【保存版】看護師さんの転職で受かる履歴書の書き方を徹底解説!

友人
転職するんだけど受かるか不安

きっと転職を考えているなら誰もが不安を感じますよね。看護師に転職するに当たって避けては通れないのが応募書類で面接に辿りつくことです。

応募書類は病院と転職者を繋げるツールです。とくに人気のある病院や、待遇の良い病院なら「この病院で働きたい!」という人で応募が殺到しているので、書類選考で落とされることも珍しくありません。

そのため、「いかに面接に辿りつくか」を考えて慎重に履歴書を作成しなくてはいけません。

友人
そうだよね。なんかすごく不安になってきた。

きっとこの記事をご覧のあなたは履歴書の書き方で悩まれていると思います。「どう履歴書を書けば受かるだろう」ということが知りたいはずです。

ここではその悩みに答えます。

 

看護師の転職で受かる履歴書を書くには

履歴書を書くときに大事なことは「この人、採用したい!」と思わせることです。私の考えは履歴書とは書面で行う面接です。

私はこれまでに転職を8回してきたので、履歴書は人より多く書いてきました。これまでに数十回は履歴書を企業に郵送しています。

友人
どんだけ書いてるんですか・・・。

私が履歴書は書面で行う面接だ!という考えに至ったのは過去のエピソードがあるからです。

私が転職活動をしていたある時期、立て続けに書類選考が通らないことがありました。あのときはさすがに「なんでこんなに落とされるんだろう…」「もう職に着けないかもしれない」と思い、「人生詰んだ!」と感じていました。

しかも書類選考だけではなく、面接をしても同じです。ある企業で面接を行ったとき、会議室のような部屋で面接官とテーブルを挟んで向き合い、挨拶を交わして私が履歴書を渡すと、面接官は履歴書に目を通して表情が一変。

まるで私に気づかれないように面接官は小さく溜息を「フゥ―ッ」と吐いて、呆れたような表情を浮かべたんです。私が差し出した履歴書を見ただけで、私のことを見透かしたかのようでした。そのときの面接は2~3個質問だけして、あっという間に(5分くらい)面接を終えたんです。

「えっ!?もう終わり??」

きっと誰もがこのように思うはずです。そして誰もが「絶対に落とされたな!!」と感じることでしょう。そして誰もが「何がいけなかったんだろう・・・。」と疑問を抱くはずです。

しかし、私はこの時にわかりました。履歴書は面接みたいなものだと。

友人
よっぽど酷い履歴書だったんですね・・・。

おそらくこのように思うかもしれませんね。しかし、そんなことありません。ちゃんとあなたのようにネットで履歴書の書き方を調べて、抜けのない履歴書を書いたつもりです。

でも、何社応募しても面接は履歴書を見ては、つまらない顔をされ、のちほど、不採用の連絡が。企業に履歴書を郵送しても面接はされませんでした。ほんとにこの時期の私は「人生詰んだ!」と思いました。

それから私は自分の履歴書を見つめ直しました。面接官の立場に立って履歴書を見ました。それでわかったことが「これじゃあ、採用したいと思わないよな」「採用したくなる履歴書を書かなければならない」ということです。

それから私は「どんな履歴書なら採用したくなるか」を考えました。「自分が面接官だったらどんな履歴書を見れば興味持つだろうか。」このように面接官の立場に立って考えました。

ポイント
採用したくなる履歴書を書くには面接官の立場に立って考えること

それから何度も履歴書を書いては、書きなおして、書いては書きなおすことを繰り返したんです。たしかあのときはゴミ袋が3~4袋満タンになるくらい履歴書を書きなおしました。

友人
どんだけー!!

