転職エージェントの裏話や裏側を知って転職を成功させるには?

後輩
木佐貫先輩!前に転職するか相談した時に、転職エージェントを絶対利用した方がいい!って言っていましたよね?
木佐貫
おー!君か。久しぶりだね!確かにそう言ったよ!ところで君、結局あれからどうなったんだい?転職活動は進めているの?
後輩
実は、あれから転職エージェントに登録しようとして、SNSで検索して評判とか調べてみたんです。そうしたら、「断られた」とか「希望と全然違う求人を勧めてくる」とかマイナスな投稿をたくさん見つけてしまって…

先輩が実際に転職エージェントで転職を成功させたというのはわかっているんですが、なんか怖くなっちゃって…だから、まだ何もできていないんです。転職活動は始めたいんですけどね。

木佐貫
そうだったのか。不安にさせてしまってごめんね。つまり、君は転職エージェントの裏話とか裏側について知りたいということでいいかい?
後輩
そうです!色々教えてほしいです。よろしくお願いします…

先ほど後輩が言っていた私の転職体験についてはこちらの記事で紹介していますので、是非ご覧になってください。

転職8回!30歳の既婚子持ちの男が未経験業界に転職したストーリー

2019年3月24日

転職をするとなると転職エージェントを使った方がいいという話をよく耳にすると思います。しかし、その転職エージェントがどのようなものか裏話や裏側までは知らないという方も多いのではないでしょうか。

無料で転職のサポートが受けられるという転職には欠かせないものであるとこのサイトでも度々紹介してきましたが、ネットで検索をすると、実際に利用した人による否定的な意見も目に入るため、なにやらがありそうな気がしてきますよね。

本当に信用しても大丈夫なのだろうかという不安から、なかなか転職エージェントへ登録の申し込みができないでいるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに転職エージェントには裏事情のようなものは存在しています。

でも心配いりません。裏話や裏側を知った上で、どのような対策を取ればいいのかをおさえれば大丈夫です。

そこで、この記事では、転職エージェントの裏話や裏側とそれらを知った上での転職を成功させるためのポイントについてご紹介していきます。

こんな方におすすめ

  • これから転職を考えている人
  • 転職エージェントの利用を考えているが不安な人
  • 転職エージェントの裏話や裏側について知りたい人

 

転職エージェントとは

木佐貫
君から転職の相談を受けてから結構経っているね。一応、転職エージェントについておさらいをしておこうか。
後輩
そうですね。一応お願いします!

転職エージェントとは

転職エージェントを利用した方がいいとは言われるけれど、そもそも転職エージェントというものを理解できていないという方もいるかもしれませんね。転職エージェントとは以下で説明する通りです。

転職エージェントは、転職を希望するあなたのアドバイザーであり、最適な求人を紹介します。登録をすると一人ひとりに担当が付き、さまざまな相談に乗ってくれるのが特徴です。

一方で、企業から求人を預かるのも転職エージェントの役割のひとつです。つまり、転職を希望するあなたと企業側をつなぐ架け橋として、双方の利益のために存在するのが転職エージェントなのです。

ちなみに、転職希望者が無料で転職エージェントを利用できるのは、入社が決定した企業から報酬を受け取るからです。

引用:エン エージェント

つまり、転職エージェントでは、転職のプロが転職を希望する人に対して、転職の手助けをしてくれるのです。自分でやるとなると面倒で大変な作業も全てやってもらうことができます。

転職エージェントでの転職活動の流れ

転職エージェントを利用して転職活動を進めるにあたっては、一定の流れがあります。

1.サービスの申し込み

最初に、転職エージェントの申し込みフォームに、転職希望時期希望勤務地職種年収などを入力し、申し込みをします。

2.面談によるキャリアカウンセリング

転職エージェントは、申し込み内容を見て、保有している求人から紹介できる求人を調べます。申し込みから2~7日程度で、転職エージェントからサービス内容や面談日程について電話やメールで連絡が届きます。

3.キャリアアドバイザーとの面談・相談

面談では、専任のキャリアアドバイザーが、これまでの経験や希望条件を確認し、求人の紹介キャリアプランの提案を行います。面談は、対面もしくは電話で行われます。

4.求人紹介・書類添削・面接対策

方向性が明確になったところで、転職エージェントが保有している求人企業の紹介が開始されます。紹介される求人の中には、一般の転職情報サイトなどには掲載されない非公開求人も含まれるのです。

