人間関係に疲れたあなたへ,この本に癒すヒントがありますよ

人間関係の悩みは切っても切れないものです。私も職場の人や友人でさえ、どこか気を使ってしまい、あとで一人になるとなぜかどっと疲れてしまっている自分がいて、ずっと「この気持ちはなんだろう?」と悩んでいた時期がありました。

ある日、普段本にそこまで興味がなかった私がふらっと本屋に寄った時、何となく惹かれた本があって買って読んでみたんです。そしたら不思議なことにとめどなく涙があふれてきて、本当に衝撃的で、ただただびっくりした自分がいました。

その時に「この本に人間関係疲れを癒すヒントがあったんだ」って気づいたんです。

今回は私が出会った本から人間関係で疲れているあなたにその疲れを癒すヒントを、本の内容の一部を見ながらご紹介したいと思います。

 

私が出会った本

私が出会った本は、心屋仁之助さんの「奇跡の言葉」という本でした。

 

内容紹介

テレビで話題沸騰中! 超人気心理カウンセラーが贈る優しいメッセージ
「あなたは 女の子でいいんだよ」「いちど死んでね」
「なんでいなくなったの」「いまがいい。いまでいい」…etc.
恋愛・結婚・仕事・職場・家族・友人・子ども・病気…
心の持ち方ひとつ、言葉ひとつで、あなたの人生にきっと奇跡が起こる。

自分を好きになるということは、
自分を変えて、好きな自分になるのではなく、
ダメな自分を受け入れることだから。

すべては、順番に、気づくために、
仕組まれたプログラムなんだ。

愛されていることを受け入れていいんだよ。
あなたはもう、幸せになっていいんだよ。

たまには傷ついたって言えばいいんだよ。
よく頑張ってきたね。よくがまんしたね。
よく一人で頑張ろうとしたね。

――あなたも、愛されている、らしい。
頑張っているのに、いい子にしているのに、愛されない。
それは頑張っていたら、いい子にしていたら、という
条件つきで、自分が自分を見ているから。ずっと昔から。

でも、頑張ってなくても、いい子じゃなくても、できなくても、
あなたは愛されている。空気が見えなくても、そこにあるように、
たとえ何も感じなかったとしても、そこに愛は、あるんだ。
――心屋仁之助

引用:Amazon

当時心理カウンセラーとして活動しており、テレビで知った方もいらっしゃるかと思います。

かくいう私もテレビで心屋仁之助さんの存在を知ったのですが、心屋さんの一言で悩みを相談した芸能人の方々が号泣し、その人の悩みを解決するために伝えた「一言」が的確で、とても印象的だったのを今でも覚えています。

この本の他にも様々な本を執筆されていて、現在は音楽活動を積極的に行っているのだとか。

もし他の本も気になる方は、こちらから本の一覧が確認できますので、見てみてはいかがでしょうか。

 

自分に悪いラベル貼ってないですか?

まず人間関係における疲れの一番の原因をご紹介します。以下の本文にその答えが書かれていました。

私たちは知らず知らずに、自分に「ラベル」を貼っています。素晴らしい人、優秀な人、かけがえのない人、ならいいのですが、大したことない奴、面白くない奴、いてもいなくてもいい奴、邪魔な奴、価値のない奴、魅力のない奴、役に立たない奴・・・・・・。

こんなラベルを貼っていると、当然ですがいいことはありません。自分のラベルはなんだろう、一度考えてみてください。「自分が、自分に貼っているラベル」そのラベルのとおりに、まわりの人はあなたを扱ってくれます。

「いてもいなくてもいい奴」というラベルを貼っていれば、まわりの人は、あなたのことをを無視してくれます。自分のまわりを見れば、自分のラベルがよくわかります。

引用:2013年 株式会社経済界出版 心屋仁之助『心屋仁之助の「奇跡の言葉」』P61より

私たちは自身の「経験」から知らず知らずのうちに「自分はこういう人間なんだ」って思い込みをもっています確かに幼少のころから今現在まで、人それぞれ色々な経験があって考えが構築されていきますので、それは仕方のないことではあります。

でもここでちょっと待って欲しいんです。ネガティブなラベルを持ち続けていると、結果的に人間関係にもこのように悪循環につながってしまうんです。

私がこの事実を知ったとき目からうろこでしたよ。その人間関係の疲れの原因が自分にあるって思わなかったですから。

ちなみにとある実験によると、自転車のカゴにゴミを放置していると、人はどんどんそこにゴミを捨てていくようになるそうです。よく「自分を大事にしましょう」って言われていますけど、こういう理由があったからなんですね。

 

不安を感じる理由は?

