突然ですが、職場でいじめにあってませんか?
「そう言えば最近噂話をされてる気がする」「お局さんが私にばかり仕事を振ってくる」「上司の発言がセクハラ」など思いあった方、結構居るのではないでしょうか。

引用:あかるい職場応援団
このグラフは都道府県の労働局に寄せられる「いじめ・嫌がらせ」に関する相談件数です。昔と比べると右肩上がりに相談件数が増えています。労働局に相談される方はごく一部でしょうから、これは氷山の一角で、実際にはもっと多くの方が困っている事でしょう。
今回は、職場のいじめについて考えてみたいと思います。
- いじめられた!と思ったら、まず〇〇して!
- 社会人ならではも?いじめの種類
- いじめをどうするかはあなた次第!対策あの手この手
- 私の会社は信用出来ない!公的に相談できる機関を紹介
コレを読んでほしい人はこんな人です。
こんな方におすすめ
- 私ってもしかしていじめられてる?と感じた方
- 今すぐいじめから逃れたい方
「でもいじめかどうかわからないし……」と思った方、あなたがいじめと思ったらそれはいじめです。良く分からないからと言って放置しないで下さい。自分がされている事がいじめかどうかも含めて、今日は考えてみましょう。
Contents
わたし、いじめられてる?と思ったら、まず〇〇!

「イジメにあっているかも?」と思った方も「ひどいいじめにあってる!」と怒っている方も、一度落ち着いて、してほしい行動があります。
それは記録を残す事です。
今の状況からやんわりと逃げる方も、会社の窓口や第三機関に相談したい方も、直接やり返したい方も、大切なのは「いつ、どこで、だれに、どんな被害にあったか」という記録なんです。
あまりにも辛くて思い出したくもない方も居るでしょう。頭で覚えているからいいわ、という方もいるかも知れません。
ですが、刑事ドラマを思い出してください。口頭だと嘘だと思われたり、曖昧になったりしているでしょう。犯人が苦し紛れに言い訳した時、最後の決め手はやはり確たる証拠じゃないですか。
メモ帳、ボイスレコーダー、記録するものは何でも良いです。今までされた嫌だったことをどんどんアウトプットしましょう。
こちらは、今までの記録はもちろん、これから起きる事の証拠集めとしても使えそうです。
これまでにあったことをアウトプットするメリットは証拠を残しておく事以外にもあります。
頭の中のもやもやを外に出すことによって、自分が冷静になれます。時には「イジメと思っていたけど、これは自分が悪かったのでは…?」「これはホウレンソウがすれ違っただけでは…?」「イジメられてると思ってるけど実はイジメてることにならない…?」といった勘違いが出てくるかも知れません。
反対に「書き出してみた結果これは酷い」「上司だけやと思ってたけど、会社がもうダメ」と被害の状況や大きさが分かるかも知れません。
沸騰した頭の温度を下げるためにも、ぜひ一度自分の中にあるものを外に出して見て下さい。
社会人ならではも?イジメの種類は沢山ある!

アウトプットとして書き出した結果、はたして自分はいじめにあっているのかどうか、分からなくなった方もいるかも知れません。
もちろんあなたがいじめだと思ったらそれはいじめと考えて良いのですが、一般的ないじめの種類や内容も知っておくべきです。これを知っておくことで、自分が第三者から見ても明らかないじめなのか、いじめと認定するには難しいのかを知ることが出来ます。
ここからは代表的ないじめを紹介します。
- 攻撃型
- 孤立型
- 作業量変更型
大まかに分けるとこの3つです。攻撃型には精神的攻撃、肉体的攻撃があります。孤立型は無視することから個室を与えられることまで内容は様々です。作業量変更型は多すぎたり少なすぎたり、一人に与える作業量として明らかに周りと比べて差をつけられます。
繰り返しになるのですが、これは代表的なもので、他にも色々な種類のいじめがあります。
攻撃型
具体的な事例は、提出物に細かなミスが有った時に上司が、皆が見ている前であなたを立たせ、頭を書類で叩きながら「これだから女は困る!こんな猿でも出来る事が何故出来ないんだ!」とまくしたてる事です。
頭を書類で叩く肉体的攻撃、皆の前で叱る精神的攻撃や、女は困ると言う発言はセクハラにもなります。ハラスメントの宝箱ですね。
厚生労働省のパワハラの例も御覧ください。
孤立型
具体的な事例は、話しかけても無視されたり、別の人を介して話しなければならなかったり、大切な会議に呼ばない、忘年会など全社員出席する行事に呼ばない、コミュニュケーションが大切な業務で個室で作業させる例もあるようです。
また陰口なども孤立型と呼べるでしょう。とにかくターゲットを孤立させて困らせようというものです。子供がしそうな事ですが、残念ながらそのまま成長している大人もいるんですね。
こちらも動画を御覧ください。
作業量変更型
具体的な事例は、同僚皆暇そうなのに一人だけ明らかに仕事量が多い、またはその逆で同僚は残業しなければ終わらない量なのに、自分だけ仕事が与えられない事です。
「仕事ができる人に仕事をふっただけ」と言われてしまえばそれまでですが、それはただの言い訳です。出来ない人にもチャンスを与えなければなりません。
動画は仕事量が多い例です。
いじめをどうするかはあなた次第!対策あの手この手

