今は2人に1人が転職を経験する時代と言われています。人材不足が深刻で売り手市場なため、たくさんの求人があります。
転職先を探すのも一苦労ですね。
頑張って探して、いざ入社してみたらブラック企業でトラブルの末やっと退職でき、また1から転職先を探す。
こんなに大変で面倒なことを繰り返すなんて苦痛ですよね。誰かに相談できたら良かったのに。って思ってる方にぜひ読んでもらいたい記事です。
転職してみたい。とうっすら考えている私の後輩と、久しぶりに働きたい。私の友人が登場します。
この記事を読んで、転職の際にチラッと思い出していただければと思います。
ある日、私は後輩に呼び出され駅で待ち合わせをすることに。
後輩は私に転職の相談をしたいようです。
一昔前なら「終身雇用」が当たり前で、一つの会社に入ったら、定年まで勤めあげるのが当然、そして美学でもありました。
でも今はそんな時代ではありません。リストラや倒産などで、仕方なく転職しなくてはならない状況もあります。
Contents
転職する?退職したい理由

現在勤めている会社を転職するべきかどうか、退職したい理由をじっくり考えてみる。
転職後の自分を想像してみてください。今の会社ではスキルアップできないのか、などなりたい自分になるために転職するべきかどうかじっくり考えてみましょう。そのうえで転職したい方もいると思います。どんな理由でしょうか。
- 人間関係の悩み
- 上司との関係性
- 給料や報酬が少ない
- 通勤時間が長い
- 自分のやりたいことではない
- 会社の経営方針に不満がある
- 会社の将来が不安
- 結婚、出産のため
- 倒産したから
参考:厚生労働省
ほかにも介護や病気になったなどがあります。統計上では出てこない個人的な理由もたくさんあるでしょうし、挙げだしたらキリがないですね。
厚生労働省調べでは
- 給料や報酬が少ない
- 会社の将来に不安を感じたから
- 労働時間が長い、休暇が取れない
が退職理由のトップ3でした。
いろいろな理由を掲げ退職をして、特別な理由がない限りは次の会社へ転職すると思います。
転職先の探し方

退職する前に転職先を探している方がほとんどだと思いますが、いろいろな事情で久しぶりに働きたい方もいると思います。
転職先が決まっている方も、久しぶりに働く方も、会社を探す。という部分では一緒ですね。
どのように探しますか。ネットでしょうか。ハローワークでしょうか。
ここで私の友人の話を少しさせてください。
後輩は男性ですが、友人は女性です。でも新しく仕事を探す。という面では共通しています。
友人は子供が大きくなったので、久しぶりに仕事をしよう!とワクワクしながら職探しを始めました。
最初は駅やコンビニなどに置いてあるフリーペーパーを持ち帰りました。
こんなことを言うと歳がばれてしまいますが、昔は求人情報誌って売り物でした。コンビニや本屋の雑誌コーナーに置いてあり、お金を出して買っていたんです。無料、いい響きですね。
そしてやはりインターネット。本当に便利です。ハローワークでさえもスマホやパソコンで企業を探せる時代なんですね。スマホやパソコンで「転職」というキーワードを入力すると、大手の転職サイトや専門分野に特化したサイトまでたくさん出てきます。
その中にやたらと「転職エージェント」というものが出てきます。
例えば
同じリクルートの会社ですがそれぞれにホームページがあります。
「エージェント」とは、英語で「agent・代理人」を意味する外来語です。代理人とは、本人に代わって交渉や取引・契約を代行する人のこと。
また、エージェント業務をする会社のことを「エージェンシー(agency)」といいます。
引用:意味解説ノート

転職サイトと転職エージェント具体的にどう違うのでしょうか。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイトと転職エージェントの違いが一目でわかる比較表がありましたので、ご紹介します。

友人は転職エージェントも気になりましたが「大した経歴もないし、資格もないしアドバイザーに相談するなんて恥ずかしい」と感じたため、昔ながらの転職サイトで自力で仕事を探すことにしました。

転職サイトは比較表にもあるように誰の手も借りず、気軽に利用できるし、募集している会社はたくさんあり、すき間時間で流し見できます。ネット利用なら一括で応募できるサイトもあります。
転職エージェントにハードルの高さを感じている人や、マイペースに転職活動をしたい人は転職サイトが向いています。
ここで30代向けの転職サイトはどのような感じなのか見てみましょう。それぞれのホームページを開いてみます。
30代向け転職サイト
30代向けの転職サイトには、次のようなものがあります。
doda

引用:doda
トップページで「転職したいか」「転職を迷っているのか」をチャット形式で相談できるようになっています。
毎週(月)(木)に公開求人数が更新されるみたいです。5月末時点で67,000件以上の求人がありました。記事を書いている今日は月曜日なのですが、新着求人が8,000件弱ありました。非公開求人数が135,000件なので半分は非公開ですね。
職種・勤務地・年収を選ぶと検索されるようです。細かく見ていくと勤務地には各都道府県のほか、海外もあります。年収の上限は1,000万でした。
会員登録しなくても公開求人を見ることができます。どのような企業があるのか気になる方にはいいシステムですね。
dodaはエージェントサービスとスカウトサービスで仕事を探せます。転職サイトと転職エージェント、両方のサービスが受けられるので心強いですね。エージェントサービスについては先ほど少し触れましたが、スカウトサービスとはなんでしょうか。
こちらは大まかに言うとあなたに興味を持った企業からオファーがくるサービスです。匿名なので在職中に仕事を探していてもばれません。
転職フェアやセミナーなど開催していたり、会員登録すれば、適正年収診断などのサービスが受けられます。
リクナビNEXT

