あなたは上司が好きですか?それとも嫌いですか??
私は職場の上司がどうしても好きになれなくてですね、仕事のやり方とか考え方とかどうにもウマが合わないみたいなんです。
先日も仕事の新人の育成をめぐり上司とちょっとした口論をしてしまいました。
あの上司にだけは負けたくない。いずれ必ず追い抜いてぶっ潰してやるつもりです(笑)
とは言え、今の上司は苦手ですが、以前、別の会社にいたときのようなパワハラがないだけマシです。世の中にはホントに信じられないくらい幼稚で低レベルな上司っているんですよ。
私は転職を8回も経験しているので、いろいろなクソ上司を見てきました。
社長の娘というだけで威張り腐っているお局女上司、いじめ大好きネチネチしつこいおじさん上司、高慢で絵に描いたようなパワハラ大好きヤクザ上司・・・。
ロクでもない上司たちに恵まれて(?)とても得難い経験をたくさんさせてもらいました。もうすんごくツラかった。パワハラ上司が3人目くらいになると「またかよ!!」て叫びたくなりますもん。自分の運命が怖くなります。
まぁ、結局転職したり会社の上層部に訴えたりすることで、なんとかその場を乗り切ることができたのですが、今でも当時のパワハラの数々を夢にみることがあります。
それだけ、上司の悪い行いっていうのは部下の心を傷つけるということです。
この記事を読んでくれている人のなかには、そんな極悪上司に悩まされ、深い傷を負ってしまった人もいるのではないでしょうか。私たちは親を選べないように、上司を選ぶことができません。
もしすごく嫌いな上司に出会ってしまったらどうすれば良いか?
逃げるか我慢するか、闘うかのどれかです。
でも、そんな嫌いなクソ上司のせいで愛着ある会社を去るのは気が向きませんよね?「なんで私が去らなければならないんだ。上司!お前がどっか行けよ!!」そんな声が聞こえてきそうです。
ですが、ムカつく上司と同レベルになって、悪口を言い合ったり、暴力で解決しようとしてはいけません。そんなことをしたら、最悪慰謝料を請求されたり、刑務所へ入れられることになるかもしれません。
そこで、私は合法的にムカつく上司を潰す方法を徹底的に調査しました。
そして、見事上司の撃退に成功した人々の事例を分析し、絶対に勝てる条件を発見したのです。
この条件さえ押さえれば嫌いな上司を潰すことなんて赤子の手をひねるが如く簡単です。
毎日嫌いな上司に抑圧され、苦い思いをしているそこのあなた!嫌いな上司を倒したらきっとすがすがしい気持ちになること間違いなしです。ぜひ成功者の事例から上司を撃退する方法を学んでください。
Contents
嫌われる上司の特徴

一口に嫌な上司と言っても嫌われる方向性は人によって様々。世間一般ではどんな上司が嫌われているのでしょうか。
そこで、アンケート調査をもとに多くの人が嫌いな上司の特徴を調べてみました。
まずは大手就職情報サイト「マイナビ」がマイナビニュース会員509人を対象にしたアンケート(2019)からです。
「上司の困った言動の内容」を聞いた設問では、多くの部下が以下のような上司に困っていることがわかりました。
- パワハラをする
- 言っていることがコロコロ変わる
- 無茶な要求をする
- 指示があいまい
- 責任を部下に押し付ける
- すぐ感情的になる
- 仕事とは関係のないことを頼む
- 人の意見を聞かない
参考:マイナビニュースより 部下が困る上司の言動 – 「日常パワハラ」「勤務外の電話」「朝令暮改」
パワハラは論外としても、どれもこれもあるあるですよね。私もいろいろな職場を転々としてきましたが、「あの人好きになれないな~」とか、「あの上司ちょっとクセが強くて苦手・・・」と感じる上司は上に挙げられているような特徴を持っていました。
みんな表には出さないけれども、「上司のあんなとこ嫌だな」と感じるポイントって一緒なんですね。
続いては大手転職サイト「リクナビ」が運営するエンジニア転職サイト「Tech総研」からランキングのご紹介です。
25歳~39歳までのソフトウェア・ハードウェア系エンジニア合計300名を対象にしたアンケートでは、「嫌いな上司の条件とは?」という質問をして以下の結果が得られました。

引用:Tech総研より 責任逃れ上司が最悪!好き&嫌いな上司部下ベスト10
こちらも「あるある~!」ですよね。このアンケートは職種を絞ってエンジニアのみを対象にしたものですが、ここで挙げられている特徴の上司はどこの職場でも嫌われやすいのではないでしょうか。
とくに1位~3位は典型的なダメ上司の特徴です。こんな上司は尊敬もできないし、ついていきたくもないですよね。
別の記事でも特徴をまとめてありますので興味があれば御覧ください。世間が抱く『嫌いすぎる上司』その理由と特徴が一挙に判る!
