転職エージェントは頼りない?応募先へ直接連絡はアリなの?

効果的に良い条件で転職したいと考えている人にとって転職エージェントというのはありがたい存在です。

あなたの適性・能力を一緒に見直してくれる。

魅力的な職務経歴書の書き方や面接のノウハウを教えてくれるうえに、推薦状まで書いてくれる。

内定後の条件交渉や前職の退職までのサポートもしてくれる。

しかしながらどんなシステムやサービスも万全ではありません。ましてや転職・求職は人と人が直接関係する仕事なだけに、様々なトラブルも発生します。

転職エージェントって本当に信用して大丈夫なんだろうか?

そんな疑いにとらわれたあげく、募集先の企業に直に電話したりメールを送ったりしていませんか逆に、企業の方からあなたにエージェントを飛ばして直接連絡が来たりなどしていないでしょうか。

たとえどんな理由があるにせよ、転職エージェント経由で求人を申し込んでいるのなら、そうした行動には注意が必要です。あなた自身の信用にも関わるばかりか、事によるとエージェントと募集企業とのトラブルにも巻き込まれかねません。

ではなぜそんなことが起きるのか。連絡トラブルでこじれてしまうことのないようにするにはどうしたらいいのか。今回はそういうお話をしていきたいと思います。

 

連絡が来ない!なぜそんなに遅いの?

実際求職者が転職エージェントを飛ばして応募先企業へ直接連絡してしまう理由として、そのレスポンスの悪さが挙げられます。

後輩
そうなんですよ!ホント遅いったらない!

木佐貫
わっ、びっくりした。いつからそこにいたの?

後輩
すみません先輩。いくつかの転職エージェントに登録して結構進んでいる所もあるんですが、どこも連絡が遅くて…。

木佐貫
ああ、例のカワイ子ちゃんカウンセラー?

後輩
先輩それ死語ですよ。いえ、あそこは面談以降なぜか反応が微妙で…

しまいには「紹介できる求人がない」と言われてしまって、退会しちゃいました。

木佐貫
そうか(だろうな…)。縁が無かったんだよその娘とも。で、他は?

後輩
A社の紹介で無事面接までは終わったんですが、1週間経っても連絡が無いし、B社には非公開求人で選考を申し込んだんですが、こっちは2週間ですよ!面接の予定すら立たない。

もう仕事しなさすぎ。

木佐貫
まあそう焦らないの。連絡が遅れるのにはそれなりの理由があるんだから。短気を起こして応募先に直談判なんかしたらかえって面倒なことになるよ。

面接の合否連絡がエージェントから来ない

採用側の事情

面接の結果めでたくあなたを採用しようとなりました。

ですが大きな企業だとそれで即内定、とはなりません。組織が大きくなると面接をした人事担当者は更にその上司に報告し、上司は更にその上の役員に報告し、役員は更に…というルートを通ってようやく内定、となります。これは時間がかかりますね。

この場合は大体1週間はかかる、と見た方が良いでしょう。裁定の権限を持つ役員などが出張や休暇などの場合はさらに遅れる可能性もあります。

逆に面接後即座に内定の連絡がエージェントに行くこともあります。

比較的会社の規模が小さめで、幹部や社長などが担当者に近い、もしくは面接に同席していたなどの場合は早いです。

もう一つは他の応募者の選考待ちもあります。

大きな企業だと複数の転職エージェントから多数の応募者が集まります。

ほぼ互角の能力を持ち、魅力的な推薦状を各エージェントからもらい、模範的な面接対策を伝授された求職者が多数集まったとします。

2人枠に20人だとして、あなたが最初の方に面接を受けたとしたら20人目が終わって選考に入るまで待たなくてはなりません。そうなると当然時間がかかります。

また新卒採用の時期と重複している時人事の採用担当者は多忙を極めます。

しかも現在は売り手市場でどの企業も若い人材を欲しがるご時世です。経験のある即戦力も大事ですが、会社の将来を担う生え抜きを優先したいと思うのは、仕方のないことかもしれません。

