職場の人間は関係を深め過ぎ!?女性のストレスはそこから?

あんな不機嫌そうにして、イライラしすぎよあの人…
木佐貫
なにやらご不満を抱えていらっしゃるようですが、どうされたのですか?
いえ、職場の人間関係が上手く行ってなくて…

皆さんが勤めている職場とは様々な不満が生じやすい環境にあります。その月のノルマや営業の業績、企画や運営でのトラブル、社内での上司や部下達とのやり取りなど、あなたがストレスを感じる原因や瞬間は数え切れないでしょう。

下記の表は厚生労働省が職場の環境についての調査の結果の一部となります。

引用:厚生労働省

仕事の質や量で悩んでる女性が多いんですね。

確かに仕事内容で悩まれている女性は多いようですね、ですが2番目に高いストレスの原因を見てください。

女性が仕事場でストレスを感じる機会で2番目多いのは対人関係で36.4という数字が出ています。

仕事の質や量ので悩まれている女性の59.7に比べると少ないじゃないか、と思われる方も多いでしょう。ですが、対人関係でストレスを感じる男性は26.0と女性と比べると低いことが分かります。

つまり、女性の方が対人関係でストレスを感じる機会が多いということですか?

その通り、一般的には女性は男性に比べると感受性が強いとされていますが、感受性が強いと言うことはそれだけストレスになる刺激に反応し易いということです。

誰にでも当て嵌る人間関係の悩みはどうすれば解決できるのでしょうか、そしてあなたがその人間関係のストレスを発する側にならない様にするにはどうすればいいのか、しっかり確認していきましょう。

木佐貫
なぜ人は人間関係で悩んでしまうのでしょうか、そしてその解決法はいったい何なのかを見ていきましょう。

 

会社を辞めた本音の理由は?

名前
最近退職したあの人、家庭の事情で辞めちゃたらしいけど…

離職理由を会社へ伝える建前は無難なものが多いでしょうね。女性の本音の退職理由はどのようなものでしょうか、調べてみると以下の様です。

退職理由の本音ランキング
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)

引用:リクナビNEXT

1位と3位に人間関係がランクインしてますね。

1位と3位を人間関係としてまとめると36%と、かなり高い数字になりますね。6位も人間関係とするなら40%を超えます。人間関係の悩みは上司や同僚にはなかなか話し辛いものですね、ましてストレスの原因がその上司や同僚なら尚更です。

周りにストレスの原因だらけじゃ辞めてしまいたくなるわよね…
でも、会社での人付き合いは大事ですし、しておかないとダメなんじゃないですか?

はたして、そのお付き合いは本当に自分を押し殺してでも維持する大事なものでしょうか。

人との繋がり方に正解はありませんが、職場の人間関係で悩まれている方は職場だけ見て悩んでいらっしゃるのではないでしょうか。

職場であの人にこんな陰口を言われた、あの人が自分の事を嫌ってるんじゃないだろうか、など日々の悩みをだけを積もらせて自分を追い詰めてないでしょうか。

次の休み、あなたのプライベートの友人とのお出かけで着ていくモノ、その日のお昼は何を食べるか、昔からの親友が今度結婚するから贈り物は何が良いかなど、ぶっちゃけると仕事場の人間関係より気にするべきものは沢山ありますよね。

下の動画の方の言葉を借りれば人間関係は空模様なのです。晴れや雨など、どうしても自分ではどうしようもない事が沢山あります。ですが、それに押し潰されない様にする為の立ち振る舞いは誰にでも出来ることです。

木佐貫
人間関係ではどうしても回避出来ないことがありますが是非、是非、上の動画を見て頂き人間関係の不安を見直してはみては如何でしょうか。

 

職場の人間関係、距離感はしっかり測れてる?

人間関係はちょっとした事が崩壊を招く事につながります。ついついやってしまいがちな職場の人間関係を壊してしまう行動をあなたが行っていないか確認してみませんか。

悪口・陰口を言わない

時に比べたがる、時に張り合ってくる、時に嫉妬する。悪口・陰口のネタは尽きませんね、ですが悪口は言っている人物の評価を下げるとされています。

アメリカ合衆国のオハイオ州立大学のスコーロンスキーという博士がとある実験を行いました。

被験者たちに「人の悪口を言っている男性の映像」を見せて、『どう思いましたか?』と尋ねたそうです。すると、多くの反応は、悪口を言われている人により、悪口を言っている男性には嫌な印象を抱いたというのです

また、静岡大学の橋本剛教授の論文にも、「悪口を聞かされることは不本意な秘密の共有で、ストレス要因となる」という記述があります。

悪口を聞かされるというのは、ものすごく心理的に負担になることなのですね。

悪口を言うと自分の評価下げるのは分かりました、でもどうして人は悪口や陰口をしてしまうんですか?