さて、大手転職サイトのアンケートをご紹介してまいりましたが、この中にあなたの嫌いな上司はいましたか?たくさんの嫌な上司が出てきたので、話を進めやすいように嫌われる上司をタイプ別にまとめましょう。
- パワハラタイプ・・・理不尽なことで叱る、パワハラをする、無茶な要求をする、すぐ感情的になる、など。
- 無責任タイプ・・・責任を逃れようとする、責任を部下に押し付ける、口ばっかりで行動を起こさない、嘘をつく、など。
- 自分勝手タイプ・・・人の意見を聞かない、仕事とは関係のないことを頼む、部下の手柄を横取りしようとする、部下に無関心、など。
- 無能タイプ・・・言っていることがコロコロ変わる、指示があいまい、マネジメント力がない、やる気がない、など。
うん、スッキリまとまりましたね。たくさんの人に嫌われる上司は、全部で4つのタイプに大別されました。
パワハラタイプ
最も実害が大きいのが、パワハラタイプの上司です。
職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。
引用:明るい職場応援団より パワーハラスメントの定義
とあるように、パワハラは職場での立場が上の者や、能力が優れていたり派閥の中心にいたりして発言力が強いものが弱者に対して行うハラスメントです。
「業務の適正な範囲を超えて」というのがちょっとわかりにくい表現ですが、おおむね以下のようなものがパワハラに当たる行為とされています。
- 身体的な攻撃・・・殴る、蹴るなどの明らかな暴行だけでなく、頭を小突く、丸めた書類で身体を叩くなども当てはまる。
- 精神的な攻撃・・・脅迫や暴言、侮辱、名誉棄損などで精神的な苦痛を与えること。
- 人間関係からの切り離し・・・いわゆる仲間はずれ。話しかけても無視される、一人だけ席が離される、職場の忘年会や新年会にいつも呼ばれない、など。
- 過大な要求・・・業務上明らかに不要な仕事や、一人では処理しきれない膨大な量の仕事を押し付けられる、など。
- 過少な要求・・・理由なく能力や経験に見合わない小さな仕事を命じたり、仕事を与えないこと。営業職として雇われたのに営業の仕事をさせてもらえず、毎日掃除ばかり任されるような場合。
- 個の侵害・・・プライバシーにやたらと口を挟んでくること。業務とは関係のないプライバシーのことで叱られることも含む。
参考:明るい職場応援団
なかには必要な叱責や厳しい指導と線引きが難しいものもありますが、あなたが少しでも違和感を感じたらそれはパワハラの可能性があると思われます。
昔、私が上司から執拗なパワハラを受け、労働局に相談したことがありました。
担当の相談員さんは、「確かに指導と見分けるのが難しいこともあるけど、あなたがパワハラを受けていると思ったらパワハラなんです」と言っていました。
ですから、一見指導を受けているように見えても、されている本人が苦痛を受けているようならパワハラに当たるかもしれないのです。
パワハラタイプの上司とは、あなたやあなたの周りの人が「あの上司、言ってることは正しいけど、いつも怒鳴ってばかりでパワハラだよね?」と思うような上司のことを言います。
パワハラタイプの上司は野放しにしておくと部下や後輩を精神的にも肉体的にも破壊する厄介な存在です。被害者はときに仕事もままならない心身の状態に陥ったり、何年も引きずるような大きな後遺症を抱えることがあるため、早急に対応が必要なタイプでもあります。
弁護士に相談するという手もあり、パワハラで辛い思いをしたら弁護士に無料で電話相談が一番!で解説していますので、合わせて御覧ください。もしあなたが徹底的に戦いたいのであれば、パワハラ相手を訴える方法を伝授!鬱病など最悪な事態を回避で準備するのも正直ありです。あなたの人生が潰される前に自分の身は自分で守るべきです。
私の場合守ってくれる人はいなかったので、「転職」という逃げ道しかありませんでした。【失敗談】木佐貫転職シリーズ第2話【フルシカトは女上司の愛情編】〜住宅営業〜は本当に辛い経験をしました。
パワハラを甘く見ては行けないので早めに対処しましょう。
無責任タイプ
無責任タイプの上司は“人の上に立つ”認識が欠落しているタイプです。このタイプの上司は基本的に他責思考(たせきしこう)、つまり「自分は悪くない」という考え方の持ち主です。
一般的な考えでは、上司たるもの部下の仕事の結果は良いものであれ悪いものであれ、その責任は最終的にすべて上司自身が負うべきとされています。そのため上司には、たとえ部下に任せた仕事であっても進捗状況や結果を把握し、常に的確な指示や助言を与える管理能力が求められます。
無責任タイプの上司には“仕事や人を管理する能力”が不足している場合が多いと考えられます。かなしいかな、古い体質の企業ではただ勤続年数が長いというだけで、本人の適正や能力を無視して役職を与える場合があります。
もしかしたらあなたの周りの無責任上司は望んで上司になったのではないのかもしれません。本当は嫌だったけど、流れでそうなってしまったのかも。
ですが、上司の務めを果たすのが嫌ならその地位を自ら辞退するべきではないでしょうか。
その自覚のない人が無責任にも上司の椅子に座り続けているのでしょう。
厄介なのは、責任を取らないばかりか自分の失敗を部下に押し付けることがあることです。
こうなっては部下もこの上司の下で安心して働くことができません。
被害者が出る前に、無責任な上司をなんとかするべきです。
自分勝手タイプ
自分勝手タイプの上司は基本的に自分のことしか考えていません。自分の考えが絶対!自分の世界の中だけで生きているのです。自分勝手な上司のなかでもとくに部下を困らせるのが、自分の考えややり方を押し付けてくるタイプではないでしょうか。
たしかに、上司である以上、それなりに能力や経験があって今の地位にいるのでしょう。そのため、仕事に関してはある程度は上司の言い分が正しいことも多いです。
しかし、押し付けてくるのが理不尽な精神論だったらどうでしょう。
あとで具体的な事例も紹介しますが、例えば「新人は業務開始時間の1時間前には出勤していろ!」とか、「たとえ今日やる仕事が全部終わっても、上司や先輩より先に帰るな!」とか前時代的な考えを押し付けられたら困りますよね。
こういう上司は部下を困らせるだけでなく、非効率的な考えややり方を強制して部署や会社の生産性を下げるガン細胞です。
明らかに間違ったやり方を強要されたら部下のやる気が無くなります。無意味な残業を強制したら無駄な人件費の出費になります。場合によっては、上司のわがままのせいで会社が労基法違反を疑われて、労働基準監督署に目を付けられるかもしれません。
なんでもかんでも自分の考えや意見を押し通そうとする頭の固い上司には、その鼻先にハッキリと「NO!」を突き付けてやる必要があるでしょう。
無能タイプ
「なんでこんなに仕事ができない人が責任ある立場なんだろう?」と思うような無能な上司に出会った経験がある人はいませんか?