それだけ書いてやっと「これなら採用したいと感じる!」という履歴書が完成しました。そして完成した履歴書を送った結果、晴れて書類選考突破です。

このときはまとめて3社に応募していて、3社すべてで書類選考を通過しています。その経験から私なりに転職で有利になる履歴書の書き方を発見したんです。

友人
えっ!ほんとに!?受かる履歴書の書き方はやく教えてよ

きっとあなたもこのように思いますよね。ただ、ちょっと待ってください。履歴書を書くうえで考えなくてはならないことがあります。それは「どんな人が選ばれるか」です。履歴書を通じて「この人ちょっと気になるな!」と思われる履歴書にしなくてはならないんです。

そのためには「履歴書ぜんたいであなたの人柄」を伝えることが大切です。

おそらく履歴書を書くときに、みんな自分の技術や経験を考えてアピールしますよね。それも大切なことですが、私が履歴書を書くときに大切にしていることは「人柄」を伝えることです。

友人
人柄が大事なんだね。わかった!じゃあ人柄を伝えるには何を書けばいいの?

それはまだです。何を書くかの前に、履歴書で人柄を伝えるには、しっかりと守らなければならないことがあります。

 

履歴書を書く時の5つの基本ルール

私は履歴書ぜんたいで人柄が伝わらなければダメだと言いました。それはつまり何を書くか以前に、どのように履歴書が書かれているかが大切です。

友人
なるほどー。そうなんだ!

どのように履歴書が書かれているか。その印象を高めるために、私が履歴書を書くときに必ず意識している5つの基本ルールがあります。まずは基本ルールを守って履歴書を書くことが大切です。

5つの基本ルール
●時間に余裕を持って書く
●応募先の病院に向けて書く
●PCではなく、手書きで書く
●文字は丁寧に清書する
●必ず見直しをする

この5つの基本ルールで履歴書ぜんたいの印象が格段にあがります。では1つづつ解説していきます。

時間に余裕を持って書く

まず履歴書を書くときは時間に余裕を持つことが大切です。なぜなら文字は「書いている人の心理」が表れるからです。だから私はじっくり内容を考え、じっくり丁寧に履歴書を作るために、時間に余裕を持って履歴書を書くようにします。

間違っても面接前夜にバタバタと履歴書を書くことはしないでください。焦りは文字や文章に反映します。「コイツ、適当に書いたな!」と見破られるのがオチです。

そう思われればあなたの印象は悪く、落とされることは目に見えて解りますよね。書類選考で落とされることも間違いありません。なぜなら私が見てきた転職がうまく行かない人達は、みんなバタバタと履歴書を作っている傾向があるからです。

私も転職活動がうまくいかなかったときは、複数の企業に向けて履歴書を書いていたので、じっくり書いていませんでした。だから焦りが滲み出た履歴書になっていて、書類選考で落とされていたのだと思います。

友人
焦りだけじゃなく、転職するときは不安も感じていますもんね。

そうですね。だから時間に余裕を持って、落ち着いて履歴書は書きましょう。不安な気持ちもあると思います、だからこそ、その不安に答えるためにこの記事があるんです。

面接官はこれまでに多くの人を面接している人です。それはつまり多くの履歴書を見てきた人でもあるんです。履歴書を見ればどんな人物なのかを見抜くプロと言えます。

だからこそ、私は書く内容だけでなく、履歴書ぜんたいで人柄を伝えなければならないと言っています。まずは心に余裕を持ってじっくりと履歴書を書いていきましょう。

【重要】応募先の病院に向けて書く

履歴書は自分をアピールするものだけど、応募先の病院は「どんな人を求めているのか」を考えなくてはなりません。求めている人が自分なんだよ!とアピールすることが応募した病院から選ばれるのです。

とくに看護師ならば患者さんの気持ちに寄り添える人が求められます。

なぜなら患者さんは不安を感じていますからね。人によっては「あと何年生きられるんだろう・・・」と不安を感じている患者さんもいます。患者さんだけではありません。付添う親族もすごく不安を感じています。

だからこそ、技術や経験だけでなく、人柄を伝えることが大切なんです。応募先の病院が求めている人柄を考えたうえで自分の人柄をアピールしましょう。

友人
まるで恋愛みたいですね。好きな子のタイプに合わせるみたいな!

