看護師は上司が嫌い?上司によるパワハラ&転職事情を調査!

つい先日、家族ぐるみで付き合いのある嫁の親友(以下、「嫁友」で統一)夫婦と食事に行きまして、転職サイト管理人の私としては興味深い話を聞きました。

嫁と嫁友は高校以来の長い付き合いで、卒業後進路は別の道を歩むことになりましたが、よほどウマが合うのか、今でもこうしてご飯に行ったり遊びに出かけたりする仲なんです。

で、嫁友は看護の短大を出て、以来ずっと看護師としてのキャリアを積んできたようです。(一時出産と子育てで仕事を離れた時期もあったようですが)

そんな看護一筋の嫁友が、上司からのパワハラを機に看護師を辞めてしまったそうなんです。嫁友は転職経験が3回ありましたが、すべて看護師として別の病院に転職していました。

 

大変な目に遭いましたね・・・。
ところで、もう次の病院は決まってるんですか?
嫁友
うん!
旦那の同僚の方が紹介してくださったんです。
初めての営業だけど・・・がんばります!
え!?営業?
看護師辞めちゃうんですか?
なんだか少しもったいないですね・・・。
そうだよ。せっかくずっと続けてきたのに。
なんで看護師を辞めようと思ったの?
嫁友
私ももう30代だし、何か新しいことに挑戦したくなって。
それに、看護師の職場ってピリピリしてるから・・・。
どこの病院でも今回みたいなことあるから、さ。
そっか~。なんだか大変そうだね、看護師の職場って。
とりあえず、お疲れ様!
今日はいっぱい愚痴聞くよ!!
嫁友
おかげでステキな職場に就職が決まって良かったよ。
ありがとう!今日はいっぱい飲も♪

 

私自身、看護の世界のことはよく知りませんが、考えてもみれば、看護師の仕事ってすごいプレッシャーをいつも感じる仕事だと思うんです。

患者さんの命を預かる仕事なんですもん、いつだって気が抜けませんよ。モタモタしてたらその間に患者さんの容態が悪化してしまうかもしれません。1分1秒だって無駄にはできない。ほんの些細なミスも許されません。医療事故を招いてしまうことだってありますからね。

そんなシビアな世界ですから、上司や先輩の指導に熱が入るのは想像に難くありません。
つい言葉がキツくなってしまったり、命令口調になってしまったり。

ですが、それにしても嫁友の元上司は度が過ぎていると思います。
話を聞いていると、かつての私のお局上司のような傍若無人っぷりだったようです。

あのときの私は無謀にも上司に闘いを挑んで、見事返り討ちにされてしまいましたが(笑)
詳しく知りたい方は↓へどうぞ。

僕が転職した理由をランキング形式にして公開!

2019年1月25日

 

嫁友の話に戻りますが、元上司の言動をまとめるとこんな感じだったそうです。

 

  • とても気分屋で、気に入らないことがあるとすぐに不機嫌になる。
  • 不機嫌な上司は部下に当たり散らす、嫌味を言う、無視をするのは当たり前。
  • ドクターや他のスタッフがいる前で叱りつける(公開処刑) 。
  • いばるくせに仕事はしない。でも姑みたいに口は出す。
  • 人の好き嫌いが激しい。露骨なえこひいき。嫌いな看護師には驚くほど冷淡。
  • 明らかに上司がミスをしたのに絶対に認めない。新人のせいにしていたときはさすがに引いた、と嫁友。

 

そんな状況で、ただでさえ人手不足で忙しいのに辞めていく新人や後輩が一人、また一人と増えていき・・・とうとう嫁友は耐えられなくなって転職を決意したそうです。

嫁友曰く、「病院では大なり小なりこういうことがある」んだそうです。

「看護師の職場って大変だな~。てことは、転職したい人も多いんだろうな。」

そう考えた私は、好奇心から看護師のパワハラの実態や転職事情を調査してみることにしました。看護師向け転職サイトや病院以外の転職先についても調べてみたので、きっと役立つ情報が得られると思います。

現役の看護師でパワハラや転職に悩んでいる方も、これから看護師を目指そうと考えている方も、ぜひ参考にしてみてください。

 

看護師の離職率は高い?

