中途採用に積極的な企業は3割以上!求人数は右肩上がりに!
近年「人材獲得」の争いが各企業間で活発に行われています。転職市場が活発化しており、いい人材はより条件の良い方へ良い方へと移っていきます。それに伴って市場はいわゆる「売り手市場」。求職者にとってこれほどありがたいタイミングはありません。
一部のエリートだけという意見もあるかもしれませんが、とはいえ市場が上向きなのは事実。
業界大手のリクルート社のデータを見てみても

引用:https://www.recruitcareer.co.jp/news/20181213.pdf
まだまだ売り手市場が続くということを分かっていただけると思います。積極的に動いた人からいい仕事に就ける可能性を秘めている流れだということは頭に入れておいて構わないでしょう。






Contents
転職に関する問題点・悩み
実際に、私が最後に行った転職活動の体験記です。恥ずかしい話ですがおよそ8年間の間に8回というハイペースな転職活動を繰り広げて来ました。
これだけの回数になるといろいろなところに問題が生まれてきます。その一つが『転職回数の多さ』でした。流石に8年間で8回も転職をしているともなると、面接での人事担当者の目つきが変わります。面接の時のあの”疑ったような目”はなかなか忘れることができませんでした。
自分自身でも回数の多さを突っ込まれるのはある程度覚悟の上だったのですが、予想以上に反応が芳しくありませんでした。それでも面接さえたどり着くことができればなんとかする自信はあったのですが。それにもまして一層悩ましかったのが書類が一切通らないという地獄のような日々が待っていたことです。
書類を出しても出しても出しても出しても、
「この度は誠に・・・」不採用通知。
採用してくれる会社なんて果たしてあるんだろうか?一体どうすりゃいいんだ?
分かる人はわかると思いますが、あまりにも不採用通知を受けると人格を否定されているような錯覚に陥り、多少どころではないダメージを心に負ってしまうことがあります。
マイナビ転職が300人にとったアンケートで、転職活動でしんどかったベスト5の第1位が「不採用通知に落ち込み、メンタルの安定が保てない」ことだそうです。
参考:転職活動中「正直しんどかったこと・悩み」ベスト5と乗り越え方【体験談】
それでもなんとか書類選考を突破し、なんとか面接をくぐり抜け採用を決めることができました。(ラッキーでした)
『転職回数が多い』ことは書類選考の際に大きなネックになります。驚くほど通過率が下がります。




転職の基礎知識
ここでは転職活動をする上での基礎知識について学んでおきましょう。
転職(てんしょく)とは、職業を変えること、あるいは職場を変えること。
引用:Wikipedia 転職
字面通り行くと本来の意味は「職業」を変えることを転職と呼びます。つまり正確には転職活動とは異業種への転職を転職活動をと呼ぶということになります。しかし現代ではその意味合いはほとんど消え去り、会社を変えることが転職と認識され使われていることが多いです。
終身雇用制度の崩壊で転職市場も活発化
少し前までは終身雇用制度が私達の安定や安心を支えてくれていましたが、今そんな会社は続々と無くなってきています。終身雇用制度は崩壊しつつあり同じ会社に長く勤め続けるメリットが減ってきているように感じます。
少し前までは年を取れば勝手に給料が上がってきた時代でした。しかし現在では、年をとると老害扱いをされて、逆に給料を減らされる可能性だってあります。
厚生労働省のデータによると、2014年から記録されている55歳以上の方の転職比率は軒並み上昇傾向にあります。

2014年:4.6%
2015年:4.7%
2016年:4.8%
2017年:4.8%
2018年:4.9%
それだけ転職に踏み出す方が増えているということになります。またそれだけ転職市場が活発であることも表しています。一昔前までは35歳を超えると転職先が極端に少なくなるということを言われていました。確かに求人を見ていくと、「キャリア形成の為35歳未満」などの表記を見かけます。
が、実際厳密にそうかと言われると35歳以上であっても、企業とマッチすれば採用されるケースもあります。当然35歳未満でないと採用はしないという企業もあるとは思います。それでも現在人手不足の会社は山程あります。
そういった背景から様々な年齢層の求職者がいて企業もそれを理解している現在の状況は間違いなく、転職者に有利と言えます。




