みなさん、社会人になって人間関係が複雑化してきたなと思う事ありませんか。
学生時代の友人とも付き合っていたいし、職場の先輩とも仲良くしたい。「関わりたい」という関係と、「関わらないといけない」という関係、両方経験しているので、疲れてしまう時もありますよね。
私も社会人になって間もない頃は、会社が終わった後に帰って洗濯したいのに、無理に会社の先輩と飲みに行ったり。土曜は疲れて寝ていたいのに、約束してしまったからと、学生時代の友達と遊んだり。
結構無理をして関わっていた部分もあったので、人間関係って大変だなーと思った記憶があります。
しかし、みなさん。大変だからって人間関係をバッサリ切ってしまっていませんか。
facebookのアカウントを消してしまったり、LINEを解約してしまったり、誰もあなたと連絡が取れない状態にしてしまう経験がある人はもしかして、
「人間関係リセット症候群」かもしれません。
今まで付き合っていた人といきなり連絡を取らなくなると、その後、友人関係に戻りにくくなる上に、相手を心配させることもあります。
ビジネス面でも、いきなり連絡を絶ってしまうと、信用にも関わってきます。
「あ、いきなり連絡とれなくなった友達がいるなー。私なんか悪い事したっけ。」
連絡がとれなくなった友達の事が気になってる人も、もしかしたらあなたが原因ではないかもしれません。
「人間関係リセット症候群」について知っていきましょう。
Contents
どんな特徴があるの?
上記にも書いたことも含まれますが、
- LINEやメールアドレス等の連絡先を教えない。
- TwitterやInstagram、Facebook等のSNSを突然退会してしまう。
- 転職や引っ越し等の住所変更や重大な変化を周囲に伝えない。
- 今まで頻繁に遊んでいた友人といきなり連絡を取らなくなる。
このような特徴があります。
リセットというだけあって、極端に人間関係を絶ってしまうのが特徴です。
上記のような事をいきなり友人にされたら、とてもショックですね。そして、かなり嫌な気持ちになります。
どういう人がなりやすい?
「人間関係リセット症候群」になりやすい人には、このような共通点があります。
- 周囲の人に期待されており、期待を裏切りたくない。
- 皆に嫌われたくない。
- いつも気を使っているので、疲れてしまう。
- 素の自分を出すことが、なかなかできない。
- 周囲に対する自分の理想像がある。
- どちらかというと完璧主義だ。
- 周囲の人に合わせてしまうことが多い。
このような人は、ある一定の我慢を超えた時に、周囲の全てをリセットして違う環境でやり直したいという思いが、芽生えてしまうようです。
そのため、今まで仲が良かった周囲の人と距離を置き、新しい人間関係を構築したいと感じ、リセット行動を起こしてしまうのです。
共通点をみてみると、繊細でプライドが高い人っぽい感じがしますね。
今は、人間関係リセットしやすい?
今は、SNSやゲームなど、インターネットにより色々な人と関わることができる世の中になりました。
そのため、人間関係をリセットしても、すぐに次のコミュニティーで友人を作れる時代です。
メールや電話以外の連絡手段も発達しているので、同じ趣味の友達も作りやすいと言えます。
別の言い方をすれば、今ある人間関係を絶っても問題がない世の中です。
今いる場所の居心地が悪ければ、次の場所で仲間を作ればいい。とても人間関係をリセットしやすい環境と言えるでしょう。
リセットしないためにできることは?
自分がリセットしてしまう癖があるな、と自覚している方は、人間関係に関するストレスを減らしていきましょう。
他人とすぐに縁を切る人は、色々な苦労をする場合が多いです。
他人の目を気にしすぎない。
日常的に、他人の目を気にしすぎると、人間関係に関するストレスが溜まっていきます。他人中心の考えを辞め、自分に自信をもちましょう。
自分が思うより、他人は自分の事を気にしていない。とはよく言いますが、その通りです。
あなたが、何をミスしても他の人は、だいたい明日になったら忘れてしまいます。あまり気にせず普段通りに過ごせば、周りの人も気にしません。
自ら、気にしないように努力することで、どんどん周りが気にならなくなりますので、やってみましょう。
人との適度な距離感を保つ。