嫁友の話を聞くと看護師の職場は離職率が高くても不思議はないかな?という気がします。
ですが、実際に調べてみたところ、どうやらそうでもないようです。

公益社団法人日本看護協会の発表によると、2015年度の正職員として勤務する看護師の離職率は10.9%、新人看護師では7.6%だったそうです。

全産業一般労働者の離職率は11.4%なので、離職率に関してはほとんど平均的と言っていいようです。

ですが、資格は持っているけれども看護の現場から離れている潜在看護師はなんと70万人以上いると推測されており、現在、看護師の離職問題の解決が模索されています。

では、なぜ離職してしまうのでしょうか?

理由はいくつか考えられますが、主なものをご紹介します。

看護師の主な離職理由
  • ライフイベント・・・
    看護師の多くは女性。結婚、妊娠、出産、子育てをきっかけに離職することも多い。
  • 業務の負担が大きい・・・
    医療現場の慢性的な人手不足や夜勤など不規則な勤務形態、人の命を預かるという重圧、多忙で十分に休憩が取れないなど。
  • 転職に有利・・・
    多くの現場では人手不足。しかも、知識や経験がそのまま活かせるので即戦力になれる。

どれも納得のいく理由ばかりですね~。

実際、嫁友は出産を契機に一度看護師を辞めていますし、今回は職場環境の悪化を理由に転職を決意しました。個人的には、負担の大きい仕事ほどストレスを抱え込みやすく、ハラスメントが起こってしまいやすいような気がします。

3の理由に関しては、ポジティブな転職理由ですね。
嫁友によると、スキルアップや待遇アップを期待して転職する人も少なくないみたいですよ。

さすが国家資格!転職にはめっぽう強いですね。

参考:
なるほどジョブメドレー 辞めたのはなぜ? 看護師の離職率の状況と退職理由
医療21 コラム『看護師のお仕事・医療のお仕事』看護師の離職率・転職率が高い理由

 

看護師の職場は上司からのハラスメントが多い?

嫁友は上司のパワハラが原因で看護師を辞めました。
話を聞いていると、「似たようなことはよく見聞きする」んだそうです。

やはり、人命を預かる現場の緊張感から、ついカッとなって言いすぎてしまうようなことがあるのかもしれません。
そこで、看護師のハラスメントの実態について調べてみました。

公益社団法人日本看護協会のHPを見ると、日本の医療現場では、他の職種に比べてハラスメントが起こりやすい環境にあることが記載されています。

一般的な職種と違い、医療・介護の現場でのハラスメントにはさまざまな関与者が存在しています※2。職場における直接の上司や同僚以外に、医師や薬剤師などの他職種、また外部の第三者、患者さんやその家族からもハラスメントを受ける可能性があります。〔・・・〕多くの看護職が被害に遭っているという結果が報告されています※3~5。
しかし、看護職がハラスメントを受けても看護職個人の問題とされることが多く、〔・・・〕生命を左右するような急変時や緊急時に医師や先輩から社会性を欠く言動を受けたとしても、安全管理上の問題と受け止められ、ハラスメントとして取り上げられにくいという実情があります。一方、加害者本人に自覚がないまま、ハラスメントを行っている場合もあります。部下や後輩に対して行う業務上の「指導」が過剰になり、ついつい言い過ぎてしまうということは誰にでも起こり得ることなのではないでしょうか。

引用:公益社団法人日本看護協会より

やはり私の想像通り、患者さんの命を左右する緊急事態では、キツい言葉を浴びせられることもあるのでしょう。

嫁友の場合は、上司からパワハラを受けていましたが、これを読むとハラスメントをする加害者は医師や薬剤師など他の医療スタッフ、患者さんやその家族などもあるのですね。

これも嫁友から聞いた話ですが、時に看護師は、飲まなきゃいけない薬を拒否する患者さんと、なんとしてでも飲ませたい医師や看護師の上司との間で板挟みになることがあるんだそうです。

嫌ですね~、板挟み。下手するとどっちからも怒られるパターンですね。
看護師には医療だけでなく対人関係の仕事が多いのも、ハラスメントを受けやすい原因の一つなのかもしれませんね。

看護師がハラスメントを受けやすい職場環境で働いていることはわかりました。
では、一体誰からのハラスメントが多いのでしょうか。

大手看護職転職エージェント「看護roo!」が2015年に実施したネットアンケートによると、「上司、医師、患者家族…職場で受けた「ハラスメント」の相手は?」という質問に対する回答結果は、次のようになりました。

ハラスメントを受けた相手ワースト3
  1. 看護師の上司から 35%(76票)
  2. 患者さんから 19%(41票)
  3. 看護師の同僚から 16%(36票)