また、採用担当者が読みたくなるような職務経歴書の書き方や、「採用したい」と思わせる面接テクニックのアドバイスについてもサポートをしてくれます。

5.応募・書類選考・面接

応募したい企業が決まったら、転職する本人の意思を確かめた上で、キャリアアドバイザーが企業に推薦します。
また、面接日程の調整だけでなく、内定時期をできるだけ揃えるといった調整もキャリアアドバイザーが行います。

6.内定・退職交渉・入社

内定が決まったあとの、入社日の調整円満退社のための手続きのアドバイスなどをキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。

応募企業の採用担当者に対しての年収や待遇の交渉入社日の調整退職に伴う手続き関係者への挨拶引き継ぎなど、内定後にやらなければならない手続きについても全てキャリアアドバイザーに任せることができます。

参考:リクルートエージェント

後輩
思い出しました!先輩はあの時、『転職活動を1人で行うのはとても効率が悪すぎる!転職エージェントの利用はマストだ!』って何回も言っていました!こんなに色んなことを手助けしてくれるんですね。
木佐貫
おいおい…口調までモノマネしなくてもいいだろう…それじゃあ、そろそろ本題へ移ろうか。

 

登録から面談までの裏話・裏側

転職エージェントで登録拒否されることもあるって本当?

結論からいうと本当です。転職エージェントにサービスの申し込みをしたところ、転職エージェント側から「ご紹介可能な求人がございません」といったような返答があり、サービスを利用できないということがあるようです。

このように誰でも手厚いサポートを受けられるわけではないというのが現実です。転職エージェントに登録を断られるということは、サポートの対象外であるとみなされた可能性があります。以下に、転職エージェントの登録を断られる理由を上げていきます。

転職エージェントに登録を断られる理由
  • サービス対象外の地域に住んでいる場合
  • 年齢がサポートの対象外である場合
  • スペックや経歴によって断られる場合
  • 転職回数が極端に多い場合
  • 前職からのブランク期間が長い場合
  • 社会人経験がない場合
  • 希望する転職条件が高すぎるといった場合
後輩
断られる理由ってこういったものがあるのか!転職するんだったらキャリアアップを目指したいと希望を持つけれど、さすがの転職エージェントでも高すぎる希望には応えられないんですね…

対面による面談と電話面談の違いとは?

木佐貫
転職エージェントの面談には対面で行われるものと電話形式のものがあるけれど、それぞれには違いがあるんだ!もし、電話での面談を勧められたという場合は要注意かもしれない。特に遠方に住んでいないのであれば。
後輩
え、先輩…それってどういうことですか。
木佐貫
今から説明するから…落ち着いて!

単刀直入に言ってしまうと、電話で面接を促された場合、転職エージェント側にとっての優先度が低いということになります。逆にいうと対面での面接を求められた場合は、紹介先が複数存在するなど優先順位が高いということになります。

なぜなら、電話での面談は、対面での面接よりも時間に融通が利くし、手間もかからないからです。だから優先順位が低い場合は、電話で済まされるということです。

転職エージェントとしては、すぐに転職のできそうな紹介先が複数ある転職希望者は、他のライバルの転職エージェントに取られてしまう可能性もあるので、時間を取って対面で面談を行うという対応になります。つまり、すぐに転職できそうな人を優先をしたいということです。

 

求人紹介の裏話・裏側

希望しない求人ばかり勧めてくる場合もある

転職エージェントの求人紹介において自分が希望するのとは異なった求人を勧めてくるという場合があります。一体どういうことなのでしょうか。

転職エージェントから紹介される求人が希望に添わないという声はたくさんあります。

実は、転職エージェントは転職者の希望する求人ではなく、早く転職させるため受かる可能性が高い求人を勧めているからです。受かりにくい企業に費やすくらいなら、受かるであろう企業から早く内定をもらって欲しいというのが転職エージェント側本当の気持ちなのです。

例えば、Aさんは現在事務の仕事をしていますが、全くもって未経験である営業職への転職を希望しているとします。そうすると、キャリアアドバイザーが営業職への転職は受かりにくいし、時間がかかると判断した場合には、経験やスキルのある事務職の求人ばかりを勧めてくる可能性があります。

受かりにくい企業を紹介して、転職活動に時間を要した場合、転職希望者側も負担も増えます。そうすると転職を諦めて、今の会社で働き続けるという人も出てきます。

また、企業にはスペックがある人材を求められており、未経験を紹介すると信頼を失うというリスクもあります。そうすると、今後は取引をしてもらえないということになります。