私はあります。
学生時代のアルバイト先の店長がまさにそれでした。
口先だけは達者なくせにあまりに仕事ができないため、アルバイトが誰も言うことを聞かず好き放題していて、職場は崩壊寸前でした。
状況を察した社長が店長をクビにし、店は窮地を脱しましたが、無能を放置しておくと大変なことになるという好例をまざまざと見せつけられた出来事でした。
私の体験からもわかるように、仕事ができない上司の言うことを部下は聞きません。
言い換えれば、無能な上司は部下をマネジメントすることができないのです。
ただ無能なだけなら私たち部下に実害は少ないのですが(会社は大損害を被る可能性大)、自分の無能を棚に上げて部下に「もっとしっかりしろ!」と叱りつける害のある無能上司もいます。
こうなるともう目も当てられません。
どうして上層部はそんな無能を野放しにしているのか、疑問に思う人もいるでしょう。
無能上司は経営者一族の親族だとか、会社創設期からの最古参だとか、上司に媚びを売るのが超得意だとか、上層部となんらかのパイプがあることが少なくありません。
しかも、自分が仕事ができないことを無自覚だったり、あるいは自覚していても認めようとしないケースも多々あります。
無能ゆえに手玉に取ることや実力で追い抜くことは容易ですが、上との特別なつながりから、役職をはく奪したり会社から追い出すのは難しいと言えるでしょう。
上司がどれか1つのタイプということは稀
以上、世間で嫌われる上司の特徴を4つのタイプにまとめました。
ここで一つ補足があります。
それは、多くの場合、一人の上司に複数のタイプが同居していることが多いということです。例えば、私が昔被害に遭ったパワハラ上司は、パワハラタイプと自分勝手タイプの複合タイプでした。
私をいじめるのがよほど楽しいのか、毎日毎日飽きもせず監視&ネチネチ説教というパワハラ行為を繰り返し、「仕事以外のことでも上司の言うことは絶対!」とでも言うかのように、昼休憩には私をパシらせてパンや弁当を買いに行かせるという自分勝手ぶりでした。
これから上司のタイプ別に事例を交えて対処法をご紹介していきますが、「このタイプにはこの方法」という絶対的な法則はありませんので、あなたが潰したい上司の特徴に合わせて柔軟に実践してもらえたら、と思います。
あなたの勤務態度は大丈夫?上司に仕返ししたり陥れるために必要なこと

さて、これから上司のタイプ別に“憎いアイツを潰す方法”をお伝えしていきますが、その前に1点だけ、絶対に確認しておかなければならないことがあります。
それは、あなた自身の勤務態度に問題はないか、ということです。
というのも、上司との闘いにおいては、他の誰かに相談して話を聞いてもらったり、味方を作って協力することが必要不可欠になってきます。
想像してもらいたいのですが、もしあなたが日頃から不真面目で、みんなから嫌われていたらどうでしょうか?
逆に、上司の方が優秀で多くの社員から慕われていて、あなたがただ逆恨みで上司を陥れたいだけならどうでしょう?
誰もあなたの話に耳を傾けてくれませんよね。あなたに味方する人もいないでしょう。
つまり何が言いたいかというと、これからご紹介する上司への対抗策は、“あなたが普段から真面目に仕事をしていて問題がない場合”のみ有効だということです。
上司にギャフンと言わせてやるには、“あなた=正義”もしくは、“上司=悪”という事実がみんなに認められなければいけません。
いくらあなたが「あの上司は悪者だ!あんなことやこんなことをして悪さばかりしている!!」と声高に叫んでも、周りの人が信用してくれなければ意味がありません。
そのため、上司への仕返しを実行に移す前には、一度立ち止まって自分のことを振り返りましょう。
「上層部はあなたの話を聞いてくれそうか」
「同僚や先輩・後輩にあなたの味方はいるか」
もしあなたが、周りから見て問題があるような勤務態度を日頃からしているなら、上司への仕返しは諦めてください。
そんな状態であれば、さっさと転職することをおすすめします。勤務態度が悪かったからと我慢して、ムカつく上司、嫌いなパワハラ上司(奴)の元で働く義理はありません。世の中にはもっとクリーンな職場が山程あります。
上司と上層部がズブズブの関係の場合は仕返しNG
「いや、私の勤務態度には全く問題ありません。周囲の同僚、部下も協力してくれます!」という場合でも注意が必要です。
勤務態度に問題がない場合でも、仕返しを躊躇した方がいい場合があります。
あなたの勤務態度にはなんの落ち度もなく、取引先からも称賛されるような勤務態度だったとしても、上司と上層部との癒着が強い場合はどんなに声高に主張をしても、その訴えが通ることは絶対にありません。
それどころか、訴えたあなた本人の立場が危うくなります。
その関係が明らかであれば、対処の方法もありますが、見えにくい場合は特攻隊クラスの突撃精神が必要とされます。
そのため、保険をかけておくことがかなり重要です。仮にあなたの取り組みが思った方向に進まなかった場合、全責任をあなたが背負わなくてはいけません。会社に居づらくなったり、待遇が悪くなったりする可能性もあります。最低でも精神的に居心地が悪くなります。
転職をすることが出来る、いつでも会社を辞めても生活ができる。というのは精神的な安定に繋がり、より一層パワフルに上司を攻撃することができますので、転職エージェントや転職サイトを確認しておくだけでもしておいた方が良いと思います。
後がない状態より、どうなっても大丈夫という安心感は大事だと思います。
また、仮に退職に追い込まれた場合、あなたの精神的な負担をサポートしてくれる退職代行というサービスもチェックしておくことをおすすめします。
会社に行くことなく、スムーズな退職が約束されているという素晴らしいサービスです。
では、本題…とその前に、超大人な対応を検討してみてはいかがでしょうか?