※総回答数213票

このアンケートによると、看護師がハラスメントを受けた相手で最も多いのは、看護師の上司からという結果になっています。

些細なミスでも重大な事故につながりかねない看護師の職場では、失敗ができないためついつい指導に熱が入りすぎたり、過剰なプレッシャーでイライラしてしまいやすい傾向があるのだと思われます。

この記事を読んでいる方のなかにも、嫁友と同じように上司からのハラスメントで苦しんでいる人がいるかもしれませんね。
嫁友の上司はいつもそんな様子だから看護師全員から嫌われていたそうです。

あなたの職場にもいませんか?みんなが大っ嫌いな上司。

そんな上司に目をつけられたら嫌ですよね。ただでさえ仕事で神経がピリピリしているのに、毎日嫌味な上司から嫌がらせを受けたら、たまったものではありません。

そんな上司になんとか対抗する手段はないのでしょうか。

上司のハラスメントから逃れる方法は2つ。1つは闘ってパワハラを辞めさせること。もう1つはさっさと転職して新しい環境に身をおくことです。

次の章では、パワハラと闘う方法をご紹介します。

 

上司や先輩からの厳しい指導、それってパワハラじゃない?

さきほどご紹介したアンケートで分かるように、看護師が職場で受けるハラスメントの加害者は同じ看護師の上司が多いんだそうです。(ちなみに看護師の同僚も3番目に多い)

でも、上司から受けた行為が厳しい指導なのかパワハラなのかよくわからないこと、ありますよね?
それに、パワハラだったとして、どうやって向き合っていけばいいのやら・・・。

ここでは、パワハラの具体例や闘い方をご紹介します。

これってパワハラ?迷ったら院内の窓口に相談を!

まずはパワハラの定義を確認しましょう。

職場のパワーハラスメントとは、同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。

引用:明るい職場応援団より

上司からパワハラっぽい行為を受けた場合、「職務上の地位や人間関係などの職場内での優位性」が明らかにあるため、パワハラの定義に当てはまります。

そして、そのことであなたが「ツライな~、しんどいな~。仕事行くのも嫌になっちゃうな~。」と苦痛を感じたら、これもパワハラの定義に当てはまります。

ただ、「業務の適正な範囲を超えて」というのが厄介です。
どこからどこまでが業務の適正な範囲なのかはその時々の状況によって判断されるからです。

以下のような行為はパワハラに当たる可能性があります。

パワハラの6類型
  1. 身体的な攻撃
  2. 精神的な攻撃
  3. 人間関係からの切り離し
  4. 過大な要求
  5. 過少な要求
  6. 個の侵害

参考:明るい職場応援団より

少しわかりにくいところがあるので補足です。

「4.過大な要求」とは自分の職務や能力を大きく超える仕事を与えられることです。「5.過少な要求」とは、看護師なのに掃除しかさせてもらえない、というような場合を言います。「6.個の侵害」とは、やたらとプライベートを詮索してきたり、恋人の悪口を言われるような場合を言います。

いずれにせよ、「こういう行為はパワハラ!」という決まり事がないので、何か苦痛を受けるようなことを言われたりやられたりした場合は、メモに残すなりICレコーダーで録音するなどして記録と証拠を残しましょう。

メモの場合は、いつ、どこで、だれに、なにを、どんな風に、どれだけ言われたか(やられたか)を記録しておきます。

そして、勇気を持って病院内に設置されているラスメント相談窓口に相談しましょう。
問題が一気に解決するかもしれませんよ。

総合労働相談コーナーに相談する

もし病院内にハラスメントの相談窓口が無い場合、外部に相談するのも良いでしょう。

パワハラ相談で最も有名な窓口が、総合労働相談コーナーです。

総合労働相談コーナーは全国の労働局や労働基準監督署に設置されていて、労働問題全般を相談できるワンストップ窓口です。労働問題に詳しい相談員があなたの話を聞いてくれるでしょう。