人と仲良くなるのは良い事ですが、仲良くなりすぎるとその人の嫌な部分が見えてきたりします。
また、自分の悪い部分を見せてしまったことに対する罪悪感を感じやすい人は、適度な距離感があった方が、人間関係に関するストレスを感じる機会が頻繁に起こらないので、リセットしにくくなります。
そして、リセットしたくなった時も
「リセットするのではなく、だんだん距離を取っていく。」
これを意識すると、いいでしょう。
私も、学生の頃は常に友達と一緒にいましたが、社会人になって適度に距離を置くようになって、友達に対して思いやりをもったり、自由な気持ちを持つようになりました。適度に距離を置くのは、本当におすすめです。
完璧を目指しすぎる事をやめる。
完璧を目指すあまり、人と関わる時も完璧であるべき、失敗したくない。と思っているならば、
他人は少し間違えたくらいで何も思いませんし、少し人間らしさがあったほうが、人に好かれる場合もあります。
あまりに完璧な人間だと距離を感じますし、相手が萎縮してしまう場合もあります。
私も、完璧な人より、ちょっとミスしたりドジっぽい子のほうが、人間らしくて好きです。
親しみやすいですし、完璧なことよりも人柄が見えた方が、印象が良いですよね。
素の自分をさらけ出せるような友達を作る
一緒にいて精神的に無理をしないような友達を作りましょう。今まで無理して良く見せようとしていた部分をやめて、素直に友達と付き合えば楽になるかもしれません。
今まで、友達のペースに合わせたり、自分とは別のキャラを演じて無理してストレスが溜まっていた部分はありませんか。
「多くの人に好かれる」より「本当の自分で一部の人に好かれる」方が、お互いにいい関係を作れますし、人間関係でのストレスも減ります。
私も以前は、多くの人に好かれようと色々無理をして付き合ったり、知り合い程度の人にも良い人のように振舞っている時期がありました。
ですが、今では、そのままの自分でも仲良くしてくれる友達が本当に大切に思えます。そして、自分も仲良くなりたいのは、皆に気を使っている良い人より、ちょっと変でも素を感じる人です。
素の自分で友達と遊べれば、数倍一緒にいるのが、楽しいはずです。
発達障害かも 、、、
「人間関係リセット症候群」に当てはまる症状には、発達障害に当てはまる症状もあります。
コチラに簡単なチェックリストがあるので、気になる方は試してみてください。簡単にできますよ。
参照:文春オンライン 「大人の発達障害」を疑ったら試したい20のチェックリスト
一概に「人間関係リセット症候群」だからといって発達障害という事にはなりませんが、それ以外にも日常生活で困っている、自分の行動などがある場合は、発達障害かもしれませんので、専門家への相談をおすすめします。
まとめ
「人間関係リセット症候群」は、普段から周りの人に合わせるような、優しい人や気を使う人が、ストレスに耐えかねてリセットしてしまうように感じます。
いきなりリセットしてしまうと、周りに迷惑や心配をかけるだけでなく、
自分も後々後悔して苦しむことになることもあります。
せっかく出会った縁を簡単に切ってしまうのは、もったいないですね。
リセットをしたくなるような人が現れたとしても、相手を不快な思いにしない程度に
段々と関係をうやむやにしていくのが、思いやりだと思います。
また、リセットしすぎると本当に友達が一人もいなくなることもありえますので、
リセットしないために、なりやすい人の特徴と対策を書きましたが、
もし当てはまるようでしたら、ぜひ対策を取ってみてください。
以上、ここまで読んで頂きありがとうございました。


- 1年で年間1万3000社以上の求人が出る、中小から大手まで幅広い求人、外資系企業も1400社以上
- 累積45万名以上が転職に成功、転職決定者は年間約2万3000名以上
- 62.7%の人が年収アップを経験

- 公開求人数/非公開求人数 約6万6千件/約13万6千件
- 業界№2の大手
- スポーツキャリア、ウーマンキャリアなどdoda独自の働き方を提案
- 「年収査定」「キャリアタイプ診断」「レジュメビルダー」など転職に役立つ無料セミナーが好評。

- 公開求人数 50,000件以上
- 求人の特徴 80%が非公開求人
- 2019年オリコン顧客満足度1位、年収アップ率67.1%以上
コメントを残す