応募先の病院が求める人を知るためには、必ず病院の経営方針は把握しておくことです。

たとえばこちら。

理念・基本方針

順天堂病院ロゴマーク

順天堂医院理念

順天堂の「天道に則り、自然の摂理に順う」精神で人々の生命を尊重し、人間としての尊厳及び権利を守る。更に「不断前進」の精神で、創造的な改革を進め、医療人の育成及び最善の医療提供を目指す。
(出典:易経)

基本方針

  1. 患者さん一人ひとりに、安全で根拠に基づく良質かつ高度な医療を提供する。
  2. 患者さんと家族が満足できるサービスを提供する。
  3. 患者さんが安心して快適な療養生活ができる環境を提供する。
  4. 特定機能病院として、先進医療の開発・導入を行い、優れた医療技術を提供する。
  5. 救急医療活動や在宅医療における役割を担う。更に災害時の拠点病院として地域医療に貢献する。
  6. 省エネ、エコロジーを推進し、環境保全活動に努める。

すべての医療従事者は、この実現のために取り組むものとする。

引用 順天堂医院

このように各病院には方針や考え方があります。ここを把握しておくだけでも、求める人柄を考えるヒントになることでしょう。

履歴書は自分本位ではなく、応募先の病院に向けて書く意識が大切です。

PCではなく、手書きで書く

「今の時代、履歴書はPCでしょ!」と思うかもしれませんね。ただ、私はあえて手書きをえらびます。なぜなら履歴書は人柄を伝えるものと考えているからです。手で書いた文字には人柄が表れます。

いってみれば履歴書とは自分を表現するものです。

手書きするデメリットはほとんどありません。「字が下手だから嫌だ」と思うかもしれませんが、字の綺麗、下手より丁寧に書いたか、どうかの方が見られます。

ぶっちゃけ私は字が綺麗ではありません。むしろ下手な部類です。

友人
そんなカミングアウトしなくても・・・(笑)

それでも、転職において字が下手だから不利だったということはありません。丁寧に書かれた履歴書は人柄を感じさせます。それとみんながPCで履歴書を書いてくるなか、手書きの履歴書は差別化にもなります。

綺麗で洗礼された履歴書と、手間をかけて手書きで書かれた履歴書。あなたはどちらに人柄を感じるでしょうか。

「でも、PCで書いた方がPCのスキルが評価されるじゃん」と思うかもしれませんね。ならば職務経歴書はPCで作れば問題ありません。

まだ日本では手書きの履歴書の方が人柄がわかるから、手書きを評価する企業も多くあります。その風習からわかることは、やはり人柄が採用の判断基準として高いことです。

もちろんPCがダメと言っているわけではありません。「なら手書きはめんどくさいし、PCでいーじゃん!」と思うかもしれません。

たしかに手書きはめんどくさいですが、私は転職活動そのものがめんどくさいと思います。ならばさっさと転職活動を終えるためにも、効率よく採用されることを選んだ方が賢いと思います。

文字は丁寧に清書する

次に文字を書くときのポイントです。ポイントと言っても当たり前のことですが、文字は丁寧に書かなくてはなりません。ササッと書くのではなく、一文字一文字ていねいに書いていきましょう。

文字がななめになっていないか、誤字、脱字はないか。欄に収まっているか、文字は大きすぎず、小さすぎないか。

友人
すいぶん細かいですねー。

きっと同じように感じるかもしれませんが、こういった細かいところで人は、書いた人の人柄を感じるんです。

友人
なっなるほどー。

さきほど何を書くか、よりどのように書かれているか、これが大切だと言いましたね。どんなに素晴らしいことが書いてあっても、その書き方が雑では良い印象は受けないんです。

それはまるで綺麗事をいってる悪党みたいなものです。言葉は嘘をつけますが、行動は嘘をつけないものです。だから丁寧に書きましょう。

必ず見直しをする

私が何度も履歴書を書きなおしてきてわかったことがもう1つあります。それは書きなおす度に履歴書の質が良くなっていくことです。見直すことで「もっとこうすれば良かった!」という箇所が見つかるので、よりよい履歴書が書けるようになるんです。