解決のためのアドバイスがもらえたり、必要であれば各種機関と連絡調整してくれるあなたの心強い味方です。

私も以前、ここに相談してパワハラ問題を解決したことがあります。

パワハラ相談は労働局へ!電話と窓口相談で解決した私の物語

2019年3月14日

面談だけでなく、電話でも相談を受け付けてくれます。
もちろん無料です。

あなたのお近くの窓口や連絡先は、総合労働相談コーナーの案内から探してみてください。

法テラスに相談する

もう1ヵ所、無料で相談できるパワハラ相談窓口の紹介です。

パワハラの内容が、暴行や器物損壊、窃盗、精神的な攻撃で心身に支障をきたした、違法な長時間労働の強要、有給休暇を取らせてもらえないなど、法的にちょっとどうよ?というものであれば、法テラスへ相談してください。

法テラスは、法的なトラブル解決のために全国に設置されている相談窓口です。
各都道府県に最低1ヵ所あり、面談の他、電話やメールでの相談も受け付けています。

詳しくは法テラスHPよりご確認ください。

 

他の病院に転職する

看護師の転職は、転職エージェントを利用しよう

パワハラを窓口に訴える以外に、転職して今の環境を変えるという方法もあります。

自慢ではないですが、私は今までに8回も転職してきました。
超ハイペース転職です。

そんな私がいつも頼りにしていたのが、転職エージェントです。転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーが担当につき、あなたの転職活動をサポートしてくれます。

希望を伝えることで求人を探してくれたり、面接のアドバイスや履歴書の添削、自分の代わりに条件交渉をしてくれることも。

転職エージェントでしか扱っていない非公開求人も多数あるため、絶対にチェックしておいた方がいいですよ。

看護師のあなたが転職を検討する場合、今までのキャリアを活かして別の病院で働くことを希望されるのではないでしょうか。

そんなあなたに役立つ看護師求人専門の転職エージェントをまとめました。
どれも信頼できる大手転職エージェントです。

迷ったら全部登録して、一番自分に合ったものを今後使っていけばいいでしょう。

看護roo!

看護師転職サイトで必ずといっていいほど紹介されている定番転職エージェントです。

公開求人数は公称37,000件を誇り、1年で2万人以上の利用者がいます。
利用者満足度96%と使い勝手の良い転職エージェントです。

関連サイト「ナースなみんなのコミュニティ看護roo!」には掲示板やWebマガジン、アンケートなど、転職に役立つコンテンツも充実しています。
この記事を書くのにもかなりお世話になりました。

ナースではたらこ

公開求人数2,000件以上のこちらも定番転職エージェントです。
ナースではたらこの最大の特徴「逆指名」というシステムを採用しているところ。

あなたが働きたい医療機関を逆指名することで、最新の求人情報をいつでも確認することが可能になります。
憧れのあの病院で働きたい、などの希望がある人におススメです。

ナースフル

公開求人数は約8,000件です。(2019/3/17現在)

あのリクナビで有名な「リクルート」が運営する大手転職エージェントです。
転職のスペシャリストが運営母体とあって安定感は抜群です。

看護のお仕事

公開・非公開求人合わせて10万件以上の大型転職サイトです。(2019/3/17現在)
お悩み相談、転職ノウハウ、転職成功例、転職失敗例など転職の際にぜひチェックしておきたいコンテンツも充実しています。

マイナビ看護師

あのマイナビが運営する転職エージェントです。
公開求人数約33,000件。(2019/3/17現在)

地域別おすすめ求人ランキングや特集ページ「高給与求人特集」、「夜勤なしの求人特集」など痒い所に手が届くコンテンツが充実しています。

 

資格を活かして病院以外に転職する

看護師のキャリアを活かして別の病院に転職する方法をご紹介しました。
ですが、なかにはキャリアを活かして病院以外の職場に転職したい方もいるハズです。

というのも、すでに見てきたように、転職先が病院である以上、人の命を預かる現場だという事実に変わりはなく、行き過ぎた指導やパワハラ、モラハラなどを招きやすい条件が整いやすため、次の職場でも同じようなことが起こる可能性が考えられるからです。

もちろん、病院以外の職場でもハラスメントのリスクはあります。
ですが、仕事が労働者に与えるストレスや負担は、他の職場の方が低いことが多いと思います。

少なくとも、人の生死がかかった仕事はそうそうないでしょう。

病院でなくとも看護師の力を必要としている職場はたくさんあります。
転職の参考にしてみてください。

介護サービス関連の看護師

病院以外の看護師の仕事と聞いて、多くの人がパッと思い浮かぶのが、介護サービス関連の看護師の仕事ではないでしょうか。
老人ホームやデイサービス、訪問看護などがそれにあたります。

