転職エージェントから登録を断られるかも!?対策をご紹介!

転職市場において、転職エージェントの存在感が増しています。厚労省の発表では、22,000事業所ほどに増え、求職申込件数も前年比38.4%増という驚くべき数字です。転職を確実にしたいという理由から、転職エージェントに登録するというのは、定着してきているのですね。

しかし、転職エージェントに登録を断られる人がいるようです。

自分のキャリアを次の会社に繋げたいのに、登録を断られた、なんてことになったら、傷つきますよね。リスクを冒して転職しようと決めたのに、意気揚々と転職エージェントに向かったのに、転職活動の出鼻を挫かれるようなものです。

そんな人に読んでもらいたい、転職エージェントに断られるケースと対策をご紹介します。

 

転職エージェントとは

そもそも転職エージェントとは、というところからおさらいしておきましょう。

転職エージェントとは職業紹介所といい、企業から手数料を貰い、企業の求める人材を斡旋しているのです。

企業においては新卒者を一から育てあげる、というのではなく中途採用で即戦力を求めているので、面接、試験だけでは、採用のリスクがあります。

転職エージェントを仲介することで、企業の求める人材のマッチングを図るわけです。

 

転職エージェントから断られる理由

期待して転職エージェントの登録へ行ったのに断られたらショックですよね。

転職エージェントの登録を断られたといっても、自分の転職市場における市場価値がないと落ち込む必要はありません。

断られたのは転職エージェントと企業との取引上の都合によるものです。転職エージェントと取引のある企業の中で、買い手が見つかりそうにありません、ということなのです。

転職エージェントも企業ですので、利益を出す必要があります。買い手が見つからないのに、サポートするということは考えられないんですね。

具体的に転職エージェントから断られる理由について、見ていきましょう。

居住地から通える企業がない

転職エージェントも企業ですので、どうしても企業の集中する都市部に集中します。地方だと、道府県庁所在地が候補にあがるくらいです。地方だと転職エージェントを利用するほうが難しいです。

年齢が対象外である

転職エージェントによっては、対象年齢が限定されている場合があります。一昔前なら、転職するなら35歳まで、なんて言われてもいましたが、今は40代、50代の転職も当たり前になっています。ミドルエイジ専用の転職エージェントもあるくらいですので、もう一度調べるとよいでしょう。

職種が異なる

転職エージェントによっては、専門職種の場合、職種が限定される場合があります。取り扱い外の職種だったり、職種によっては特殊すぎることも考えられます。これも、専門の職種を取り扱う転職エージェントがありますので、対象の職種を確認しましょう。

転職回数が多い

転職回数が多いと、トラブルを起こしやすい人という印象を与えます。リクルートの調べによると、採用担当者は3回から気になる、と回答しているので、3回以上の人は注意してください。 転職エージェントや企業の採用担当者に納得してもらえるような説明が必要です。

引用:リクナビNEXT

前職からのブランクがある

離職からの期間が長い人は、就労意識が低いという印象を与えます。厚労省の調べでは4ヶ月以内が転職者の多くを占めることから、4ヶ月以上の人は注意が必要です。これもまた、転職エージェントや企業の採用担当者に説明しなくてはなりません。

直前の勤め先を離職してから現在の勤め先に就職するまでの期間割合

離職期間

なし

1ヶ月未満 1ヶ月以上

2ヶ月未満

2ヶ月以上

4ヶ月未満

4ヶ月以上

6ヶ月未満

6ヶ月以上

8ヶ月未満

8ヶ月以上

10ヶ月1未満

10ヶ月以上 不明
24.6% 29.4% 12.5% 10.9% 5.9% 3.7% 2.1% 7.6% 3.2%

引用:厚生労働省

 

転職エージェントに断られた時の対策

転職エージェントはハローワークと違い、誰もが受けることのできるサービスではありません。転職エージェントにも転職エージェントの事情というものがあります。

転職エージェントから登録を断られ場合の対策を見ていきましょう。

スキルアップをしてから再度転職エージェントに登録する

少し時間はかかりますが資格等を取得して、スキルアップをしてから再度登録を試してみることです。す。

今のキャリアで買い手がいないのであれば、自分を磨き直し市場価値を高めます。

また、希望する企業に求められる人材をしっかりイメージできるとよいでしょう。自分自身と照らし合わせて、そのイメージとの差があれば、その差を埋めなくてはなりません。

他の転職エージェントに登録する

特定の転職エージェントにこだわりがなければ、他の転職エージェントに登録してみましょう。

転職エージェントそれぞれに企業とのコネクションや、得意な分野があります。別の転職エージェントにおいては、あなたのキャリアのニーズが高いかもしれません。

また、専門職種を希望する場合は、取り扱いのある転職エージェントかどうかを調べましょう。

ハローワークや転職サイトを使用して転職活動する

転職エージェントに登録しないという選択もあります。

ハローワークや転職サイトで自分で求人を探すことです。転職エージェントを利用しないのは、もったいないようにも思いますが、お互いに利用価値が見いだせなければ仕方ありません。

繰り返しになりますが地方だと転職エージェントを利用することで、かえって転職の選択を狭くする恐れもあります。

転職以外の道を探す

転職回数が多い、前職からのブランクがあるという人は、転職しないという選択肢もあります。

転職回数が多いと採用担当者はなぜだろうと疑問を持ちます。企業が納得できるような理由があれば問題はありあませんが、うまく説明がつかないなら就職が向いていないことも考えられます。

起業を目指したり、フリーランスで稼いだり、自分にあった働き方を探すチャンスかもしれません。

 

まとめ

まとめ
  • 転職エージェントも企業。利益を出す必要があるので、登録を断られることもある。
  • 登録を断られてしまったら他の転職エージェントの登録を試してみよう。
  • スキルアップをしてから再度登録を試したり、転職エージェントを利用せず自分で転職活動する選択もある。

これでもう転職エージェントに登録を断られても、ビックリしたり、ガッカリしたりする必要はありませんね。

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