2社目を1年ちょっと勤め、クビ同然で退職。
次に選んだのは、またもパチンコ店でした。
「腰骨が荒々しく叫び声を上げたからパチンコ店辞めたんじゃないの?またパチンコ店って働けるの?」
という、かなりごもっともな意見があると思いますが、結果的に就職できました。確かに面接ではかなり突っ込まれました。「パチンコ店辞めた理由は?えっ腰?働けんの?」って。
実はこのご時世、腰にあまり負担のかからないパチンコ店が存在したのです。そういうパチンコ店を狙い撃ちして転職活動をしていたので、面接でなんとか答えに詰まること無く挑めました。
実はこのとき、2度めの転職エージェントを利用していました。
初めて知ったのですが、エージェントには業界に特化したエージェントというのも存在するようです。僕が利用したのは「パチンコ店専門エージェント」でした。
実は、腰に負担のかからないパチンコ店の情報をリーチしてくれていたのも、面接での受け答えをインプットしてくれたのもすべてエージェントでした。しかも巨乳の女性のエージェント。もう転職活動どころではなかったです。
一点問題が有りました。就職先が関東or関西の首都圏以外求人募集をされていませんでした。
当時すでに、今の奥さんと付き合っていたので、地元からは離れることができず、何社か受け、最終まで進みましたが辞退するという結果でした。
このとき5社くらい一気に受けたのですが、なにげに4社くらい落ちました。
1社しか次の選考に進めなかったということです。理由はやはり「早期退職」が原因でした。パチンコ店は過去経験あるっていうのと、内心では「所詮パチンコ店」というのがあったので、受かる頭しかなかったです。なのでかなり焦りました。
「えっ?マジ?僕仕事見つかるの?一生深夜のコンビニバイトなの?」と真剣に考えてしまいました。
結局焦って転職先を決めてしまった。

結論から言うと、最終的にエージェントは使いませんでした。
勤務地がどうしても合わなかった。関東より上にいるのに、いきなり関西は結構きつかったです。
求人雑誌に乗っていた、パチンコ店の正社員求人にたまたま応募して、15分くらいの面接で内定出たので、底に行くことにしました。今考えると、その時点で結構ヤバめな会社だなと思います。
正社員の面接15分で、「いつからコレますか?」って面接中に聞かれるのはヤバイ。バイトの面接かと思いました。
でもでも焦ってたんです。僕は。深夜のコンビニのアルバイトで一生を終えたくなくて必死でしたので。大学時代、40を超えたおっさんが、必死に深夜のコンビニバイトのシフトに入っている姿を見て、脳裏に焼き付いているため恐ろしいほどの恐怖を感じています。
恐怖が勝ってしまい、ほかの選択肢は無数に存在をしているはずですし、検討できるはずなのに、決まったからもういいや〜ってかなり適当にチョイスしてしまいました。
本当に狂っていた行動をしてしまったと今考えるとフラストレーションを感じてしまいます。
楽に入れるところに優先して応募していた

面接とか、書類とかがめんどくさすぎて仕方なかったのと、スーツをビシッと着て、書類持って、時間守りながら面接に行くのが嫌だったんですね。
何より面接ってかなり緊張しますよね。向こうの方が完全に立場上で、人によってはかなり上から目線じゃないですか?嫌な思いの一つや2つ記憶にあるかもしれません。そんな思い何度もしたくないじゃないですか。
とりあえず、「正社員」という肩書さえあれば、周りは納得するくらいの軽い気持ちでした。プラス応募するときはできるだけ、書類選考なし、学力試験なしの、面接オンリー会社しか受けませんでした。
勉強嫌いです。勉強できたからなんやねん!って本気で思っています。
ですが結局、妥協して企業を選んでいるわけで、自分が望んでいる仕事や人間関係、ライフスタイルを送れる会社には入ることが出来ずにいました。
とりわけ、自己分析はさっさとやっておけばと後悔しています。
リクナビNEXTとかで、グッドポイント診断とかあったのに、全然活用してなかったですからね。
自分が求めていることがない会社に居続ける苦痛

自己分析もろくにしていなかった状態で、別にやりたい仕事があるわけでも無い状態では仕事に対してやりがいも、目標もあろうはずが有りません。
同年代の友人は、トップ営業マンになっていたり、役職がついていたり、全国転勤だけどやりがいを持った仕事に打ち込んでいたり、家族との時間を大切にできる仕事についていたりと、幸せそうに見えました。(多分実情は違うかもしれません。)
段々と苦痛になっていきます。
仕事をしたくなくなってきてしまいました。「なんで俺はこんな仕事をしているんだろう?」と毎日毎日自問するようになってしまいました。末期です。
将来への不安から退職へ
当時まだ今の奥さんとは付き合っている状態でした。そんなときそろそろ結婚という話になりました。
しかし、「パチンコ店の社員に将来はない」という彼女のお父さんから言われました。「パチコン店の社員であると言うだけで結婚もできないのかこの国は!」と叫び声は挙げずに、心の中で叫びました。
確かに一理あります。将来どうなるか自分でも不安でした。
というか入社後に、そんなことに気づくというつくづく自分はばかな人間だなと思います。ここで「営業マンになる」という選択をします。ものが売れれば、将来安泰だろうと考えたからです。
将来のことではなく、目先の結果、就職というゴールだけを意識して、入社してしまったために、結果的に半年で辞めてしまうような会社に入社してしまいました。本気の本気で自己分析だったり、自分を知るための行動は大事だと悟りました。
でも一歩づつは進化しています。次はフルコミッションのセールス職に就職しました。
第4話につづく。
→【失敗談】木佐貫転職シリーズ第4話【汗と涙のフルコミ営業編】


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