お仕事お疲れ様です。
毎日毎日大変ですよね。
私の人生の中では、楽な仕事があればどれだけいいかと考えた夜は数知れずですが、なかなかそんな仕事は見つかりませんね。仕事は辛いものなんだとひしひしと感じます。
だからこそ、仕事が辛い時にどうするかがとても大切になると思うのです。
この記事を開いた時点で相当仕事が辛いのでしょう。タイトルに飛びついて何か救いを求めているような表情が目に浮かびます。このままでいいのかとも思っているんじゃないですか。
ご安心ください。仕事が辛いのはあなただけではありません。この記事はそういう方の心が軽くなるように書いたつもりです。
この記事を読んで、仕事が辛いと思っている人はたくさんいるんだということと、辛さを根本的に解消する方法はいくつかあるということが分かっていただければいいなと思います。
どうか完読していただけると幸いです。
こういう方に読んでいただきたい!
- 仕事で心身がボロボロになっている人
- 辛さを解消したい人
- 現状に疑問を抱いている人
Contents
仕事を辛いと思っているのは○割!

厚生労働省が毎年、労働安全衛生調査を行っています。
この調査は、仕事や職業生活の中で強いストレスになっている事柄があるかを調べたものです。以下の結果は、「強いストレスになっている事柄がある」と回答した人の割合です。
- 平成24年 60.9%
- 平成25年 52.3%
- 平成27年 55.7%
- 平成28年 59.5%
- 平成29年 58.3%
※平成26年は調査していません
この結果を見ると、約6割の人が仕事で何らかのストレスを抱えていることが分かります。仕事の量や質、仕事での失敗がストレスになっていることが多いようです。
私が気になったのは、30代では役割や地位の変化がストレスになっていると答えた人が多いということです。
30代に入ると昇進や役職に就くことがあるので、会社から期待されたり責任が重くなってきたりして、それが精神的にのしかかってきているのではないでしょうか。
仕事が辛くて苦しんでいるのはあなただけではないということですね。むしろ、過半数の労働者は強いストレスを抱えているのが現状です。
「みんな辛いんだな」ということが分かれば少しは気持ちが落ち着くのではないかと思います。
仕事の辛さは我慢するもの?

引用:しらべぇ
あなたは普段、我慢して仕事をしていますか。
仕事は我慢してするものかどうかというアンケートが実施され、その結果、「はい」と答えた人が4割いることが分かりました。
収入が高くなるにつれ、「仕事は我慢するべきではない」と考える人が多くなる傾向があるようです。
その理由は、収入が高い人はお金の面では満足しているので、仕事には経験だったりやりがいだったりを求めるからではないかと推測されています。
私はこの結果を見て、自分に合った仕事をしているかどうかが「はい」と「いいえ」を分けているのではないかと思いました。
「はい」と答えた方は仕事に対して何らかの不満を持っているからこそ、我慢と引き換えに給料をもらっているという思考になっており、「いいえ」と答えた方は仕事に充実感を覚えているため、我慢せずに仕事ができているんだと思います。
前職でシステムエンジニアとして働いていた私の友人は、かつては「給料のために我慢して働いているんだ」と言っていましたが、転職してから「今の仕事は楽しい」と言っていました。
彼は前職時代よりも前向きに頑張れているようです。前職では彼曰く「頑張らされている感」があったので、毎日クタクタになっていたという話を聞きました。
彼の話を聞いて思ったのですが、仕事は我慢するべきじゃないと考えている人は、仕事が好きだから自然に頑張ることができて、その結果お金がついてきたのではないでしょうか。
私は、仕事が好きかどうか、もしくは仕事が自分に合っているかどうかが「はい」と「いいえ」を分けていると考えています。
なので、今仕事は我慢すべきと考えている人は、彼のように好きな仕事ができるようになると、考え方が変わるかもしれません。
なぜ仕事が辛いのか

