退職届、派遣には不要!派遣で働いた期間の履歴書の書き方は?

皆さんは洋服お好きですか。洋服のブランドってたくさんありますよね!百貨店によっては壁で仕切られることなく、次々とショップが並んでいて、気がついたら違うブランドを見ていた。って経験、多々あるのではないかと思います。

ずっと大好きだったブランドの服が着こなせなくなったり、似合わないと感じた時の洋服選びって彷徨いますよね。でも全部のブランドを試す。ってことは絶対にムリです。

「それでもたくさん試着して、自分に似合う自分好みのブランドを見つけたい」と私の友人はアパレル販売の仕事に就きました。

そこで友人は自由に働ける派遣社員を選択しました。たくさんのブランドで働けるように、どのブランドも1,2ヶ月で契約満了する短期で契約をしたのです。

1ヶ月だけ働くためにいろんな事を覚えて、また面接して次のショップに行って1から覚えて。ってすごい行動力だな。ってほんとに感心しました。

そうしてオシャレを満喫していた友人も結婚することが決まりました。給料のほとんどを洋服代に使っていたので、贅沢はやめよう。と楽しかった仕事を辞める決意をしました。

さて、いざ辞めるとなったはいいものの、いつも担当者さんにお任せで仕事を紹介してもらっていたので「あれ、辞める時はどうすればいいんだろう?」と疑問が浮かびました。

「派遣って退職届?退社届?いるのかな。」「そもそも誰に出すの?店長かな?」と困ってしまいました。

直接雇用の正社員なら会社に退職届を出して退職。という流れになると思いますが、派遣社員という特殊な働き方。辞める時はどうしたらいいのでしょうか。まずは正社員と派遣社員の大きな違いを見てみましょう。

 

正社員とは

正社員とは、従業員のうち雇用契約上で特別の取り決めなく雇用された社員をさす。ただし、法律上の用語でないため、特別な定義があるわけではなく、一般的には雇用期間の定めがないこと、よって解雇が厳しく制限されていること、原則としてフルタイムで勤務し三六協定の範囲で残業も義務づけられていることなどがその特徴としてあげられる。

引用:コトバンク

正社員は企業の方と面接して、雇用契約を結ぶ直接雇用になります。雇用期間がいつからいつまでと決まっていません。

 

派遣社員とは

人材派遣会社に登録後、仕事の紹介を受け、企業に派遣され就業する形態です。一番の特徴は、就業先企業ではなく登録した人材派遣会社と雇用契約を結ぶ点で、給与は人材派遣会社から支払われます。就業先企業は仕事の指揮命令をするという立場になります。人材派遣会社に登録する際に、職種や勤務地など希望を伝えることができ、その希望に沿った仕事を紹介してもらうことができます。また派遣期間、給与、勤務日数などは、就業前にあらかじめ人材派遣会社より提示され、その内容を了承したうえで就業を開始します。

引用:コトバンク

派遣社員は派遣会社に登録してから、希望条件を満たした企業があれば派遣会社と雇用契約を結びます。その際いつからいつまでという契約期間が派遣会社から提示されます。雇用契約を結ぶのは派遣先の会社ではありません。

 

派遣社員は退職届が不要!

いきなり結論になってしまいますが、派遣社員に退職届はいりません。派遣社員は契約期間が決まっています。契約期間を満了して、更新する意思がないのであればそこで終了します。雇用契約を結んでいるのは派遣会社なので、契約に関することは派遣会社に伝えます

担当者に退職の連絡をして(担当者から連絡が来る場合もあります)派遣会社から派遣先企業へ伝えられます。

なのでどこにも退職届を提出する必要はありません。直接的なやり取りをする必要はないのです。

友人は担当者さんに理由を説明して、契約期間を満了し、円滑にそのブランドと派遣会社を辞めることができました

ですが、しばらくして落ち着くと「家のこともやりながら短時間でも働けたらいいな」と思い今度はパートとして仕事を探し始めました。

条件に合った仕事を見つけ面接をしてもらえることになったので、履歴書を書くことにしたのですが、ここでまた疑問が浮かびました。

派遣社員としての職歴は書いたほうがいいのかな」「派遣会社と派遣先どっちを書くべきなのかな」「短期契約でたくさん派遣先がある場合どう書いたらいいのかな」

 