日本は世界でも類を見ない超高齢化社会に突入しています。そんな増え続ける高齢者に、病気や怪我はつきものです。
介護サービスに関わる職場の看護師需要も相当大きいものと考えられます。

実は嫁友も、子どもが小さいうちは老人ホームで非常勤の看護師をしていたそうです。主な仕事は高齢者の健康管理や病気や怪我の手当て、服薬管理などで、結婚や引退で第一線を引いた看護師が多かったと聞きました。

病棟勤務のようなストレスや慌ただしい雰囲気はないみたいなので、もう少しのんびり働いてみたい人に最適な職場ではないでしょうか。

老人ホームは基本的に24時間365日営業ですから、夜勤があります。一方、デイサービスや訪問看護は日中の仕事ですので、毎日決まった時間に出勤して、決まった時間に帰宅する働き方が可能です。

また、特別養護老人ホームをはじめ、多くの施設は終身施設です。そのため、ホームの中で亡くなる高齢者も多く、終末期ケアを身近で学ぶこともできると聞きました。

保育園、幼稚園の看護師

最近では保育園や幼稚園に看護師を配置するところが増えているそうですね。子どもが怪我をしたり、熱を出したりしたときの処置や、健康状態のチェックなどが主な仕事です。

また、園によっては、保育士や幼稚園の先生と一緒に子どもの世話をする場面が出てくることもあるかもしれません。

保育園や幼稚園は日中しかやっていないので、日勤帯の仕事になります。
また、特別な行事でもない限り、土日は基本的に休みなことが多いようです。

子どもが好きな方におススメの職場です。

産業看護師

大企業の一部には、会社専属の看護師を配置している場合があります。そんな会社専属看護師を産業看護師と呼ぶそうですが、看護師の間で密かに人気な職業です。

企業の社員として雇われ、従業員の健康管理や急病・急な怪我の手当て、健康についての相談に乗ったりします。一般の企業なので、日勤帯が勤務時間です。

大学の保健室

意外なところでは、大学の保健室の仕事があります。
学生の怪我の手当てや、健康診断証明書の発行、学生への病院の紹介などの仕事を行います。

大学によっては、医師と連携を取りながら、学生のメンタルケアに取り組む場面も出てくるようです。

 

参考:MC-ナースネットより 病院以外にもある!看護師の職場・働き方いろいろ
参考:リクルート スタディサプリ進路HPより 看護師の就職先・活躍できる場所は?
参考:「an」HPより 女性のためのお仕事図鑑

 

まったく別の業界・職種に転職する

看護師の資格を持っているからといって、なにも絶対に資格を活かした仕事をしなければいけないことはありません。

もしあなたが私の嫁友と同じように看護一筋でずっと頑張ってきた人なら、あえて他の業種・職種を見てみるのも良いかもしれません。

世の中にはたくさんの仕事があります。
もしかしたら、看護師の仕事よりあなたを夢中にさせてくれる仕事や、働きやすい仕事が見つかるかもしれませんよ。

ですが、こんなにもたくさんある仕事の中から、何をどうやって探せばいいんだ?と困る人もいるでしょう。
そこで、「人間関係の良さ」に焦点を当てて、おススメの業界や職種を探してみました。

人間関係が良い業界

デューダ子こと深田恭子さんがCMに起用されていることでお馴染みの求人・転職サイト「DODA(デューダ)」に掲載されていたランキングをご紹介します。

79業種別、職場環境(社風)の満足度ランキングより、ベスト5をピックアップしました。

職場環境(社風)の満足度ランキングベスト5
  1. 芸能/芸術
  2. リース
  3. ハードウェアメーカー
  4. 服飾雑貨メーカー
  5. 医療機器メーカー

芸能/芸術業はちょっと特殊ですが、全体的にBtoBの業種がランクインしている印象です。とくに上位に3つもランクインしているメーカーはなんとなく待遇がホワイトなイメージがあるのですが、環境が良いと社員も伸び伸びと働けるからでしょうか。

看護師資格を持っていると医療知識も豊富でしょうし、医療機器メーカーなんて狙い目かもしれませんね。

人間関係が良い職種

引き続きDODAのランキングからです。
93職種別、職場環境(社風)の満足度ランキングよりベスト5をご紹介です。

職場環境(社風)の満足度ランキングベスト5
  1. ブライダルコーディネーター
  2. 薬剤師
  3. 不動産企画/プロパティマネジメント
  4. 測量/積算
  5. クリエイティブディレクター/アートディレクター