転職活動で最重要な面接対策
転職活動で最も重要なのが面接対策です。これができない、もしくはやらないとかなりの確率で不採用を喰らいます。実際書類選考が通ったとしても面接の段階になるととたんに採用率が下がるという方を見かけます。
不採用を喰らい続けるといつの間にか精神をやられて、自分が不要な人間だと思うようになってきてしまいます。そうならないためにもこの記事を読み込んで頂き面接対策をきちっとやっていただければと思います。



そうなんです。場馴れを進めるのは全く見当違いのアドバイスです。
そもそも採用面接の場数を踏む人は絶対値として多くありません。特に転職に関して後ろ向きな考えを持つ日本では転職活動自体が活発ではありません。今でこそ転職市場は盛り上がって来ていますが、それでも場数を踏む人は逆に採用が決まらない人です。なので面接は場数という理論が破綻しているのは理解してもらえたと思います。
転職活動において重要なのは場数ではなく「下準備」です。いかに事前に準備をしているかで合否が決まってきます。
志望動機はどうする?
特に志望動機で悩む方が多いようです。
転職時の志望動機について皆様の考えを伺いたいです。
現在、エージェントを通し転職活動をしており、
エージェント側に紹介いただいた求人の中から、
業務内容や各企業が扱うサービスや商品を見て
働きたいと思う企業へ応募しているのですが、
面接に向けて志望動機を考えた時に
「この会社じゃないといけない」理由がどうしてもうまく考えられません。
引用:ヤフー知恵袋
なかなか志望動機が定まらずに悩んでいるケースがあります。
転職を成功させる志望動機と面接のポイントとは!例文を紹介で志望動機の考え方と例文を紹介していますので参考にしてみてください。
自己PRが決まらない
自己PRも考えるのが難しい質問の一つです。ですが面接ではほぼ100%に近い確率で聞かれるので準備は必須です。むしろ志望動機より質問率が高いかもしれません。
転職の自己PRで悩んでいます。
新卒入社した会社で潰れて2カ月で退職し、体調も回復してきたので転職というよりは再就職を目指しています。
早期離職の為、自己PRが書けずに悩んでいます。今までの自己PRは「約束は必ず守ること」「お客様の要望を細かくメモすること」「見積りや問い合わせには素早く対応すること」とか馬鹿みたいに自信満々に書いていたのですが、これは社会人としてできて当然のことと指摘を頂きました。改めて考えると自分には特に長所や強みもなく、性格的にも臆病過ぎというか慎重過ぎて駄目で…
引用:ヤフー知恵袋

そうなんですよね。自己PRって考えだすとキリがありませんね。考えれば考えるほど、だめな気がしてしまい、結局作り直しになったり、時間的に考える余裕が無くなって中途半端な状態で面接に挑まなくてはいけなくなったりしてしまいます。
自己PRでどツボにハマると不安で夜も眠れなくなります。大げさに思われるかもしれませんが、準備ができていない状態での面接は、手ぶらで戦争に行くくらい無謀なことです。眠れないほどの不安や恐怖に襲われるのはある意味当然のことです。自己PRの作り方に関しては以下の記事でまとめてありますので参考にしてみてください。

