【失敗談】木佐貫転職シリーズ第1話【ドクターストップ編】

僕が大学を卒業して初めて入社したのは、地元のパチンコ店でした。

理由はシンプルで、就職活動にあらかた失敗して、受かったのがそのパチンコ店しかなかったからでした。
当時新卒100人くらい採用している会社だったので、大手と言えば大手ですが、門戸は広かったといえば広かったので、決まらないで浪人とか、第二新卒になるくらいなら、就職してしまえって感じで入りました。

入社したあとでイメージ変わったんですが、入る前は当然「パチンコ店って」って思ってましたよ。僕も。ただ入ってみてわかったんですが今のパチンコ店ってかなりクリーンです。

確かにタバコ臭がプンプンなので、「匂いとかマジ無理なんですけど」って人は向いてないですが
給料は記憶だと新卒で25万くらいもらえてましたし、冬のボーナスが新卒で50万くらいだったらしいです。(僕その前に辞めちゃいました笑)

結構女性の従業員比率も高いですよ。しかも綺麗どころ結構います。バイトさんとかかわいい系多いですね。
何気従業員同士で付き合う率高かったりします。

パチンコ店自体がイメージアップで豪勢な建物に、きれいな空間の演出、トイレとか超キレイです。そのくらいイメージアップに余念が無いです。個人的には結構穴場だと思っています。

今でこそ面接とか余裕です。とかすぐに転職先決まりますとか言ってますが当時は面接が全く通らなかったです。

今でこそ「採用を勝ち取る面接対策!事前準備から当日面接対策まで一挙公開!」という記事をはじめ、面接ノウハウなどを開放してますが、大学生のときの就職活動はボロボロでした。

そんな状態でも就職は出来ましたし、転職もできました。なので安心して下さい!転職8回かつ、あがり症発揮しまくり何もしゃべれないクソ人間でも大丈夫だったので、あなたなら100%大丈夫です。

 

軍隊みたいな研修の始まり

入社後待っていたのは、「いまどきこんなスポ根やるの?」ってくらいの超絶厳しい研修でした。バスでどっかの施設に連れて行かれて3日間くらい軟禁です。

まず一発目にバスから降りたらすぐに荷物を置いて、3分後に会議室集合という「絶対ムリやん!」っていう司令が待ってました。

案の定間に合いません。でゴルゴ13か?っていうくらいの切れ長の目をして、髪がオールバックにきっちりセットされ、浅黒い肌のビシッとしたスーツを着た、いかにも「鬼教官!」みたいな上司が、机を拳いっぱい握りしめてしばき上げ

「遅れて謝罪もねーのかテメーらは!」と怒鳴り声を上げてきました。そこから研修がスタートしました。

その時点で僕はビビリなので「ヤバイカイシャニハイッテシマイマシタ〜」っとロボットみたいな口調になって、ガクガクブルブル震えて、ちびりそうになりながら、入社したことをか〜な〜り後悔していました。

お叱りが終わると、自己紹介が始まりました。めっちゃ怖そうな上司が5人くらい30mはありそうな部屋の端っこで、睨みを効かせられている中で、恒例的な感じの大声自己紹介スタートしました。

女子ほぼ泣いてましたし、男子も結構泣いてました。声ちっちゃいと「聞こえませ〜ん」「もういっか〜い」とか「やる気あんのか?」とか言われて、追い込まれる人続出でした。

当然僕も!と思われるかもしれませんが、実は運動部出身で大声には自身ありました。案の定「OK〜!」一発合格でした笑

プラス、僕は性格的にこういう人の言うことを聞かなきゃいけないとか、弄ぶみたいなの嫌いので、ちょっとイラッとしながら、「なんで数個しか歳の変わらない、たかが上司にこんないびられ方しなきゃいけねんだよ!クソが!」と思い自己紹介しました。

ビビリなくせに、こういうときは強いんです。ただ権力には屈しますが笑

その後も謎の研修は続きました。特にきつかったのはチームで挨拶するという内容の研修で、「言葉」「笑顔」「動き」がOKじゃないと終わることが出来ないという、拷問みたいな内容でした。99%の新入社員の声がモンスターみたいに低く、ガサガサになってしまってました。

後から聞いたら、「毎年新入社員はガサガサ声で接客をするというのが恒例」らしいです。

ココまでは元体育会系の僕は、意外に行けました。

ちなみに最終日は、ネタバラシ的なのがあって、みんなで酒のんで親睦深めるみたいな感じでした。落として上げてと完全にマインドコントロールされてたと思います。

 

なにげに快適な新入社員ライフ

研修が終わり実際に店舗での仕事が始まりました。結構仕事の覚えは良い方だったらしく、すぐにいろんな仕事任せてもらえるようになりました。

ご飯にも結構連れてってもらいましたし、カラオケとかも結構行ってました。

給料も結構貰えるし、休みもわりかし多い(月に9日、有給取れる)ので、人間関係や環境は今考えてもかなりいいほうだったと思います。

そんな中ふと思ったのが「人生これで終わってしまうのか?」ということです。正直中の従業員同士はいい関係だったのですが、客がひどい。

負けたのはあんたのせいとか言われたり、
服つかまれて、端っこに連れてから怒鳴られたり
パチンコ店の店員のくせにとバカにされたり

どんどん仕事に対するモチベーションが奪われました。次第に会社を辞めることを考える様になっていました。

ただそれでも、運動部をずっと続けてきていたので、途中で辞めることが何か逃げのような気がしたり、弱い人間に思われたり、辞めたら何かが崩れるんじゃないかと不安を感じていました。

何よりその時新卒でまだ3、4ヶ月しか経ってなかったので、そんな短期間で辞めると転職できない仕事に就くことが出来ないんじゃないかという恐怖でなかなか決めかねていました。

 

きっかけはドクターストップでした。

パチンコ店の仕事は、パチンコ玉の上げ下げや、新しいパチンコ台が出たときに、入れ替えという、設置作業などがあります。その全てが肉体労働です。特に腰がやられます。

僕は小学生の時になわ跳びの飛び過ぎで腰をいため学校を休んで以来の腰痛持ちです。

そんなお腰さんが、悲鳴をあげました。足の小指がピリピリしてしびれるな〜って思ってたら、ヘルニア寸前、「そやね〜仕事変えたほうがよろしいですよ〜」という診断くだされました。

「よし!辞めよう!」

これで決断しました。

ちなみに仲良かった直属の上司には、ビビリ過ぎて相談できず、良くしてくれていた店長にも自分から言い出せず、そこそこ仲良かった上司に、それとなく打ち明け場をセッティングしてもらい、店長に辞意を伝えました。

入社からちょうど半年の出来事でした。

当時はまだガラケー時代で、転職サイトやエージェントの存在も知らず、とりあえず勢いで辞め、次の職場は未定。晴れてニート木佐貫が誕生した瞬間でした。

そのとき思ったのが「少しゆっくりしたい!」で、プレッシャーから開放された、なんとも清々しい気分でした。

 

シリーズ2話に続く。

→木佐貫転職シリーズ2【フルシカトは女上司の愛情編】

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