誰でも一度は会社で嫌いなおじさんに出会ったことがあるでしょう。
会社にいるおじさんの中には周囲に気配りができていて、尊敬できるおじさんもいますが、なかには、自分のことしか考えていない信頼できないおじさんもいますよね。
嫌いなおじさんが原因で会社に行きたくないと思ったり、転職したりした経験がある人もいるかもしれません。
おじさんが嫌いでしかたない!そう感じてしまっている方へ、嫌いなおじさんとのベストな接し方とやってはいけない接し方をご紹介します。すぐ実践できるものもあるので、これを読んだらぜひ、明日から試してみてください。
会社で嫌われているおじさんの特徴とは!?

1.自己中心的なおじさん
あなたの会社には、このようなおじさんはいませんか?
- 自分のやり方を無理矢理押し付ける
- 責任を全て部下に押し付けて恥をかかせる
- 自分の都合で指示を出し、部下を動かせる
- いつでも自分が正しい
正直わがまますぎますよね。こんな人と一緒に仕事をするのは苦痛で仕方がないです。ストレスが溜まっちゃいます。
2.根性論を振りかざしてくるおじさん
- できないのはやる気が足りないから
- 根性が足りない!
- 気合で乗りきれ!
- もっと努力しろ!
など、具体的な指示やアドバイスではなく、根拠のない根性論をかざしてくるおじさんってたまにいますよね。
根性論とは、強い精神力があれば、何事も成し遂げられるとする考え方のことですが、「努力しろ!」と言われただけでよい仕事ができるわけがないのです。
たしかに、精神力や根性は仕事をする上で必要ではありますけど、的確で詳しい指示やアドバイスをもらったほうが、仕事を進める上では効率的なんですけどね。
3.感情的になってすぐ怒鳴るおじさん
ちょっとしたミスをしただけですぐ怒鳴ったり、ストレスのはけ口に怒鳴って自分の鬱憤を晴らしたりするおじさんってよくいませんか。大声で怒鳴られるとかなりダメージをくらいます。また、職場に怒鳴り声が響き渡ると雰囲気が凍り付いて最悪ですよね。
また、怒鳴られることに恐怖を感じすぎるあまり、自分の仕事が手につかなくなるなどの支障が出てくることもあります。
社会人1年目です。
よく上司に怒鳴られてるのですが、
大人しいタイプの私はいつも萎縮してしまいます。
ひどいときは他の人が怒られているのに手が震えたり
声が震えたりして、そのあと1時間くらいなにもできなくなります。
いらいらするのは分かるけれど、大きな声で怒鳴り散らす人の気持ちがまったくわかりません。
引用:教えて!goo
怒鳴り声におびえながら仕事すると、またミスをしそうだし、全然仕事が進まなくなりそうだし、怒鳴り声は逆に仕事の効率を下げている気しかしません。
4.体臭がきつい
会社でニオイのきつい人が近くにいる状況で仕事をしなければならないというのは最悪な労働環境であるといえるでしょう。
特に、加齢臭やタバコの臭いは耐えられませんよね。
会社の隣の席のおデブオヤジ(53歳)のタバコの臭いと加齢臭が混じった臭いが耐え難いです。
事務所の外に喫煙所があるのですが、野外なのでこの季節、すぐ汗をかくようで戻ってきたら、プ~~ンと臭い。。。です。
脱臭する方法を教えてください。
また、この臭いは異性だから耐え難く臭いと感じるのでしょうか?
引用:Yahoo!知恵袋
また、気になるニオイがきつすぎるとそれが原因で体調不良を引き起こすことも考えられます。近年ではニオイによって周囲を不快にさせることは「スメルハラスメント」とも言われ、ハラスメントの1つとして問題視されるようになっています。
今こうしている間もずーっとスメルハラスメントにあっているのですが、
どうしたらいいでしょうか?
直接はいいにくいです。
引用:Yahoo!知恵袋
本人に直接いうと傷つけてしまう恐れがあり、人間関係の悪化を招くことも考えられ、ニオイの張本人に伝えるのが難しいといった問題があるようです。
5.デリカシーがないおじさん
会社でおじさんのデリカシーのない言葉に傷つけられたことはありませんか?