職種は見事にバラけた印象があります。
どれもパッと見て具体的にイメージしにくいですが、薬剤師なんかは看護師のみなさんもよく知っているのではないでしょうか。

1位のブライダルコーディネーターは女性に憧れのブライダルに関われる仕事とあって、社員のモチベーションも高く人気がありそうですね。

ブライダルは接客業ですから、日頃から医師や他の医療スタッフ、患者さん、その家族など様々な人と関わり鍛えられた看護師のコミュニケーション能力が活かせそうに思われます。

 

参考:20代の“はたらき”データベース キャリアコンパス
20代はたらき世論調査 職場環境(社風)の満足度が高い仕事は?93職種・79業種のランキングを発表!

 

転職成功者の体験談

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いかがでしたでしょうか。
今のあなたが置かれた状況を打開する情報は見つかりましたか。

では、最後に、元看護師の嫁友が営業職に転職した経緯を簡単にまとめましたので、転職を考えている人は参考にしてみてください。

嫁友は看護師の上司によるパワハラにうんざりして病院を辞めました。
他の病院に転職しても、またパワハラに遭う可能性も否定できない、そう考えた嫁友は、まったく別の業界に飛び込む一大決心をしたのです。

幸運なことに、嫁友とも面識があったご主人の同僚が話を聞きつけ、知人の会社を紹介してくれました。そこは小さな卸問屋でした。

ちょうど一人、病気のために退職した営業の人がいて、求人を出そうとしていたところだったそうです。話はトントン拍子に進み、あれよあれよという間に嫁友は営業職としての新しいキャリアを歩むことになりました。

ご主人の同僚いわく、嫁友の明るさと、看護師としてハードな仕事を乗り越えてきた経験が評価されたとのことでした。たしかに、ハツラツとした印象の彼女は実に営業向きだと私も思います。

「土日は休めるし、夜勤もない。給料は減るけど、旦那に頑張ってもらえばいいしね~」
そんな風に明るく笑う嫁友はどこかフレッシュな新社会人のように希望に胸を高鳴らせているように思えました。

元看護師のアドバンテージ

さて、嫁友は無事新しい職場に根を下ろすことができそうです。
嫁友が営業職として採用された背景には、知り合いの紹介もありましたが、看護師の経験が評価されたことが大きな要因でした。

そこで、そんな嫁友と話して感じた、私が思う転職に有利になる「元看護師のアドバンテージ」をまとめます。

コミュニケーション能力が高い

嫁友の話を聞いて思ったのですが、看護師の仕事は、ただ医療サービスを提供するだけでなく、医師や患者さんと上手くコミュニケーションが取れなければ務まりません。

そのため、毎日いろいろな人と積極的に関わる機会があり、サービス業と同等かそれ以上にコミュニケーション力が鍛えられると思います。

ときには注射に怯える子どもを優しく慰め、ときにはがんこなお年寄りに薬を飲むよう説得し、ときには昔かたぎの医師の怒りを鎮めるなど、とにかく人と関わり問題を解決することも多い仕事です。

ですから、そこで鍛えられたコミュニケーション能力は、サービス業や営業職をはじめ、人と関わる仕事で存分に活かされるハズです。

体力がある

看護師の仕事は時間との戦いです。いつものルーティンワークに加えて、ときにはイレギュラーで急患や患者さんの家族の対応に追われることもあります。たくさんの来院患者さんをさばき、入院患者さんの処置を済ませ、入退院の準備に家族対応など、やることが山ほどあります。

また、病院が24時間営業なら、夜勤もあります。これも聞いた話ですが、夜勤の仕事が終わって、さぁ、帰ろう!というときに急患があり、そのまま処置を手伝わされることもあるそうです。

最近では人手不足の現場も多いと聞きます。そんな病院では、ゆっくりと昼食を食べられないことも少なくないのだとか。

そんな修羅場をくぐり抜けてきた看護師は、並みの体力ではありません。そんなハードな現場で鍛えられた看護師の体力を充てにする企業もたくさんあるでしょう。

メンタルが強い

これも体力と同じで、人命を預かる仕事という重圧に耐えて仕事をしてきた看護師は、強靭なメンタルを備えていることでしょう。

「最近の若者は根性がない」などと会社のベテラン勢が口を揃えて言うように、メンタルが強いことは仕事をする上で大きなメリットになります。

仕事で失敗して少しくらいショックなことがあってもきっと平気だ。営業を断られ続けてもきっとめげないだろう。上司が厳しく指導しても絶対に負けないハズだ。

元看護師という肩書にそんな精神力の強さを期待する採用担当者もいるのではないでしょうか。

医療知識が豊富

職場によっては、医療知識が豊富なことが大きなアドバンテージになる場合があります。例えば、介護施設や保育施設、スポーツ関係の仕事、医療機器関係の仕事などがそうではないでしょうか。

