ただですらストレスが多い職場。
仕事が出来て、気配りもできて、後輩に優しい。そんな素敵な先輩や上司がいる一方で、視界に入るのさえ嫌、声が聞こえるのも嫌。そんな史上最悪な上司に当たってしまうのも職場です。
このまま嫌いな上司のもとで何十年も働かなければならないのかと思うと本当に頭が痛くなります。上司と上手くやれない自分を責めてしまう人もいるのではないでしょうか。
でも安心して下さい。自分を責める必要はありません。
このアンケートをご覧ください。
嫌いな上司がいるのは当たり前? アンケート結果を発表
職場に嫌いな上司がいますか(いましたか)?

働く20〜30代の男女113人に、「職場に嫌いな上司がいますか?(いましたか?)」というアンケートをとった結果、「いる」と答えたのは全体の73.5%で、「いない」の26.5%を大きく上回りました。この結果から、嫌いな上司を持つ人は少なくないことが分かります。
引用:マイナビ
実に7割が、会社の先輩や上司のことを嫌いだという結果になっています。
これ、結構多くないですか。7割ですよ7割。
10人中7人。100人中70人です。(当たり前。笑)
会社勤めしている人の中で、かなり多くの人が上司に不満を抱いているということがわかりました。
上司のタイプ別、対策方法!
かなり多くの人が、不満を抱いている事がわかりましたが、なるべく職場の人間関係上手くやりたい。上司ならなおさらですよね。上司をタイプに分けて対策してしまいましょう。
タイプ1:自分は正しい!押し付けタイプ
自分は常に正しいと思っていて、人の意見に耳を貸さないタイプの上司です。このタイプの上司は、自分が間違っていても認めず、とてもめんどくさいです。
自分のことは棚にあげ注意してきたり、文句を言ってきたり、自分のやり方にこだわるあまり、他の人のやり方を否定します。
私もこのタイプの上司にかなり苦労しました。何を言っても耳を貸してもらえず、新事業を提案した時はずっと否定され続け、1ヶ月頑張って考えたプロジェクトがその上司の一言で、全くの白紙になってしまったのです。なんのために1ヶ月仕事したんだろうとやる気をかなり無くしてしまいました。
押し付けタイプの対策方法
とりあえず一旦上司の意見を飲む。
「○○さんのおっしゃる通りです。しかし、今回は○○で〜」
このように一旦上司の意見を肯定することにより、このタイプの上司は満足します。肯定することにより、意見を聞いてもらいやすくなるでしょう。
自分の意見を通すには、まず上司に意見を聞いてもらえる環境を作らなければなりません。めんどくさいと思いますが、一度肯定すれば耳を傾けてもらえるようになるでしょう。
タイプ2:無駄に細かい!ディティールにこだわるタイプ
そんなとこ誰もみねーよ。思わずそう言ってしまいそうになるような上司もいますよね。細かいところまで見てくれて仕事のミスを発見してくれるようなありがたい先輩は好かれますが、どうでもいいところに凄くこだわって、職場の人を困らせる上司もいます。
納期が決まっている仕事に取り組んでいるあなたは、こんなタイプの上司がいると凄く困るはずです。
このような上司は、自分はこんなところにも気が付くんだぞ。こだわりがあるんだぞ。ということを周囲にアピールしたいだけなのです。
利益にならない細かさは、職場の雰囲気を悪くしたり、お客さんを困らせたりしますね。
細かいタイプの対策方法
先に相談しに行く。
「細かいところが気が付く、〇〇さんの意見を聞きたくて〜」
「なんか細かいところミスしてそうなので、最終チェックお願いしてもいいですか?」
上司が自分で得意分野と思っているところを、甘えて先に相談して起きましょう。そうすることで、後からの修正に時間をとられることもありませんし、相談して仲良くなれば多少譲歩してもらえるようになるかもしれません。「〇〇さんの意見いつも参考になりますが、納期が近くて〜次回は参考にしてそのようにしようと思います。」これを言われて嫌な気持ちになる上司はいないでしょう。
私は仕事柄このタイプの上司が多いのですが、いつもこの方法でかわしています。なにか細かい事を言ってきたら、とりあえず「ありがとうございます。気付きませんでした。助かります。」をテンプレートにして言っています。笑
そのあとで自分の意見を伝えてそれを修正できない事を伝え、「さすが、〇〇さんですね。次回の参考にします。」と言えば和やかに終わります。
タイプ3:悪口ばっかり!噂話の発信源タイプ
このタイプはどこにでもいるけど、一番やっかいなタイプです。悪口に乗ればあなたも言っていた風に噂を流されますし、反論すれば悪口の矛先があなたに向く可能性があります。職場の人間関係を壊す典型的なタイプです。
「私は思わないんだけど、〇〇さんがあなたのことこう言ってたよ〜」とか「〇〇さんってこういう人だから気をつけてね〜」とか自分は親切風に言ってくる人が一番やっかいですね。言ってあげている自分は親切だと思い込んでいる可能性があるからです。この人の噂のせいで、職場の人を誰も信じれなくなります。