転職に関する世間からの見え方は?
転職に関する世間のイメージはどうなんでしょうか?dodaが2000人のビジネスパーソンに向けたアンケートを取ったところ

引用:転職サイトdoda
ポジティブな意見が36.5%
ネガティブな意見が23.5%
という結果になりました。この結果をどう感じますか?意外ですか?それとも想定通りですか?
ちなみに、さらにインタビューをしていくと以下のような意見が出てくるそうです。
ポジティブな意見の例
転職をして、1社では経験できないようなより多くの環境やシーンに直面することが、ビジネスパーソンとして成長し続けるために役に立つと思う(埼玉 33歳 男性)
自分の生活は自分で守る時代。自身のライフスタイルや生活の変化に合わせて転職を考えるのは当然だと思う(兵庫 29歳 男性)
引用:転職サイトdoda
基本的にポジティブな意見を持っている人は、転職を自分の可能性を広げる選択肢として捉えている傾向があります。キャリアアップはもちろんのことながら、他業種への転職や、職種、業界の変更などを検討材料にすることも多く、自分の人生をより良くしたいという前向きさが表されています。
また将来への不安や備えとして、転職を捉えている人も多いようです。自分のライフスタイルにマッチした求人を探し、実際に転職活動をしています。コアタイムやフレックスタイム制、リモートワークなどの新しい働き方が生まれている昨今。
職を変えることによって理想の働き方を得ようとするのはごく自然なことになりつつあります。
ちなみに私は過去8回転職をしてきましたが、異業種への転職も相当数してきました。パチンコ屋で働いてみたり、不動産の営業をしてみたり、完全フルコミの飛び込み営業をしたこともあります。
他の業界の知識やノウハウを他の市場にズラして持っていったり、自分で使うことによってその業界内の人間ではしないような画期的な発想が生まれるキッカケになったりもします。
そして何度も言っているかもしれませんが、20歳そこそこの人間が自分の将来のことなんて考えられるはずないんですよ。なので全員がそうとは言いませんが、多くの人にとっては今の職場が合っていない可能性があるという事実は理解しておいたほうが良いでしょう。
そうやって考えると社会人になって、仕事を一通り経験した後に、今の仕事がいいのか?それとも他の会社のほうが自分に合っているのか?を改めて選び直すために転職を検討するのは相当賢い選択だなと感じています。
ネガティブな意見の例
短い期間で何度も転職を繰り返していると、仕事が長く続かない人というレッテルを貼られそう(東京都 29歳 女性)
転職してしまうとまた1からのスタートなので、なんとなく出世コースを外れそう(東京 33歳 男性)
引用:転職サイトdoda
一方でこんなネガティブな意見もあります。「短い期間で何度も転職を繰り返していると、仕事が長く続かない人というレッテルを貼られそう」これは当然そうです!
言い切れるのも私自身が短期間での転職を繰り返す、転職者だったからです。さすがに8年で8回も転職をしているなんてことになれば面接官の目が厳しく光っていました。アメリカでは転職回数が多いことはあまり悪く捉えられないみたいですが、日本で転職回数が多い状態はかなり不利な戦いになります。
「転職してしまうとまた1からのスタートなので、なんとなく出世コースを外れそう」に関しては、私の友人が不安がっていた内容です。
その友人は現在はドラックストアの店長をやっているのですが、毎日の変わらない、変化のない仕事に飽き飽きして、他の仕事もしてみたいと転職活動をスタートさせたようでした。本人は営業がやりたいようで業界は絞らず職種で仕事を絞っていたようでした。
そんなときに相談に乗って欲しいと言われました。
現在は転職サイトやエージェントを使ってアドバイスを受けているそうなのですが、なかなか本当に転職するというところまで腹が決まってないとのことでした。
今後日本での転職に対するイメージは向上傾向に!?

引用:転職サイトdoda
今後転職が一般的になると55.7%、およそ半分以上の方が感じています。
一昔前までは「どうしようもないやつ」「会社にとってのお荷物」が転職をするというイメージがあったように感じます。ですが現代では
立派なキャリアアップの手段
となっています。転職をするというのは自分の目標を達成するために必要な手段として企業側も認識しているということです。少なくとも現代のビジネスパーソンたちは転職に対して比較的前向きな意見を持っているということです。









転職活動方法の種類
求人誌
スーパーやコンビニ、町の本屋、駅などに設置されています。無料で手にすることができますし、私は履歴書目当てに持って返ってました笑。
求人誌は地元密着型の求人が多く、特にエリアごとに細かく求人が分かれているケースも多々あります。地域密着企業を探す場合は使えるチェックすることをおすすめします。
私も過去求人誌を使って、転職を成功させた経験があります。
求人雑誌に書いてある電話番号にかけ、面接の日取りを決め、会社に面接を受けに行くのが一般的な流れになります。大手の求人サイトなどとは違い、書類選考がスキップされるケースが多いです。私の場合、面接当日までに書類を準備して書類を面接官がみながら進んでいくという流れでした。
それまで求人サイトなどを利用していたので、「これほど簡素なステップで採用が決まるとは‥」かなり驚いた経験があります。
そのためメリットとしては、面接〜採用までの期間が短いことです。とにかく仕事を探しているという場合にはスピード感ある採用の求人雑誌は向いています。
デメリットとしては、「企業がブラック気味」ということです。採用までのステップがシンプルにもかかわらず人が集まってきていないのにはそれなりの理由があります。
全部が全部そうではありませんが、そういう傾向にあると思っておいた方がいいです。