今からご紹介する方法で対応できる場合、あなたの【アダルトランク】は相当ハイレベルの可能性が高いです。精神面で圧倒的大差で敗れるため、この対応をされた上司は精神的に立ち直れないことが予想されます。
上司には肉体的なダメージは有りませんが、圧倒的な精神へのダメージを食らわせ、二度と歯向かおうとすら思わなくさせる、超大人塩対応を3つ紹介します。この方法はタイプ関係なく、すべての上司に食らわせることができるある種劇薬です。用法用量は正しく守ってお使い下さい。
ただ1つ弱点があります。あなたの精神力も同時に試されてしまうということです。耐えきない場合は失敗に終わる可能性が非常に高いので、ダメだった場合は、スルーして下の方を読み進めてください。
ムカつく上司が立ち直れないほど精神的に潰れる超大人塩対応
精神的に潰す3つの塩対応とは
- 軽く受け流す
- 褒める
- ポジティブな方向へ誘導する
です。順番に解説していきます。
軽く受け流す
「お前はそんなことも出来ねーのか?」「最近の若いやつはホント根性ねーな」「先輩より先に帰るんだ?」怒鳴り声を上げてきたり、遠回しに嫌味を言ってくるような上司がいます。そんな心が赤ちゃんレベルのちっこい人間はどこの職場にもいるものです。
過去8社転々としてきましたが、心の小さき乙女上司には常に遭遇してきました。標的にならなければ正直なんにも問題では無いのですが、一度標的扱いされると大変です。毎日会社に行くのが、奴隷として働かされるのと同じような苦しみを味わうことになります。
こんな仕打ちを真正面から受けると、正直ひとたまりも有りません。アメリカのサイクロン並の破壊力で襲ってきて、心を破壊されかねません。
そんなときは、ムーディ勝山ばりの受け流しを食らわせて下さい。
感情を制御して、冷静に左から右に受け流しましょう。精神的幼児にはできないレベルの対応です。
コレをやられた上司は9割型精神的にやられ、「俺はなんて子供なんだ…」とあなたという壁に挫折することは間違い有りません。
褒める
受け流すが進化すると「褒める」ことができるようになります。基本的に褒めるという行為は「上から下」の人間にやるものです。日本の文化では下の人間が上の人間を褒める文化はありません。
にもかかわらずあなたは上司の振る舞いを褒め称えるのです。「あーその考え方僕にはなかったです。」「さすが〇〇課長目の付け所が違いますね。」「すごいですね。」
分かる上司にはわかります。完全に小馬鹿にされていることが。わかった瞬間膝から力が一気に抜けて、立ち直ることが出来ないくらいのダメージを心に負うことになるでしょう。
自分の未熟さに気づいた上司は、あなたへの攻撃をやめること間違いなしです。
ポジティブな方向へ誘導する
3つの中で一番大人な塩対応が「ポジティブな方向への誘導」という方法です。
ムカつくほど嫌いな上司の殆どが、マイナス思考の塊から生まれているようなものです。人を攻撃するというのは簡単に言えば自分を守っている行為です。
自分に圧倒的な自信や、ポジティブな思考があれば、人を攻撃すること無く、安心して日々の生活を送っているはずです。
それが出来ていない。ということは不安や恐怖、マイナスな考えに支配されている可能性が非常に高いです。
そんな上司を発見したら、ポジティブな方向へ導いて上げて下さい。
「部下をいじめたり、陥れるような事をしていたらダメだよ。仲良く仕事をする方法があるから考えてみてごらん。全てはプラスに考えることができるよ。こうやったらできるよ。」
みたいに、赤子を相手にするようにポジティブな方向へ導いて上げて下さい。
この時点でどちらが上の立場なのか、賢くない上司でも気づいてしまいます。「あー今完全に部下に敗北を喫している。こんな恥ずかしい状態では二度と逆らうことは出来ない。あんな部下みたいな人間になりたいな〜。今の俺は世界で3番目に入るくらいのダメ人間確定じゃん。あ〜死にたい」
このくらい精神やられます。
この3つのうちどれかできるものがあれば、まず試してみて下さい。方法論ではなく、あなたの人間性が絡んできますので、キャラじゃなかったり、コレまで積み上げてきているものがない場合使うことが出来ません。TPOを考えて潰せる方法を検討してみて下さい。
心を潰すのは一番効果的なのですが、それは難しいよっていう人はこの先で説明する、「事例に学ぶ!【タイプ別】嫌いな上司の潰し方」の方が、誰でもできるアプローチなのでおすすめです。
この方法は、やり方が極端で相手があきらかに気づくような事をするだけで、崩壊します。あなたの現在の職場での状況が完全に悪い方向に行き、逆にあなたが立ち直れない様になる可能性は否定できません。
リクルートエージェントや
doda、パソナなどのエージェントに登録だけでもしておけば、最短3ヶ月で新しい会社への転職を決めることができます。人間は「後ろ盾」があるのと無いのでは行動力にかなりの差が出ます。
備える人間が賢く、世の中を上手く生きていきます。自分なりでOKなので、セーフティネットを作る意識しておくことをオススメします。
事例に学ぶ!【タイプ別】嫌いな上司の潰し方

多くの人が嫌う上司の特徴を、全部で4つのタイプに分類しました。
- パワハラタイプ
- 無責任タイプ
- 自分勝手タイプ
- 無能タイプ
以下では、どの職場にもいる嫌な上司に見事仕返しした体験談をご紹介します。
それぞれの成功事例をもとに、タイプ別の嫌いな上司の潰し方を具体的に考えてみましたので、これから上司と対決しようとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
事例1:パワハラタイプ上司の潰し方
後輩の体験談
これは、私の高校時代の後輩から聞いた話です。
後輩は高校卒業後、調理師を目指して調理師専門学校に入りました。
調理師学校を卒業後、後輩はとある病院の給食部門で働くことになったそうです。調理室では、入院患者さんの朝、昼、夕食を作っていました。
パワハラ加害者は調理室の現場責任者的立場の中年女性で、かなり古い仕事観を持った人物でした。
部下や後輩に対して、体育会的指導方法を好んで用いました。そのため、私の後輩をはじめ、若い調理員は彼女のことをとても恐れていました。
この女性は、なまじ勤続年数が長いためか、給食部門の長である主任調理員や管理栄養士も下手に意見できないほどの権力を握っていました。ただ指導が厳しいだけなら良いのですが、立場以上の権力を振りかざし、下の者に言いたい放題・やりたい放題だったそうです。
