昔は終身雇用が当たり前であった時代。それが時が流れ、今ではその当たり前は完全に当たり前ではなくなりました。とある転職エージェントの調査によると、今現役の社員の約7割が今の会社で定年まで働くことを想定しているかという質問に対し「いいえ」と回答したのだそうです。
さらには働き方の価値観についても「必要に応じて何度か転職しても良い」と答えた人が多く、働き方のあり方もがらりと変わりました。詳しくはこちらをご覧ください。
転職は今では「より良い職場で自分の求める働き方を選択する」というポジティブな考え方へとシフトしているのです。
その中でも「マイナビ」は大手転職サイトとして知られており、皆さんも町中や電車にある広告など、よく目にしているかと思います。実はこのマイナビもまた転職サポートを専門としている「マイナビエージェント」というサイトが別にあります。
この転職マルシェでは、転職のサポートをしてくれる転職エージェントについてたびたび紹介していますが、今回はこの「マイナビエージェント」についてご紹介したいと思います。
Contents
マイナビエージェントってどんなところ?

引用:マイナビエージェント
マイナビエージェントは株式会社マイナビが運営する転職エージェントです。マイナビと言えば皆さんが就職活動をする時に一度はあらかじめ登録、利用された方がほとんどではないのでしょうか。
このマイナビエージェントですが現在東京・横浜・大阪・名古屋・札幌・福岡を拠点に、全国展開しており、おすすめの転職エージェントランキングの上位に入るほど、着実に業績を伸ばしています。
マイナビ転職とマイナビエージェントって何が違うの?
そんな大手就職求人サイトとして名の知られているマイナビですが、マイナビ転職という転職サイトが別にあります。こちらの表をご覧ください。
マイナビエージェント | マイナビ転職 | |
転職活動の支援 | 専門のキャリアアドバイザーがサポート | 自分で気になる求人へ検索・応募 |
転職のサポート体制 | 応募書類、面接対策を実施 | サイト内で自己分析が可能 |
企業への応募、手続き | キャリアアドバイザーが代行 | 自分で気になる求人へ応募 |
サイトに掲載されている求人 | 約8割が非公開求人、求人票にない情報も収集できる | 多くの求人情報を収集できる |
企業とのマッチング | 面談後に自分に合った企業を紹介してくれる | 気軽に求人検索ができる |
上の表はマイナビエージェントとマイナビ転職のサービスの違いを表にしたものです。マイナビエージェントでは専門のキャリアアドバイザーが転職支援をしてくれるのに対し、マイナビ転職は企業の情報を公表するためのサイトのため、自分で求人を探さなければなりません。
ここまで聞くとマイナビ転職の方が使えない印象を受けますがそんなことはないんです。中には自分のペースで転職活動を進めたい方もいらっしゃると思います。マイナビ転職はそんなペースを乱されたくない、ペースを守りたいと考える方にピッタリのサービスです。また、今はまだだけどいずれはしたいという、先々の転職を考えている人にも向いています。
なので一概にどっちが良いとかではなく、自分の正確や、現在の状況も考慮しながら考えるとベターです。
この表からみると、それぞれ登録をするときは自分が以下のどのタイプに当てはまるのかを考慮したうえで、どちらかを登録したほうが良いといえます。自分が以下のどのタイプに当てはまるのか一度チェックして見てください。
- 転職活動に不安を抱えている
- スケジュール管理が面倒くさい
- 自分のキャリアを再度見直したい
- 自分のペースで転職活動を進めたい
- 色々な企業を検索してみたい
- 気軽に企業の情報を見たい
マイナビエージェントのここがスゴイ

このサイトでもうひとつお話していることがあります。それは「転職エージェントへ登録をするときは複数のサイトを登録しておく」ということ。
なぜならそれぞれ転職エージェントにしかない「強み」が必ずあるからです。もちろんマイナビエージェントにも、マイナビエージェントにしかない強みというものがあります。どういった強みがあるのか詳しく見ていきましょう。
若手の転職に強い!
マイナビエージェントは20代や転職回数が2回以内の方におすすめ。
逆にデメリットとしては、エージェントのターゲットとなる人物像に当てはまらなければ全くサポートをしてもらえない— kira(プログラミング勉強中) (@tensyokukira) June 17, 2019
まず何と言っても一番の強みが若手の転職に強いということ。もともとマイナビ自体が新卒者を対象に、企業の紹介をしている関係もあり、マイナビエージェントでも同様に若手を対象とした求人をたくさん保有しています。
マイナビエージェントに登録されている方も20代、30代の方が特に多く、楽天リサーチの調べによると「20代に信頼されている転職エージェントNO1」に選ばれるほどで、若手の支持率が非常に高いことが分かります。今これを読んでいるあなたの年代が20代、30代ということでしたら登録しておいたほうが良いといえるでしょう。
IT業界の転職に強い!