後輩
そうか、僕みたいな優秀な応募者が何人も転職エージェントを使って応募したらそりゃあ選ぶ方も迷うよなぁ。

木佐貫
君のような人ばかり集まるのもどうかと思うけど。でも企業にとっては高いコストと人件費で人を選び、雇うわけだから、慎重になるのは無理もないよね。

エージェント側の事情

後輩
確かに選考に時間がかかるのはわかりました。でも先方からは面接後○○日くらいでエージェントさんの方にご連絡しますね、と言われたのに…。

木佐貫
君のところにはいまだ何の連絡もない、と。

それはエージェント側の事情かもしれないね。

  • 担当者が何人も掛け持ちして忙しい

大手の転職エージェントともなれば、一人の担当者が複数人の求職者を受け持つのは普通です。時には10人以上も同時に見る場合もあるので、そのスケジュールは厳しいと言えるでしょう。それにエージェントのお客は企業側であることを忘れてはいけません。

良さそうな人物を紹介できるから先方へ連絡をしたり、新規の求人を逐一チェックしたり、先方の採用担当者との顔合わせや営業などで出かけることもザラです。

その合間に模擬面接や推薦状の作成なども行わなければならないので、非常に大変です。

受け持ちの求職者一人には一日一回連絡できるかどうかといった感じです。

  • 担当者の不在、退職

そんなわけで多忙を極める転職エージェント。もちろん彼らもイチ労働者であり人間ですので、休みを取らなければいけません。慶弔休暇であれば2,3日は連絡も滞ります。採用活動を支援する立場の人間が有給休暇も取れないとなれば笑い話にもなりません。

となれば当然エージェントの担当者が退職してしまうことだって考えられますね。

もちろんその際は、受け持っているあなたのこともしっかり後任に引き継いでくれるのが当たり前なのですが、その引き継ぎがうまくいかなかった時にあなたへの連絡を忘れた、怠っていた、ということが起こりえます。

  • 単純な連絡忘れ

上の2つとも関連してきますが、多忙のあまり多くの連絡メールをチェックしたり返信したりしているうちに、あなた宛の連絡を見落としていた、あるいは忘れている可能性もあります。

またはそのエージェントの担当者が実際ズボラな性格だったり能力に欠けていたりして、結果的にあなたが忘れられてしまっているかもしれません。

転職エージェントから連絡が来ない!?放置された時の対処法

2019年6月20日

後輩
そ、そんなの困るよ!こっちは今後の人生がかかった一大事ですよ。

忙しいのはわかったけど、書類を送ったのに選考の結果も面接の日にちも連絡してくれないなんてあんまりだ!

木佐貫
あー…それね…。ちょっと言いづらいんだけどもしかして…。

今回はご縁が…え、いつの話だって?

転職エージェントと面談を行ったあなたは、担当者と話し合って希望の求人に申し込むことにしました。ですがそこですんなり応募先の企業と面接を受けられるわけではないのです。

そこでは転職エージェント内でも書類選考が行なわれています。

そもそもなぜ企業が転職エージェントに求人募集を依頼するかというと、採用活動にかける時間や手間を極力省いて効率的に良い人材を紹介してもらいたいからです。

そのため転職エージェントでもうかつにミスマッチ人材を企業に紹介するわけにもいきません。

はたして本当にこの人はこの会社の面接を受けるに足る人かを判断するため、いわば1次選考の前段階を行なうわけです。

その結果この会社を受けるだけの能力が足りないと判断された人は応募先の企業への書類選考にすら通してもらえません。

ただもちろんその場合には「一足早く他の人に決まってしまったようです」とか「残念ながら先方の書類選考には通りませんでした」などと連絡がいくのが普通です。

ところがなにぶん多忙な転職エージェント。より有望な求職者が優先されるあまり、見込みのない求職者は忘れられることもしばしば。

結果連絡が後回しになるか、ひどい時には連絡すらしないケースが多々あります。

 

渦巻く欲と不信感、ああ仁義なき中抜き合戦。

後輩
な、なんだってー!ひどすぎる。せめて連絡ぐらいしてくれてもいいのに放置かよ!

いくら忙しいからってあんまりだ。やっぱり応募先に直談判した方がいいんじゃないですか!

