

久しぶり。うん、元気だよ…
仕事は…まあまあかな。

どうしたの、あんまり元気そうに見えないけど。
仕事で何かあった?

実は転職を考えていて。

そうなんだ。今の会社、そんなに大変なの?

まあね。残業も多くて、仕事内容にもやりがいを感じられないんだ。
何のために働いているのか分からなくて。
そんな働き方をするくらいなら、20代っていう若いうちに今の会社を辞めて、別の職場を探そうと思って。

そっか。実はね、私も転職しようと思っているの。
残業とか労働環境的にはそんなに問題はないんだけど、私も今やっている仕事に満足できなくて。
このままだといけないと思ったんだよね。

でもさ、転職って結構不安だよね。
もし失敗したらとか、もし新しい職場が見つかったとしても、また同じようなことの繰り返しになるかもしれないとか。

すっごく分かる、その気持ち。
相談できる人もいないし、転職活動のやり方だってイマイチ分からないし。
結局今のままでいた方が楽なのかなって思ったりもする。
誰か助けてーー!!

君たち、転職を考えているんだって?

え?

あ、ごめんごめん。
君たちが話してるの聞こえちゃって。
僕、木佐貫って言います。
僕も転職の経験があってね。だから僕で良ければ力になるよ。

本当ですか!?

助かります!!

良かった。
転職って勇気のいる決断だと思うんだ。君たちも話していたように、転職活動しているとたくさんの不安が襲ってくる。
その不安を払いのけるには正しい知識と強い意志が必要なんだ。でないと、転職活動に失敗し、転職を決めた後悔と自責だけが残る。
若い君たちにはそうなってほしくない。
だから、転職成功のために僕の話を聞いてほしい。
きっと君たちの力になるから。

ありがとうございます。

よろしくお願いします。
Contents
転職する理由をはっきりさせる


さっそく始めようか。
まずは、転職する理由を明確にすることが大切なんだ。
ここで、20代の人たちが転職する理由ランキングを見てみましょう。
1位 ほかにやりたい仕事がある
2位 給与に不満がある
3位 残業が多い/休日が少ない
引用:doda
正直、想像通りな理由ですよね。
新卒として夢や希望を持って入社したあの頃とは似ても似つかない現実。
「こんな仕事をするためにこの会社に入ったわけじゃない」「残業は多いし、休みは少ない、言ってたことと違う」なんて叫びたくなる気持ちを抑えて働いてきた若者がたくさんいます。確かに理想を現実にするのは相当の努力が必要です。そんな簡単にできることではありません。

それじゃあ、働くことに夢や希望を持っても意味ないんですか?

そんなことない!!
絶対に。
労働者は、1日のほとんどを仕事で終えます。それが1週間続き、1か月、2か月、3か月…そして1年と続きます。それを毎年、何十年も続けます。
人は一生のうちに82,560時間働くそうです。(参考:note)
労働者にとって仕事は人生そのものといっても過言ではありません。もちろん仕事だけが人生ではありません。趣味をたくさん持っている人もいるでしょう、家族との時間を大切にしている人もいるでしょう。
でも、82,560時間もの間、夢や希望を捨てて働いて得られるものってあるのでしょうか。お金ですか、地位ですか。

82,560時間の中で、自分の夢や希望を叶えることは許されないのだろうか。いや、私はそうは思わない。
働くことに夢や希望を持つことは素晴らしいことだよ。断言できる。
私は大学生のころ、働くことを楽しみにしていたんだ。働くことで新しい出会いがあり、新しい知識を得ることができると思っていたからね。
大きな夢ではないよね。ちっぽけなことだよな。でも、いいんだ。ちっぽけなことでも自分の思い描いている未来になればそれでいいと思っていたからね。
「やりたい仕事」「いいお給料」「十分な休日、プライベートの時間」すべてを叶えて仕事している20代はどのくらいいるのでしょう。
ここで仕事の内容、労働条件別の満足度を見てみましょう。
20代男性 内容:59.6% 労働条件:56.3%
20代女性 内容:59.5% 労働条件:62.7%
引用:内閣府
私は正直驚きました。こんなに多くの20代が仕事内容や労働条件に満足しているのかと。
皆さんはどうですか。「僕、私はこの中に入っていない」と思っている人はいませんか。

でも大丈夫。私はこの中に入っていない残りの40%の君たちの味方だから。
前置きはここまで。ここからは「転職理由を明確にせよ」について詳しく話していくね。
先ほど、転職理由のランキングを見ました。あれはあくまでランキングの結果です。すべての人があのランキングに当てはまるわけではありません。
転職をする理由は何でも構いません。でも、その理由を確固としたものにしてください。なんとなくでは転職は失敗します。

転職理由って、多くの場合、今の会社の良くない部分が原因だったり、今の会社での仕事や環境面での不満が原因だったりするよね。

確かに。ランキングでも仕事内容やお給料、残業への不満が理由っていうのが多かったです。

つまり、転職理由でもある、今の会社での不満が改善されるような職場を見つけなきゃいけないってことですよね?