後輩の話によれば、ちょっとのミスを見つけては「そんなこともできないのか!?役立たずは辞めてしまえー!!」など調理室中に響き渡る大声で怒鳴り散らすこともしばしば。
部下の仕事が少し遅いと改善点を教えもせず、「いつまでやってんだノロマ!あんたのせいで私の残業が伸びるだろうが!!」などと怒鳴りつけることもあったそうです。
仕事中に泣き出す新人、突然来なくなる先輩・・・。その頃の調理室はめちゃくちゃで、毎年たくさんの人が入っては辞めていきました。
人が辞める→現場が忙しくなる→負担が重くなり、ストレスに→中年女性のパワハラがさらに激しく・・・といった具合に、職場全体が負のスパイラスに陥っていたそうです。
それでも、後輩は「自分の成長のため」。そう思って3年間、懸命に働き理不尽なしごきに耐えました。
後輩には思いを寄せる女性の先輩がいました。その先輩は、私の後輩の入社当初から彼の面倒をよくみてくれ、困っているときはいつも相談にのってくれる理想的な先輩でした。
あるとき、その先輩がついに倒れてしまいました。慢性的な人手不足のなか、先輩は自分の仕事に加え、新人の教育や後輩の育成などの仕事を請け負っていました。診断名は鬱と過労でした。
この出来事がきっかけで、後輩はパワハラ上司に仕返しすることを決意しました。口には出さずとも、調理室の全員が上司を嫌っていました。そこで、後輩は調理室のみんなと結託して、上司のパワハラの証拠集めを始めました。
上司の発言の内容や日時をメモに残したり、スマホやICレコーダーを使ってパワハラ発言を録音したりしたそうです。
普段から当たり前のようにパワハラを繰り広げる上司です。証拠はおもしろいほど簡単に、しかも大量に集まりました。そして仕返しを決意してから3ヶ月後、ついに後輩たちは立ち上がったのです。
一番上の調理主任や管理栄養士は日頃から上司のパワハラを見てみぬふりです。あてにはなりません。そこで、後輩たちは証拠をきっちり揃えて、病院の院長へ告発しました。
これが効果てきめんで、パワハラ上司は平の調理員へ降格、次はないと院長直々に釘を刺されたようでした。これに意気消沈したパワハラ“元”上司は、1月ももたずに退職しました。
そして後輩はというと、パワハラ上司と入れ替えに調理リーダーに昇格。たった3年という異例のスピード出世だったそうです。(パワハラ上司がみんな辞めさせるから後輩の上がいなかった)
後輩が好きだった先輩もしばらくの休職の後に復職し、後に二人はお付き合いする仲に。(今では結婚して子どもまでいます)
後輩の勇気ある行動と仲間同士の結束がパワハラ上司を追い込む結果に
実は当時、私も後輩からちょくちょく相談を受けていました。当時は本当に心配したものですが、パワハラ上司が降格になったと聞いたときは二人して朝まで飲んでお祝いしたのを覚えています。しかもちゃっかり先輩をゲットしちゃってる後輩君、さすがです。
この後輩の事例では、次のような行動がパワハラ上司を追い込みました。
- 同じ被害を受けている者同士結束する。
- メモやスマホ、ICレコーダーを使った証拠集め。
- 上層部に告発する。
やはり上司の理不尽を訴えるには、証拠を集めるのが最強だと再認識できる事例だと思います。私もかつてパワハラに遭ったときはしっかりと証拠を集めていました。そして、自慢ではないですが、後輩にメモやICレコーダーで証拠を集めるようアドバイスしたのは何を隠そう私です(笑)
こういう昔かたぎの上司って、パワハラを無自覚にしていることが多いんですよね。時代の流れについていけていないタイプです。昔のやり方が今でも通用すると思っているんです。
そんなタイプだから、まさか自分が告発されるなんて思わないでしょう。自分は部下のためを思って厳しく接しているつもりなんですから、パワハラ行為を少しも隠そうとしない。ですから、証拠を集めるのはとても簡単です。今回の事例では、その点を突いて証拠集めをしたことが勝因です。
また、パワハラ上司の敵が多く仲間集めが用意だったことや、直接人事権を持つ上層部に集団で訴え出たことも大きかったように思います。この事例では、後輩のちょっとした勇気ある行動が、雪崩式に事態を解決に導いた好例です。
事例2.無責任タイプ上司の潰し方
嫁の体験談
お次は私の嫁から聞いた話です。
これは私と嫁が出会う前、彼女が介護の仕事に就いていたときのお話です。嫁は、市内でもそこそこ大きい老人ホームで介護職員をしていました。そのときのフロアリーダーが、とんでもない無責任上司だったのです。
リーダーは、そこそこ仕事はできるのですが、普段からやる気のない勤務態度で、たびたびさらに上の上司から注意を受けていました。それでも、聞いているのかいないのか、まったく意に介さずという感じで、現場の全員が扱いに困る問題児でした。
いつもいかに自分が早く上がれるかだけを考えているような人で、やるべき仕事が残っているのに1分たりとも残業をしない主義でした。リーダーは人を選んで仕事を押し付けるのが上手かったそうです。餌食になるのは、ハッキリ「No!」と言えない新人や気の弱い職員ばかりでした。
そんな人を捕まえては、「俺もう上がりだから、あとはよろしく~」と、残った仕事を押し付けて帰るのでした。
そんなある日、リーダーが少し目を離した隙に、お年寄りが転んで足を骨折するという事故が発生しました。当時は職員が少ない時間帯だったのを良いことに、あろうことかリーダーはその場にいなかった新人に罪をなすりつけようとしました。
新人に泣きつかれた嫁はこのリーダーの非道な行いにブチギレて、ことの顛末をすべてリーダーの上司に告げ口したそうです。人望のないリーダーですから、その上司もリーダーの言い分より新人の言い分を信じてくれました。
こうして、めでたくリーダーは上司に大目玉を食らい、行いは上層部へ報告、すぐさま平の介護職員へ降格され、別の部署へと左遷されたそうです。
上司の日頃の行いが身を滅ぼす
いますよね~、何かあるとすぐに責任逃れする上司。こういう上司は基本、“自分は悪くない”という他責思考(たせきしこう)です。
このリーダーは、失敗の責任を言い返せない新人へ押し付けるという、上司として最悪の選択をしました。幸運なことに、この新人介護職員には、嫁という味方がいましたから疑われずに済みましたが、我々も気をつけないといけませんね。
この事例から学べることは、次のようなことではないでしょうか。
- いざというとき同僚や先輩から証言が得られるよう、自分の信用を高めておく。