ふつう、1度完成したらそれで満足してしまうものですが、もう1度見直しをしましょう。見直すことで誤字や脱字が見つかることもあるし、客観的に見ることで「ここおかしいな!」と感じる箇所があったりします。

友人
たしかに!作文とかも読み返すとおかしかったりしますね。

そして見直すときに大切なことは面接官の立場で見ることです。

自分の感覚ではなく、「他人である面接官がこの履歴書を見たときにどう感じるだろう?」という気持ちで完成した履歴書を見てみましょう。

 

ダメ。絶対。やってはいけない履歴書の書き方

ここまで履歴書を書くうえでの心構えなどを解説してきました。次にこれまで私の友人や知り合いが書いたありえないほどダメな履歴書の例を解説していきます。

マジでありえない!履歴書の写真が自撮り、プリクラ

最近はスマホで写真を撮って履歴書に貼る人や、プリクラを貼る人もいるようです。しかも私の友人の女の子は可愛く加工までして履歴書にプリクラを貼るという・・・。

私はその履歴書を見たときに驚きを通り越して「すげーやるじゃん!」と彼女に言ってしまいました(笑)

友人
いや、引くでしょ普通・・・。

ただ、彼女はそのプリクラを貼った履歴書で採用されてしまいました・・・。しかし、そんなことは間違いなく、ふつうはありえないので間違っても真似をしないでください。

友人
だったらそんなこと言わないでくださいよ・・・。

そうですよね。ただ、私は友人の自慢をしたかっただけです。絶対に真似しないように。

信じられない!履歴書に顔文字が書いてある

これも私の友人のありえない事例ですが、自己アピールに「誰とでも仲良くなれます( ´∀`)bグッ!」と書いていました。彼がその履歴書を持って面接に行き「採用された!」という報告は聞いていません。

ただ、会社を経営している別の友人が言っていましたが、面接をしていると「世代のギャップ」を感じるそうです。さきほどの例のように履歴書にプリクラやスマホで自撮りをした写真を貼ってきたり、顔文字を書いてくる人はけっこういるようです。

私は会社を経営している友人の話を聞いて「ありえないことが普通になってきている」と感じました。だからあえて、ここでダメな例を紹介しています。

きっとあなたがそんなことをするとは思いませんが、ありえないことが普通に行われている理由は、最近はダメなことを知らない人が多いからです。

なので、この記事で正しい履歴書の書き方を解説しています。

書き間違いを修正ペン、二重線で消して書きなおしてある

私がある企業に勤めていたころ、先輩が会議室で面接をしていました。先輩は面接を終えて、部署へ戻ってきたので「さっきの面接の人はどうでした?」と聞くと、先輩は無言のまま私に面接した人の履歴書を渡してきました。

その履歴書を見た瞬間、私は言葉を失ってしまいました。

履歴書の半分以上が修正ペンで書きなおされていたのです・・・。もう履歴書の重さは修正ペンによって5倍ほど増していました。

友人
さすがに新しく書きなおせよ

間違いありません。書きなおしたほうが楽な気がします。また、二重線で書き間違えを消して、修正している友人も見たことがあります。

友人
ありない友人ばかりいますね。どんな人付き合いしてるんですか・・・。

たしかに。私は変わった人ばかりと仲良くなるようです。というか、転職を8回もしている私もなかなか普通ではないかもしれません。

これはヤバい!経歴詐欺

次も私がある企業に勤めていた頃の話です。あるとき、私の職場に中途で入社してきた人がいました。先輩はその中途の人を「英検1級の資格を取得してる」と言っていたんです。