ああ。転職理由はただの辞めるための理由ではないんだ。
転職後、自分が少しでも満足して仕事ができるための大切なチェック項目なんだ。
だから「なんとなく」で考えていると、結局同じ理由でまた転職することになりかねない。
転職を考えている人はきっと、何か自分にとって大きな決断ポイントがあったから「転職」という二文字が頭に浮かんだのだと思います。
転職は悪いことではありません。まして20代というこれからを生きていく皆さんです。転職で皆さんの夢や希望が少しでも叶うのであれば全力で応援します。
だから口酸っぱいですが、もう一度言います。

転職する理由は明確にしてください!!
次の職場で同じ理由で苦しまないためにも。
転職後、どうなりたいかを明確にする


次に考えてほしいことは、転職後の自分だ。
なんとなくで転職先を決めることだけはしないでください。あなたの勇気ある「転職」という決断が無駄になります。
転職後の自分とはどういうことか。
- 入社後、自分は会社にどう貢献できるのか/したいのか
- 将来的にどうなりたいのか
私はこの2つが大切だと考えています。
入社後、どう貢献するのか
会社に貢献できない人を雇いたくはないですよね。企業は企業の力になってくれる人を求めています。
ここで、私の就職活動の話を少しだけします。

私は、第一志望の企業(ここではA社)が決まり、その企業の志望動機を考えていたんだ。
その時の私はA社に入りたい一心で、A社の魅力や自分の想いだけを志望動機として書いていたんだ。

別にいいんじゃないですか?
想いだって伝わりそうだし。

私も最初はそう思っていたんだ。でも、母に書いたものを見せたときに、「それで、A社にどう貢献できるの?」と一言言われたんだ。
「え、A社に入りたいっていうのじゃだめなの?」と本気で言い返したんだ。
そしたら、母は「その想いは大事だけど、〇〇が入社することで企業にとってどんなメリットがあるのかを言わなきゃだめじゃない?」と言ったんだ。

お母さんの言っていることは正しいですね。企業が木佐貫さんを採用したいと思うには、木佐貫さんが入社することでどういう風に企業にとってプラスになるかを伝えないといけないですよね。

その通りなんだ。想いだけではだめってことに気づいたんだ。
企業側は自分たちの仕事への理解やその人がどういう想いで働こうとしているのか、その想いのもとでどのように企業に貢献してくれるかを知りたいんだとその時気づかされた。
転職だって同じです。企業側は、あなたが前の会社で得た知識や技術、仕事に対する考え方をどう生かして、貢献へとつなげてくれるのかを知りたいのです。
働いたのはたった1年、2年だったかもしれません。でも1年、2年の間で学んだことが必ずあるはずです。どんななに小さなことでもいいんです。
どんなにちっぽけなっことでも、あなた次第で大きな力になります。それを転職先の会社でどう花開かせるかを考えてください。
企業はあなたが貢献してくれることを望んでいます。だから自信を持って、「僕、私は〇〇を学び、それを御社で〇〇という形で生かし、御社に貢献したいです。」と言ってください。
将来どうなりたいのか
「まだ入社もしていないのに将来のこと聞かれても分からないよ」って思っている人はいませんか。

はいはいはーい!!

私も就活をしていた頃はそうだった。
でも、面接では聞かれるんだよね、「将来、どうなりたいですか」って。
「いや、分かんないよ」って心の中で突っ込んでたよ(笑)
まあ、でも面接で言わなきゃいけないから、結構真剣に考えたよ。で、その時に思ったことなんだけど、別に大きな夢じゃなくてもいいんじゃないかって。
大切なのは、どうしてそうなりたいのか、そのためにどうしなければいけないのかを自分でしっかり考えることだと思うんだ。

なるほど。木佐貫さんってすごい考え方が大人だよね。冷静っていうか。

私もそう思います。
だって、将来のこととか聞かれたらちょっと見栄張って、大きなこと言いたくなるもんじゃないですか。
「夢は大きく」って言いますよね。まあ、それも一理あるとは思います。でも、それよりも自分が何を目指し、そこに向けてどうしていくべきなのかを考えられる方がよっぽど大切だと思います。
だから、転職活動中「将来、どうなりたいですか」って聞かれても慌てないでください。
大きなことを言う必要はなく、自分なりの将来をその過程も含めてしっかり話せれば大丈夫です◎
悔いのない転職活動をする
まず、これまで話してきたことをまとめます。
転職活動において、これら3つをしっかりと考えて行動することが何より大切です。