求人サイト(WEBサイト)
おそらく最も使われている媒体が求人サイト(WEBサイト)です。転職をすると決めたら、ほぼ100%で最低でも1つはサイトに登録をして活動をすることになるはずです。
求人サイトを使うメリットは3つくらいありまして、1つ目は、「全国の求人を見れる」こと。2つ目のメリットは「気軽に登録ができて活動をスタート出来る」こと。最後のメリットは「お金がかからない」ことです。
順番に少し補足説明していきます。
まず1つ目のメリットの「全国の求人を見れる」というのは、基本的にサイトに個人情報を登録することで求人を見ることが出来るようになります。そのとき特にエリアには制限なく見ることが可能です。
サイトがエリアごとに分けられて作られているわけではないので、求人がサイト内に集結しているイメージを持ってもらえればわかりやすいと思います。北海道に住んでいても、沖縄や福岡の求人を見ることができますし、高知県の人が愛知県の求人を見ることも可能です。
当然エリアを絞って自分の地域のみにもできます。臨機応変に対応できます。
次は2つ目の「気軽に登録ができて活動をスタート出来る」
サイトに登録するだけで、転職活動をスタートできるので空き時間や、思いついたタイミングからいつでも始めることができます。誰かとアポイントを取るわけでもないので、時間帯もいつでもOKです。
ちょっと話が脱線しますが、求人サイトによっては、登録があった段階でオペレーターよりヒアリングの電話が来るケースもありますが、ゴリゴリと転職活動をおすすめしてくることはありません。
- どのくらい先の転職を希望しているのか?
- どんな職種を希望しているのか?
- 年収の希望はあるのか?
- 勤務地の希望はあるのか?
- 他に登録しているサイトはあるのか?
- どうして転職をしようと思ったのか?
などのシンプルなヒアリングを受けるケースがほとんどです。当然その後の求人の案内に使うためのヒアリングです。サイト内におすすめ求人としてピックアップしてくれたり、オファーを出してくれたり、マッチングをしてくれたり、情報をくれたりと転職を有利に進めるための材料を提供してくれるので素直に答えておきましょう。
後はサイト内から自分が応募したい企業に対して、意思表明をして活動をするだけです。自分のペース、自分のやり方で自由に行なえます。書類も事前に用意しておけば使いまわし出来るので、とりあえず応募というつかいたかもできます。
自由度の高さが特徴です。
最後3つ目は「お金がかからない」
登録費用も無ければ、利用料金や月額費用なども不要です。完全無料でサービスを受けることができます。
お金がかからないからと言って手抜きサービスになっているわけでもなく、ハイクオリティのサポートを行ってくれます。毎日、毎週の求人のアナウンスはもちろん、サイトによっては「スカウトサービス」の提供もあります。
スカウトサービスは、あなたが事前にスカウト登録というのをして、個人の情報を登録しておくと、企業側からあなたへアプローチが来るというものです。自分から応募するのではなく、企業が興味を持ってくれた段階から活動をスタートできるので決まりやすいというものです。これも無料です。
他にも転職ノウハウや、応募書類の提出など様々なサービスが無料で利用できます。活動ハードルが低く最もベーシックな活動方法になります。
一方でデメリットもあります。活動へのモチベーションを保ちつづけるのが難しいことです。サイトからのサポートを受けることができるものの、活動自体はすべて自分がやる必要があります。
やらなくても誰からも怒られることが無いため、履歴書や職務経歴書などの書類の準備から、企業への応募、面接などの日程の調整などやらなければいけないこともつい億劫になってやらずにズルズル時間だけが過ぎていくなんてことがよくあります。
サイトを使って自由に、そして気軽に行える分、多少なりとも自己管理をしないといつまで経っても転職活動が進まないなんてこともあります。
実際サポートも3ヶ月から最大でも6ヶ月くらいに設定されているサイトも多く、短期的に勝負をかけないと転職へのモチベや活動自体がストップすることを表しています。
縁故・紹介
いわゆるコネ採用です。
なんだかんだ根強いのが縁故や紹介をもらって転職口を探すという手法です。入社したい会社が明確にあって知り合いや友人が働いている場合には、可能性の一つとして検討してみてもいいと思います。
また、不採用が続いている場合にも、最後の砦として使うという手段ですね。
その最大のメリットはその決まりやすさです。当然といえば当然ですが、人からの紹介なのである程度人間関係や人となりが分かっているケースがほとんどで、その人の能力は二の次で完全に信頼のみで採用されます。
また日本は人間関係を重んじる人が多いので、断りきれずに採用が決まるという少し強引な採用になりがちです。
デメリットとしては、仕事を選べないということです。縁故、紹介での採用でもっとも優先されるのは「仕事にありつける」ことです。個々人のマッチングへの優先順位は低くなります。それに加え紹介者の顔を潰すこともできないため、退職・転職しにくいことです。
そのため入社後「思っていた仕事とは違う‥」という場合、転職というオプションを選択できません。
あくまで最終手段として使うのがベターです。

