転職すると決めたら、ハローワークに行くって人は多いですよね。
でも、いろいろ調べてみると、転職エージェントってのがあるらしい。
でも、よく知らないし、幾つもあってどれにしたらいいのか分からない。
とりあえず、ハローワークに行こう。
ちょうどいい求人あった、面接に行こう。って、ちょっと待った!
もしかしたら、その転職、損してるかもしれませんよ。
転職エージェントとハローワークを比較して、どっちが自分に合っているか考えてみませんか?
Contents
転職エージェントとは
転職エージェントとは、職業紹介事業者といい、読んで字のごとく、職業を紹介してくれる事業者です。それだと、ハローワークと同じなようですが、中身は別のものになります。
企業から手数料を受け取るため、無料で利用できます。企業からすれば、転職エージェントを仲介することで、求めている人材が確保できるというメリットがあります。
厚労省の平成 27 年転職者実態調査の概況調査によると、企業が転職者の募集方法で転職エージェントを利用したのは、17.3%で、ハローワークの65.7%と比較すると、小さい割合となっています。
転職者の利用も18.8%で、ハローワークの41.4%と比較すると、利用者も少ないが現状です。
おおまかな面接までの利用の流れは、
1登録
転職エージェントに登録します。総合職、専門職で分かれている場合がありますので、事前に調べておく必要があります。また、企業とのパイプがあるため、実績などで希望する企業との繋がりも調べておくとよいでしょう。
2面談
担当者と面談します。転職の動機や、スキルの棚卸し、ライフワークバランスなど、整理しておきましょう。ここで、自分のキャリアデザインをしっかりと築いておきます。次の企業に求めるカタチが明確になります。家族のいる人は、家族の将来のこともしっかり考えておきましょう。
3紹介
担当者が、企業をいくつかピックアップして紹介します。担当者からの説明だけでなく、自分でも企業のサイトを見たり、業績を調べたりして、情報収集することが必要です。
4応募
企業が決まったら、担当者が応募します。面接の日程調整も担当者でしてくれます。退職前の場合だと日程調整が難しいので、とても助かります。
転職エージェントのメリットとデメリット
メリット
1企業との繋がりがありますので、企業の求める人材を把握しています。自分に合った企業を探しやすく、転職後のミスマッチも防げます。また、書類審査や事前調査などは省略できる場合もあります。
2賃金などの、直接話しにくい労働条件の交渉も代行してくれます。
3キャリアデザインを相談できる。これが一番のメリットだと思います。相談することで、自分でも気付かないことを発見できるかもしれません。
デメリット
1転職エージェントも民間企業です。担当者にも成績があります。なので、自分に合わない企業を紹介される場合もあります。
2転職エージェントは企業からの手数料を受け取るといいましたが、企業が人材確保に経費をかけるとなると、それができる大手企業が多くなります。そうなると、都市部の求人が多くなり、地方の求人は多くはありません。
転職エージェントに向いている人は
転職エージェントに向いている人は、ズバリ、自分のキャリアを活かし、この転職がステップアップと考えている人です。
とうのも、転職エージェントは求人を紹介してくれるだけでなく、キャリアの作り方を相談することもできるからです。
転職エージェントに所属するキャリアアドバイザーは多くの業界・職種に精通しているため、あなたの経歴やスキルから、ステップアップの道筋を示してもらうことが期待できます。
私も転職エージェントを利用し、前職の職種の経験をもとに、異業種に転職することができました。まさか30歳を超えて異業種に転職できるとは思っていなかったので、転職エージェントに相談してよかったと心から思っています。
転職エージェントはキャリア形成のコンサルティングも得意です。給料のアップを望んているとか、スキルアップのためとか、明確なヴィジョンがある人は、転職エージェントが強い味方になるでしょう。
ハローワークとは
よく知っているようで、よく知らないハローワークです。ハローワークについてもおさらいしておきます。
正式には、公共職業安定所と言います。厚労省が設置する公的機関です。職業紹介だけでなく、失業手当や各種助成金の申請も受け付けています。
職業相談も受け付けていますが、履歴書の書き方や面接の注意など、初歩的な相談になります。
面接までの流れは、
1申し込み
ハローワークカードを記入し、利用の申し込みをします。
2求人検索
端末等で求人を検索します。自分で自分に合いそうな企業を探します。
3面談
検索した企業について、窓口で相談します。求人情報について疑問があれば詳しく質問しましょう。
4紹介
企業が決まったら、面接の日程調整をします。面接に持参する紹介状を発行してくれます。
ハローワークのメリットとデメリット
メリット
1厚労省の調査でも分かるとおり、転職におけるシェアは大きいです。地方でも求人数が多いです。
2職業訓練や、再就職セミナーを斡旋し、また、それに係る助成金の申請もできる。異業種への転職や、一からやり直したい場合には、生活支援も含めたサービスが受けられます。
デメリット
1転職は基本的には自分が主体的に行動しなくてはなりませんが、転職エージェントとの比較をすると、自分でやることが多くなります。
2情報量が少ないです。ほぼ求人情報に書いてあることしかわかりません。運が良ければ、ベテランの相談員から情報を聞き出せるかもしれませんが、期待はできません。
ハローワークに向いている人は
ハローワークに向いている人は、仕事へのこだわりがない人や、一からスタートしたい人になります。能力開発や生活支援が受けらえるため、再スタートに切りたい人にピッタリです。
もう一つは、地方での就職を考えている人も、ハローワークに向いています。ハローワークは地方の中小企業の求人もたくさん出稿されているので、地域密着型の企業に出会うことができます。
今からちょうど1年くらい前、私の古い友人が憧れの田舎暮らしをするため、九州の小さな町に引っ越しをしました。そのとき、ハローワークの紹介で地元の零細企業に就職できたと聞いています。
さすが公共職業安定所というだけあって、全国をカバーしているのは心強いですね。
まとめ
転職エージェントはオススメのサービスです。
転職が当たり前になってきた今、自分のキャリアデザインはともて重要な意味も持つものです。
地方で弱いのが残念ですが、これから大きくなることを期待しています。ただし、向き不向きがありますので、もう一度、よく考えましょう。


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