日本ビジネス心理学会会長の齋藤 勇氏は記事で悪口の効用を下記の様に説明されています。

考え方や好みが同じというのは、私たちが他者に好意を抱く要因の一つです。それを説明する理論にアメリカの心理学者フリッツ・ハイダーのバランス理論があります。話題でも人でもいいのですが、Xという対象についてAとB 2人が話をするとします。例えば、Xという人物をAは「いい人だ(+)」と評価し、Bも「いい人だ(+)」と評価する場合は、AとBの関係も良好、つまりプラスになります。それから、Xという人物に対してA、Bともにマイナスの評価をする場合も、AとBの関係はプラスになります。ところが、Xに対するAの評価はプラス、Bの評価はマイナス(あるいはその逆)の場合は、AとBの関係はマイナス、つまり仲良くなれないんですね。

引用:読売新聞広告局ポータルサイト

群れない、グループに入らない

上記のインタビュー記事でも分かるように悪口や蔭口は互が仲良くなるための手段の一つとも言えます。同じ考えを持つ人同士仲良く集まる事もあるでしょうが、職場ではオススメ出来ません。

たとえ仲のいい人が居たとしてもその人を大切に思う事と、いつも一緒にいる事とは、同じではありません。

グループに所属しないと居場所が無いという方もいらっしゃるでしょう、ならば、せめて他人の悪口を言い合うグループには近づかないようにした方がいいですね。

不本意に悪口を聞かされる機会はグループに居ると多くなりやすく、先の上記の橋本剛教授の、「悪口を聞かされることは不本意な秘密の共有で、ストレス要因となる」とある様に、次第にグループの存在がストレスの原因になってしまうからです。

そしてグループには、どこかで自分が優位に立ちたがる人が出てきます。横の繋がりだけで共に行動するならまだいい方で、上下関係の中で集団行動を強いられるなると、さらに厄介になります。

例えば、職場にいるお局様は女性従業員の支配者ですから。

誰かと共に協力し合う事は大事ですが、束縛する事とは違います。お互いを尊重し合い、お互いが必要な時には助け合い、楽しい時間を共有する事が一番いい関係性だと思います。

プライベートは教えない

職場のお昼休みでランチで話したプライベートの内容が周りに広がっていた経験を持つ方は多いのではないでしょうか。勝手に会話の内容を拡散されていると気持ち悪いし、その人への信頼も無くなりますよね。

会話の中でプライベートを聞きたがる人も周りに多いでしょう、でもわざわざ答えなくてて良いですし、答えるなら適当に答えておけば良いです。あなたをさらけ出すメリットは、そんなにありません。

あなたと心を開いて話しやすく、仕事をしやすくするためなど、良い心で接してくれている人もいるでしょう。

ですが、プライベートを知っていることで優越感に浸ったり、他人のプライベートな情報をゴシップの様に集めたいという人も居ます。そういう人は情報を手に入れたらすぐに拡散させます。

家族や友人の事、趣味やSNSの有無などは、無難にはぐらかした方が安心できると思います。もし話すにしても相手に伝えていい情報を小出しに話しましょう。

安定した姿勢を、人で態度を変えることは避ける

人は厳しい態度で接すれば接するほど、向こうもこちらに厳しい対応をするようになります。苦手な人物へ露骨に敵意を向ける事は避ける方が、余計なストレスやトラブルを回避できます。

苦手な人と接するとどうしても無意識に態度に出てしまいます。ある程度は仕方ありませんが、あからさまに無視したり口喧嘩をしかけたりすることはやめておきましょう。

むしろ挨拶や最低限のマナーを心がけ、できるだけ自然な態度で接するのです。

苦手な相手との共同作業やチームワークを求められる仕事も多いでしょう、ですがこうした場合では、仕事は仕事と割り切ってきちんとこなしましょう。そうしたことを心がけていれば、相手から難癖にも「こちらは最低限のマナーは守っている」という自負があるので、毅然と対応することができます。