企業のホームページ
転職サイトや求人誌に登録をせずに、自社のHPで採用情報を載せている企業もあります。
狙っている企業が明確にある場合にはチェックしてみるといいでしょう。また気になる企業のサイトもチェックしておくと、穴場の企業を発見できるケースもあるので探すだけ探してみることをおすすめします。
「会社名 求人」で検索しても、検索上位には求人サイトが出てくることがほとんどなので、「会社名」のみで検索しHPにダイレクトにアクセスして探してみましょう。
番外的になりますが、どうしても入りたい企業の場合には、企業に直接電話して「求人募集はしていないか?」聞いてみることも手段の一つとして使えます。
なければ「無い」と言われるでしょうし、あれば「応募書類を送ってくれ」という流れになります。求人サイトなどを通してない分、「行動力のあるやつ」というポジティブな評価からスタートできるので、個人的にこの方法は採用率が高いと感じています。
勇気が無いとできない方法ですので、心理的なハードルが多い方法になります。
【超オススメ】転職エージェント
転職活動をする上でもっともおすすめなのは『転職エージェント』を利用することです。
私自身何度かお世話になり、転職することができました。合計で3回くらいは利用しましたが、どれも最終的に転職をすることができました。30代で異業種に転職できたのは間違いなくエージェントの力が大きかったと思います。
デメリットとしては、エージェントとの相性が悪い場合、転職活動自体うまく進まない可能性があるということです。以下でエージェントを見極めるポイントを紹介していますので参考にしてみて下さい。
エージェントを利用するメリットは大いにあります。
- 書類関係の作成補助
- 書類選考の代行
- 面接日程の調整
- 同行面接
- 企業調査(リサーチ)
- 面接対策サポート
- マッチング求人の紹介
など多岐にわたるサポートを受けることができます。これは使わない手はありません。転職がうまくいかない場合は人の手を借りるという選択肢をオプションを利用するのがいいでしょう。
【番外編】派遣会社へ登録
どうしても正社員が決まらない場合は、派遣社員や契約社員からスタートするというオプションもあります。派遣社員や契約社員で職にありつくハードルは想像以上に低いので、カンタンに仕事をスタートすることができます。
派遣先によっては「正社員登用」制度を設けている企業もあり、派遣先企業へうまくアピールできれば派遣就職を糸口に転職を決めるという方法もあります。
大手企業に派遣されるケースもあり、大手企業の仕事に低ハードルで関われることも可能なので意外に美味しい転職方法であると思います。
一方で「安定が保証されていない」というデメリットがあります。正規の社員とは違い、契約期間や派遣期間によって雇用期間が定められているため、企業側としては「不必要」になると、契約期間の終了を伝えるだけで雇用を消滅させることが可能です。
契約期間が切れるとまた新しい職を探さないと行けないなど、目まぐるしく職場を変える必要が生じる場合もあります。正社員に必ずしもすべての人がなれるわけではないので、不安定というのが何よりのマイナスポイントです。
良いエージェントを見極めるポイント
エージェントを使う上で一番転職成功のウエイトを占めるのが、良いエージェントが自分の担当になってくれるのか?ということです。そこが崩壊してしまうと、転職が50%近くは失敗してしまうと言っても過言ではありません。
エージェントの相性や、エージェントの力量、エージェントの仕事ぶりというのはあなたの転職の成功率にダイレクトに反映されますので、ここでは、良いエージェントの見極め方を説明します。
これから転職エージェントの利用を考えている場合には、以下のポイントをチェックし良い転職活動ができるように取り組みましょう。