突然ですが、自分の人生の主役は自分です。いじめにあっているからと言って、されるがままだと相手の思う壺です。この先の人生、ずっとそれを続けるのは嫌ですよね。
かと言って学校じゃないので、学級会で議題に取り上げるなんてことも出来ません。そもそもいじめるほどひねくれて育ってきた人は、話し合ったって猫に小判、暖簾に腕押しです。
ここからは社会人向けの対策をお伝えしたいと思います。
- 相手と距離を置く
- 味方になりそうな人、機関に相談する
- 部署異動や転職する
もちろん仕返ししても良いと思います。その場合はこちらを御覧ください。
自分の記事ですが、タイトルからして怨念がすごいですよね。今回はドラマのようなスカッと成敗する展開ではなく、もう少し別の方法で乗り越えたいと思います。
相手と距離を置く
いじめている相手が単独の場合や、会う頻度が元々低い場合は、相手と距離を置きましょう。その人に用事がある時は別の人を介したり、会った時も用事だけ済ませてさっさと離れましょう。それだけでどうでしょう、心の安定が取り戻せます。
他の人が攻撃に合うかも知れませんが、よそはよそ、うちはうちです。逃げて何が悪いんだ、位の心意気で居て下さい。そして、今までの出来事は良い思い出にしてしまいましょう。
味方になりそうな人、機関に相談する
あなたの味方は、実は沢山います。まず味方になりそうな人は、直属の上司の更に上の人や、入社の時にお世話になった人事担当などです。客観的に話を聞いてくれて、解決に導いてくれそうな人を探して下さい。
また、会社や所属している労働組合によっては、いじめ専用窓口を設けているところがあります。その他にも外部にも相談できる期間があるのですが、その話は後程紹介します。
とにかく第三者に相談して、現状を知らせておきましょう。部署移動などが実現するかも知れません。
部署異動や転職で心機一転!
今のそんな気分の悪い場所はさっさと捨て、新しい環境で一から人間関係を構築するのも一つの対策です。もしいじめられ仲間がいたら、残されたもののことを思う気持ちも芽生えるかも知れませんが、そこはやはりよそはよそ、うちうはうちです。心の中で応援して忘れましょう。
転職したい人は是非こちらの記事も御覧ください。
相談したいけど相手がいない!そんなときの相談窓口

最後に公の相談窓口を紹介します。「会社が小さすぎて、部署異動とか無理」「同業に転職しても噂を広げられそう」「いじめている相手を訴えたい」など困ったときに頼りになります。
- 弁護士に相談する
- 総合労働相談コーナー
第三者機関の良いところは「会社から離れている」事です。例えば上司に相談しても、どうしても会社側をかばってしまうこともあるでしょう。その点、会社から離れている機関はそのような躊躇は一切なく、客観的に相談に乗ってくれるでしょう。
では、一つずつ紹介します。
弁護士に相談する
弁護士と聞くと大げさに聞こえるかもしれません。社内のゴタゴタにそんな人を巻き込んで良いものか、ついためらってしまいますよね。それに、なんだかお金も掛かりそうですよね。
しかし、いじめている人に仕返しをしたいと思うなら、やはり弁護士を通じて裁判など然るべき処置を取る必要があります。それに各市役所では、弁護士の無料相談デーなどが設置されています。
弁護士に相談するかすら迷ったら、まずは無料相談デーで弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。
総合労働相談コーナー
各都道府県の労働局には、総合労働相談コーナーというものが設置されています。そこでは労働に関するあらゆることについて、面談及び電話で相談を承っています。
ココで注意してほしいのは相談する場所です。県をまたいで働いている場合は、会社の所在地にある労働局の総合労働相談コーナーに相談しなければいけません。また、あらかじめ具体的な記録を持ってくるようにお願いしているところもあります。
その時に、冒頭に紹介した記録が役に立ちますので、忘れないようにして下さい。
まとめ

今回は、仕事中のイジメについて考えてみました。
- いじめかも…?と感じたらまず記録する
- いじめは色々なパターンが有る
- いじめられたときの対策は色々
- 外部の相談窓口もある
どういった内容がいじめと認定されるのか、もしあった時の対策や、公的窓口も紹介しました。
もしいまいじめられていると感じる人は、少しは冷静になれたでしょうか。感情的になるとこちら側が不利になってしまいます。自分が今どんな状況で、これからどうするか、落ち着いた気持ちで考えるお手伝いができれば幸いです。
あなたの人生はあなたのもの、人生一度きり、いじめなんかに負けずに、いじめすら自分の糧にするくらいの心意気で乗り切りましょう。


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