引用:マイナビエージェント
マイナビエージェントのもう一つの強みがわかるものがあります。上のグラフは業界別・職種別の求人数の割合を示しているのですが、業界別で見てみるとIT・通信系が33,6%で、メーカー系が25,7%と、この2つの業界が求人割合を特に多くしめているのが明確ですね。
職種別で見てみるとインターネット・通信が19,3%、機械・電気・電子が8.7%、営業職が8.5%となっており、これらのグラフからIT技術系職、機械・電気系技術職、営業職の転職につよいということが分かります。
特にIT業界に強みがある理由として、マイナビがIT・Web業界とのつながりが強い会社ですのでこのような結果につながっているようです。
実はマイナビエージェントに在籍するキャリアアドバイザーもIT系業界出身者が多いのだとか。IT業界の求人を探している方にとっては、そのアドバイザーのリアルな経験や知識を元に、企業と転職者マッチングにもしっかり対応してくれるので、安心して相談できるのではないでしょうか。
転職サポートが充実している
【転職活動メモ】
マイナビエージェントを使って、転職活動を始めました。
マイナビエージェントにしたのは、後輩が使ってよかったと言っていたから。
また、履歴書などのサポートがあついので、はじめての転職活動にはおすすめとなっていたのもポイント。
— たけのこ (@takenoko_blog) May 7, 2019
転職エージェントを登録する基準として、キャリアアドバイザーからのサポートが充実しているかどうかは重要ですよね。
マイナビエージェントではそんな転職をサポートに力を入れてて、ともかく転職エージェント業界ではピカイチとの声が多く挙げられているようです。実際にマイナビエージェントを利用した人の口コミから、このようにサポートが手厚いとのコメントが見られました。これは初めて転職するという方にとってはとても心強いですよね。
実はマイナビエージェントは業界最大手のリクルートエージェントやdodaと比べると、比較的利用者が少ないため、その分ひとりひとりの求職者に親身に対応することができるのです。また、マイナビエージェントは自社の売り上げよりも求職者の転職を成功させることを社風として掲げてもいます。
特に力を入れているサポートとして、大きく分けて2つあります。
応募書類の添削
まず応募書類の添削ですが、転職での応募書類の通過率は約2割といわれています。ですがマイナビエージェントではその企業の採用担当の視点で添削をしてくれるので、書類選考の通過率をグンとあげることができます。ある調査によればマイナビエージェントで応募書類の添削をしたところ、書類の選考通過率が50%にまで上がっているのだそうです。
応募書類はその人がどのような仕事をして、どのようなスキルを持っているのかをアピールするためにもしっかりチェックしてもらいたいですよね。応募書類の添削ではただ書き方のアドバイスをするだけではなく、あらかじめ求職者との面談でアピールすべきポイントもアドバイスしてくれるので、自分が気づかなかった強みも見えてきます。
面接対策
応募書類の選考が通って次に不安となるのが面接です。「本番になると緊張してしまって上手くしゃべれない」「面接が苦手で自信がない」と感じる方、多いのではないでしょうか。
マイナビエージェントの面接対策では本番さながらに面接の練習ができる模擬面接を実施しており、フィードバックを受けることができます。模擬面接でチェックしているところは以下の通りです。
- 質問の受け答え
- 髪型・服装などの身だしなみ
- 話の強弱やスピード
- アピールポイント
面接の内容についても、その企業が過去にどのような面接をしたのか、どのようなことを質問するのか、どんなところを見られているのかなどもすべてマイナビエージェント側でデータを取っているので、的確なアドバイスをしてくれます。
利用の制限がない
転職エージェントでは求職者の採用が決まったら企業から報酬をもらうという仕組みになっています。他の転職エージェントでは、もし求職者の採用の見込みがないようであれば3か月経過すると利用を断られるケースがあります。
なぜなら求職者が転職エージェントに登録してから採用に至るまでの期間がおよそ3か月ぐらいとされているため。それ以上の期間がかかっても採用とならない=内定をもらえそうな求人を紹介できないと判断が下されてしまうのです。
ですがマイナビエージェントでは企業から報酬をもらう仕組みは変わらないのですが、利用の制限がありません。
若手の求職者の割合が多くなると、その人のために転職を成功させるために応募書類の書き方や面接対策により力を入れる必要があります。そうなると採用までの時間もかかりますので、利用制限をかけていないのです。
中小企業の求人に強い
★転職を成功させる方法★
・求人で探す→❌
・エージェントに探してもらう→⭕️・大手エージェント→❌
・中小エージェント→⭕️中小エージェント=マイナビエージェント
転職するならけっこーオススメ
確実に年収UPを狙うなら利用者満足度No.1のマイナビエージェントhttps://t.co/9znTT6i8Jo
— スルメ@転職職人 (@surume0517) April 21, 2019
マイナビという言葉を聞くと大手の企業しか紹介してくれないのではと思いがちですが、そのようなことはありません。実は中小企業の求人が多いのもマイナビエージェントの特徴でもあります。
その理由はマイナビの歴史から分かります。転職エージェントで有名な会社でリクルートやdodaがありますが、リクルートは1970年代に事業に参入、dodaは1980年代に転職情報誌を創刊し始めたのに対し、マイナビが事業に参入したのが2000年代。
そう、マイナビの転職事業への参入はかなり後かからなのが分かります。
転職事業への歴史が浅いとなれば他社に比べ、企業からの求人を多く獲得するのに不利となります。ですのでマイナビエージェントは他社が目を付けない中小企業にも積極的に営業をかけて、求人を得ているのです。これにより他社との差別化も図ることができ、マイナビエージェントにしかない強みへと変えていったのです。
女性専用転職エージェントサービス「WomanWill」がある!