わざわざ自分からは話したくないことを聞いてきたり、自分の思ったことをすぐ口にしてきたりされるといやな気持ちになりますよね。
デリカシーのない言葉に傷つき、会社に行きたくないと感じてしまうかもしれません。さらに、うつ病や退職に追い込まれることもあります。度が過ぎたデリカシーのない言動は、ハラスメントです。
ハラスメントとは人を困らせたり嫌がらせたりする行為
人を困らせたり嫌がらせたりする行為を、ハラスメントといいます。ハラスメントという考え方ができてから数十年、社会的に随分と認知されるようになってきました。セクシャルハラスメントやパワーハラスメント、モラルハラスメントなど様々なハラスメント被害の考えが社会的に浸透しています。
引用:キャリアパーク!転職
嫌いでしかたない!仕事に集中するためのベストな接し方

コミュニケーションは最低限のことを怠らないようにする
嫌いだからといってずっと口を利かない、関わりを持たないわけにはいきませんよね。そのような場合、最低限のコミュニケーションをどのように取るかが重要となります。むしろ、最低限のことだけをちゃんとやっておけばいいのです。
ポイントは以下の2つです。
●報告・連絡・相談を徹底する
無理に関わろうとしなくても苦手な人と簡単にコミュニケーションをとれるのが挨拶です。嫌いな相手にも「挨拶は丁寧に」を常に心がけましょう。
また、報告・連絡・相談は嫌いな相手ほど徹底することが大切です。なぜ嫌いだからより徹底する必要があるかというと、これらを疎かにすると「部下が連絡しなかった」とか「報告を怠ったから」と責任を負わされる恐れがあるからです。
この2つは社会人のマナーとしても手を抜かないことが大切です。
慕っているフリをする
ちょっとした部下のミスに対して感情的になって怒鳴ったり、自分のことだけしか考えていない身勝手な行動をとるおじさんを尊敬することなんてできないと思います。そこであくまでも慕っているフリをするのです。
嫌われているおじさんと上手に付き合うことで、周囲からのあなたの評価も上げることができますよ。
おじさんの「自分が尊敬されていない」という気持ちが余計に横暴な態度を加速化させていることも考えられるので、慕われていると思わせてあげると少しは大人しくなるかもしれません。
怒鳴るおじさんのことは気にしない!冷静な対応を!
もし、怒鳴られたら「気にしない!」と吹っ切れると少し楽になれますよ。
怒鳴られたことをいつまでも引きずっていませんか?会社に感情的になって怒り出すおじさんがいると、「怖い」と委縮してしまうこともあるかもしれません。「怖い」と感じながら仕事をするのは苦痛ですし、ストレスが溜まってしまいます。
「気にしない!冷静でいよう!」と意識してみてください。そうすると仕事に集中することができるかもしれませんよ。
怒鳴り散らすおじさんは、人間としてとても未熟なのです。たとえ、あなたがミスをしたことで怒鳴っているとしても、その叱り方が良いとは言えません。そんな相手の言うことなんて何も気にしなくていいのです。何か言われても冷静でいていいんです。
根性論は聞き流す
根性論をかざしてくるおじさんがいてもうまく聞き流しましょう。必要以上の相手は必要ありません。もし、「根性が足りてない」とか「気合いをいれろ」とか言われたら、「気を付けます!」とか適当に言って会話を終わらせてしまいましょう。
根性論を受け入れると気が重くなってしまいます。もうすでに努力しているし、頑張っているのにこれ以上何をどうすればいいのかわからなくなってしまいます。
まともに会話をしようとする必要はありません。根性論をかざしてくる時点で、反論しても話が通じないと思ってください。
私の友人は、営業の仕事をしているのですが、入社当初は、やたらと職場のおじさん上司に「気合が足りていない」と言われて悩んでいたそうです。ですが、ある時から「とりあえず返事をしてあまり気にしないようにする」と心がけたところ、だいぶ気持ちが楽になって辛さが軽減したと言っていました。
ニオイが耐えられない!そんなときはどうする?
