「会社が嫌いすぎる」あなたへ。とっておきの解決法!

いよいよ改元ですね! そして、公称「10連休」を控えたみなさん、今の心持ちはいかがですか?
トホホ(泣)。「はしゃいでいるのは巷だけ」。連休全部がお休みにならない方もいらっしゃるようですね。

かくいうわたしもそのひとりです。また休んだら、休んだでー。

連休が終わりに近づくにしたがって、頭の切り替えがうまくいかずに、出社が不安になったりしませんか?
そんな時って、なおさら「会社へ行きたくない」、「会社、嫌い」って思ってしまいますね。
もしかしたら、あなたもおなじ?

ならば、どうです?いっしょに心の重荷を下ろしてみませんか?

 

会社へ行きたくない朝は『類が友をよぶ』

まずは、会社が死ぬほど嫌いなあなたに質問です。あなたが今、会社へ意識を向けると、どんなイメージが浮かんできますか?

「社長死ね!?」。「会社死ね!?」。ウーン、それもわかるけど、あまりにズバッて感じであなたの気持ちが伝わってこない。もっと、あなたの気持ちを代弁しているイメージってないですか?

たとえば

〇何も見えない海の真ん中で、「もう泳げない」ってもがいている感じ
それとも、
〇山また山の、その奥のがけっぷちで「だれか助けて」って声を震わせている感じ
もしかしたら、
〇砂漠のキャラバンに置いて行かれて、「生きていけない」って死ぬのを待つ感じ

もちろん、もっとつらくて悲しい場面を想像して苦しんでいるひとがいることも知っています。「会社が嫌いすぎる」と口にしたわたしの後輩がいたけれど、彼女の嫌悪感って並大抵ではありませんでした。だからあなたにもおなじアドバイスをしたい。そして、そんなあなたに「お願い」です。どうか、今のつらいイメージを消し去ってほしい。あなたはその力を持っています。

先週のことでした。満員電車を降りるときに足を踏まれてしまって。痛いの、痛くないのって。まだ足の甲に青いあざが残っています。ひとの足を踏んで一言もない人って最低ですよね。さっさと歩いて行くうしろ姿って、いったいどういう神経なのでしょう。

それがきっかけでした。あとからあとから、嫌な思いが電車男のうしろ姿へつながって行きました。

あっ、アイツのうしろ姿、部長のSに似ている。S部長、隣の部のくせにいつも仕事に口を挟んでくる。いい加減にしろ。それにしてもS部長の加齢臭。10メートル先にいても分かる。タバコを吸ってもどってきた時なんか最悪だ。あのひとといっしょの会議に出たくない。役員は悪臭を放つ社員を注意しないのか。役員も社長も平気なのだろうか?おやじたちの鼻ってズボラだなあ。ああ、会社のおやじたち!

「類が友をよぶ」とはこのことです。何かを批判するとかならずあら探しのことばがあとを吐いて出ます。思えば、どこにでもある電車内のひとコマです。男の不注意を、男がそうしたように、「痛!!」の一言で、なかったことにしてしまえばそれで済んでいた、と今わたしは思います。

ところがあれも嫌これも嫌とあらぬ方向へリレーして行きました。そして気がつけばS部長、さらには会社役員へ。まるで電車男に気分を乗っ取られてしまったような朝でした。

 

会社へ行く朝の気分があなたの一日を左右する

みなさんにも似たような経験って、ありませんか?次の2つの文は、私が趣味で書いたショートストーリーをいじったものです。主人公は一人のOLです。みなさんも彼女になって、想像してみてください。

ネガティブな出来事はネガティブな気分へ連鎖する

いつもより身体が重い朝だと気づきます。前の晩は学生時代の仲間3人と夜遅くまでお酒を飲み、そのあとは記憶がありません。女3人で会社の悪口をいい合って、お店を出たあとは前後不覚です。

その反動でしょう。朝の気分は、レロレロです。二日酔いも手伝い、仲間3人に対する憎悪さえ感じます。
頭の中で鐘が鳴っています。「会社へ行く時間。会社へ行く時間。会社へ行く時間……」。部屋の空気が告げています。「ベッドを出ましょう。ベッドを出ましょう。ベッドを出ましょう……」。

仕方なくベッドを出た途端、サイドテーブルの角に肘をぶつけます。「痛!」と手がしびれ、その場で床に尻もちをついてしまいます。「あっ!また」。今度はお尻の下に目覚まし時計が寝転がっていました。

洗面所には「嘔吐のあと」が広がっています。ゆうべ、やってしまったようです。臭いがこもっているので雑巾をかけなければなりません。二日酔いの朝に見たくない光景です。

雑巾をかけていると、床の綿ぼこりが手にまとわりついてきます。
「しばらく掃除してないからなぁ」とぼやき、「ごみもたまってるなぁ」と気づきます。

いつもの時間です。急がなくてはなりません。シャワーを浴び、髪を洗い、メイクの時間と服えらび、合わせて何分か、自分で分かります。ところが今朝はいつもの時間割になかったことをしています。「臭い消しはもうやめ!」と雑巾を放り投げました。洗面所からリビングへ行くと、女3人が雑魚寝しています。ゆうべ、いっしょについてきたのでしょう。「やだぁ、もう!」。間違いなく遅刻です。