ではそのラベルが貼られてしまった原因ってなんでしょうか。私がこの本をパラパラと呼んでいてもう一つ一番ドキっとした内容がこれでした。

怒らせちゃったかな、嫌われたかな、傷つけたかな。こんなことしたら、怖いことになる。こんなこと言ったら、嫌われる。変に思われないかな。そんな恐れや不安の大半は、あなたの過去の「経験」が作り出したもの。過去に起こったことが、また未来にも起こると思ってしまう。

引用:2013年 株式会社経済界出版 心屋仁之助『心屋仁之助の「奇跡の言葉」』P97より

ああ、まさに今の私ですこれ。

ポジティブなこともネガティブなことも含めて、相手が全くそう思っていなくても自分では不安に思ってしまっているので、この事実に気づきにくいんですよね。

皆さんにとっての人間関係を築を築くときに感じる恐れや不安ってなんでしょうか。まず、まずその恐れや不安の原因はあなたの過去の「経験」にあるのかもしれませんよ。それを分析してみることであなたの思考の癖が見えてきて、なぜ人間関係に疲れてしまう自分がいるのかも見えてきます。

ここで気づいた「私のラベル」

私の場合はこの話を聞いてあることに気づいたんです。幼少のころ心配性だった両親が、私が何か行動するたびに「あれはダメ」「これはダメ」と否定的で何かにつけてダメだしされた記憶があったことを。それ以来、無意識のうちに両親の顔色をうかがうことが癖になっていました。

そしてそれが原因で人間関係にも「相手の顔色をうかがう癖」が出てしまっていたということも。

でも結局これも親が決めたラベルなんです。そして親も悪気があったわけではなく、私のことを大事にしたいという気持ちから起こした行動なわけで。

なので、まず私たちに必要なのは、

  • 自分が貼ってるラベル(思い込み)をはがすこと
  • 好きなこと、嫌いなことを基準に行動する
  • 自分の中身を出していく

この3つを少しずつ実践していくことが、私たちが悩んでいる人間関係の疲れを治していくことにつながるっていくということなります。「人に○○な人だと思われるのが怖い」ということはつまり、「自分が○○な奴だと思われるのが怖い」ということとイコールになりますからね。

そう、結局私たちは自分で自分のことを「○○な奴」って思ってしまっているんです。

 

道は自分の中にしかない

人と自分を比べてしまって人間関係に疲れてしまうという方には特にこの内容を読んでほしいです。

あんなふうになりたい、あの人みたいになりたい、その道を目指しても、答えは自分でしかない。あんなふうになりたい、それを道しるべとして自分に戻っていく。あんなふうになりたい、それを刺激として、自分を探していく。

そのための第一歩は、いま、自分がいる場所を確認すること。いま、自分はどこにいるのか、いまの自分はどうなのか。いまのいい自分、いまのダメな自分、その両方が「本当の自分」。その両方を認めたとき、はじめて答えが見つかるんだよ。

引用:2013年 株式会社経済界出版 心屋仁之助『心屋仁之助の「奇跡の言葉」』P33より

人間はやはりないものねだりなもので、どうしても自分にはないものを感じると「あんなふうになりたい」と反射的に思ってしまい人と比べてしまいます。私も「人とは比べないいようにしよう、自分は自分だし」って心がけてはいても、結果的に無意識のうちに比べて落ち込んじゃうんです。

自分でいうのも変な話ですが、劣等感がすごく強かったんです。

でも自分に「ない」ものもあるかもしれませんが、自分に「ある」ものも本当はあるんですよね。ただこれもまた自分にとってやはり当たり前なものだと思ってしまって気づいていないだけなわけで。

この本の内容とその事実に気づいたらすごく気持ちが楽になりました。

日本人はどうしても謙遜の文化が色濃く残っているので、なおのこと「いやいや自分なんて」って感じちゃうんですよね。でも長所のない人間なんていないんです。長所も短所も紙一重なんです。