ポイント1:親身に話を聞いてくれる
基本的なことですが、話をしっかり聞いてくれる、こちらの立場に立って考えてくれるエージェントなのかを見極めましょう。
普段の人間関係でもそうですが、人の立場に立って話が聞けない人は、自分の意見を押し付けてくる傾向が強いと感じています。そうなると自分の希望の業界や職種などを考慮せずに「就職しやすい」からという短絡的な理由で求人を斡旋してくるなんてことにも繋がりかねません。


ポイント2:興味がない知らない業界・職種の求人でもマッチする理由があれば紹介してくれる
あなたの言いなりになるというエージェントもプロではありません。ヒアリングして希望の職種や業種、希望年収などはある程度わかりますし、前職からの経験などから判断して多くの求人者は同じ業界や同じような職種を選ぶケースがほとんどだと思います。
実際その人が現在ついている仕事はもしかしたら、高校や大学を卒業してから一度も変えたことが無いかもしれません。
他に活躍できる業界や職種があるかもしれません。
そんなときに、応募者に迎合した企業ばかりを紹介するのではなく、本当に向いているかもしれない仕事を提案したり、検討材料の一つとして提案してくれるのか?で本当に応募者のことを考えてくれているのかがわかります。

ポイント3:求人の良い面ばかりでなく、悪い面も教えてくれる
人間としての誠実さがにじみ出るポイントです。
企業を紹介している以上、求人の良いポイントを紹介してくれるのは当然です。そのうえで企業の悪い面もしっかり伝えてくれる人は良いエージェントである可能性が高いです。
例えば、
「給与面は文句無しです。今の年収から25%は確実に上がります。しかし、年間の休日数が今より10〜15日減ることになります。あとはこれまで土日休みでしたが、隔週の土曜日が出勤になります。」
こういった、求人票を見れば明らかにわかることも正確に教えてくれるかどうかや
「業界の立ち位置的にみて、これから受ける企業はトップクラスの企業です。最先端の機材も導入しており、向こう数十年、トップを走り続ける可能性を秘めている優良企業です。しかもあまり知られていない知る人ぞ知る企業です。ですが、以前従業員が会社と揉めて風評被害がにあっています。求人サイトにも悪評を書かれています。そのため人が集まらない為の求人募集です。」
上記は実際に私がエージェントから言われたことのあることです。とくに悪評があったというのは真実で調べればすぐにわかりました。が事前に言われていたことであまり気にすることなく受けることができました。
いいニュースよりも悪いニュースをしっかり伝えてくれるエージェントは信頼出来ると思います。


ポイント4:業界知識が豊富
転職の市場はもちろん、斡旋されている企業に関する業界など幅広い知識を保有しているかも大切です。どこかで聞きかじったような情報を並べてくるのではなく、生の情報を持っているかどうかをみます。
どんな情報を持っているかで、そのエージェントが「普段から様々な業界の担当者とコミュニケートしている」かどうかを判別することができます。
薄い情報しか持っていないのであれば、人脈が薄かったり、勉強不足と判断できます。
反対に濃い情報を持っているのであれば、豊富な人脈や普段から情報を仕入れている優秀なエージェントだと判断することができます。
ポイント5:レスポンスが早い
レスポンスが早いエージェントは良いエージェントである可能性が高いです。こちらの質問や疑問に対して遅くとも24時間以内に何かしらのレスポンスを返してくるかをみます。
良いエージェントはとにかくレスポンスが早いです。「メールを常に開いているんじゃないか?」「いつ寝てるの?」というくらいとにかくいつ連絡しても、即レスで反応が返ってきます。