この3つが大切なのは分かりました。
でも、どう行動に移していけばいいのか分からないんです。
自分でできることは自分でやる

就職活動同様、転職活動も積極的に行動していく必要があるんだ。
何をすればいいのかって?
- 自己分析
- 企業研究
- マナーを身につけること
- 自分の想いを伝える練習


なんか、就活の時と変わらないような。

そうだね。
でもよくよく考えてみると、転職活動も就職活動も、自分が働く場所を見つけるための活動だよね。その点では何の変りもないと思うんだ。
だからこそ、就職活動で必死にやった自己分析や企業研究、マナーの身につけ、面接練習をしっかりやる必要があるんだ。

なるほど。転職活動も就職活動と同じくらい、もしくはそれ以上頑張らないといけないんですね。
でも、やり方なんてもう忘れてしまいました。
どうしましょ。
そんな方いませんか。でも大丈夫。参考までに私が活動中に学んだことをご紹介します。
・長所と短所をできるだけ多く挙げる。(多いほうがやりやすいです)
・挙がった長所と短所をグループ分けする。(同じグループに長所と短所があってもいいです)
(なんとなく自分がどんな人間なのか見えてきましたか)
・どれか一つのグループを選んで、自己PRを作ってみてください。
(自分では分からなかった自分が見えてくるかもしれません)
企業研究については、私は苦手で、正直、紹介できるほどのことはしてません。すみません。
でも、やって良かったこと、やっておくべきだったことを少しだけ紹介させてください。
やって良かったこと
- 企業の方の話を直接聞いたこと→直接会って話すのが何よりも大切
- 求めている人物像を企業理念から考えたこと→求めている人物像と自分がマッチしているかを判断することが大切
- 同業他社の話を聞き、比較対照したこと→決め手となる何かを得られることが多い
やっておくべきだったこと
- 1社でも多くの企業情報を得ること→少ないと、視野が狭くなり、比較対照できない
- 企業研究セミナーに行くこと→結局自分のやっている企業研究が正しいのか不安だった
- 一度教わったことは忘れないように、即実行→実行することで定着し、自信になる
- 正しい言葉遣いばかり気にしすぎない→企業の方も完ぺきな言葉遣いを求めていない
- 面接練習はお風呂場など一人でもできる→相手がいないとできなそうですが、意外と一人の方が頭の中を整理しながら練習できる
どれも就職活動中に嫌になるほどしてきたことだと思います。でも、もう一度自分を見つめ直し、企業への理解を深め、更には自分のマナー力や伝える力を鍛えなおしてください。それがきっと転職活動成功への第1歩になるはずです。
プロに相談する

自分でできることはもちろん自分でやるべきだよね。
でも、自分1人ではどうにもできない時もきっとあるはず。
そんな時は迷わずプロに相談してほしいんだ。
ここで紹介するのは転職サイトです。皆さんの助けになってくれます。フルに活用してください。

でも、どの転職サイトがいいのか分からないです。
フル活用するなら、いい転職サイトを使いたいし。

今から、主な転職サイトを紹介するから、参考にしてみてほしい。
<ほとんどの人が利用 定番のdoda>

引用:doda
- 日本最大級の求人数
- 非公開求人数が7万件
- 専任のスタッフが徹底サポート
参考:転職Finder
こんな声もありました。
DODAは求人の数が多いだけでなく
転職時のサポートも充実しているので
好条件の職場へ転職しやすくなります。私もDODAで新しい仕事を探しました。
引用:Yahoo!知恵袋
「専任のスタッフが徹底サポート」
なんて心強いでしょうか。自分でできるところには限りがあります。それを補ってくれるのが転職のプロです。
サポートの充実さは大きなポイントですよね。
専任のスタッフがサポートしてくれるdodaなら、あなたに合った企業が必ず見つかるでしょう。
<求人数、実績共にNo.1 リクルートエージェント>