- 責任を押し付けられたときのために日頃から証拠をとっておく。
やはりいざというときに疑われないことは大切です。そのために、なにも特別なことは必要ありません。日頃から真面目に仕事に取り組む、そんな当たり前のことをするだけです。
こういう上司の無責任っぷりを周りの人は見ています。日頃の勤務態度が悪いので、たとえ人に責任を押し付けようとも、嫁の事例のように勝手に自滅していくだけでしょう。
こういう上司は言い逃れも得意です。ですから、言い逃れできないように証言や証拠をとっておくことも重要だと感じました。たとえば、無責任な上司からなにか指示を受ける場合、他の人に聞こえるように大きな声で「〇〇をすればよろしいんですね?」と指示をオウム返しに聞き返す。
指示が文書として形に残るように、メールでやり取りする。普段から、「あの上司は無責任で嘘つきだ」という評判を同僚と共有しておく。
そうすることで、上司が無責任な言動をしたとしても、集めていた証拠や同僚の証言があなたを守ってくれます。
そして、そんなときこそ上司を潰す絶好のチャンスです。「私は上司の無責任な言動で罪を押し付けられそうになった」と上層部や社内のパワハラ窓口に訴えてやれば良いのです。
このとき、証拠や同僚の証言があればなお効果的でしょう。人事権を持つ上層部も、こんな信用のおけない人間を重用することはありません。うまくやれば、嫁のケースのようにムカつく上司を引きずり降ろすことも可能です。
事例3:自分勝手タイプの潰し方
とある書き込みの事例①
今回は、まとめサイトに載っていたとある書き込みの事例紹介です。
70: おさかなくわえた名無しさん 2013/04/20 16:29:19 ID:qEvLB8h8
ちょいと自慢話ぽくなってしまいますがよろしくお願いします。
新社会人になって初めてできた上司がパワハラ糞野郎だった。もともとブラックな職場だったがまず考え方が古い体育会系。残業しない奴は社会人じゃないだとか新人は自主的に日曜に営
業行ってこいだとか女はお茶汲みだけしてればええんだとかとりあえず前時代的な発言が目立
つ奴だった。
当時俺はこの仕事を楽しいと思っていたし、営業成績も上位にいたんだがこの上司に嫌われて
いた。理由は俺がアポ待ちの時間にファミレスで資料整理しながら休憩していたからだった。
上司「なんでてめえサボってんだ!」
俺「いや、アポ待ちなんでで準備してたっす」
上司「俺が働いてるのにいい身分だな。休んでる時間あったら飛び込みで行ってこいや!」
こいつはあほかと思った。その後も昔からの非効率なやり方を強要する(効率が3倍違う)。ノル
マは達成しているのに無意味な残業を要求する、人の成果を横取りするなどやりたい放題で同
期は半分辞めた。
このままでは会社も俺もダメになると思った俺は営業成績を1位にする、効率的な仕事のマニュ
アルをつくり同期、後輩に配る、そして上司の無慈悲な鉄槌からかばいまくる、などのことを
して若手を中心とした「俺派閥」を作り上げた。こうして力をつけた俺は社長に直談判。結果
上司及び一味は窓際へ。会社はブラック中小から完全週休2日になった。俺は人事部長になり、
「元」上司を上からにやにやしながら見ている毎日です。
引用:スカッと速報より うざい上司を「元」上司にしてやったwww(再)
いや~、実にスカッとする話ですね。この体験談の投稿者は、古い価値観を無理やり押し付けてくるマイルール絶対主義者の上司を実力で追い越し、窓際族に追いやりました。
実力で上司を追い落とす
この事例から学べることは、次のようなことです。
- 必死に努力して実力で上司を打ち負かす。
- 社内に味方を作る。
やはり仕事ができる=発言力が高まるのはどこの職場でも同じではないでしょうか。実力をつけて上司を追い越すやり方は、とくにパワハラや責任の押し付けなどがなく、上層部や人事部に訴えて潰す方法が取れない上司への最も有効な仕返しだと思います。
もちろん、その分相当の努力や時間が必要になりますが、人間は負の感情を力に変えて頑張ることもできるため、上司が憎ければ憎いほど、自分の成長にもつながるリターンの大きな方法です。
また、自分勝手な上司というのは往々にしてあなた以外の人にも嫌われているものです。あなたに相応の実力が備わってくれば、あなたの味方になってくれる人も次から次へと出てくるのではないでしょうか。
この事例は、難易度は上がりますが、上司を追い落とす理想的な王道パターンだと言えるでしょう。
事例4:無能タイプ上司の潰し方
とある書き込みの事例②
こちらも書き込みの体験談です。少し長いのでこちらで省略しましたが、辞めるときに復讐するというパターンです。
196: おさかなくわえた名無しさん 03/03/28 00:04 ID:le2wmtMh
昔の会社の先輩の話。
無計画で仕事の工程すらまともに立てられない
上司の暴君ぶりにみんなが根を上げる寸前で先輩は
”みんなの許容量を見極めて工程をたててください”
と会議で言った。するとその上司は
”僕も手が一杯だから大口叩くならお前がやれ”逆切れ&丸投げ。
先輩はその場で言い返さず自分の膨大な仕事をこなしつつ
20人分の仕事内容、納期を把握していた。
〔中略〕
上司や役員連中は生意気な奴だ、と嫌っていたので
使えるものはいいように使ってやる、といった具合にいやな仕事を
押し付けまくっていた。そんな状態で3年が過ぎるころ・・・その先輩が辞める事になった。理由は
”今後子育てしながらこの仕事していけるとは思えない、
他の人達に多大な迷惑が掛かるのはわかっているから”
その先輩は女性です。上司たちは慌てました。待遇や年俸も
考えるから、と。でも先輩は頑として首を縦には振りませんでした。
仕事の引継ぎは勿論、円滑に仕事を進めるウラワザ?も伝授し
退職の日、社長以下、皆がそろった席での挨拶で
”上に立ち人を指導する立場にいる方々は困っている部下を
助け導くというのが最大の仕事だ、ということを今一度よくお考えください”
といった。役員真っ青、ぺーぺーは拍手喝采。
そして今会社は業績下降中。彼女の抜けた穴は想像以上に大きかった。
何人分の仕事をしていたのだろう。
あの挨拶以上に会社への復讐になっているよ。
男から見てもあんなオトコマエいない、と思える人だった。
引用:スカッと速報より 無能な上司達の前で、退職の日の挨拶で復讐
こちらもスカッとするかっこいい先輩の話です。
無能な上司には仕事をさせるな!