履歴書を書く

派遣仕事もれっきとした職歴で、履歴書に記載するうえでは、
*雇われたのは派遣元
*働いたのは派遣先
ということですから、両方載せるクリーンさが望ましいです。

引用:ヤフー知恵袋

派遣という雇用形態でも、れっきとした職歴になります。正社員ではなくても経験値は蓄積され、即戦力になり得ると判断されるかもしれません。

履歴書の具体的な書き方

これまで働いてきた派遣元企業(派遣会社)が複数ある場合これまで働いてきた派遣元企業(派遣会社)が複数ある場合

派遣元企業(派遣会社)は少なく派遣先が複数ある場合派遣元企業(派遣会社)は少なく派遣先が複数ある場合

引用:はたらこねっと

派遣社員は必ず派遣会社に登録しています。そこからどこの会社でどのような仕事をしたか、いつまで働いたのか。を書いていけばいいでしょう。

採用担当しています。派遣先など記載する必要ありません。派遣元を記載して下さい。
○○会社(派遣元)に派遣登録。(○年○月~○年○月まで派遣スタッフとして勤務)でよいと思います。
面接では派遣先名は聞かれないと思います。
聞かれるのはどういう業務に携わっていたかなのでそのあたりを整理しておけばよいと思います。

引用:ヤフー知恵袋

この方は派遣先を忘れてしまい相談されたようですが、採用担当の方の回答にあったように業務内容はしっかりと覚えておく。そして登録した派遣会社と派遣先を混同しないようにすることが重要なのではないかと思います。

 

まとめ

ここまでのポイントを簡単にまとめてみます。

ポイント

  • 正社員は企業と直接雇用契約を結び、派遣社員は派遣会社に登録して派遣会社と雇用契約を結ぶ。
  • 派遣社員は契約満了を持って終了となるので、派遣会社にも派遣先にも退職届は不要。
  • 履歴書には派遣社員としての職歴を具体的に記載する。(派遣元と派遣先を混同しない。契約期間もしっかりと書く)

今はいろいろな働き方があります。正社員じゃないとダメ。という考え方は少し古いのかな。と個人的には感じています。派遣社員には抵抗がある方へ、正社員と派遣社員それぞれのメリットを載せたいと思います。

正社員のメリット

  • 無期雇用契約なので安定して働ける。
  • 会社から一方的な解雇をすることはできない。
  • 頑張った分、評価に繋がるので収入アップなど期待できる。
  • 責任のある大きな仕事を任せられ、出世することができる。
  • 社会的な地位が保障される。

派遣社員のメリット

  • 職種や勤務地や給与など自分の希望で働ける。
  • 異動や転勤などがないためひとつの仕事を突き詰めスキルアップできる。
  • 契約期間が決まっているので終われば終了。
  • 仕事とプライベートを両立させやすい。
  • 月給の手取りは正社員より高め。

参考:総合人材サービスのマンパワーグループ

友人は短期でたくさんのショップを体験することによって、いろいろな洋服を楽しむと共に様々な知識も得ることが出来た。と言っています。

セレクトショップで勤務したときには、国内外のブランドをたくさん扱っていて、洋服やバッグ以外にも食器やインテリア雑貨なども販売していて大変だったけどその分勉強になり、自信がついた。と言っていました。

また常に新人でいることによって、新鮮な気持ちを持ち続けることができ、なにより多くのスタッフや幅広い年齢層のお客様と接することで、コミュニケーション能力が格段に上がったそうです。

派遣社員は正社員と違い、不安定な一面もあるイメージかもしれませんが、いろいろな経験ができるチャンスにもなる。という側面もあります。

どのような雇用形態でも楽しんで働きたいですね。

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