引用:リクナビNEXT
会員登録しないと求人を見ることができません。トップページでわかることは年収500万円以上、残業なし、土日休み、人気企業から直接スカウト、転職者の約8割が利用中、リクナビNEXT限定求人が85%!!
どんな企業から求人がきているのでしょうか。気になります。こちらも転職エージェントと2面性のあるサイトです。そしてスカウトシステムがあるみたいですね。
ビズリーチ

引用:ビズリーチ
トップページからわかるのは「求めているのは即戦力」というキャッチコピー通り、ハイクラスな方用の転職サイトだということです。年収1,000万を超える求人が3分の1以上、優良企業やヘッドハンターからのスカウト、企業の中核を担うハイクラス求人。
一番の特徴はヘッドハンターシステムで3,200人のヘッドハンターの方がいるみたいです。ヘッドハンターを探すこともでき、顔写真が載っています。しかも評価付きなので安心して、仕事を探すことができると思います。
会員登録しなくても求人内容は見ることができました。企業名は会員登録してからわかるシステムです。年収は最低ラインでも800万からでした。
転職成功談が具体的で、キャリアアップと共に年収アップしたい方は参考になると思います。職種によって20代の方もいましたが、やはり30代からの転職サイトですね。また有料プランでさらに多くの求人に応募することが可能になります。
【ミドルの転職】エン ジャパン

引用:en ミドルの転職
こちらはenミドルの転職ということで、30代,40代の転職サイトです。年収1,000万以上の求人が5,000件、非公開求人がスカウトで届くみたいです。検索で調べたところ年収5,000万以上の企業もありました。勤務地にはdodaと同じく海外がありました。
気になるリストがあり保存すると、エントリーしてほしいと企業からお知らせがくる。そして好みを学習して求人を表示する。という機能がありました。
カイシャの評判という関連サイトがあるのもポイントが高いです。
こちらはビズリーチのように、ハイクラスに特化したサイトというより、ハイクラスもあります。というふうに感じました。幅広く応募できるサイトだと思います。ハイクラスサイトには抵抗があるけど、もしかしたら年収アップできるかも、と可能性にかけられるサイトではないでしょうか。
転機