この事例から学べることは、こんなことです。
上司ができない仕事を引き受ける。
仕事を引き受けまくって、誰よりも会社に必要な人材になる。
抜けられたら困る段階まできたところで、きっぱり会社を辞める
無能な上司というのは、社員なら当たり前にできるようなこと仕事でもできなかったり、できてもめちゃくちゃ遅いです。
それだけならいいですが、自分の無能を棚に上げて部下に偉そうな態度を取る、嫌な仕事は部下に丸投げ。まるで「エライ俺様は管理する立場の人間だ。だから仕事なんて部下にやらせればいい」とでも考えている救いようのない無能上司もいます。
こういう上司は基本的な仕事すらできません。仕事がバリバリできるけど、部下に成長してもらいたいからあえて仕事をしない、というのとは訳が違います。
すべて部下頼りで、部下がいないと何にもできないのです。さながら「お母さんがいないと何もできないくせに偉そうな、わがままな子ども」といったところでしょうか。
事例の先輩は、骨を切らせて肉を断つ作戦を実行しました。上司だけでなく社長含め上層部が腐っていたからそう判断したのでしょう。「この会社に残っていても未来はない」、と。
もしあなたがブラックで無能なパワハラ上司に嫌気が差し、職場環境の改善も難しいと感じるなら、辞めるときに復讐するのもありでしょう。そのときは、この事例のように“あなたに抜けられると困る”という状況を作っておきましょう。
基本的に辞めるハードルは立場が上になればなるほど高いものです。あなたが職場を去るより、上司が職場を去る方が失うものは大きいでしょう。年齢を重ねている分だけ、転職も難しいかもしれません。そんな状況では、上司はなんとしても職場にしがみつくはずです。
そこで、あなたは会社の健全な運営に必要な仕事をあなただけができるように仕向けるのです。上司から仕事をすべて奪ってやりましょう。上司は何にも知らない、できない。でも、あなたならできる。こういう状況であなたが抜けたら、会社はまさに火の車になること間違いなしです。
会社から逃げることもできなければ、残っても仕事を処理できず責任を取らされる立場の上司は、“進むも地獄、戻るも地獄”状態に陥るでしょう。
一時的にあなたの負担は大きくなりますが、これほど痛快な復讐劇もありませんよ。無能上司に散々辛酸をなめさせられた同僚や後輩の無念も浮かばれるハズです。無能上司は仕事ができない、そんな弱点を突いた見事な作戦です。
事例から学ぶ嫌いな上司を潰す方法まとめ
さて、4つの事例からは、以下のような上司を潰す具体的方法を学ぶことができました。
- 日頃から信用される勤務態度を取っておく。
- 仲間を集め、結束する。
- 上司から受けた理不尽の証拠を集める。
- しかるべき窓口や人事部、上層部に告発する。
- 実力で上司を追い越す。
- 上司から仕事を奪う。
- 辞めるときに上司が困るように仕向ける。
もちろん、これ以外にもいろいろな方法があると思いますが、上司の理不尽を止めさせたり自分の身を守るのではなく、“上司を潰す”ことを最終目標に据えると、こんな原則が見えてきました。それは、
ということです。
パワハラ上司の弱点は、パワハラ行為そのものです。これを証拠に収めることで、いとも簡単に失脚させることができます。
また、無責任上司の弱点は、本人に信用がないことと、無責任行為です。上司が部下に責任をなすりつけるなど、無責任な行為をすると、証拠や証言とともに即座に上層部へ訴えてやります。
自分勝手上司の弱点は、マイルールが絶対と信じてやまないことです。実力で追い抜かし、あなたが上司に対して「あんたのルールは間違っていた」と証明することで、上司のプライドはズタズタになるでしょう。
無能上司の弱点は、仕事ができないことです。自分では何もできませんから、部下に辞められると困ります。また、自分の無能が上層部へ露見するのを極度に恐れます。
この“上司の弱点を確実に突く”という原則さえ押さえれば、相手がどんなモンスター上司であろうと、100%痛手を負わせることができます。想像してみてください、嫌いな上司の悔しがる顔を。できることなら、なるべく痛く苦しい方法で上司に仕返ししてやりたいですよね。
そのためには、上司の弱点を探すようにしましょう。とくに利用しやすい弱点は以下のようなものではないでしょうか。
- ハラスメント行為・・・パワハラ、セクハラ、モラハラ、マタハラなど。
- 違法行為・・・長時間残業の強要、違法な休日出勤、会社の売り上げの横領、会社の経費で飲食するなど。
- モラルに反した行為・・・仕事中に隠れてサボる、社内不倫など。
会社が上司に罰を与えるには、大義名分が必要です。これらの証拠を押さえてしまえば、上司を降格したり左遷したり、クビにするのが容易になるでしょう。
いかがですか。上司の悪事の証拠を抑えるって、とても魅力的ではないでしょうか。合法的に憎き上司を蹴落とすことができるんですよ。
私がパワハラを受けていたときに使っていた証拠集めの方法をお教えしましょう。
それは、上司からされたことを細かくメモに取ることと、ICレコーダーに発言を録音することです。
メモには、いつ、どこで、誰に、どんなことをされたのか、そのとき近くには誰がいたのか、どのことであなたはどんな被害を被ったのかを細かく書いておきます。
同時に、ICレコーダーは出社と同時にスイッチをONにしてポケットの奥深くに忍び込ませておきましょう。できれば内ポケットが理想です。落としてしまわないように気をつけてくださいね。
ちなみに私はこのICレコーダーを買いました。ヨドバシカメラで店員さんに聞いたらこれがいいってことだったんで。パワハラ上司の発言もバッチリ取れましたよ。
さて、これで準備は万端です。
あとは、身体的な暴力や精神的な苦痛を受けて、怪我をしたり精神に異常をきたしたりしたら、病院を受診して診断書を書いてもらってください。そこまですれば完璧です。
上司を確実に潰すには証拠がなによりも大事です。そのことを肝に銘じておいてください。
もっと徹底的に追い込んでやりたい方は

嫌いな上司を会社内で裁くだけでは物足りない!もっと徹底的に追い込んでやりたい、という方は、法律に訴えて上司に仕返しされてはどうでしょうか。
これには、少なくとも
- 上司の行為によって実害が発生している、または、法律違反をしている。
- その証拠がある。
ことが大前提になってきます。
上司の行為によって実害がある場合というのは、たとえば執拗なパワハラによってあなたがうつ病になってしまったようなケースです。うつ病が治らず退職を余儀なくされた、だから上司に慰謝料を請求したい、という場合に法律で闘うことになります。
また、法律違反している場合、というのは、たとえば上司によって違法なサービス残業を強要されている場合(労働基準法違反)や、暴行を受けて怪我をした場合(暴行罪や傷害罪)などがあたります。
どのケースにどの法律が適用されるのか、どんな争い方があるのかは、下記の記事を参考にしてください。
また、法的に上司と争う場合、弁護士を雇うことになると思います。弁護士はお金がかかると言いますが、必要な費用や、相手にどれくらい請求できるのか知っておくことが大切です。
下記の記事には、パワハラで相手を訴える場合の準備や費用について詳しく書かれています。ぜひ参考にしてください。
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上司と闘うにはリスクがある。でも、闘わないリスクも大きい!

