私が学生だった頃、父が仕事から帰ってくるとため息をついて口癖のようによくこう言っていました。
「職場に人が10人以上いれば、必ず何かしらもめ事が起こるものだ」と。
科学的な根拠があるわけではないようでしたが人と人が関わる以上、人間関係によるストレスは避けて通ることはできません。誰とも関わらずに生活するなんて無理だとわかっていても、私はずっと人間関係に疲れた時「誰もいない場所へ逃げてしまいたい」と何度も思ってました。
しかし今回ご紹介する方法を見つけて実践したところ、人間関係の疲れが以前より緩和されて、悩む頻度がだいぶ減らすことができたのです。
しかも自分で短時間でできるので、毎日忙しくて時間がとれない人でもこの方法が使えます。
今回は人間関係に疲れた人のために短時間でストレスを解消する裏技をご紹介したいと思います。
Contents
私たちは想像以上にストレス社会で生きている

一言に人間関係といっても最近ではSNSによって簡単にコミュニケーションをとれるツールができたため、ますます人間関係のストレスを受けるようになりました。いわゆる「SNS疲れ」です。Instagram、Twitter、Facebookなどなど、調べればすぐに相手の近況が見られてしまいます。
あるアンケートによると、SNS疲れの原因としてこのような声が上がっています。
・「SNSでしか知らない人とどこまで話を続けたらいいかわからなくなる」(女性/28歳/運輸・倉庫/クリエイティブ職)
・「友人のリア充投稿を見たとき。結婚出産報告など」(女性/26歳/医療・福祉/専門職)
・「アップするのが疲れる。『いいね』の数を気にするのが疲れる」(女性/33歳/自動車関連/事務系専門職)
・「見たくないときにもネガティブな話題が目に入ってきてしまう」(女性/25歳/医療・福祉/専門職)
引用:マイナビウーマン
本音をぶっちゃけてしまうと私は以前Facebookをよく使っていましたが、友達の幸せそうな写真、結婚式の写真を見つけた時、どうしても自分と比べてしまい素直に喜べない自分がいました。メッセージもよく来ていたので一言返事をするだけでも結構疲れちゃうんですよね。
これだけ気を使うことや、思わず他人と自分を比べてしまうことが増えれべば疲れてしまうのは当然だといえます。
現代の情報量は江戸時代の1年分!?

ちなみにこのようにSNSを含めた人間関係でストレスがあるうえ、もう一つストレスを感じやすくなった原因があります。それが以下のニュースで判明しました。
現代人が1日に受け取る情報量は「江戸時代のヒトの1年分」に匹敵するのだそう。
「つまり、脳はモバイル機器のようにバージョンアップ出来ていないのにアプリだけが増えているから、常に容量不足になっているようなもの。さらに、今はモバイル機器の発達でいつでもどこでも仕事ができてしまう。そのため、仕事脳からプライベート脳に切り換えにくく、脳はいつまでも緊張したままです」
人間関係だけではなく、こんなところでもストレスの原因になっているなんてびっくりしませんか?
つまり私たちは常にキャパオーバー状態なのです。もしこのまま緊張状態を続けていると深刻な問題に発展していきます。
自律神経失調症になって生活に支障も・・・

これらのストレスを放置していると、「自律神経失調症」のリスクが高まります。
自律神経には交感神経(活発になる神経)と副交感神経(リラックス状態になる神経)と呼ばれる2つの神経があって、全身の循環器を自動的に調節をしてくれます。例えば外の気温が暑い時、汗を流すことで体温調整をしてくれますよね?これは自律神経が働くことによって機能しているんです。
自律神経失調症とはこういった機能が働かなくなることで身体的にも精神的にも様々な体の不調がでてきてしまい、生活に支障がでてきてしまう症状が起きることをいいます。
最近体がだるい、めまいや吐き気がするなど体の不調はありませんか?以下のリンク先でチェックができますので一度必ず確認をしてみましょう。
簡単に短時間で自律神経を整える裏技5選!
先ほどご説明した「自律神経失調症」ですが、しっかり解消できれば治すことができ、人間関係のストレスを解消することにつながります。ここでは忙しい人でも簡単に短時間でできるストレス解消法をご紹介します。
自律訓練法
聞きなれない言葉ですが、ドイツの精神科医シュルツによって開発された自己催眠療法です。
自律訓練法を行うときはリラックスした状態で行うことがポイントとなりますので、ベットに入って寝る前に行うのがベストです。準備ができたら上ある動画を聞いて声の指示通り実践してみてください。
「こんなのが本当に効果があるの?」と思うかもしれませんが驚くことなかれ。これを繰り返し行うと、
- 疲労回復
- 集中力アップ
- 身体的、精神的苦痛の緩和
- 衝動的行動の減少(理性的に動ける)
などなどメリットが盛りだくさんなのです。途中で寝てしまっても問題ありません。最近ではスポーツ選手も導入しているので騙されたと思ってぜひやってみてください。
思いっきり涙を流す!
男性の方にはちょっと抵抗があるかもしれませんが、思いっきり涙を流すのもストレス解消につながります。
しかし、ただ涙を流せばいいというものではありません。ここでいう涙とは上にある動画のような「感動の涙」を意味します。
涙を流した後、気持ちがすっきりした経験ありませんか?これは体の中の「コルチゾール」というストレス成分が涙を流すことで放出されるからなんです。しかも感動の涙を流すと自律神経のバランスも整えられるとか。
今回は私がおすすめの動画をご紹介しておきます。視聴するとわかるんですが、1分後には「お、お父さん・・・」と涙が止まらなくなるよな本当に感動する動画です。この動画のほかにもYoutubeで探すと泣ける動画がたくさんあります。涙を流してモヤモヤしている感情をすべて吐き出しましょうよ。
ヨガ