仕事には辛くなる要因が盛りだくさんです。その全てを考え抜くのは不可能なので、ここでは代表的な要因を4つほどピックアップします。
成果が出せない、目標がない
仕事で成果が出せないと「自分はこの仕事を続けていていいのだろうか」と考えてしまいますよね。
私の友人は、新卒で入社して半年くらいしてからそのように考え始めました。私の周りには半年で成果を出せる新人なんてほとんどいなかったですが、本人はいたって真面目に仕事をしていたため、思い悩んでいました。真面目な人は成果が出せない自分が許せないんです。
また、仕事に目標がないというのも辛いと思う原因です。これは、目標を持たないと仕事がただ給料を得るための作業になってしまい、つまらないものになるからです。
私の友人は、周りから仕事に対する姿勢は評価されていましたが、その反面、目標を持っていなかったので「早く辞めたい」とつぶやいていました。
誰しもつまらないことを延々とやっていたら気が滅入るのは当然ですね。私の友人と同じような状態になっている方は多いのではないでしょうか。
人間関係がギクシャクしていて、パワハラやセクハラが横行している
職場ではどうやって良い人間関係を築いていくかというのが大きな問題だと思います。職場の人間関係が悪いと落ち着いて仕事ができないですよね。私もそんな経験をしてきました。
同期との関係はもちろんですが、上司からパワハラやセクハラを受けてはいないでしょうか。
私は、パワハラやセクハラは被害者にとって不快であるだけではなく、仕事に向けるエネルギーを削ぐ行為だと思っています。ただでさえ仕事では多大なエネルギーを使うのに、セクハラやパワハラなどに使いたくないですよね。
労働時間が長すぎて自分の時間がない
1日のなかで仕事の占める割合があまりにも多すぎると、仕事に自分の人生を捧げているような気持になりませんか。
自分の仕事に対して相当な熱意があるんだったら労働時間が長くても平気でやっていられると思いますが、たいして仕事が好きではない人からすれば会社に人生を捧げるのは嫌ですよね。
仕事よりプライベート重視派は労働時間が長いことに不満を抱きがちです。
給料が低く、生活が苦しかったり自分の趣味にお金を使えなかったりする
仕事が大量にあるのに給料が低いと嫌になってしまいますね。
特に、家庭を持っている人は家族を養わなければならないので、給料の低さはなおさら重たい悩みになるでしょう。残業代で補う人もいますが、そうすると家族と一緒に過ごせる時間が無くなってしまいます。
自分の趣味にお金を使えないのも辛いですね。
私は、趣味は自分の人生を充実させるものと考えています。なので、その趣味にお金がかけられないというのは、充実感を得られないことになります。
趣味を犠牲にしてしまうと、満足のいく生活ができず仕事が憂鬱になってしまいます。
仕事の辛さは心身に表れているかも?ストレスセルフチェックしよう!

厚生労働省が『5分でできる職場のストレスセルフチェック』というのを実施しています。
これは、仕事量や働きがい、周囲の人との関係性など全部で57問に答えると、ストレスの原因と対処法について教えてくれます。
グラフで結果を表示してくれるのでわかりやすくておススメです。
食欲がなくなっている、最近眠れないなど自覚症状がある方はぜひ試してみてください。
ちなみに、私の友人がシステムエンジニアとして働いていた時に実施してみたところ、「ストレス状況はやや高め」と出たそうです。仕事の量と負担が大きかったのがストレスの原因だったらしいです。システムエンジニアは難しい仕事が多いので、「当たっているかも」と思いました。
仕事が辛い時は休むのがベスト!

仕事が辛くて精神が消耗しているときは、いったん休んでその後どうするかを決めればいいと私は考えています。
でも、ただ休んだだけでは仕事に戻った時にまた辛くなってしまいます。
そこで、休んでいる間に今の辛さを解消する行動を考えていきましょう。
成果が出せない原因を考えて、親身になってくれる人にどうすれば結果が出せるかを相談する
成果が出せていないのは、その仕事が向いていないからでしょうか。
周りの人たちが成果を出していて、自分が成果を出せていない状況を目の当たりにすると、「この仕事向いていない」と考えがちです。
でも、自分が成果を出せていないのはやるべきことをやっていないからかもしれません。もしくは、成果を出す方法が分かっていないだけかもしれません。
あなたの周りに仕事について親身になってくれる人がいれば、その人にどうすれば成果が出せるか相談してみましょう。
同じ職種のベテランに相談してみるのがベストだと思います。
あなたの周りにそのようなベテランがいなかったとしても、SNSで検索してみるとその職種のプロが相談を受け付けていることがあります。SNSを活用してみるのも一考の価値ありです。
私の経験上、経験豊富な人は常に成果を出し続けてきたわけではなく、なかなか成果が出せずに苦しんだ時期を経験していることが多いからです。
あなたの悩みに対して思いもよらぬ解決策を提示してくれるかもしれません。
ポジティブな理由で部署異動ができないかを考える
やるべきことは全部やったのにそれでも成果が出ないときは、思い切って部署異動を視野に入れましょう。
このときに大事なのは、「こういう仕事をしてみたいので○○部に異動したい」と言えるようにすることです。
「成果が出せないので異動したい」と正直に言ってしまうと、異動できなかった時に気まずい思いをしますし、上司からの印象が悪くなります。本当はネガティブな理由だったとしても隠し通しましょう。
前向きな理由を言えるようにすると、上司が積極的に異動に協力してくれます。
自分が原因で人間関係を悪くしていなかったかを考える
周りの人たちが自分のことを悪く思っているのは、職場の雰囲気だけではなく自分が原因になっていることがあります。
たとえば、以下のようなことに心当たりはありませんか。
- 上司に対して露骨に嫌な態度をとった
- 部下に対して威圧的な態度で接した
- 他の同僚の悪口を言っていたことが広まってしまった
など
人間関係は非常に傷つきやすく、ちょっとしたことですぐに悪くなってしまいます。むかつく上司や嫌いな後輩がいるのは同情しますが、その人たちだけが原因ではありません。傷つけるつもりはなかったのに些細な言動で相手が傷ついてしまうこともあります。
自分も人間関係の中にいる以上は、自分に非があったりします。
自覚がある方は、傷つけてしまった人に対して謝罪したりどのような場面で傷つけてしまったかを聞いてみると印象が良くなるかもしれません。
プライベートや家族との関係も考えて、自分が満足して働ける条件を考える
労働時間が長いと、その分犠牲にする時間が多くなりますね。
子供と遊ぶ時間、自分の趣味に費やす時間等々。
私は、仕事だけしていれば良い成果を出せるとは思いません。
プライベートが充実しているからこそ、仕事のやる気が出てきて成果を出すために必死になるのではないでしょうか。最近、ワークライフバランスが重要視されていますが、これは世の中に「仕事だけしていてはだめだ」という考えを持つ人が増えたということだと思います。
労働時間や給料は自分ではコントロールできないので、現実的な範囲で自分が満足できる条件を考えてみましょう。
本当に辛さに耐えられないなら転職もあり!