上司と闘うということは、常にリスクと隣り合わせです。会社によっては、あなたの置かれた状況によっては、あなたの勇気ある行動が報われないことだってあります。
とくにあなたの会社が救いようのないブラック企業だとしたら、どんな理由があろうと嫌な上司が正しいとされてしまうかもしれません。
あなたの告発が失敗に終わり、逆にあなたへの風当たりが強まるかもしれません。上司から反撃に遭い、会社に居づらくなることもあるでしょう。同僚が上司の報復を恐れて力を貸してくれない可能性だって捨てきれません。
上司と闘うには、“最悪会社を辞める”くらいの強い覚悟が必要です。
ネット上には「上司に仕返しするなんて時間の無駄」「どこだって人間関係の問題はある。そういうものだと割り切って我慢しろ」「そんな会社しがみつく価値はない。さっさと辞めろ」「それより転職した方が建設的」なんて声も溢れています。
もし心身ともに疲れ果て、未練が無いのであれば、上司と闘うなんて労力のかかることはせず、退職することをおススメします。退職するにも嫌いな上司が関わってくるのでこちらの記事でうまく対処しておさらばしましょう。
ですが、嫌いな上司に怒りでメラメラのあなたはそれで納得できますか?
穏便に済ませたいなら仕返ししない選択肢は理にかなっているでしょう。しかし、ハッキリと言っておきますが、あなたが行動しなければ何も変わりませんよ?あと何年そのままでいられますか。何年我慢を続けますか。
この記事をここまで読んでくださっているということは、あなたは少なからず会社の環境を良くしたいと考えているのではないでしょうか?だからこそ上司への対抗策を探しているのでは?
だいたい、ここで辞めたり転職したらあなたの嫌いなクソ上司に負けたみたいでプライドが許さないでしょう。悔しいですよね。「どうせ辞めるなら上司に一泡吹かせてやりたい」と思うのが人情でしょう。
「復讐は何も生まない」なんてキレイごとは映画やドラマの中だけでいいんです。
ムカつくものはムカつくんですから。
ムカつく上司を潰さないことで、こんなデメリットがあるんです。
- あなたがやられっぱなしになる。
- あなたが望まない転職をしなければならなくなる。
- あなたの心身が破壊される。
- 同僚や後輩が上司に潰される。
- 新人がすぐ辞める。
逆に、嫌な上司を潰すことで、あなたや周囲の人にメリットだってあります。
- あなたの悩みが無くなる。
- 嫌な上司から仲間を守ることができる。
- 会社のガン細胞である上司がいなくなると部署の業績が上がる。
- 上司と闘う経験があなたの成長の糧になる。
- なによりあなたの気分が良くなる。
私もかつて嫌な上司からパワハラ受けていました。あの時は本当にツラかった。でも、負けたくなかったんです。上司がクソな点以外は本当に働きやすい職場でしたから。
私は上司のパワハラを社内の窓口に訴えて、無事上司から離れることができました。
もし、あの時勇気を持って行動しなかったら、どんな酷い目に遭っていたかわかりません。心身を摩耗し、疲れ果て、仕事ができなくなっていたかもしれません。深い傷を心に受けて、もう2度と立ち上がれなくなっていた可能性だってあります。
ですので、我慢するのはおススメしません。
なぜなら多大なストレスであなた自身が壊れてしまうかもしれないからです。一番簡単なのは逃げることでしょう。最近は景気も良く、比較的楽に転職できます。
このようにランキングにできるほど退職代行をしてくれる会社もたくさんあります。
そのくらい今の時代は選択肢がたくさんあるということです。私の場合は居心地の良い会社を上司一人だけのために手羽はしたくなく、自分の居場所を守るために闘ってよかったと思っています。
これから上司と闘おうとするあなたのことも、応援します。
あなたが嫌いな上司を打ち負かせるよう、必死になってこの記事を書きました。
この記事でご紹介したことをフル活用して、失敗のリスクを恐れず思う存分嫌いな上司とやり合ってください。
あなたの勇気ある行動がツライ環境を変えられることを心から願っています。
まとめ
ずいぶん長くなってしまいましたが、最後にこの記事でお伝えした重要なポイントをまとめて終わります。
まずは、嫌われる上司の特徴のまとめです。
- パワハラタイプ
- 無責任タイプ
- 自分勝手タイプ
- 無能タイプ
次に、上司と闘うための具体的方法です。
上司と闘う基本原則:【上司の弱点を確実に突く】
弱点を突くとは・・・
- ハラスメント行為
- 違法行為
- モラルに反した行為
の証拠を集めること。
その他、上司と闘うときに取るべき具体的行動は・・・
- 日頃から信用される勤務態度を取っておく。
- 仲間を集め、結束する。
- 上司から受けた理不尽の証拠を集める。
- しかるべき窓口や人事部、上層部に告発する。
- 実力で上司を追い越す。
- 上司から仕事を奪う。
- あなたが辞めるときに上司が困るように仕向ける。
などがある。
最後に、もっと嫌いな上司を追い込む方法です。
証拠を集めて法律で闘う
そのためにまず取るべき行動は・・・
- 法テラスに相談する。
- 無料相談できる弁護士を探す。
以上となります。
あなた自身や仲間を守るため、あなたの無念を晴らすため、嫌な上司には徹底的に対抗しましょう。それこそ潰すくらいの心意気で!ただし、やり方は【合法的に】が絶対です。
今回ご紹介した方法を駆使すれば、合法的に憎い上司を叩き潰すことだって夢ではありません。ぜひ頑張ってください。


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この著者ですが、8回も転職。
そもそもそんな奴にあれこれ言われる
上司はかわいそうです。
何回転職してるねん?
理想を求めすぎ!
損してますね!
この著者は。
素晴らしいコメントありがとうございます!
とても参考になりました!勇気付けられました!ありがとうございます。軽快な文章で面白く、パワハラに悩んでいたことすら一瞬忘れました。他の方の経験談を読むと、自分の問題も俯瞰して捉えらるました!文章の中に解決のヒントがたくさん隠れていて、とても参考になる内容だと思います。