【失敗談】木佐貫転職シリーズ第2話【フルシカトは女上司の愛情編】〜住宅営業〜

1社目のパチンコ店を半年で辞めた僕が次に入社した会社は地元の小さな工務店。新築住宅の営業マンとして入社をしました。

2社目は在職中ではなく離職中に探しました。なので、数カ月間のニート期間が有りました。このときはまだ実家にいたので生活費に困ることもほとんど無く、ダラダラ借りてきたDVDを朝から晩までボリボリお菓子を食いながら観るというゲス生活謳歌していました。

「自由とはこういう事か〜」なんて勘違い発言をしていたのはこのときです。

こんな生活を2ヶ月くらい送っているとさすがに飽きてきます。

海外ドラマもレパートリーがだいぶなくなってきていました。もうちょっと続けていたら、デスパレートな妻たちに手を出していたかもしれないくらい、暇でした。

さすがに「そろそろ働かないとやばいな〜」という気持ちがポツッポツッと芽生えてきていた時期でした。

不思議なもので仕事嫌いで仕事を辞めたんですが、働かないのはそれはそれで辛くて転職活動をスタートしました。結局、周り働いてんのに自分ニートはマズイ、何より不安ってのが根底にあったんだと思います。

転職活動を始めたんですが、最初何をしていいか全くわからず、なかなか動き出せませんでした。

とりあえずリクナビとかマイナビとかには登録してみるもののなんの書類用意しなきゃとか、応募の方法とか、そもそもどんな企業選べばいいとか完全にノープラン。

しかも、僕は地方在住だったので、大手の転職サイトだと地元就職の求人がほとんど無く、見つかっても全国転勤あり求人ばかりでした。大手は関東や全国展開の大手企業にはめっぽう強いけど、地方の地元求人には弱い印象でした。

多分探せば見つかるとは思いますが、地元系の求人は地元の方が強そうという先入観と、新卒の会社をたった半年で辞めたという負い目がかなり強く働いて、大手の求人サイトの登録してもバカにされたり相手にされないんじゃないかという思いがありました。

動いても無いのに、完全な敗北感が漂ってました。そんなときたまたまネットで転職サイトを調べていると、

 

「地元で働きませんか?エージェントがあなたの転職をフルサポート!」

的な広告が目に止まりました。

僕はその広告で初めてエージェントという存在を知りました。「初めての転職でよくわからないけど、なんかこのサービス使えば大丈夫っぽいな。フルサポートらしいし。場所も近いし。」みたいなのりでとりあえず面談を予約しました。

運営していたのは、地元で「就職イベント」を開催しているレベルの、就職関連サービスの会社でした。

とりあえず面談前に連絡が来て、「履歴書」「職務経歴書」をサンプルを送るから作ってきてと言われました。面談までは3日くらいしかなかったので必死に考えました。履歴書は就職活動の時に書いたことが有りましたが、職務経歴書は初めて。「職務経歴書って何?」レベルだったので、グーグルで「職務経歴書 書き方」とか「職務経歴書 例文」とかたぶん30回くらいは検索しました。

当日持っていくとその場で添削してくれ、修正したものを後日データで送りました。そのデータを元に書類選考を進めてくれるとのことで、ココらへんはかなり楽でした。

「サポートってあるとめっちゃ楽だし、不安解消されて助かるわ〜」ってのが素直な感想でした。

書類系ってなかなか苦手で、そこを手伝ってくれたり、企業に出す前にアドバイスもらえるのは良かったです。

数日するとエージェントから「応募企業」リストが送られてきました。応募は多い方が良いと思ってたので5社くらいに応募しました。と言っても何もすること無くて、「ココ応募したいです。」って伝えたら勝手に応募してくれてました。

結局、面接に行けたのは1社で、やっぱり半年で辞めたってのはマイナスだと実感しました。実際応募企業からのフィードバックを聞いても

「短期で辞めたことが不安材料」
「そういうヤワな社員はいらない」
「会社に合わない」

など少し厳しい現実叩きつけられました。

本音では半年で辞めたのを後悔していたのと、転職先が見つからないんじゃないか?というのが不安になってきたところでした。

最終的に面接に進めた1社でなんとか内定決まり。地元の小さな工務店の営業マンとして入社することになりました。

1つだけこのエージェント使ってよかったと思ったことがありました。「相手企業の担当は親御さんの誕生日を必ず聞いてきます。準備しておいて下さい。」というアドバイスです。

面接でマジで聞かれてビビりました。カンニングみたいな感じです。ですが、エージェント使ってなかったら答えられなかったと思います。企業独自の面接の特徴などは有益な情報を得られると思いました。

半年で辞めたってのはマイナスはかなり負い目に感じたので、決まってからエージェントに「どうしますか?」と聞かれましたが、即答で「行きます!」と答えました。

今考えると、「選択肢が無い」状態で就職先を決めるのは失敗だったと思います。あと、焦って決めてしまったことです。

家とか、車や、数万円〜数十万円単位のものでも、買うときは「比較」をすると思います。よりいい買い物をしたいから当然ですし、何より失敗したくないじゃないですか。

ですが、僕は自分の人生を売っているにも関わらず比較検討をせず決めてしまいました。かなりアホな選択だったと思いました。なぜなら入社後、最悪な会社に入社したことがわかったからです。自分の選択の仕方を反省しつつも、心の中ではそんな案件を無神経にも推薦してきたエージェントに腹が立ちました。