また、看護師資格というと国家資格です。
医療のプロの証であり、並みの努力では取れません。

医療知識が求められる職場への転職ではかなり有利になるでしょう。

給料が下がるデメリットも

嫁友の発言にあったように、看護師からまったく別の仕事に就くことで、収入が下がる可能性があります。

看護師の平均年収(2018年)は478万円です。それに対して、全体の平均年収(2018年)は414万円。看護師の年収は、一般的な職業よりも高い傾向にあります。

それに、病院から別の病院へ転職する場合、前職で積み上げたキャリアはそのまま引き継がれることが多いです。しかし、まったくの別業種への転職は、看護師としてのキャリアを引き継げないため収入がかなり下がる可能性があります。

看護師として10年以上働いていた人が、別業種に転職した途端、新卒並みの給料しかもらえなくなった、なんてことにもなりかねません。

嫁友のように結婚していてご主人が働いているなど他に収入源があるなら問題はありませんが、何も考えずに転職した場合、最悪生活レベルを下げる必要が出てくるでしょう。
転職するなら給与もしっかりとチェックしましょう。

 

参考:看護roo!

まとめ

嫁友の話をきっかけに、看護師の職場や転職事情について調べてみました。

看護師の仕事というとなんとなくこんな感じ、というイメージはありましたが、実際にアンケートや数値で見るとまた違って見えるものですね。現職の人でも知らなかったことも多いのでは。

では、今回のまとめです。

看護師の職場事情では、こんなことがわかりました。

看護師の職場事情
  • 看護師の職場は人命を守る職場であり、そのため労働者への負担も少なくない。
  • よって、知らず知らずのうちにハラスメントをしてしまった、というケースが起こりやすい。
  • なかでも、看護師の上司によるハラスメントが一番多い。
  • もしハラスメントを受けたら、病院内の相談窓口や、外部の相談窓口に相談する。
  • 転職して職場環境を変えるという方法もある。

そして、ハラスメントなどが原因で転職する場合、こんなことに気をつけると良い職場に転職しやすいということがわかりました。

看護師の転職の仕方
  • 他の病院に転職する場合、転職エージェントを使うと有利。
  • 病院以外に転職する場合、介護施設や保育園、一般企業で看護師として働くこともできる。
  • 看護師のアドバンテージを活かして、一般企業に就職するこも可能。
  • 看護師のアドバンテージとは、コミュニケーション能力や体力、メンタル、医療知識、国家資格である。
  • ただし、給料が下がる可能性もあるので注意する。

以上、看護師のパワハラ事情と転職事情でした。

今回はハラスメントの切り口から職場と転職を見てきましたが、看護師の職場ではどこでもハラスメントが横行しているわけではありません。

むしろコンプライアンスの観点からハラスメント対策を積極的に実施している病院も多数あるので、そういった職場を探してみるのも良いかもしれませんね。

今回ご紹介した情報が、ハラスメントや転職で悩んでいる看護師の人、これから看護業界に転職しようと考えている人の参考になれば幸いです。

 

【30代工場勤務】40代上司と変わらない給料絶望したけど
転職したら高級外車手に入れられて人生変わった話

私の友人は転職したことで年収を100万アップさせました。

一方友人の上司は、我慢して我慢して我慢して我慢して25年働いてきたにも関わらず新卒の給料と5万円しか変わりませんでした。友人の選択は間違っていませんでした。

現在年収を上げたいのであれば転職がもっとも確実かつ現実的な選択になります。なぜなら社会の原理として、その業界にはその業界の給与水準というのがあるからです。その水準を上回ると会社として利益を出せなくなるため、給料をアップすることが原理的に不可能だからです。

裏を返せば、給与水準が高い業界に移動するだけで、年収アップは実現します。この原理を知らずに、給料アップを望んでもいつまで経っても低年収のままでです。

給料アップに興味がなければそのままでも良いと思いますが、賢く生きたければ以下の体験談は参考になるはずです。

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