私が勤めていた企業は外国の企業がクライアントにいたので、英語を話せる人材が必要だったのです。それで英検1級の持ち主だから採用したそうです。

いざ、クライアントと打ち合わせのとき、中途入社の彼を同席させ、英語でスピーチお願いしたらまったく何も話せなかったのです。

もう背筋が凍りつきました。

おそらく本人以上に、その場に居合わせた我々は「マジかよ!!」と背筋が凍りつきました。彼が次の日から会社に現れることはありませんでした。

友人
そりゃーもう来れないよね。

もう詐欺のようなものです。私達は彼の経歴にだまされたのです。

経歴を偽ることは詐欺そのものです。辞めましょう。

まだまだあります。

私がこれまでに驚くような履歴書を見てきた数は計り知れません。

履歴書がシャーペンで書かれていたり、鉛筆で書いてあったり。下書きならいいのですが、清書はボールペンにしてください。

写真が似顔絵なんて人もいました。「おいおい嘘だろ!」って話ですよね。でも実際にあったことなんです。そして、これは友人に聞いた話ですが、履歴書の志望動機に「特に無し」なんて書いてる人もいるようです。

友人
じゃあ、なんで来たんですか!って感じですね。

おそらくどこでも良かったのでしょう。もう受かる気なんてまったくありませんよね。呆れてしまいます。

きっとあなたはちゃんと調べているので、ここで紹介したようなことをするとは思いませんが、こーゆう人もいると参考までに紹介しておきました。

 

【重要】受かる履歴書の書き方

次に具体的に履歴書の書き方について解説していきます。

友人
いよいよですね!

履歴書を書く際には以下のポイントに気を付けましょう。

日付

履歴書に記入する日付は履歴書を応募先の病院に提出する日付を書くのが正解です。なぜなら履歴書の日付は、その履歴書に書かれた内容がいつの時点のものなのかを意味するからです。

よって、履歴書を郵送するならば、「郵便局に持って行った日」、「ポストに投函する日」を記入しなくてはなりません。履歴書を持参するならば、「病院へ訪問する日」を記入しましょう。

ちなみに日付の記入は「令和〇年」と和暦で書くのか、「20〇〇年」と西暦で書くのかにルールはありませんので、個人の自由で問題ありません。

友人
へー、そうだったんだ。

ただし、気を付けなければならないことが、履歴書ぜんたいで和暦を書くのか、西暦で書くのかを統一させましょう。たとえば履歴書の日付は和暦で書いているのに、資格や経歴の日付は西暦で書かれているなど、混合させないでください。

なぜならば、ここも履歴書を見る人への配慮が必要です。書き方がバラバラでは履歴書を見る人は違和感を覚えます。「なんで書き方がバラバラなんだ!?」と疑問や違和感を感じますよね。

そういうところで「この人は細かいこと気にしない人なんだなー」という印象を抱きます。つまり履歴書を見て良い印象は感じないのです。それにバラバラで書かれていたら解りにくいです。

また、履歴書だけに限らず、履歴書と職務経歴書など他の応募書類も日付の書き方は統一するようにしましょう。こういったところがしっかり出来ているか、出来ていないかによって人柄は表れるのです。

氏名

氏名とふりがなは大きく、わかりやすく書きましょう。読みにくい、小さくて文字がわかりにくい、と思われないようにしなくてはなりません。そのため、姓と名にスペースを空けて、読みやすくするといいです。

ふりがなは履歴書に表記されているように「ふりがな」と書かれていればふりがなで書いて、「フリガナ」と書かれていればカタカナで書くようにしてください。ここが表記通りに書かれていなければ「こいつバカだなー」と思われてしまいます。

バカと思われれば、採用したいとは思われないことでしょう。

また漢字は戸籍に登録されている文字で正確に記入しなくてはなりません。普段は略字で氏名を書いていても、戸籍には旧字で登録されているなら、履歴書には戸籍通りに記入することが本来の正しい記入方法です。

証明写真

証明写真は3か月以内に撮影したものを使用してください。

なぜなら証明写真とはその名の通り、あなたという人間を証明するためのものだからです。そのため、現状と髪型や表情、顔つきに違いがないようにしなくてはなりません。

私も過去に古い写真を履歴書に使ったことがあるのですが、面接官に履歴書を渡すと、その面接官は履歴書を見て、次に私の顔を見て、何度も履歴書と私の顔を見比べていました。