例えば、相手に合わせて相手に心地よい受け答えばかりしてしまうと、自分と他者との境界が曖昧になる人もいます。

ですが、常に敬語で距離を置く事で相手との心の距離を保つことも出来ます。常に敬語を保ち、丁寧で他人行儀な態度を貫く事で、「あなたと別に親じゃない」という境界線をきっぱりと引いておきましょう。冷たく感じる方もいらっしゃるでしょうが適度な距離を保つ、これが大事です。

 

まとめ

女性は仕事やプライベートに限らず、人間関係に対して人一倍敏感になりやすいものです。近年では女性が働きに出る事も多くなりましたが人間関係が上手く行かなくなり仕事を辞めてしまう方はこれからも多いでしょう。

人間関係のストレスは仕事に支障をきたす場面も多く、深刻な悩みになりがちです。ですが互いが適切な距離を保つとその悩みは自然と気にならないようになっていきます。

実は会社にとっては「お互い合わない」は重要な要素なのです。組織論という考え方で、この組織論という領域において、性格が真逆だったり、合わない人材を配置する方が、組織としてうまく機能するという実態があります。

会社にとって大事なのはビジネスです。ビジネスであるなら利益を生み出すと言う事を前提に考えていかなくてはなりません。ビジネスでは、課や部のような組織があり、個人ではなく組織で助け合い支え合って仕事を進めます。

仲良しの人間同士だと、お互いの関係を優先するため、ビジネスの世界では結果が出ません。では、利益重視に着目するとお互いの関係を無視しても利益を生み出す手段を取るにはどうすれば、という事に繋がります。

ビジネスと仲良しは全く別物で考えなければなりません。

こう考えると、人間関係が悪くなって嫌いになるというのは、普通な事のなのかもしれません。あなたが特定の人物が苦手や嫌いでも、何ら不思議な事でも後ろめたい事でもありません。

ですが基本的な挨拶や、返事といった最低限のルールは、人間関係を良くするためには欠かせません。

一方で、気持ちを緩めすぎてプライベートにまで踏み込むことも、お互いにとって良くない場合が多いでしょう。

お互いが心地よい適切な距離を保つ事、それが職場での人間関係から来るストレスの解決法になるのです。

木佐貫
もし人間関係で悩む事が出てきても、「ま、どうでもいいや」と流せるようになりたいですね

リクルートエージェントと言えば業界最大手の転職エージェントです。求人数も日本最多を誇り、転職がはじめての人はまずこちらに登録しておくと間違いないでしょう。 転職成功者数が毎年約2万3000名もいながら、その半分以上が年収アップに成功していると言うのだから驚きです。支店は全国にあるので、都市部から地方にIターンやUターンで転職する人にも使いやすいでしょう。
リクルートエージェントのここがすごい
  • 1年で年間1万3000社以上の求人が出る、中小から大手まで幅広い求人、外資系企業も1400社以上
  • 累積45万名以上が転職に成功、転職決定者は年間約2万3000名以上
  • 62.7%の人が年収アップを経験

dodaはリクルートエージェントに次ぐ大手総合転職エージェントです。国内2位とあって求人数も多く、とりあえず登録しておいて間違いありません。 都心部が中心になりますが、無料セミナーや転職イベントが豊富なのも嬉しいポイントです。リクルートエージェントに比べてサイト内のコンテンツが充実しており、転職コラムやQ&Aは読むだけで勉強になります。
dodaのここがすごい
  • 公開求人数/非公開求人数  約6万6千件/約13万6千件
  • 業界№2の大手
  • スポーツキャリア、ウーマンキャリアなどdoda独自の働き方を提案
  • 「年収査定」「キャリアタイプ診断」「レジュメビルダー」など転職に役立つ無料セミナーが好評。

2019年オリコン顧客満足度1位を獲得しています。 各分野のエージェントが親身になってカウンセリングをしてくれることで定評があるエージェントです。エンジニア系の転職にめっぽう強く、専属のエージェントが存在しています。 転職回数が多い人でも、親身になって活路を見出してくれる貴重なエージェント会社なので、特に転職回数が多くお先真っ暗感が漂っている方は要チェックです。
パソナキャリアのここがすごい
  • 公開求人数 50,000件以上
  • 求人の特徴 80%が非公開求人
  • 2019年オリコン顧客満足度1位、年収アップ率67.1%以上
スポンサーリンク

こちらの記事もよく読まれています!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です