験、海外就職経験がある方向け
- コンサルタントが企業とも密に連絡をとっている
- 求人がある国:シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、韓国、香港、ベトナム、インド、英国、ドイツ
ロンドン発の日経転職エージェントで、英国とドイツ、アジア8カ国に広がる独自のグローバルネットワークが特徴です。各業界や職種に特化した総勢約650名のコンサルタントが所属しており一人ひとりが専門的なスキルを持ち合わせています。現職が忙しい方向けにコンサルタントとの面談を電話で受け付けています。
専門的なスキルを持ったスペシャリストや、マネジメント経験、すでに海外での就職経験がある方向けです。コンサルタントの方が企業との連絡も密に取っているので、専門的な知識は勿論、条件交渉にも応じてくれるそうです。
この転職エージェントを利用する方は急いでいるというより今の自分のキャリアを伸ばしたいという方が多いようです。また、サイトには30代以降の転職エージェントと書かれていますが、スキルを持っていれば20代でもこちらの転職エージェントを利用して転職することが可能です。
技術職でスキルのスペシャリストか、マネジメント経験がある会社で上に立っていく方におすすめの転職エージェントです。
詳しくはこちらにも書きました。
Spring転職エージェント

- 専門的なスキル、マネジメント経験、海外就職経験がある方向け
- コンサルタントが専門職部門ごとにチームを組んでおり、より専門的な知識を持っている
- 活動拠点が世界60ヶ国、扱っている業種も幅広い
スイス発の人材派遣会社が経営する海外シェア一位の転職エージェントで、世界25カ国に渡る独自のグローバルネットワークが特徴です。高度な専門性を持ったコンサルタントが1000人以上在籍しており、新卒からハイクラスまで幅広いレベルの方に対して転職活動をサポートしています。
選べる業界も幅広く、また「HR&ファイナンス」「セールス&マーケティング」「IT&エンジニアリング」「ライフサイエンス&メディカル」の4つの職種専門部門があり、さらには各部門において産業・職種別の専門チームを編成しています。
これによって、職業毎の専門的なサポートを受けることが出来ます。現職で培ってきたスキルを利用して海外でキャリアアップを図りたい方におすすめです。
キャリアがなくても海外で働きたい



ここからはキャリアとかは無いけど海外で働いてみたい方向けの転職エージェントを紹介していきます。
こんな方におすすめ
- スキルは無いけど海外で働いてみたい人
- 職場関係も友人関係も一新したい人
- テレビで見て何となく海外生活に憧れる人
今からオススメする中には英語力なし、スキルなし、海外未経験でも転職できる求人を紹介しているところもあります。
気になったら是非登録してみて下さい。
アジアで働くための転職エージェント2選

アジアへの転職が今熱いです。バラエティ番組の海外移住をきっかけに転職して移住する方が増えているようです。また、転職だけではなく永住先としても人気のようです。理由は、日本に身近だからです。
欧米に比べて交通費が安く、移住に必要な手続きが簡単な国が多く、なんと行っても物価が安いことが魅力です。そんな気軽に行けて人気なら、人生のうち一度は経験してみたいですよね。


ここからはアジア圏への転職エージェントを紹介します。
カモメアジア転職

引用:カモメアジア転職
- 各国毎にスポーンサーが多く点在している求人をまとめて見ることが可能
- 特集記事のコンテンツが豊富で転職体験した気分になれる
- 求人のある国:シンガポール、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、インド、フィリピン、香港・マカオ等
リクルートがスポンサーをしている転職エージェントです。特集記事の中にはキャリアパスや体験談など様々な事が書かれていて、アジアに転職することをより身近に感じることができると思います。スカウト登録することで現地在住のコンサルタントがその目でしっかりと確認した求人を紹介してくれます。
気になった方は是非スカウト登録してコンサルタントと話をしてみて下さい。
姉妹サイトとして中国圏専門の転職エージェントであるカモメ中国転職+アジアがあります。
参考:カモメ中国転職+アジア
REERACOEN

引用:REERACOEN
- コンサルタントとどの国に転職するかから相談できる
- アジア各国の情報がまとめて知ることが出来る
- 求人のある国:タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、マレーシア、シンガポール、インド等
ネオキャリアグループの転職エージェントです。コンサルタントが各国の情報を持っているため、何となくアジアに転職したいけどどの国に行けば良いんだろうと言う悩みから寄り添ってくれます。
国が決まった後は現地に駐在する日本人コンサルタントがキャリア構成や現地での生活情報を丁寧に紹介してくれます。海外転職について一から知りたい方にとってはピッタリな転職エージェントだと思います。
アメリカやカナダで働くための転職エージェント2選

やっぱり海外といえば欧米と言う考えも多いと思います。しかしヨーロッパ圏、オセアニア圏は就職が厳しいです。なぜなら移住するにも審査が厳しく、また物価も高いため生活していく事自体が大変です。
残念ながら今回はヨーロッパ圏の転職エージェントを見つけられませんでした。一方、アメリカは人種のサラダボウルと言われているだけあって、転職エージェントを見つけることが出来ました。


洗練された町中で働きたい、英語力を付けたい、アメリカンドリームを叶えたい方向けの転職エージェントを紹介します。
パソナ N A

引用:PASONA NA
- バイリンガルのコンサルタントが色々サポートしてくれる
- 正社員以外の働き方も探せる
- 求人のある国:アメリカ、カナダ
大手人材派遣グループパソナグループが運営する、アメリカやカナダに特化した転職エージェントです。経験豊富なバイリンガルのコンサルタントが履歴書の書き方や、働き方の相談、仕事開始後のフォローアップまでサポートしてくれます。
また、パソナは正社員以外にも派遣社員や紹介予定派遣と言って直接雇用の前に一定期間派遣の雇用形態で仕事を行う事も出来ます。
QUICK USA

引用:QUICK USA
- バイリンガルのコンサルタントが直接希望を聞いてくれる
- 公式Twitterで中の人の様子も伺える
- 求人のある国:アメリカ
ロサンゼルス、ニューヨークを拠点に活動している日系企業の米国法人です。範囲はアメリカ全土ということで、地域ごとの特集も組まれています。また、アメリカで活躍中の社会人や留学者に向けて転職支援を行っています。
更に公式Twitterも稼働してます。
「QUICK USAのPick Up求人」では、カリフォルニアの最新求人をご紹介しています。よろしければ記事をご覧ください。→https://t.co/Y3sZ8ORIPA
— QUICK USA アメリカ求人 (@919usa) May 30, 2019
Twitterは中の人の性格が出ます。どんな雰囲気なのか様子を見るのに良いですね。さらに、グループ会社では中国、ベトナム、メキシコ、イギリスにも拠点があるそうです。
まとめ

今回は海外の転職について紹介しました。
- 海外に転職する方法は色々あるけど転職エージェントがおすすめ
- 海外に転職することでキャリアアップを図れる
- キャリアがなくても海外に転職する事ができる
- ノンキャリアで転職したい場合は地域を選ぶ事が海外転職への近道


最後に、一つだけ海外転職を成功させるコツをお教えします。
それは『転職を希望している国を実際に旅行して感触を確かめる』という事です。
考えるより生むが易しです。少しでも気になる国があったら、一度訪問して実際の空気を感じることが、よりその国への転職を有利に進めます。




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