マジでエージェントを憎みました。

 

地元の小さな工務店の営業マン

入社したのは地元の小さな工務店でした。応募したときの雰囲気は一言で言えば「アットホーム」を売りにしていました。

ホームページで情報収集していたのですが、写真を観ると見事にアットホーム感満載でした。ホームページは木の香りがするような雰囲気で、桜が散りばめられているデザイン。ブログなども社員がイベントの様子をアップしていたり、お客さんとの笑顔の社員がアップされていました。

従業員の社員もかなりいい笑顔でニッコニコな笑顔を披露していたので、「ここめっちゃ雰囲気いいじゃん!」って内心ワクワクして入社しました。しかし

 

完全に騙されました…

最初は良かったんです。研修だったので、定時に帰れました。社員の方もいい人ばかりでした。

ただ他の社員さんは定時に帰れている様子が一切なく、5時を過ぎてから「現場行ってきます!」とか「夕ご飯買ってきます」みたいな会話がちらほら聞こえてきていました。

「ん?ちょっとおかしいぞ?」と思っていましたが、あまり気にしてはいませんでした。実害がなかったので。

ただ事務所は殺伐とした雰囲気でいつもピリピリして、シーンとしていました。「しゃべり辛い」というのが印象でした。とう言うのも社長がいて、専務は社長の息子で、上司が社長の娘という同族経営で、誰も刃向かえない雰囲気だったんですね。

しかも社長宅は事務所の横という、最高のロケーションだったので、全社員オーシャンビューだった感じです。

 

OB宅への訪問でわかった事実

最初は定時で帰れていましたが、週末のイベントの用意など次第に仕事が増えていきました。

すると「残業」が徐々に当たり前化してきました。5時に帰れていたのが、6時に。6時が7時に。と遅くなり、21時が普通になり、深夜0時を回っているなんてことが増えてきました。それでも早い方でした。

「ん?ちょっとおかしいぞ?」と自分にも実害が出てきて、疑問を感じてきました。

たまたまOBの社員さんの自宅に訪問することがありました。そこで意外な事実が判明しました。それが

「数年前に俺会社辞めたけど、社長と喧嘩して社員総入れ替えしている会社だよ」

「何ーーーーーーーーーー?」ってビビりました。

やばくないですか?高校の野球部じゃないですよ。「3年間お疲れさまでしたー!」って入れ替えが自動的に行われる仕組みじゃなくて、リアルガチで数年単位で社員が入れ替わるという謎のシステムが採用されていたみたいです。

ちなみに退職後5年くらいして改めてホームページを見てみたところ、僕がいたときの社員さんは居なくなっていました。

夢のマイホームを建ててくれた営業さん、現場の管理、設計ごそっと居なくなるという、お客さんからしたら、非常に恐怖を感じる体制で運営が行われていました。

 

上司二人が消息不明

二人ほど上司がうつ病になりました。

1人は会社のエースで、お客さんからも信頼が厚かった方です。ですが、ベッドから起き上がれなくなり、1週間くらい会社を休まれました。たしか3度目くらいだったみたいです。普段からガリガリの方だったんですが、いつも深夜2時とかまで仕事して、翌朝6時とか7時に出社みたいな鬼スケジュールこなしてたみたいです。

スケジュール帳は真っ黒で、しかも断れないタイプの性格もあって、仕事が貯まる貯まる。キャパオーバーで充電が完全に切れたみたいでした。

もう1人の上司は、会社内外の人気者の方でした。各地で開かれるイベントなんかにも参加するタイプのかなり社交的な方で、学校でいうと、一番の人気者タイプの性格。一般的にそんな人はうつ病にはならないですよね。

それが1週間音信不通。携帯もつながらず、自宅にも帰っていない様子でした。

正直「死んだんじゃ…」って本気で心配になりました。樹海探しに行こうと思いましたよガチで。

その後ひょっこり現れて、かなり安心しました。温泉行って現実逃避してきたらしいです。

ただ、1週間会社にも来れなかった状態にも関わらず、出社日は社長に「責任感がない」「自覚が足りない」と説教受けてて、なんか引きました。

 

女上司の武器は「超強烈フルシカト」攻撃

そんな状況の会社だったので、僕も日々ビビりながら仕事をしていました。そんなとき契約が決まりそうなお客さんが現れました。必死になって営業して、なんとかものにしようと必死でした。一人だとわからないことが多かったので、直属の上司(社長の娘)に相談しながら進めました。

そんなときトラブルが起きました。決まりかけていた土地に関して売り主が渋っているという連絡を受け、上司に判断を仰ぎました。

木佐貫
相手が売らないって渋ってます。僕としては、金額上げたほうが良いと思うんですがいかがでしょうか?
女上司
あんたみたいな初心者の判断じゃダメに決まってるでしょ。強気でいけばOKだからそうしなさい。
木佐貫
いや断られたらどうしましょうか?
女上司
だーかーらー。素人の意見は聞いてないから!私の言うとおりにしなさい!