ここでもうひとつ別の光景をみてみます。想像してみてくださいね。

ポジティブな出来事はポジティブな気分に連鎖する

すっきりと目が覚めた気持ちのいい朝でした。前の晩は学生時代の仲間3人とお酒を飲み、学生生活の思い出や将来したいことについて楽しく語り合いました。お互い、会社の話題だけは意図して避けました。それが長い付き合いを維持しているわたしたちのルールです。「みんな変わってないなあ」と思いながら笑い、「大人になったなあ」と仲間の存在を頼もしく感じた夜でした。

ひさしぶりに熟睡した気がします。疲れもすっかり抜けて、横になったまま身体を伸ばすと心まで弾んできます。サイドテーブルの時計を見ると6時です。今朝は目覚まし時計が鳴るよりも1時間早く起きてしまいました。今から会社へ行く仕度をすれば「余裕」です。

勢いよくベッドから降り、カーテンを控えめに開けました。
ご近所の屋根やフェンス、木々のひとつひとつに朝陽が跳ねています。窓を開けるとスズメが歌い、はるか上空をジャンボ機が横切っています。青空の下へ風が吹いてきました。ジャンボ機の余韻でしょうか、新緑が気持ちよさそうに揺れています。

「さてと、会社へ行かなくちゃ」。めずらしいことをいうものです。こんな気持ちのいい朝は進んで会社へ行く気になるものです。
部屋のあかりを点けました。すると、彼から電話です。部屋のカレンダーが目に入り、視線が止まります。

「日曜日?」。
「なあんだあ」。拍子抜けです。
けれど、すぐに日曜日の約束を思い出しました。

「彼が来るー」
「もしもし……」
(そうだ、昨日はそのために掃除したんだっけ)

ワクワクする1日はこうして始まったのです。

気分のいい朝を迎えるって、いいですね。目覚めがうまくいけばベッドを出るのも楽しくなってきます。反対に気分が乗らない朝って、ベッドを出るのも億劫になりますね。気分って、大切です。気分を変えるだけで心が変わります。考えてみるとわたしたちって、いつも気分に振り回されていますよね。

 

会社が嫌いな「理由」なんてどうでもいい

会社が嫌いになると、どういう会社がいい会社か、望む会社のすがたが見えてきます。嫌な会社で毎日仕事をしていると、早くいい会社を見つけて就職したくなってきます。

では、その第一歩を踏み出してみませんか。会社は辞めなくてもかまいません。会社を嫌うことをやめてみてください。今さら会社に馴染む必要もありません。「会社が嫌い」と口にすることをまずやめてみてください。

今の会社に入る時、あなたは希望を持って入社した。当時のあなたにとって「ここでいい」といえる理由があったからだと思います。だからあなたはそこへ足を踏み入れた。その選択は今も間違っていません。どういう会社が嫌か、会社の良し悪しを自分の目で見て判断できるひとにあなたはなっているからです。

あなたというひとのバージョンはこれからもたくさん用意されています。これまでだって「選択」と呼ばれる気分の傾きがあなたに多くの道を選ばせた。今の会社もそうでした。あなたは忘れているかもしれないけれど、入社が決まった日、あなたは確かに喜んだ。

そして、会社が嫌だと思い始めた時からじつは新しいあなたは始まっています。あなたはもう、仕事中の気分がどうだとか、今までどれほど気分の悪い思いで苦しんだかを嘆く必要はありません。新しいあなたはもうすでにその一線を超えています。これからは新しいあなたの視線でものをみてください。

いつもいい気分でいられるように心がけてみてください。仕事中でも通勤中でも仕事選びでも。
たとえばこんなふうに。

  • 会社に入った時には先輩にいろいろ教えてもらえたっけ
  • 入社した頃は、ひとつひとつ仕事を覚えていくのが楽しかったなあ
  • この会社に入ったおかげで知らなかったことに関心を持つことができた
  • 仕事が嫌な時は気分転換を上手にすればなんとかなるだろう
  • 転職は時期を待とう、その時に備えてクラウドソーシングに登録しておこう
  • 気持ちが前向きになった時、あなたらしさをアピールしよう

 

 

まとめ

いかがです?朝昼晩、気持ちのいいことだけを考えていられるなら、それに越したことはありません。そのまま一生いい気分で過ごせます。けれども往々にして楽しいことやつらいこと、嫌なことや面倒なことがいっしょになってやってきます。これが厄介です。

わたしたちが目の前の出来事にその都度感情を動かされてしまうからです。だからあちこちと気分が定まらない。出来事に振り回されず一日中いい気分でいることを心掛けてみてください。「会社が嫌いすぎる」あなたの気分は、いい気分を持続することで、ある日ガラリと変化します。ほかでもない、あなたのなせる業です。

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