もしそれでも自分に自信が持てないという方は、思い切って誰かに自分の長所を聞いてみるのもいいかもしれません。もしかしたら自分では自覚していなかった長所を発見できるかもしれませんよ。

 

言える=癒える

言いたいことが言えなくて人間関係がつらいという方には少しグサっとくる内容かもしれません。

自分の「想い」「感情」というものは、相手に「ぶつける」ものではないのです。「あなたのせいで!」「何でしてくれないの!」これは「想い」「感情」を出していないのです。「こうすうするべきでしょ!」「間違ってる!」というのも「本音」を隠しているときです。

心の奥にある「出して!」と叫んでいる、言えなかった言葉、飲み込んだ言葉を言えたとき、はじめて癒えるのです。

引用:2013年 株式会社経済界出版 心屋仁之助『心屋仁之助の「奇跡の言葉」』P138より

言いたいことを言うってすごく難しいですよね。「こんなこと言っちゃっていいのかな」って喉まで言葉が出かかるんですけど、私はどうしても嫌だと思うことを嫌だって言えなくて「何であのとき断れなかったんだろう」って後悔したことが何度かあります。

何とか伝えようとしてもうまく伝えられなくて、空回りした時もありました。

でも、それでも少しずつ自分が「してほしいこと」「してほしくないこと」を伝えていくと、自分の本当の奥底にある気持ちが見えてきます。それで嫌われたり、怒られたりしたって全然いいんです。だってその部分を含めて全部自分なんですから。

言えないままでいたらそれはそれでいつか絶対爆発しちゃいますからね(笑)

 

人生は宝探し

最後に人間関係に疲れていてつらい思いをしている人へ、この本を読んでいて素敵だなと思えた一文があったのでご紹介しておきます。

平凡な人生、ありふれた人生、平和な人生もいい。でも、ドラチックで、エキサイティングな人生もいいよね。たくさんの障害を乗り越えて、お宝を探し求める旅。

たいてい、お宝のまわりには、たくさんの敵がいたり、たくさんの障害があったり、呪いがかけられていたり、鍵を解く呪文があったりするもんだよね。

その中に突っ込むかどうかは、自分が決めること。冒険者は、ときに傷つき、倒れ、絶望するかもしれない。それでも何度も立ち上がり、生まれ変わって乗り越えていく。敵・障害・呪いとは、恐れと不安、それを作り出す「思い込み」。お宝とは「素晴らしい、本当の自分」。

引用:2013年 株式会社経済界出版 心屋仁之助『心屋仁之助の「奇跡の言葉」』P89より

落ち込んでいた時、ふと「人生って何のためにあるんだろう」ってずーっと考えていたんですけど、一番納得できる答えがこれなんじゃないかなと思いました。

個人的に「宝探し」ってたとえ方が大好きなんですよね。確かに自分の人生のどこかに「素晴らしい、本当の自分」という名のお宝があると考えたらワクワクした気持ちになりますよね。

 

大事なのは自分に正直でいること

人間関係に疲れた方へ、本の内容を一部抜粋しながら人間関係の疲れを癒すヒントをご紹介しました。今回の内容を簡単にまとめると以下の通りです。

この記事のまとめ
  • 人間関係で感じる恐れや不安の大半は、あなたの過去の「経験」が作り出したもの。
  • 良い面も悪い面を持っている自分を受け入れたその時、本当の自分が見つかり、人間関係の疲れが癒されていく。
  • 自分が思っていることを口にすれば「癒える」。
  • 人生は「素晴らしい、本当の自分」を見つける宝探しだ。

とはいえ、この4つの内容を実践するのっていうのは、お坊さんが悟りを開くために修行をしているような、そんな難しさがあるかと思います。私自身もじゃあ全部できているかといわれると答えは「NO」です。

でもこの本に出会って、こんな風にも感じたんです。「自分が考えているネガティブな思い込みって真実とは限らないんだ」と。そう考えれば少しずつでも実践を積んで、人間関係を良くしていくことができるんじゃないかと思います。

もし今回ご紹介した内容を実践したくてもうまくいかないという方は是非心の中で呟いてみてください。

「自分が考えているネガティブな思い込みって真実とは限らないんだ」と。

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