引用:転機
会員登録しないと求人は見れませんでした。「社長の右腕立候補」というあたりハイクラス感満載ですね。経営者に直接会って面談する求人がほとんどなので、企業の中心となって仕事をしてくれる人向けです。成功事例も具体的なので、どんな流れかイメージしやすいと思います。
特徴的なのが企業の社長のインタビュー動画です。どんな思いで会社を立ち上げたのか、どんな苦労があったのか、今後どうしていきたいかなど、とても興味深いものになっています。
こんな感じで大まかにですが、30代向けの転職サイトを取り上げてみました。転職サイトの特徴として匿名で登録してもキャリアを見て企業からスカウトメールがくる。とわかりました。退職後すぐに新しい会社で働けますね。
転職サイトランキング
CMなどで有名なサイトは広告費が高いのに、それでも優秀な人材が欲しい。と人材にお金をかけている企業だと思います。なので完全に主観になりますが、私が登録をするなら。で順位をつけてみたいと思います。
1位 リクナビNEXT
転職サイトと転職エージェント両方を同時に登録でき、両方のメリットを手厚く受け取れるというのは、仕事を探す上でスムーズに行うことができるんだな。と思いました。そのうえでリクナビNEXT限定の求人が85%もあり、転職者の8割が利用している。しっかり分析したうえで仕事を紹介してもらえるのかな。という点で1位です。
わかり。リクナビネクストの診断、質問が多いだけあってしっかり分析されてる。恥ずかしい。 pic.twitter.com/EsyVZTKW5y
— yui (@unnqcn) May 20, 2019
2位 【ミドルの転職】エンジャパン
年齢で引っかかっている面もあると思うので、しっかり【ミドル】と強調されているところがいいと思いました。気になるリスト機能やカイシャの評判など、すごく便利で役立つのではないかと思います。
https://twitter.com/nuuton3/status/1128953103997210625
3位 ビズリーチ
やはりチャレンジはしてみたい。転職8回でも登録できるのだろうか。という不安はおいといて。
そんなに転職する気なしにビズリーチ登録してるけど、転職活動って良いですよ。
・飛んでくるスカウトで自分のニーズが図れる
・他社がどの事業に力入れようとしてるか分かる(そのための求人とかある)
・たまに自分で気づかない案件に出会える常に会社外での市場価値を意識しましょう!
— webディレクターman (@webman40421850) May 12, 2019
4位 転機
社長自らがインタビューに応じてる動画があることで、「会社のトップはこんな感じなのか」と社風がなんとなく伝わってくる気がします。なので4位にしました。ガイアの夜明けって番組が好きなのでちょっと偏った意見ではありますが。
5位 doda
入りやすいサイトみたいなので初めて登録する方には向いているかもしれません。リクルートに次いで求人数が多いので、条件に合った仕事を探しやすいのではないかと思います。転職サイトと転職エージェントの2面性もあります。
ただTwitterではこのように電話が多いと感じてる方が多かったので、5位という結果にしました。
dodaに登録した結果、怒涛の鬼電と鬼メール来るんだが^^;
— ソラ (@hanametto) May 18, 2019
あくまで主観です。大前提である希望条件が、皆さんそれぞれ違うのでランキングは目安程度にしてください。
友人の話に戻ります。
転職サイトだけでは難しいのか、友人はなかなか仕事が決まりません。
今は人材不足が過去最高で売り手市場になっているため、膨大な求人量の中から希望する会社を探し出すのは、とても手間ひまがかかります。
やる気がどんどんなくなってしまいますよね。
そこで友人は少し勇気を出し、転職エージェントを利用することに決めました。
先ほどエージェントについて少し触れましたが、実際のところ転職エージェントは具体的にどのようなことをしてくれるのでしょうか。
転職エージェントとは
一般的な転職エージェントとは、
転職希望者(求職者)に対して、求人情報の提供から、
面接日時等の調整、採用条件等のとりまとめ、
入社日の調整など転職活動の一連を無料でサポートしてくれます。
引用:コトバンク
さきほどの表を見てもらえたらわかると思いますが、
- 企業との調整(面接日、給与交渉、入社日などの調整)
- 転職成功率(面接指導や企業へ強く推薦してくれる場合もあるため成功率が高い)
- 転職アドバイス(自分では気付かない市場価値やキャリアの発見が可能)
- 面接対策(模擬面接でそれぞれの企業の対策ができる)
この4項目は二重丸になっています。
友人も転職サイトと転職エージェントが同時に登録できるサイトに登録して、様々なサービスを使ったおかげで、自分を見つめ直し、強みを発見して、やりたい事を絞り込めた結果、スムーズに希望条件に合った仕事を見つけることができました。
なので一歩踏み出して転職エージェントに登録してみてください。
転職エージェントに登録することによって、転職に有利なサービスが受けられるとわかりました。しかも無料です。
おすすめの転職エージェントは?
やっぱり大手や有名なエージェントがいいのかな?って思ってしまいますよね。でも大手だからいい。とか知名度が低いから悪い。とかではありません。
一口にエージェントと言ってもそれぞれに特徴があります。
- 年齢
- 性別
- 対応エリア
- 求人数
- 非公開求人数
- 得意な業種
などエージェントによって全然違います。
自分が転職するために、どんなことを手伝ってもらい、どんなアドバイスをもらえたら助かるのか。を軸にしてください。
- 今よりもっとキャリアアップしたい
- 今までとは違った異業種で働いてみたい
- 多くの求人の中から選びたい
- 年収アップしたい
- 初めての転職で、よくわからないからしっかりカウンセリングしてほしい
など希望条件があると思います。
その条件に沿ったエージェントを探して登録をしてみてください。
アドバイザーの存在
ここが1番の重要ポイントだと思います。
ランキングで上位の転職エージェントに登録したとしても、アドバイザーの対応一つでガッカリすることもあります。
- 受かりやすい企業をごり押ししてきて、希望を聞いてもらえない
- 自分のノルマ達成のため、返事を待ってもらえない
- 業界や職種に無知なため適切なアドバイスがもらえない
- 反応が遅く、いつまで経っても面接日すら決まらない
すごく困ったことが起きて、すぐにでも連絡が欲しいのに、全然返事がないと不安になりますよね。この人合わないな、と思ったらアドバイザーを変えてもらうこともできます。
また、資金にあまり余裕がないため早く入社させて転職先から契約金を貰おうとするのが、みえみえの転職エージェントも中にはあります。
複数の転職エージェントに登録することで、いろいろなタイプのアドバイザーに対応してもらえますよね。希望職種を探しやすくなると共に、転職に有利になると思います。
なのでそういう意味でも複数登録はおすすめです。
押し切られて気乗りのしない会社に転職しないようにするためにも、自分がこれからどうなりたいか。を明確にすることが大切です。
まとめ
- 2人に1人が転職する時代、これから先なにが起こるかわからないので、転職についての知識を深めて役立てよう
- 転職サイトはランキングよりも、なりたい自分になれる特徴があるところを選ぼう
- 転職サイトだけではなく、転職エージェントも賢く利用して転職を成功させよう
東京都民限定になってしまうんですけど、東京しごとセンターという施設があります。こちらの施設も専任のアドバイザーが最初から最後まで付いてくれるので安心です。
ヤング、ミドル、シニアとすべての年齢で利用可能で、仕事を紹介してくれます。無料でセミナーなども開催しているので、もし東京都在住であれば利用されてみてもいいと思います。


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