転職エージェントにとって、いってしまえば、転職希望者は商品であり、企業がお客さんなのです。転職エージェントは企業から成功報酬を得て成り立っています。企業が転職エージェントに支払う成功報酬は年収の約30〜35%といわれています。

企業はそんな大金を支払うのですから、転職エージェントも経歴に見合わない求人を紹介することはできないのです。

こういった理由から希望をしていない求人ばかり勧めてくることがあるのです。

後輩
えーーー!成功報酬って年収の30〜35%!じ…じゃあ、もし年収が500万円だったら…
木佐貫
150万円から175万円だね!
後輩
えーーーーーー!!!そんなにするんですか…
木佐貫
それだけの大金を企業は転職エージェント側に支払うことになるんだから、転職エージェント側は慎重になって求人紹介をしなきゃいけないっていう責任が伴うってことさ。

転職エージェントだけが知る求人票の裏側とは?

実は、求人票には書かれていない選考の基準が存在します。これは、いわゆる「裏スペック」と呼ばれるものです。現在の法律では、求人票に性別や年齢による制限を載せてはいけないということになっています。

しかしながら、求人に書かれていなくても、男性のみの求人だったり、35歳以下対象の求人であったりする場合があるのです。

それらを転職エージェント側は企業側にヒアリングを行って把握したり、過去の実績などからこの企業は40代以上だと一切選考に通らないなどと判断をしたりしているのです。

木佐貫
これは、転職エージェントを利用していないとわからない部分だし、転職エージェントを利用すれば、この求人は紹介されないので無駄な手間や時間を費やさなくていいというメリットがあるね!

 

内定の裏話・裏側

後輩
先輩!転職の流れをについて聞いていたときに疑問に思ったことがあるんですけど…どうして、転職エージェントは、企業の採用担当者に対しての年収や待遇の交渉までサポートしてくれるんですか?正直面倒じゃないですか!?
木佐貫
確かにそう感じるよね。つまり、それは成功報酬とか企業側との良い関係を持ちたいといった転職エージェントの裏側があるんだよ!

企業の採用担当者に対しての年収や待遇の交渉の裏側とは?

転職希望者にとって、企業の採用担当者に対しての年収や待遇の交渉を全部やってもらえるというのは、転職エージェントを利用するメリットです。では、転職エージェント側としてはどのような心理でそれらの業務を遂行しているのでしょうか。

1.できるだけ年収を高くしたい

これは、転職希望者のためでもあり、転職エージェントの利益を上げるためでもあります。なぜなら、転職エージェントを利用して入社した人の年収が転職エージェントの成功報酬に関わるからです。

2.年収を高くしたいけれど、企業側の印象は落としたくない

年収は出来るだけ高くしたいですが、高く設定しすぎると企業側からの印象は下がってしまいます。そうすると内定が出なくなったり、今後、取引をしてもらえなくなったりする可能性もあります。

そのため、転職希望者に内定を辞退されないための最低限のラインは確保し、企業側からの印象を悪くしないように調整しなければいけないのです。

 

入社後の裏話・裏側

木佐貫
最初に説明した転職エージェントでの転職活動の流れの部分では出てこなかったんだけど、転職活動を終えて、入社した後も、転職エージェントから定期的に連絡がくるみたいなんだ。
後輩
えっ!そうなんですか!初めて知りました。内定が決まったら「おめでとう!では、さようなら〜」って感じだと思っていました。
木佐貫
そういうエージェントもないわけではないが多くのエージェントは入社後のフォローが入るみたいだよ!それじゃあ、その理由を今から説明するよ。

入社後も転職エージェントとの付き合いは終わらない理由は?

無事に転職に成功し、入社後も転職エージェントとの付き合いは終わりません。多くのエージェントは入社当日や入社1ヶ月後、3ヶ月後などある程度の間隔で入社後のフォローを実施しています。

なぜなら、多くの転職エージェントは、転職希望者が転職後に短期間で退職してしまった場合に、紹介得た成功報酬を企業側に返金しなければならないという契約を結んでいるからです。

転職エージェントは、入社から退職までの期間によって成功報酬の10%から100%の返金を求められるということになります。

例えば、Bさんが転職エージェントを利用して年収が500万円でC企業に入社した場合、成功報酬として転職エージェントがC企業から受け取るのは、150〜175万円となります。もし、Bさんが早期退職した場合は、期間に応じて15〜175万円を返金しなければなりません。