そして言われたことが「これ、いつの写真ですか?」です。当時の私は髪は真っ黒で短髪にしてさわやか社会人といった風貌です。

しかし履歴書の写真は「当時から2年前の」転職活動をしていた時の写真です。当時から2年前の私は髭を生やして、髪は茶髪で軽くロン毛でした。そりゃー別人に思われますよね。

そのとき、面接官から「こんな別人みたいな写真、使わないのが一般常識ですよ!」と言われました。もちろん面接の結果は不採用です。

友人
でしょうね・・・。

なので3か月以内の今のあなたを証明する写真を使いましょう。

履歴書を郵送する場合は、履歴書であなたという人間を判断するため、スピード写真ではなく、料金がかかりますが、写真館で撮影した写真を使用した方が好印象です。

写真のサイズは「縦40mm×横30mm」が一般的です。

一般的な履歴書の写真貼付枠は「縦36~40mm、横24~30mm」のサイズが多く、「縦40mm×横30mm」のサイズであればピッタリ収まるし、どの履歴書でも「縦40mm×横30mm」のサイズであれば問題ありません。

写真館で「履歴書用」と言って、サイズを指定しておけば、指定したサイズに綺麗に収まるように撮影してくれまず。そして指定したサイズにカットした状態で写真を受け取ることができます。

写真はあなたの印象を大きく左右するものです。

そのため、表情は口を閉じて口角をキュッとあげる程度にほほえみ(笑いすぎないように)、髪は表情を隠さないようにしましょう。女性ならメイクは派手すぎず、ほんのり健康的なメイクにしましょう。スッピンや付けまつ毛、カラコンはNGです。

看護師の場合、スーツである必要はありませんが、白シャツにジャケット着用が一般的で、採用側にも好印象のようです。

シャツは第一ボタンまで閉めましょう。シャツが開いているとだらしない印象を与えてしまうからです。ネクタイはよれていないか、確認してください。

現住所

履歴書の住所は内定書などを郵送することに使われますが、入社後は保険の手続きなどに使われたりします。そのため、一般的には住民票に記載されてる住所を記入します。

もし、居住している住所で住民票の変更をしていない場合、居住している住所で記入する方法もありますが、入社後は手続きのことも考え、住民票は変更しておきましょう。もし住民票の変更がされていないと転職後、手続きなどで迷惑をかけてしまい印象が良くありません。

住所の書き方
●郵便番号は〒の右に続いて「111-1111」このようにハイフンで繋いで書く

●都道府県から省略しないで書く

●マンション名、アパート名も省略せず、正式名称で書く

●番地はハイフンではなく「〇丁目〇番〇号」と書く

●住所のふりがな欄は都道府県と市区町村まででOK。

「番地や数字にふりがなを書く必要はない。よって番地の前まででOK.ただし、マンション名やアパート名に読みづらい漢字が入っている場合はマンション名までふりがなを書く(その際も番地や数字は書かなくていい)

電話

電話番号は一番連絡がとりやすい番号を記入しましょう。連絡がとりやすいなら携帯番号でもOKです。「固定電話の方が良いのでは?」と思われるかもしれませんが、書かれている番号に電話しても連絡がとれなければ、採用担当者としても印象は良くないですよね。

よって、一番連絡がとりやすい番号を書くようにしましょう。また履歴書に書いた番号はできる限り出られるようにしてください。

私の友人で面接をした後、携帯電話を失くしてしまい、面接した企業からの電話に出られないことがありました。友人が携帯電話を見つけたのは面接した1週間後。その1週間の間に企業から3回の着信履歴が残っていました。

携帯電話を見つけてすぐに企業に電話をしたのですが

すでに手遅れでした。

本来、友人を採用するつもりだったようですが、連絡がとれない為、代わりの人材が採用されてしまったのです。

友人
なんて不幸な人なの!!

