どうしても苦手な人、合わない人っていますよね。そんな人が会社の同僚にいたら毎日会社に行くのが辛くなるでしょう。一度「嫌い」という感情を持ってしまうと、相手のやることすべてが気に入らなくなってしまい、どんどんストレスが溜まっていきます。
私の友人は、会社に嫌いな同僚がいました。一緒に仕事をしているうちに少しずつ嫌な部分が増えていき、顔を見るのも嫌で、最終的には「生理的に無理」という状態でした。
その時の友人がとった行動は最悪な結果を招きました。嫌いだと思っていた同僚は心の病になってしまい、また友人本人も転職をしてしまいました。
その時の友人の反省を踏まえ、たとえ嫌いな同僚がいてもやってはいけないこと、そしてやるべき対処法をご紹介します。
Contents
絶対にしてはいけないこと

転職
まず最初に考えるのは転職ではないでしょうか。
「あと何年この同僚と働かなくてはいけないのか…」なんて考えると自然と転職という選択肢が浮かびますよね。
でもよく考えてください。あなたはこの会社でやりたいことがあって、自分の夢をかなえるために就職活動を頑張って乗り越えてここにいるはずです。1人の同僚のためにそれを諦めていいのでしょうか。
そして転職をしても職場環境がいいとは限りません。まずは異動願いを出すことから始めてみましょう。転職という判断はその後でも遅くはありません。現状を良くできる小さな方法を少しずつ試していきましょう。
自分の感情を否定する
「人を嫌ってはいけない」という思いを持っている人もいるかもしれません。
当然に全員のことが大好きで仲良くできることがベストですよね。
しかし会社というところは育った環境が全く違う人たちが集まるため、価値観が違う人がいて当然です。そしてすべての人とうまくやっていけるとは限りません。
それを踏まえた上で、同僚に対して「嫌い」という感情が芽生えることは当たり前のものであって、悪いことではないと思いましょう。
そうしないと自分の心が壊れてしまいます。
嫌な感情は自分だけがストレスを抱え、相手には一切のダメージがないものです。あとでご紹介する対処法を参考に、うまく発散していきましょう。
無理して付き合う
その同僚との関係を前向きに改善しようと努力している人もいると思います。積極的にコミュニケーションを取り、相手のいいところを探す。とても素晴らしいことだと思います。
私の友人も約1年間この行動を取りました。少し嫌な部分が見え始めた時に「この人のいいところを探そう」と思い、自分の気持ちを抑えていました。しかし、コミュニケーションを深めるうちにさらに嫌な感情が大きくなり、1年後に感情が爆発してしまう結果となりました。
そのため、嫌いな同僚とは距離を取ることをおすすめします。具体的には
- 仕事以外の会話はしない
- 席が近ければ席替えをする
- 飲み会等では極力離れた席に座る
仕事で話す必要がある時以外は物理的に距離を取ってしまうのもいいでしょう。極力交流をしないことがお互いにとっていい方向に向かうと思います。
会社の同僚が、俺の前である別の同僚の悪口をよく言うんだけど、でもそいつと仲良くしてて
そうゆうのよくわかんないんだよなぁ
そんなに嫌いなら関わらなきゃいいじゃんとしか言ってあげれない— ファー (@faaaaaaaaaass_f) March 13, 2019
仲間を集める
自分が「嫌いだな」「苦手だな」と思っている人は、実は周りも同じように思っている場合があります。
私の友人の場合、約1年間自分の思いを心に秘め、耐えられなくなった時に先輩に相談しました。すると先輩も同じ思いをしていることを知り、さらに周りの先輩や後輩たちも同じ気持ちであることを知りました。
そして「嫌い」と思っている人たちが集まりその声が大きくなりすぎてしまったことで、深く関わりのない人もその同僚に対して悪い印象を持つようになってしまいました。
周囲に相談することは悪いことではありません。しかし相談する相手は会社で直接関わる人よりも友人や他部署の人などを選んだ方がいいでしょう。
嫌がらせをする
絶対にやってはいけないこと、それは「無視」などの嫌がらせです。私は自分の思いを我慢する必要はないとお伝えしました。しかしそれは自分で対処すべきものであり、相手に感情を向けるものではありません。
周囲に自分と同じように「嫌い」という感情を持つ人が多く、仲間のようになってしまい、無視や聞こえる声で悪口を言うなど集団での嫌がらせに発展した場合、取り返しのつかない状況になります。友人のケースでいえば、嫌いだと思っていた同僚は心の病になってしまいました。
当然に会社は仕事をする場所です。このような人間関係のもつれは仕事がスムーズに進まないなどの悪影響を与えます。嫌がらせだけはどんなことがあっても絶対にしてはいけません。
やるべきこと

ここまで嫌いな同僚がいても絶対にやってはいけないことをご紹介してきました。相手に嫌がらせなどをせずに距離を取り、友人などに相談する。つまりスルーをすることですね。
「これじゃあなんの解決にもなってない!」と思ってる人も多いでしょう。そこで嫌いな同僚への対処方法をお伝えいたします。
趣味でストレス発散
同僚とは距離をとって接するようにして、プライベートを充実させましょう。皆さんはアフター5や週末に熱中できる趣味はありますか?案外趣味がない人って多いですよね。私も趣味と聞かれると困ってしまいます。
私が最近ハマっているのは「ひとりカラオケ」です。
上手い下手に関係なく、自分の好きな歌が歌えて大きな声が出せる。これ以上にいい趣味はないでしょう。
私が練習に使っているビブラートの練習方法動画をご紹介しました。ひとりでいる時間が多い方は、練習してみるのもおもしろいかもしれません。
その他のストレス発散方法について、こちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。
仕事に没頭する
会社に何をしにきているか、それは仕事です。人間関係なんかに頭を悩ましている暇はありません。
例えば
- 役職に就きたい
- 給料を上げたい
- 新規プロジェクトのメンバーに選ばれたい
などなど仕事においての目標を定めましょう。そうすることで自分の目標達成のために仕事に没頭することができます。
会社で出会った人と今後も付き合っていける友人関係に発展することもあるとは思います。しかし、「友達を作る所ではなく仕事をするところ」と割り切りましょう。きっと周りの人を気にしている暇がなくなるはずです。
ハラスメント行為なら証拠を集める
相手から嫌がらせを受けている、またはハラスメント行為を受けているのであれば、それを我慢する必要はありません。その証拠を集め、会社の相談窓口などに相談してみてください。そこでもし何も対応してもらえない場合のみ、転職などの選択をとってもいいと思います。
まとめ

友人の経験を踏まえ、「やってはいけないこと」と「やるべきこと」をご紹介しました。
ポイントをおさらいします。
- 転職をする
- 「嫌い」という感情をごまかす
- 無理して嫌いな同僚と付き合う
- 集団で嫌がらせをする
- ストレス解消のための趣味を見つける
- 仕事に没頭する
- ハラスメント行為であれば証拠を集めて相談
自分の中の嫌な感情とうまく付き合い、できるだけ嫌いな同僚との距離を取りましょう。我慢したり、安易な転職をしたりなど自分ひとりだけ犠牲になる必要はありません。
この記事を読み、会社の人間関係に悩んでる人が少しでも救われると嬉しいです。ぜひ参考にしてみてください。


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