と言われました。正直その判断が終わってました。結果その土地が破断に。

ヤバイと思い、

木佐貫
破断になりました

と報告したところ

女上司
私は知らない。あんたのお客さんなんだから自分でなんとかしなさい

と言われました。

流石に僕もムカついて「じゃあどうすればいいんですか!」と強めに言ったことで、僕の終わりが始まりました。

そこからひたすら無視され続けました。4人しかいない営業会議に呼ばれるも、報告の順番を飛ばされ、意見を無視され続けました。挨拶すら無視です。

毎日会社に行くのが嫌になりました。胃がキリキリ痛んで、上司を見るたび吐き気がして、昼ごはんも一人違う部屋で食べていました。常にうつむいて、仕事も与えられず入社1年も経たずに社内ニート状態になりました。

周りもこのままだとヤバイと思っていたらしいです。最終的に僕が謝りました。そのとき「やっとわかったか。」とタバコを吸いながら言われたときの屈辱は今でも忘れられません。

その後も、「私あのお客さん苦手だからあんた行って」と言われ、契約がほぼ決まりそうなくらいに現れて「後は私に任せて」とか言われたり、自分の自宅の掃除を命じてきたりと、ホントひどかった。

僕自身も軽いうつになって、会社の前まで行けてもそこから足が進まず、海を眺めて一日が終わるなんてこともありました。

焦り過ぎの転職は自分の人格や性格にも影響与えて、再起不能になるケースもあるからマジで注意が必要だと悟りました。プラス今回は、

 

エージェントに騙されました。

ぶっちゃけエージェントから騙されたと思います。そんなヤバイブラック会社とは知らず入社してしまい、全く話にも聞いていなかったのでエージェントに速攻電話しました。

木佐貫
めっちゃブラック会社じゃないですか。なんで教えてくれなかったんですか?
エージェント
いやいや、地元からは信頼の厚いいい会社さんですので!
木佐貫
だから、なんで教えてくれなかったんですか?
エージェント
社長さんが今は大丈夫って言ってましたのでお伝えしなくて大丈夫だと判断しました。
木佐貫
いやいやいやいや!騙したんですか?ていうかなんすかその自己判断は?
エージェント
何を言っているんですか?いい会社を紹介しただけですよ。商品は素晴らしいので安心して下さい!
木佐貫
もういいです!

完全にハメられました。知っていて隠してたみたいです。すべてのエージェントがそうであるとは言えないのですが、そういった不利な情報を隠すエージェントは実在するようです。

僕の場合は、地元の転職サービスを使いましたが、やはり小さな会社というか、大手の企業のサービスを使えば良かったなと振

限られた選択肢の会社、限られた情報を持ったエージェント、限られた中での転職活動と極端に少ない情報で戦いを挑み、早期退職の負い目も相まって、泥舟に乗っかってしまいました。

当時は知識不足で、そのエージェント以外の選択肢は知りませんでした。

何より、複数のエージェントを利用することを完全に怠りました。大きい買い物は比較検討で最低3社くらい見積もりするくせに、人生でいちばん大事な仕事を決めるのに、エージェント1社だけというのは失敗でした。

今なら最低でも、リクルートdodaパソナの3社には連絡しますね。使っていることを伝えると担当さんも本気になってくれますし、負けたくない心理働くみたいで、いい会社紹介に繋がったり良いことだらけです。

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結果的に僕はその会社を1年くらいで退職しました。

最終的には

木佐貫
辞めたいです
女上司
もう顔も見たくないから、明日から来なくていいよ。有給は仕方ないから取らせてやる

という感じでした。

実は前回の反省から、辞意を伝える1ヶ月くらい前からリクナビNEXTに登録して、書類も作成していました。着々と転職の段取りは整えていたので、有給取れて、しかも会社行かなくていいなんて、なんてラッキーなんだと思いました。

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ということで、2社目は退職しました。

エージェントにも辞意を伝えたところ「あんないい会社を…」的なこと言われました。やっぱり小さな会社のエージェントは信頼できないと思いました。全員がそうだとは言い切れませんが、小さな会社のエージェントは人数が少ない中で業務をしてますので、一人ひとりのサポートが甘い傾向にあります。

また、地元の会社でかつ、やばめな案件でも平気で扱ってきます。

地元就職で強いのはわかりますが、リクルートdodaなどの大手も併用して探すと、冷静に就職先を判断できたり、他のエージェントから評判聞いたりできるので、複数利用は絶対やった方が良いと思います。

とまあこんな感じで2社目を退職しました。時間、人間関係、給料、会社としてすべてを総合しても、過去ワースト3に入るくらいの会社でした。もうあんな会社には入りたくないと固く心につなぎました。

第3話につづく。

→木佐貫転職シリーズ第3話【再びパチンコ店編】 〜接客業編〜

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