このように連絡がとれないことで不採用になってしまう事例もあるのです。

学歴・経歴

ここではあなたがこれまでにどのような教育を受け、どのような仕事をしてきたのかを伝える部分です。履歴書を郵送した場合、採用担当者は履歴書を見て、どんなスキルを持っているか、どんな人なのかを判断します。

たとえば大手や総合病院なら広範囲な知識、スキルを持っている人が好まれるし、介護施設や慢性期病院では高齢者に対して、親切、丁寧な対応が求められます。

そういった視点で採用担当者は履歴書を見て、あなたのこれまでの経験から、どういった人なのか想像して自社が求める人材と照らし合わせて判断をします。

さきほども言ったように学歴、職歴は誤魔化してはいけません。正確に経歴は書かなくてはなりません。「転職回数が多いと不利なのでは?」と感じるかもしれませんが、たしかに転職回数が多いと印象はよくありません。

しかし、私のように8年間で8回の転職経験があっても、ときに豊富な経験の持ち主と見られ、期待されることだってあるのです。

私はそこを強みとして自己アピールしてきました。

たとえば看護師であれば、「色々な病院を渡り歩いてきたので、知識や経験が豊富です!」といえば、かなりの強みです。その強みだけでなく、「もっと患者さんに向き合った仕事がしたいので応募しました」と言えば、「さらに成長したい気持ちがあるんだな!」と思われるし、前向きな転職として期待されることだってあるんです。

よって、経歴は誤魔化さず、正しく記入しましょう。転職回数が多いのはいっけん不利に思われますが、前向きな転職をしているように伝えれば強みにだってなるんです。

学歴を書くポイント
●学歴欄の1行目には「学歴」とだけ記入する。

 

●学歴はいつから書くのか決まりはないが、高校入学から書くのが一般的。

●「〇年 ○月 〇〇高等学校入学」、「〇年 〇月 〇〇高等学校卒業」と入学、卒業の年月とともに記入する

●学校名は省略せず、正式名称で記入する。よって、「高校」ではなく、「高等学校」と書かなくてはならない。

●大学・短大・専門学校は、正式名称で学校名、学部や学科、専攻まで記入し、あなたがどんな分野を学んできたのか伝えましょう。

職歴を書くポイント
●学歴欄と同様に、職歴欄の1行目は中央に「職歴」とだけ記入する。

●短期間しか勤務していない場合でも、時系列に沿って職歴はすべて書く。

●株式会社を「(株)」と省略はしない。

●社名だけでなく所属部署も正式名称で記入する。部署の異動や、昇格があった場合は、その旨も記入する。この経験が強みとなるアピールポイントになることがある。

免許・資格

免許や資格は時系列に古い順に正式名称で記入します。

年月は試験に合格した日ではなく、証書に記載されてる日を記入します。免許や資格の正式名称の後には1文字分のスペースを空けて「取得」と書きます。

たとえば看護師免許を「令和元年4月」に取得したなら「令和元年 4月 看護師免許 取得」と書きます。

ラベル名
●看護師免許なら「看護師免許 取得」

 

●准看護師免許なら「准看護師免許 取得」

●保健師免許なら「保健師免許 取得」

●助産師免許なら「助産師免許 取得」

●分類がある専門看護師や認定看護師は「専門看護師(〇〇)認定」「認定看護師(〇〇) 認定」といったように()内に分類を記入します。

長所・短所

ここは自己PRの部分ですね。自己PRを書くにあたっては、これまでにお伝えしてきたように、自分のアピールする強みや人柄と、応募先の病院が求める人物を考えて書くことが大切です。

なぜなら「この人ほしい!」とあなたのことを選ばせることが目的だからです。

では自己PRはどのように書けばいいのでしょうか。それには参考になる記事があるので、そちらをご覧いただきたい。

履歴書の自己PRの適切な文字数は?転職で有利になる書き方

2019年7月23日

短所に関して「どう書けばいいんだろう」と悩む人もいると思います。短所は本当の自分のダメなところを、そのまま書くことはおすすめしません。なぜなら素直に思われるかもしれませんが、「こいつダメな奴だな!」と思われて不採用になってしまったら元も子もないからです。