転職エージェントの種類と比較

引用:厚生労働省-職業紹介事業の事業報告の集計結果について-
上記のグラフを見るとわかりますが、現在職業斡旋をしている事業所をカウントするとおおよそ21000もの事業所が存在しています。この中にはハローワークなども含まれています(ハローワークなどの無料職業紹介はおおよそ1000程度)。
ほとんどを有料職業紹介である人材紹介会社が占めています。
およそ2万ほどの業者が人材斡旋業に携わっています。
コマーシャルされていたり、電車の吊革広告に出している企業は超大手優良企業で、ほかは数名程度で運営されている小さな零細企業が殆どを占めています。
玉石混交様々な業者が入り混じっているのが特徴です。
中でも転職エージェントは大きく2つに分けられます。業界を問わず膨大な量の案件を持つ『総合転職エージェント』と、業界や職種、求人のタイプを絞って案件を抱える『特化型転職エージェント』です。
総合転職エージェントには超大手企業が多く、リクルートやマイナビ、エン転職などが代表例として挙げられます。
それに対して特化型転職エージェントは大手も当然いますが、数名規模で運営している零細エージェントも含まれています。それでも目にするのは大手エージェントになってきます。
例えば「type女性の転職エージェント」など女性に特化したエージェントや、看護師の「ナースフル」、弁護士の「弁護士ドットコムキャリア」などがあります。
このサイトを見てくださっている方はどちらかと言うと『総合転職エージェント』を利用することになると思います。以下で転職エージェントについて細かく説明していますので参考にしてみて下さい。
成功のカギは「自己分析」にあり
転職活動を進めていると、「書類選考は通るけど面接が」「転職先がなかなか決まらない」「書類選考にすら通らない」などの悩みを抱えてしまうことがあります。そこには必ず原因があるはずです。
まずそもそも書類が通らなくて悩んでいる場合は以下の記事を参考にしてみて下さい。
書類選考は通るけど「面接」が全く通らないと悩む方もいます。上の方でもお伝えしましたが、面接がうまくいかない人を分析してみると大抵「自己分析」が不足しており、結局面接では無難な返答しかできていないというケースが多いです。
転職の面接は、新卒時代の面接と似て非なるものです。ポテンシャルが重視されていた採用方式から、結果や貢献が採用段階では重視される傾向にあります。
シンプルにお伝えすれば「採用すると我が社はどんな得をするの?」という問いに対して明確に返答する必要があるということです。その答えが企業に対して伝わり、企業サイドの意向や目的とマッチすれば転職成功です。
裏を返せば、仮にあなたの経歴が華麗で素晴らしいものであったとしても、応募先の企業サイドが求めている求人でなければ問答無用で不採用になるということです。例えば、あなたが現在経営企画部だとして、相手が求めているのが作業現場の企画立案という仕事の場合、マッチしないので不採用です。
そのために重要なのが「自己分析」です。自分にはどんなことができて、これまでどんな功績があって、どんな性格で、どんな仕事ができて、どんな資格があってなどを深く深く検討し相手の企業とすり合わせます。
そうすることで同業種であれば実績をアピールすることができますし、別業種であっても、色んな角度からのアピールをすることができます。
自己分析はとてつもなく面倒くさい行為ですし、何より自分のことなのでわかっていると思いがちですが、意外に自分では見えていない盲点が必ずあります。
現実を直視したくなくてスキップしてしまう人もいます。
そういったときはツールに頼るのがベストです。10分15分の時間を投資すれば、あなたの性格や特徴などを分析して判定してくれます。その判定はそのままそっくり転職の際に使えますので、一度やってみることをおすすめします。無料でできますし、心理テストみたいで面白いです。以下の記事に詳細載っていますので確認してみて下さい。
あなたは大丈夫?転職を成功に導く転職マナーを紹介
転職活動をする上で最低限マナーは押さえておきたいですよね。
マナーが崩壊していると、「この人はダメな人なんじゃないか?」というレッテルをはられて、仮にあなたが相当優秀な人材だったとしても、マナーがダメだっただけで、不採用というのは実際にある話です。
また、マナーができなかったというだけで言いようのない不安に襲われます。
面接で入室のマナーを失敗しました(ToT)
失礼しますは言いましたが、入ってからおじぎし忘れました。そのままドア閉めてすたすた部屋に入ってしまいました(;o;)不採用決定ですかね?
引用:ヤフー知恵袋
こんな不安に襲われないためにも最低限のマナーは押さえて、無駄なプレッシャーや障壁は事前に除去しておきましょう。


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