転職したい。仕事を辞めたい。新しい世界に行きたい。
このページを開いてくれたあなたは、きっとそう思っていますよね。
そんな人の決意を確かなものにするのが、「退職届」。
手書きがいいとかパソコン打ちがいいとか、退職届の外見については、小さな問題なのでいったん置きます。
しかし、退職届の中身は小さな問題ではありません。
少しネットで調べれば、テンプレートは山のように出てきますよね。
しかし、テンプレートがたくさんあると、今度は細かい違いが目についてしまう。
たとえば、退職届に書く「日付」。
書かなきゃいけない日付って何だろう…
作成日を書いて出すのか、提出日を書いて出すのか…
アラビア数字で書くべきか、漢数字で書くべきか…
いろんな悩みが出てきてしまうと思います。テンプレートを眺めているだけでは、この疑問は解決しません。
そう、決意を確かにさせながら、人を惑わせるのも退職届です。
今の仕事をきれいに辞めたいと思ったら、やっぱり「隙が無く、正しい」ものを出したいですよね。
ここでは、退職届の「日付」について、次のような順で解説しています。
小さな問題かもしれませんが、細かい疑問をすっきりさせて、不安を少しずつなくしていきましょう。
Contents
そもそも退職届に書く日付とは
提出日/退職希望日
退職届に書く日付には《2種類》あります。
「あれ、さっきもう一個違うの書いてなかった?提出日、退職希望日、作成日では?」と思われたあなた。鋭いですね。
作成日は使わないのです。
退職届に書く日付は、「提出日」と「退職希望日」の2つ。
特に、ブラック企業の場合は「退職希望日」を書いておかないと、長々と上司から引き留められてしまう場合があります。正直、そんなのは労働基準法や民法に思いきり違反しているのですが、残念ながらそうした引き留めもあることがあります。まずこの2つを確実に書いて、自衛しましょう。
よく見かけるテンプレートは、こんな感じですね。

先に「退職希望日」、あとに「提出日」を書きます。
「退職すること」について、もっと詳しく知りたい場合は、次の記事をご覧ください。
有給休暇の消費や、業務の引継ぎなどの兼ね合いで、職場と円滑に話し合いを進めることが難しいかもしれませんが、
常識的に出された「この日に退職したいです」という希望を、頭ごなしに否定する職場は違法です。
自分の意志をしっかり主張して、すっきり出ていきたいですね。
日付に使うのは漢数字か、アラビア数字か
どちらが正しいというのはない
目次で見た通り、どの数字を使うのが正しい、というのはありません。
とはいえ、何でも良いわけではありません。
縦書きと横書きのルールに合わせて書く
これが基本です。
一般的に、縦書きの場合は漢数字(一、二、三…)、横書きの場合はアラビア数字(1,2,3…)で書きます。
また、横書きのアラビア数字の場合、ふつう 半角数字を使う のでご注意を。
さて、どちらが「より正しい」わけではないことがわかったところで、一つ問題が出てきます。
「漢数字ってどう扱えばいいの?」
「十は一〇と書くべきなの?」
という問題です。ご存知の方は、この辺読み飛ばしてくださって構いません。
「十」と「一〇」ではどちらが良いのか
数字を書く中でも、「日付」を漢数字で表す場合、次のような基本ルールがあるようです。
賞状であれば、贈呈日や生年月日に日付を書くことが多いのですが、基本的には『十』を入れて書きます。
平成31年3月26日の場合、『平成三十一年三月二十六日』と書きます。ただし『平成三一年三月二六日』が間違いということでもなく、一般的では無いと言うだけです。
西暦の場合は『二〇一九年三月二十六日』と書きます。書き方が混ざっていますね。
引用:筆耕コム
「十」と「一〇」ではどちらでも構わないけれど、「十」式で日付を書くほうが、無難なようですね。
西暦を書く時だけ、「一〇」式の書き方をすると考えればよさそうです。確かに、「二千十九年」という表記はあんまり見ませんね。西暦というよりも、ものすごく長い時間が流れたような、壮大な感じがしますが…ひとまず無難にいきましょう。
まとめ
まとめると、
- 退職届に必要なのは「退職希望日」と「提出日」
- 日付は「縦書き・横書きのルール」に沿って書く
- ただし漢数字は西暦だけ「一〇」式(e.g. 二〇一九年)、他は「十」式(e.g. 十一月)
こんな風になります。
企業によって縦書きや横書きのフォーマットが指定されていることもありますから、それを確認した上で退職届を書いていきましょう。「○月×日までに退職したい」旨を、「□年○月△日に届け出ます」という流れで、退職希望日と提出日を縦書き横書きのルールに沿って書けば、立派な退職届のできあがりです。ゴールがもうすぐですね。
もうひと踏ん張り、隙の無い退職届を作って、今の仕事からすっきりお別れしましょう。
このページを読んでくれたあなたに、幸せな未来が待っていますように!


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