だから短所は、強みに変える考えで書くようにしましょう。たとえば先ほどの私の事例で、8回の転職によって経験豊富です。という表現のように、一見不利なことでも前向きな表現にするのです。

具体的には何か失敗のエピソードを書いて、「その原因は自分の短所な部分によるもの」であることを伝えます。しかし、「その失敗のエピソードから短所を克服する努力をしています」と書けば、前向きな人柄をアピールできます。

このように短所を伝えつつ、強みに変えるようにしましょう。

 

退職理由・志望動機

退職理由で悩む人は多いと思います。退職理由は「一身上の都合により」と書いて切り抜けることも可能です。しかし面接のときには、退職理由を根掘り葉掘り聞かれるので明確な理由を用意しておくことです。

しかし、「一身上の都合により」が不利になるケースがあります。

たとえば転職回数が多い場合はどうでしょう。職務経歴の欄が退職のたびに「一身上の都合により」と書かれていれば、履歴書を見る人はどう思うでしょうか。

おそらく「うちで採用しても辞めそうだな!」と感じますよね。その場合、「一身上の都合により」とは書かないで明確な理由を書いた方がいいです。

退職理由のほとんどが自己都合退職が多いと思います。

自己都合退職とは
自己都合退職とは自分の意思によって退職することです。

「給料が安くて辞めたい」

「仕事がつまらないから辞めたい」

「家族の都合により辞めたい」

「引っ越すために辞めたい」

「他の仕事がやりたい」

「人間関係に疲れた・・・」

などが退職に多い理由じゃないでしょうか。これらは自己都合退職になります。しかし、退職理由にあまり自己都合退職は書けませんよね。

ではどのようにすればいいのでしょうか。実はここも弱みを強みに変える考えができます。たとえば「キャリアアップのために退職した」というようにです。

または「人を助ける仕事がしたかったから退職して看護師を選んだ」ということもできると思います。私がこれまでに転職活動をしてきて、退職理由をこのように前向きな退職にすると採用率が格段に高くなりました。

また志望動機は「御社の経営理念に共感して働きたいと思いました」という理由が多いと思います。つまりそこの会社に魅力を感じたという理由です。

でも、このような理由ってほとんどの人が書いているので、ぶっちゃけ胡散臭いんですよね。なので私はこのような志望動機は書きません。

あくまで志望時は「この仕事をして自分がどうなりたいか」という夢や目標を志望動機にします。このような理由は情熱的なので、履歴書を見る人の心を掴みます。

具体的な書き方に関してはさきほど紹介した記事をご覧ください。

履歴書の自己PRの適切な文字数は?転職で有利になる書き方

2019年7月23日

特記事項

きほんてきに履歴書は空欄を作らないようにしましょう。空欄は印象がよくないからです。空欄があると手抜きにも思われてしまいます。

では特記事項には何を書けばいいのでしょう。特記事項には、希望する術科や雇用形態、などがあれば記入します。待遇や給与は、履歴書には書いてはダメです。それらは面接で確認できるからです。特に希望がない場合は、空欄にしないで「特になし」と書けば問題ありません。

 

看護師に転職して得られる未来

ここまで、履歴書を書くときの考え方や具体的な書き方について解説してきました。

あなたがこれから転職しようとしている看護師は人を助ける仕事です。人の不安や恐怖を助け、人の笑顔を取り戻す大切な仕事なのです。言ってみれば人に希望を与える仕事だと私は思っています。

人を笑顔にさせる仕事は必ずあなたを幸せにしてくれます。なぜなら幸せとは人から与えられるものだからです。たとえば人から笑顔を与えられれば、あなたの心は気持ちよく、幸せになると思います。

あなたの仕事によって人は笑顔を取り戻し、あなたに感謝をするでしょう。だからあなたは必ず幸せになると断言します。

何かしらの理由によって転職をすると思いますが、これからは看護師として幸せを掴んでください。

 

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