悪口タイプの対策方法
関わらないのが一番。
こういう人とは、仲良くしてもいいことは一つもありません。
徹底的にスルーしましょう。しかし、気が弱くてスルーするのが苦手な人もいると思います。そんな時は一度全て聞いて当たり障りのないあなたの意見を言えば満足してくれるでしょう。
同調を求めてくる場合もありますが、同調してはいけません。あなたも仲間だと言われます。
「そういう話苦手なんで〜」「私、鈍いからわからなかったです。」「仕事するので手一杯で気付きませんでした。」
などと返せばいいでしょう。
私も女性の多い職場だった時は、かなり噂話が多く、振り回されました。途中まで周りに合わせてなんとなく聞いたり、自分の意見を言ったりしていたのですが、どんどん悪い方向に行ってしまいました。職場の人は友達ではない。一緒に利益を上げていく仲間なんだ。と意識をすることで、噂に振り回されなくなりました。
タイプ4:成功は全部自分の手柄!アピールだけすごいタイプ
このタイプは、めんどくさい事は部下にやらせて、自分がやったように報告するタイプです。このタイプのアピール力は真似したいところですが、この上司の部下のあなたは怒りしかないですよね。
部下の手柄を横取りして、自分だけ上がろうとしているような上司は、部下を育てようという気がまったく感じられませんね。こんな上司の下で働くのは、毎日会社に行きたくなくなるはずです。
アピールタイプの対策方法
上司の上司を味方につける。
上司の上司さえ味方につけてしまえば、上司がどれだけアピールしようが、本当のことに気が付くはずです。そしてこのタイプは、結構周りが気が付いている場合が多いので、味方になってくれるでしょう。もし、本当に仕事をしているのは誰か見極められないような上司の上司であれば、転職を考えた方がいいかもしれません。
どんな仕事をしているか周囲に話ておく。
これも対策として使えます。周囲にどんな仕事をしているか話しておけば、「あれ、あの仕事って〇〇さんがまとめた仕事じゃなかったっけ」「なんで上司がやったことになってるの?」など、証人になってくれる人が周りにたくさんいれば、上司も横取りできなくなるはずです。
タイプ5:あれ?さっきと言ってることが違う?コロコロ意見変わるタイプ
このタイプは、自分のした指示をコロコロ変えるので、部下にとってはかなり大変なタイプです。さっきは、これで行きましょうって言っていたのに、途中でやっぱりこれにしよっか。こんなことが日常的にあると疲れてしまいますね。
上司にとって気まぐれでも、部下にとってはたまったものではありません。最初の段階で資料にキチンと目を通してくれていれば、こんな事にならなかった。そんな事もありますよね。
あれ、そんな事、俺言った?こんなこと言われる事もあります。
コロコロ意見タイプの対策方法
上司が言ったことを全部メモ取っておく。
めんどくさいですが、まず「あれ、そんな事俺言った?」から対策して行きましょう。言っているということを認めさせ、一度上司にちゃんとあなたの指示通りやっています。ということをわからせましょう。そうすれば上司も慎重に意見を言ってくれるようになるかもしれませんし、資料に真剣に目を通してもらえるようになるかもしれません。
私も以前この上司にひどく困っていました。このメモを取るという方法で、上司に反撃をしてその上での対応をしてもらっていました。上司も段々、私がいちいちメモをして、言ってることが違うという事を言われることを恐れ、最初からちゃんと仕事をしてくれるようになりました。(最初からそうしろ。って感じですが。笑)
まとめ
皆さんが働いている職場には、もっと色々なタイプの嫌いな上司がいるかもしれません。その中でも私が出会った嫌いな上司5タイプの対策方法をご紹介しました。
上に書いた対策方法や色々な対策方法を試してみてもやっぱり上司のやり方が気に入らない。この上司と何年も仕事をしていくのは無理だと思うあなたは、転職をおすすめします。
やはり、仕事をする上で上司というのは、スキルアップや昇格の意味でも、重要になってきます。良くない上司にあたってしまうと会社でのその先のビジョンが見えなくなってしまう事もあります。
仕事が好きならば、それは凄くもったいない事なので、同じ業界で違う上司を探した方がいいかもしれません。
一度切りの人生ですから、嫌いな上司ではなく、尊敬できる上司と働きたいですよね。
同じ業界に転職するしかないという人も多いと思いますので、円満退社になるように、最後まで職場での人間関係には気をつけたいですね。
また、私達も後輩にとってこのような上司にならないように気をつけたいですね。
以上、最後まで記事を読んで頂きありがとうございました。


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