引用:女性の転職
マイナビが運営している女性専用転職エージェントサービス「WomanWill」をご存知でしょうか。この女性専用転職エージェントサービスがあるのも大きな特徴です。
もとは女性コンサルタントが立ち上げたものですが、内容はマイナビエージェントと同じようにキャリアアドバイザーが転職のサポートをしてくれます。もちろんそのキャリアアドバイザーも女性が担当してくれます。
マイナビ調査によれば結婚後も働きたいと思っている女性が70%以上を超えているのだそうです。女性の場合、ライフイベントに合わせて働き方を変えなければならなくなるケースもあります。そんなときWomanWillなら女性ならではの悩みを気軽に相談できますし、出産や育児休暇がひと段落してから転職する人にとってもうってつけのサイトといえます。
マイナビエージェントデメリットって?

40代以降の転職には不利になる
マイナビエージェントはあくまで若手の人材をターゲットとしているため、やはり40代以降の転職となると、利用していてもおもうように求人を紹介してもらえないというケースがあります。
公式サイトでも転職マニュアルの掲載がされている年齢対象が20代と30代の転職者となっています。
しかし悲観することはありません。転職サポートに力を入れているマイナビエージェントですから、そこだけを利用して求人を見つけるときは他の転職エージェントで探すことで、これからの転職活動に生かすという方法もあります。
連絡がしつこい!と感じる方も
https://twitter.com/_JIRO_524/status/943859636389650433?s=20
キャリアアドバイザーから転職のサポートのために電話での連絡があるのですが、この転職サポートが手厚いのが裏目に出てしまい、中には求職者にとって「電話連絡がしつこいなぁ」と感じるという声も中にはあるようです。必要があっての連絡なのですが実は電話連絡が頻繁にくる理由として以下の理由が考えられます。
- 求職者の選考を通すため(その企業の採用スケジュールがタイトである)
- 企業から採用を急がされている
- 企業にとって良い人材で、転職市場での価値が高い
- キャリアアドバイザーの成績のため
あくまですべてキャリアアドバイザー側の言い分ではあるのですが、こういった理由から連絡が頻繁になることがあるようです。
もし連絡がきて困る方はあらかじめ連絡ができる時間を伝えるか、もしくは連絡手段をメールに切り替えてもらうよう伝えておくとよいでしょう。
大手企業の求人が少ない?
若手の転職者をターゲットにするということは、掲載される役職も変わってきます。
例えばあなたが「もっと年収をアップさせたいから管理職クラスの役職に転職したい」と決めているとします。ですが若手の転職者がターゲットとなると、よりハイクラスの求人に応募したいとなっても求人となると、若手向けの転職エージェントですので、思うようなハイクラスの求人が少ないという問題が生じてしまうのです。
そうなるともしハイクラスの役職に転職を希望する方はマイナビエージェントにプラスして、より大手の転職エージェントと併用して利用してみるのがいいといえます。
こちらの記事では大手転生エージェントであるリクルートエージェントとdodaエージェントについて詳しくまとめていますので、ぜひこちらも参考にしてみてください。
まとめ

マイナビエージェントについてメリットとデメリットそれぞれご紹介しましたがいかがでしたか。
今回の記事の内容をまとめると以下の通りです。
- 若手の転職に強く20代、30代の利用者の割合が多い
- IT・通信系とメーカー業界の転職に強い
- ともかく転職サポートが手厚くピカイチ
- 他の転職エージェントと違って利用制限がない
- 女性専用の転職エージェント「WomanWill」がある
- 40代以降の転職には不利となる
- 転職サポートが手厚いゆえに、連絡がしつこく感じるという人もいる
- 大手企業求人が他社より少ない
どの転職エージェントにも「ここだけは他と負けない」という強みが必ずあります。
もし今のあなたが「転職エージェントを利用してるけど思うような求人もないし、転職活動もうまくいかない」と感じているのであれば、その原因はもしかすると現在利用している転職エージェントとあなたの意向が相違している可能性もあります。
もしこの記事を読んでマイナビエージェントを使ったほうが良いと思った方、ちょっと興味があって使ってみたいと思ったあなた。マイナビエージェントの利用は無料ですし、利用制限もありません。
まずは一度登録して体験してみることをお勧めします。


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