引用:リクルートエージェント
- 何といっても求人数の多さ
- 業界の偏りがない
- 非公開求人数十万件
参考:転職Finder
求人数が多いというのは大きな魅力ですよね。
また、業界の偏りがないことで、視野が狭まることなく自分に合った企業を見つけられるのはいいですね。
公式サイトにも書いてありましたが、言い出しにくい「年収」「条件」などの交渉もしてくれるようで、頼もしいですね。
エージェントの方も非常に対応が良いですよ。
紹介してくれた案件に応募してもまず書類が通りません(泣)
1人の募集求人にリクルートエージェントから数百人が応募しているのは当たり前ですからね。
引用:Yahoo!知恵袋
利用者数が多いが故の欠点ですね。
利用者が多いということは信頼度も高いですが、リクルートエージェントだけを利用するのは避けた方がいいですね。
他のサイトとの併用が望ましいです。
<20代30代に強い マイナビAGENT>

引用:マイナビAGENT
- 20代30代の高い転職決定率
- 転職担当者の高い評判
- 一人一人への丁寧な対応
参考:転職Finder
20代30代の転職に強いのは魅力的ですよね。
求人数や登録者数は先の2サイトには適いませんが、それ以上に担当者の対応力には期待できそうですね。
求人数も大切ですが、やはり向き合ってくれる担当者の方とのコミュニケーションも同じくらい大切にしなくてはいけません。
そういった意味では、マイナビAGENTを利用する意味はあるのではないでしょうか。

私は20代だから、マイナビAGENTを見てみようかな。あとは、やっぱり、実績No.1のリクルートエージェントも見ておこう。

僕はやっぱり、dodaかな。専任のスタッフの徹底したサポートに魅力を感じるよ。

今は本当に多くの転職サイトがあるんだ。だから利用者はどれを使えばいいのか迷ってしまうよね。
一番いいのは、どのサイトであっても自分が信頼できるプロに出会えることなんだけどね。
でも、まずは登録して、プロに相談してみることが先決だね。
転職活動は「自分の努力+プロに相談」が成功への道です。
すべてを人に頼るのはよくありません。でも、できないことや分からないことを一人で悩んでいても仕方ありません。
そんな時は迷わずプロに相談して、次の一歩を踏み出しましょう。
そうすれば必ずあなたの転職は成功します。
+α 関連記事から学ぶ、転職成功への秘訣


ここで、君たちに+αの情報を教えよう。

何ですか、+αの情報って?

まずはブラック企業についてだ。
せっかく転職するのに転職先がブラック企業なんてことになったら元も子もありません。

でも、ブラック企業かどうか見分けるなんて私にはできないし、もし転職先がブラック企業だったらどうしたらいいのか分かりません。
怖いです。

大丈夫。上記の記事ではブラック企業の特徴やブラック企業対策について分かりやすく説明してくれているんだ。一読の価値あるよ。
次は面接についての+α情報を教えよう。

それは助かります。僕、面接苦手なんですよ。
面接って緊張しますよね。何回やっても慣れるものではありません。
しかも質問内容も企業ごとに違うし、どう対策したらいいのか不安ですよね。
そんな方は是非上記の記事を読んでみてください。質問例や面接時のマナーなどなど面接のポイントを分かりやすく説明してくれています。

ありがたや~。
ブラック企業についてや面接についてはみんなが不安に思うことです。でも対策をしっかりすればそんな不安は飛んでいきます。
いらぬ不安は横に置いて、自分の夢や希望を叶えるための転職活動をしましょう。
まとめ

転職活動成功へのアドバイスはどうだったかな?

- 転職理由を明確にして同じことを繰り返さない
- 自分が入社後、その会社に対してどう貢献できるのかを伝える
- 将来どうなりたいのか、そのために何をしなくてはいけないのかを自分で考える

そして、
- 転職活動は自分でできることとプロに相談するべきことを区別することで成功へつながる
- 事前対策でブラック企業や面接といった不安を吹っ飛ばす
これらが大切なんですよね。

そうだ。
これで少しは転職への不安がなくなったかな?

はい!!

それじゃあ、2人の明るい未来を願って、カンパーーイ!!


- 1年で年間1万3000社以上の求人が出る、中小から大手まで幅広い求人、外資系企業も1400社以上
- 累積45万名以上が転職に成功、転職決定者は年間約2万3000名以上
- 62.7%の人が年収アップを経験

- 公開求人数/非公開求人数 約6万6千件/約13万6千件
- 業界№2の大手
- スポーツキャリア、ウーマンキャリアなどdoda独自の働き方を提案
- 「年収査定」「キャリアタイプ診断」「レジュメビルダー」など転職に役立つ無料セミナーが好評。

- 公開求人数 50,000件以上
- 求人の特徴 80%が非公開求人
- 2019年オリコン顧客満足度1位、年収アップ率67.1%以上
久しぶりだね。元気にしてた?
お仕事はどう?順調?