ニオイがきつすぎても本人に直接言うことはなかなかできることではありませんよね。とくに加齢臭は生理的に発生するニオイでありデリケートな問題であるため、直接指摘するのは難しいでしょう。だからといって我慢するのにも限界があります。
簡単にできる対策が以下の2つです。
●マスクをする
消臭剤を置く際には無香料を選ぶようにしましょう。香り付きのものを選ぶとあなたがスメハラの加害者になりかねませんよ。
また、ニオイに関しては、あなた以外にも悩んでいる人がいるかもしれません。周りの人とも話をしてみて、一緒に上司に相談することで改善できるかもしれませんよ。
信頼できる人に相談
デリカシーのない言葉や高圧的な態度に傷つけられて会社に行くのが嫌になってしまったら、一人で抱え込まないで信頼できる人に相談することが大切です。
誰かに相談することで、今の辛い状況を改善するヒントをもらえたり、問題解決のために力になってもらうことができたりします。
社内であれば、人事部、嫌いなおじさんの上司にあたる人物、社長、本部などに相談を持ち掛けることができます。その際、自分が嫌がらせを受けているという証拠を揃えておくと対処がしやすくなります。
●ボイスレコーダー
●できれば動画
●第三者の意見や証言
●病院にかかったのであれば診断書
日記にはいつ・どんな場面で・どんなことがあって・どのような苦痛が生じたかを記録しておくようにしましょう。
証拠を揃えて相談することで、嫌いなおじさんを異動や退職させることもできます。辛いと感じたら、無理をしすぎず相談をすることができるということを忘れないでくださいね。
ハラスメントに厳しい今のご時世、社外にもたくさん窓口があるので、証拠を掴んだら相談してみるのもおススメです。何か解決の糸口が掴めるかもしれませんよ。
絶対にやってはいけない接し方とは!?

「嫌い」を態度に出す
嫌いなおじさんと一緒に仕事をしなければいけないという場面はあるかと思います。そういう時に、嫌悪感丸出しで相手に接するのはやめましょう。露骨に嫌な態度をとると相手に直接的に伝わってしまいます。
コミュニケーションが上手くとれないので、仕事がスムーズに進められません。そうするとあなたの周囲からの評価が下がってしまうことが考えられます。そうするとあなたの立場が悪くなり、会社に行きにくくなってしまうかもしれません。
嫌いなおじさんに対しては礼儀正しい態度をとることを常に意識して接しましょう。
嫌いなおじさんに対抗する
嫌いなおじさんに対してムキになって対抗するのはただ単に時間の無駄です。自分勝手で理不尽なおじさんは人間的にもとても未熟なのです。だから相手をする必要なんてないんです。スルースキルを身に付けるようにしてみましょう。
嫌いでイラだってしまう気持ちはよくわかります。でも、その間にできる仕事がたくさんありますよね。対抗なんてしている暇がありますか?
それに、対抗して論破できたとしても、そのあとのおじさんとの関係は最悪になりかねません。どんなに嫌いでも一緒に仕事をしなければならないので、関係を悪化させるようなことは絶対にやめておきましょう。
嫌いなおじさんのことを愚痴る
陰で嫌いなおじさんの悪口を言ったり、SNSで愚痴ったりするのはNGです。
陰口は周りに回って本人の耳に入る恐れがあります。悪口を聞いて嫌な気持ちになる人もいるのです。悪口を言うことであなたの社内での評判はガタ落ちです。
SNSへの書き込みも同じです。自分のアカウントを知られていないから平気だろうと思っていても、共通の知り合いからあなたのものだとばれる可能性があります。さらに、スクリーンショットなどで拡散されるなんて危険性もあります。そうなると、投稿を消しても画像で残ってしまうのです。
SNSで愚痴っても一時的な発散にしかなりませんよ。だから、悪口は絶対に書き込まないようにしましょうね。
最後に
嫌いなおじさんがいて仕事に集中できない!と感じたら、この記事に書いてある対処法を試してみてください。嫌いなおじさんとの関係が少しでも改善できれば、会社での仕事も捗るかもしれませんね。
もし、記事で紹介した方法を試してみて、それでも会社の嫌いなおじさんが嫌いで耐えられない場合は「転職」をお勧めします。どんなに努力しても無理なら、我慢する必要はないのです。
最近は売り手市場です。比較的成功する可能性が高いので、「もう我慢できない!」という人は、選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょう。
転職した先の会社にはもっと尊敬できるおじさんがいるかもしれませんし、嫌いなおじさんと働くよりも仕事が充実するかもしれませんよ。


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