木佐貫
ま、まあ落ち着いて。確かにエージェントの中には求職者をセリにかける魚や馬みたいにしか見ていない担当者もいるよね。

彼らも仕事だしやっぱり毎日時間の無い中で何人もの人を担当していると、見込みのありそうな人を優先してしまうのは無理もないのかも。

後輩くんも気の毒と言えば気の毒ですね。

せっかく苦労して職務経歴書を作り、スキルや経験をアピールして応募しようとしていたのに、エージェントの都合で門前払いされてしまってはたまりません。ならば直接書類を持ってその企業に応募すればいいじゃないかと思いますよね。

ですがいくら転職エージェントのやり方に納得がいかなくても、うかつな行動は慎んでください。特に求人が非公開のものであるならなおさらです。

youはどうして非公開求人に?その裏技は反則です。

転職エージェントは応募先企業からたくさんの非公開求人情報を持っています。

あなたが転職エージェントに登録すればそうした情報も知ることができます。が、自分の経歴ではそんな優良物件に応募できない、きっとエージェントに止められるかもしれないからと、エージェントの担当者に無断で直接応募するのはアウトです。

そういう基準に満たない求職者を選別するために非公開にして、なおかつエージェントのお墨付きを得た人を選考し面接を行なうのが転職エージェントを使う目的だったはずです。

なのであなたが転職エージェントの担当者を通さず、直接その企業の非公開求人に応募するのは大きなルール違反となります。

非公開求人にする目的としては上記の他に、役員や幹部クラスが欲しいのでそれなりの人材しか受け付けない。または、競合他社には極秘にしたい新規事業の即戦力を必要とするため、表だって募集をかけることはできないという事情もあります。

ですので本来秘密にしたい求人にエージェントを通さない希望者がひょっこり現れてしまうと、転職エージェント側にしてみれば情報漏洩を疑われることになります。そこまでいくことはなくとも受け持つ求職者の質を問われ、信用問題にもなりかねません。

あなた自身もルールや段取りを無視する人間と見なされれば採用には不利になるばかりか、転職エージェントからも信用されなくなります。

たとえ非公開求人でなくても、本来エージェントを介して応募してもらうはずの案件で直接応募は企業としても受けるわけにはいきません。こちらもエージェント側からの信用を損ねることになります。

勇み足は禁物。独り相撲で空回り

後輩くんの最初の例にありましたが、面接の結果が一向にエージェントの担当者から伝えられず、しびれを切らして応募先へ確認してしまうケースもあります。

ですが結果からいうと、これもやめてください。

転職エージェントはあなたの転職活動において企業とのやり取りのほとんどを肩代わり、代行しているのです。採用が決まっても、その後の給料や役職など条件面の確認や調整を行う必要があります。

なのでそうした情報や連絡が転職エージェントの頭越しに行ってしまうと、手続きに影響が出てしまいます。

ちゃんとした会社ならば当然そうした流れは承知しているはずですから、そこから逸脱して直接連絡してくる人はたとえ採用したとしてもその後の印象はマイナスになりかねません。

このお話は無かったことに…なったはずでは?

後輩
ちゃんとした会社ならば…って何か含みがありますね。

ちゃんとしていない会社もある、ってことですか?

そうです。もう一つのトラブルは、企業側がエージェントを通さず求職者に直接連絡をとって採用内定を出して、その代わりエージェントには面接で落ちたと言わせるのです。

なぜそんなことをするかといえば、全てはお金です。

企業は転職エージェントを使って良い人材を獲得できれば、その人の年収に応じた相応の手数料をエージェントに払わなくてはなりません。

ところがその費用を払いたくない企業は、裏で求職者と直接取引して転職エージェントからの手数料が出ないよう採用結果を偽装するわけです。

エージェントを通さずに直接応募してくれと言われました。

現在、転職活動をしています。
転職活動をするうえでエージェント会社を利用してるのですが、先日エージェント会社に紹介して頂いた会社に面接に行ってきました。
面接自体はとてもうまくいったのですが、本日面接を受けた会社から直接連絡があり、エージェント会社には不採用の連絡をだすけど
直接応募してくれれば必ず採用すると言われました。
なんでもエージェントを通すと100万~200万前後のお金を支払う必要があるため、それをしたくないとのお話でした。

面接を受けた印象ではとてもいい会社で是非入社したいと考えているのですが、エージェントを通さずに採用したいという所に引っ掛かりを感じます。
こういった行為は頻繁に発生するのでしょうか?

引用:Yahoo!知恵袋

後輩
な、なんだこりゃ。お金惜しさにエージェントをだますなんて、やり方が汚くないですか?