「今の会社を辞めたら今後が不安だ」と考えていて、なかなか転職に踏み切れない方が多いように思います。
でも、会社を辞めるなんてどうってことはありません。今まで8回転職した私が言うのですから。
働く場所なんてちょっと調べれば山のように出てきますし、あなたが今辛い気持ちになっているのは、自分の強みを生かせていないからではないでしょうか。
退職代行サービスに任せよう
休めるだけ休んだけどそれでも今の仕事が嫌なら転職してもいいと思います。
ただ、転職するまでの間に退職手続きとか仕事の引継ぎをしなければいけなくなり、また辛いと感じるかもしれません。
そこで、手続きは退職代行サービスに丸投げしてしまいましょう。退職手続きは全部業者がやってくれるので、あなたにストレスがかかることはありません。
天職に転職
転職するのは良いですが、天職を見つけたいですよね。転職だと思える仕事に巡り合うと、本当に人生が楽しくなります。
私の友人は、システムエンジニアからWebライターになりましたが、「仕事がこんなに楽しいものだとは思わなかった」と言っていました。Webライターが天職だったわけですね。
じゃあ天職ってどうやって見つけるんだという話ですが、以下の記事をご覧ください。
自己分析ツールを用いて、あなたに合った仕事が見つかるよっていうことが書いてあります。天職についての考え方も教えてくれるので、読んでみる価値はありますよ。
また、他の記事でも紹介していますが、転職エージェントを利用してみるのも手です。
一人で転職活動するよりも気が楽ですよ。
まとめ
仕事が辛い時に休むべきなのか我慢して働き続けるのかについての記事をお届けしました。
ポイントをおさらいします。
- 仕事で強いストレスを感じているのはあなただけではない!
- なぜ仕事が辛いのかを考えてみよう!
- 辛い時はいったん休んで次につながる行動を考えるのがおススメ!
- 我慢して働かなくてもいい。天職に巡り合える可能性だってあるから。
仕事が辛い時に、多くの人に「甘えてないでもう少し頑張れ」とか「みんな我慢してるんだよ」とか言われますが、私は気にする必要はないと思います。
私の経験上、辛さを我慢して仕事をしていたら、いつかは限界がきて「こんなことやってられんわ」と何かがプツンと切れてしまいます。また、仕事は人生の大半を占める活動なので、それを嫌々やっていたら自分の人生がもったいないです。
とはいえ、辛かったらすぐに辞めていいとは思いません。私の経験上、どんな仕事にも辛い部分はあるので、いちいち辞めていたらきりがないからです。
私は、辛くてもいいと思える仕事に出会うことが人生では大切だと思います。そうすれば、自分にとって天職になるのではないでしょうか。
今の仕事が辛くても、「辛くてもいいや」と思えるのであればそのまま続けるか、時には休憩すればいいし、「この辛さは耐えられない」と思っていれば限界が来る前に転職するべきだと思います。
正解はあなたに委ねられています。この記事があなたの行動を決める指針になれば、筆者としてこれほど嬉しいことはありません。


- 1年で年間1万3000社以上の求人が出る、中小から大手まで幅広い求人、外資系企業も1400社以上
- 累積45万名以上が転職に成功、転職決定者は年間約2万3000名以上
- 62.7%の人が年収アップを経験

- 公開求人数/非公開求人数 約6万6千件/約13万6千件
- 業界№2の大手
- スポーツキャリア、ウーマンキャリアなどdoda独自の働き方を提案
- 「年収査定」「キャリアタイプ診断」「レジュメビルダー」など転職に役立つ無料セミナーが好評。

- 公開求人数 50,000件以上
- 求人の特徴 80%が非公開求人
- 2019年オリコン顧客満足度1位、年収アップ率67.1%以上
コメントを残す