もちろん転職エージェントを利用して転職をした人に対しては、賠償等は求められませんので、そこはご安心ください。ただ、転職エージェントとしては、転職後に早期退職されてしまうと利益を失うことになるのでアフターフォローを実施することが多くなります。

 

裏側を理解した上で転職を成功させるためには

後輩
転職エージェントにも色々な裏があるんですね。もし、ちゃんとサポートしてもらえなかったら転職なんて失敗に終わっちゃいそうだなぁ。怖いな…
木佐貫
君をビビらせることに成功したようだね!でも、ちゃんと失敗しないようにするための方法についても教えるから心配するなって!

ここまで転職エージェントに関するあらゆる裏話や裏事情について紹介してきました。この後輩と同じく転職が失敗しそうだとか、転職で自分の希望を叶えられないのではないかといった不安を感じた方もいるんじゃないでしょうか。

ここで転職で失敗しないためのポイントを紹介したいと思います。

転職エージェントには複数登録の申し込みをする

まず、転職エージェントを利用するにあたって、登録が完了することが大事です。そうしないと利用ができないのですから。転職エージェントを利用するためにも、複数の転職エージェントに登録の申し込みをする必要があります。

なぜなら、複数登録の申し込みをすれば、求人を紹介してくれるエージェントが見つかる可能性が高いからです。実際に、ある転職エージェントでは登録を断られたけれど、他の転職エージェントでは手厚い対応を受けたということがあるようです。

転職エージェントはたくさんあるので、1つではなく、複数登録することが大切です。1つに登録拒否されても諦める必要はありません。絶対に諦めちゃダメです。

木佐貫
さらに、転職エージェントによっては得意な業界などが異なるため、合わないエージェントとかも中には出てくるかもしれないけど、複数登録しておけば自分の求めるサポートをしてくれるエージェントを選ぶことができるんだ。
後輩
なるほど、自分の希望する業界や業種に精通したエージェントを選べるのはいいですね!

登録する転職エージェントを選ぶ際には、是非こちらの記事を参考にしてみてください。

【最新版】30代の転職エージェントランキング【転職回数3回以上の方向け】

2019年3月25日

電話での面接を促されたら対面での面接を希望する

先ほども紹介した通り、電話での面接を促されたという場合には、あなたの優先順位が低いということが考えられます。しかし優先順位が低いからといって対面での面談を希望してはいけないという決まりはありません。もし来社するのが可能なのであれば、対面での面談を希望しましょう。

なぜなら、電話面接はキャリアアドバイザーの人柄は声でしか情報を得ることができないというデメリットがあるからです。それに、相手にもあなたの人柄が伝わりにくいため、転職に対する熱意も伝わりにくいのです。

直接会って話すのは時間を確保する必要があったり、来社しなければならなかったりするので、大変なこともあるかもしれません。また、電話の方が緊張しなくて済むから手軽だという方もいらっしゃるかと思います。

しかし、対面で話した方が信頼関係を構築しやすく、本音で話せる場を作りやすくなるのです。

電話だと相手の顔や表情が見えないことから、話がこじれる原因が生じる可能性もありますよね。

電話での面接を促されて対面による面接を希望してもたいていの場合は、断られることはありません。

もし、断られるのであれば、そのエージェントは今後利用したとしても、あなたの転職の力になってくれるとは思えませんよね。そういう場合は別のエージェントを利用するようシフトチェンジすることが大事です。

面談を甘く見ない

転職エージェントのキャリアアドバイザーとの面談は、採用の面接じゃないから適当に受けてもいいと思っていませんか。しかし、この面談であなたの転職は成功するか失敗するかは決まってしまいます。採用面接ほどかしこまる必要はありませんが、気を抜かないで挑む必要があります。

実は、キャリアアドバイザーはこの面談で、あなたのことを企業に紹介したいかどうかを考えるのです。転職エージェントがあなたを企業側に紹介するのはとても責任が伴うからです。もし、あなたに何らかのリスクがあると判断されれば、他の転職希望者が優先されるのです。

つまり、そこで好印象を与えられることができたのであれば、求人紹介もスムーズになること間違いないですよね。キャリアアドバイザーに好印象を与えるためには以下のようなことを意識しましょう。