当然エージェント側にもすぐわかってしまいます。

こちらの方はより悪質です。企業としての良識やコンプライアンスを問われるばかりか、お金が絡んできます。言葉は悪いですが、詐欺に近いと言われても致し方ありません。

後輩
こういう会社から内定をもらっても、なんか後ろめたいですよね。

 

信じて頼る頼られる。信頼構築には積極的な連絡を

こうした不毛な出し抜きが繰り広げられた先には何が残るでしょうか。

あなたは社会人としての信用を損ね、募集先はコンプライアンスを問われ、転職エージェントは使い物にならないと叩かれる。もはや誰の得にもなりません。

そもそも転職エージェントは、あなたという人材をより良い条件で希望する会社に売り込む手伝いをしてくれる存在であり、企業側にとっては、より少ない手間や負担で優良な人材を確保する手伝いをしてくれる存在のはずです。

その仲介役である転職エージェントが機能しなくなるのは、互いの信頼関係が損なわれた結果に他なりません。

あなたがこうした事態を避けるために、転職エージェントとの連絡は自分から積極的に取りましょう

連絡するときのポイント!
  • 面接の予定はいつなのか
  • 社内での書類選考結果はどうなったのか
  • 応募できなければ自分に何が足りないのか、今の自分ならどういう求人に応募できるのか
  • 面接の結果はどうなったのか。合否連絡の予定をしっかり教えてもらうこと!

また企業側から不意に直接連絡が来たらその都度エージェントには相談する。たとえ採用をちらつかせてエージェントと関わらないよう言われても、聞く必要はありません

エージェントはあなたの代理人。向こうもそのつもりでお願いしている以上、信頼を損ねる行為をしているのは誰なのか、冷静に判断してください。

エージェントが忙しいのは百も承知ですが、任せっきりではいけません。

あちらも人間。ミスも不備も欠点もあります。できる限りこちらの事情を伝えて連絡や情報が欲しいことをしっかり伝えましょう。

こちらの熱意や真剣度がないと思われたらエージェントも優先して動いてはくれません。もしエージェントの担当者の説明に納得がいかない点があれば遠慮なく聞いてください。

それでも向こうが誠実に答えてくれない、曖昧な答えが続くようであれば担当者、あるいはそのエージェントの変更も検討に入れてもいいと思います。

30代おすすめの転職エージェント3社比較!【8回転職できた理由】

2019年3月25日

 

まとめ

 

以前にも別の記事で書きましたが、求職者と転職エージェントは二人三脚で活動をしないと成功しません

転職ビジネスはドライでシビアな反面、人と人の信頼が何より重要な商売でもあります。転職エージェントには人間一人ひとりの人生を左右する大事な仕事だという自覚を持って働いてもらいたいと思います。

そのために転職エージェントは、募集先企業との連絡や確認はマメに取らなくてはいけませんし、求職者と募集先双方の良い点をいかにして相手に売り込めるかに心を砕く必要があります。

そして転職活動を全面的にサポートしてくれるのがエージェントである以上、求職者は、採用が決まり内定を承諾するまでは、応募先企業とあなたとの窓口であるという意識を忘れないようにしなくてはいけません。

木佐貫
最終的に転職するのはあなた自身です。自分は何をしてどうありたいのか、そのためにどんな仕事がしたいのかを真剣に考えましょう。

大事なのはあなたの力になってくれる人やサービスには誠実な姿勢で対応し、積極的に連絡や相談をすることです。

お互いに信頼できる関係を築いて転職活動を成功させましょう。

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私の友人は転職したことで年収を100万アップさせました。

一方友人の上司は、我慢して我慢して我慢して我慢して25年働いてきたにも関わらず新卒の給料と5万円しか変わりませんでした。友人の選択は間違っていませんでした。

現在年収を上げたいのであれば転職がもっとも確実かつ現実的な選択になります。なぜなら社会の原理として、その業界にはその業界の給与水準というのがあるからです。その水準を上回ると会社として利益を出せなくなるため、給料をアップすることが原理的に不可能だからです。

裏を返せば、給与水準が高い業界に移動するだけで、年収アップは実現します。この原理を知らずに、給料アップを望んでもいつまで経っても低年収のままでです。

給料アップに興味がなければそのままでも良いと思いますが、賢く生きたければ以下の体験談は参考になるはずです。

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