インド発祥のヨガにも精神統一のほかにストレスを緩和させる効能があるんです。その理由はズバリ「呼吸」にあります。
ストレス状態になると人間の呼吸は浅くなってしまいます。ですのでヨガで深く長い呼吸を行うと、ゆったりとした音楽の中でやるのでリラックス効果も期待できるんです。
最近ではスマホアプリでヨガの動画を閲覧できるので、スポーツクラブに行く手間はありません。「ヨガできるほど体柔らかくないよ」という方でも、アプリ内に初心者向けのものもありますので気軽にできちゃいます。
実際にやってみるとわかるんですけど、ヨガをやっているとだんだん眠くなるんですよ(笑)それだけリラックス効果があるということを実感しました。しかも不思議とすっきりするんですよね。便利なアプリもありますので以下のリンク先からダウンロードのうえ、皆さんも体験してみてください。
参考:ヨガ:ポーズとクラス
運動

「これはさすがにスポーツクラブに行かなきゃできないでしょ」って思った方、大丈夫です。これもスマホアプリで解決します。
私が是非おすすめしたいのがスマホアプリの「3分フィットネス」です。その名の通り3分でOK、カップラーメンができる間にできてしまいます!しかもレベル調整ができるので運動が苦手な方でも続けられやすいような内容になっています。
軽い運動だとしても身体疲労も精神的疲労も回復できます。私も仕事柄デスクワークがほとんどで体を動かす機会がないので始めてみたら翌日体が軽くなりましたよ。以下のリンク先から「3分フィットネス」をダウンロードできるので、こちらも以下のリンク先からダウンロードのうえ、スキマ時間を利用してみてはいかがでしょうか?
参考:3分フィットネス
ツボを押してみる

自律神経を整える方法としてツボを押すのも効果があります。
やり方は簡単。爪の生え際を親指と人差し指でつまんで10秒ずつもむだけです。爪の生え際のところを「井穴(せいけつ)」というのですが、ここには神経が集中しているので刺激を加えると血行が良くなり、自律神経を整えることができるのです。
これだけなら仕事中や休み時間のちょっとした時間でもできちゃいますよね。
ただし注意しなければいけないのは薬指はもまないことです。交感神経(活発になる神経)が刺激されてしまい、リラックスできなくなってしまうので薬指は避けてください。
スキマ時間を利用して体を整えよう!
人間関係の疲れについてと自律神経を整える方法をご紹介しました。私たちが知らない間にストレスが蓄積されて、そのストレスによって体を壊して最悪の事態になる可能性は誰にでもあります。
特に「大丈夫」と言っている方ほど、実は大丈夫じゃないことが多いものです。どうか今回の記事をきっかけにもう一度自分の体を大事にする時間を作れる方が増え、人間関係による疲れをなくすことができればと思います。


- 1年で年間1万3000社以上の求人が出る、中小から大手まで幅広い求人、外資系企業も1400社以上
- 累積45万名以上が転職に成功、転職決定者は年間約2万3000名以上
- 62.7%の人が年収アップを経験

- 公開求人数/非公開求人数 約6万6千件/約13万6千件
- 業界№2の大手
- スポーツキャリア、ウーマンキャリアなどdoda独自の働き方を提案
- 「年収査定」「キャリアタイプ診断」「レジュメビルダー」など転職に役立つ無料セミナーが好評。

- 公開求人数 50,000件以上
- 求人の特徴 80%が非公開求人
- 2019年オリコン顧客満足度1位、年収アップ率67.1%以上
コメントを残す