キャリアアドバイザーとの面談で好印象を与えるためには
  • 履歴書と職務経歴書は必ず持参する。
  • 服装は、私服でOK。スーツを着て緊張し、固くなってしまうくらいなら、ラフでリラックスな服装の方が良い。
  • 事前に面談で聞かれるであろうポイントを整理しておき、しっかり答えることができるようにしておく。
  • 本音で話すように心がけるが、ネガティブなことは言わないようにする。
  • 転職に関する熱意をアピールする。

キャリアアドバイザーとの面談の流れはこのような感じです。

【1】自己紹介

【2】これまでの経歴・仕事内容の確認

【3】転職理由や目指すキャリアの共有

【4】転職先への希望条件の確認

【5】求人案件の紹介

引用:マイナビ転職エージェントリサーチ

だいたいの流れは決まっています。面談で尋ねられることを把握し、熱意をアピールできるようにどう受け答えするかを先に考えて面談に挑みましょう。

また、面談に事前準備に関しては、こちらの記事でさらに詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。

転職エージェントには何を質問すべき?事前準備も忘れずに!

2019年6月1日
木佐貫
面談を甘くみないで挑むことができれば、きっと今後のキャリアアドバイザーとの信頼関係の構築にも結びつくね。
後輩
なるど。確かに、信頼関係がないと転職において不安が高まるし、うまくいかないことも多くなりそうですね。

良いアドバイザーと悪いアドバイザーを見極める

キャリアアドバイザーも人間ですから、合う合わないはあるかもしれません。また、親身になって相談に乗ってくれる人もいれば、業務的で素っ気なく不安になるアドバイザーに当たることもあるでしょう。

転職エージェントをせっかく利用するのであれば、良いキャリアアドバイザーに当たりたいですよね。ちゃんと対応してくれるアドバイザーじゃない場合、紹介された会社が自分に合っていないというミスマッチの恐れもあります。

では、どのように見極めればいいのでしょうか。良いアドバイザーと悪いアドバイザー特徴をそれぞれみてみましょう。

良いアドバイザーの特徴
  • 迅速かつ丁寧な対応をしてくれる
  • 希望する業界や業種についての専門知識が豊富
  • 自分の希望に対して適切なアドバイスをくれる
  • 企業へ転職希望者を売り込む力を持っている
悪いアドバイザー特徴
  • ヒアリング不足で面談時にアドバイザーばかりが話をしている
  • 対応が遅い
  • 希望する業界や業種に対しての知識が浅い
  • とにかく内定がでやすいと考えられる求人ばかり紹介してくる
  • とにかく応募をしまくる

転職を成功させるためには、キャリアアドバイザーとの信頼関係がとても大切になります。良いアドバイザーと悪いアドバイザーを見極め、この人合わないかもと思った時には、他のキャリアアドバイザーに変えてもらうことも可能ですので、信頼できるアドバイザーと転職を進めていきましょう。

 

まとめ

今回は、転職エージェントの裏話や裏側、そしてそれらを知った上でどのように転職を成功させればいいのかについて紹介してきました。いかがだったでしょうか。

ここで、転職エージェントの裏話と裏側について簡単にまとめておきましょう。

転職エージェントの裏側・裏話
  • 転職エージェントで登録拒否されることもある
  • 電話での面談を促されたら優先度が低い場合がある
  • 希望しない求人ばかり勧めてくる場合もある
  • 転職エージェントだけが知る求人票の裏スペックが存在する
  • 年収や待遇の交渉は成功報酬と企業からの印象を下げないために慎重に行われる
  • 入社後も転職エージェントから定期的に連絡が来る

また、それを踏まえて転職を成功させるためのポイントはこちらです。

成功のポイント
  • 転職エージェントには複数登録の申し込みをする
  • 電話での面接を促されたら対面での面接を希望する
  •  面談を甘く見ないようにする
  •  良いアドバイザーと悪いアドバイザーを見極める

転職エージェントは手厚いサポートをしてくれるから利用した方が良いということをよく聞きますが、手厚いサポートを受けるためには、自らが転職を成功させたいという気持ちを持っていることが大切です。だから、決して受け身にならず、自ら行動することを心がけましょうね。

転職エージェントをうまく利用することができれば、自分の希望を転職で叶えることができます。

後輩
先輩!今日は本当にありがとうございました!そろそろ転職頑張ってみようと思います。
木佐貫
おー!それは良かった!何よりもまずは行動することが大切だからね。
後輩
早速、転職エージェントの登録の申し込みをします!

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