ここ5年くらいで、「介護」という言葉をよく耳にするようになりましたね。再雇用も当たりまえになり、65歳までバリバリ働いている方も多く、その父母となればさらに高齢、で、要介護でもフルタイムで働いていれば家庭での介護には限界があります。
そこで介護施設でお世話になる際、お世話になるのが介護職の方々です。
介護職の求人もたくさんあります。なかなかハードな仕事だと思っていましたが、意外と休日が多いようです。
介護職の年間平均休日
ズバリ、105〜110日です。
また、ヤフー知恵袋では、
介護の求人に「年間休日126日」とありましたが嘘ですよね?
引用:ヤフー知恵袋
という質問が寄せられていました。気になる回答は
- どうして嘘と思われますか?うちは130日ありますよ?
- ガチですね。休みだけは糞あります。
- 年間平均20日休日なら週休2日制で年末年始や夏休みなど入れれば普通では?
引用:ヤフー知恵袋
等でした。普通、と思えるだけの休日があるのはとてもありがたいことですよね。有給も与えられますので、大切な用事の際はお休みできます。
夜勤明けはどんな扱いか
介護は24時間体制がほとんど。夜勤もあります。休日は意外と多いとわかりましたが、夜勤明けの勤務の扱いは様々なようです。
- 夜勤明けが公休扱い。
- 明けが公休扱いになってます。
- 宿直、夜勤も全て関係なしに週休2日。
- 明けの次は休みが確実にあります。
引用:みんなの介護
この「公休扱い」、意見が分かれます。公休扱いであれば、事業から指定された休みなので、もちろん休暇なのですが、条件として週休2日だった場合、そこに夜勤明け分の休みがカウントされてしまい、丸1日の休みが減ってしまいます。
ただ、夜勤明けの公休があるので体力が回復する、精神的にも元気になる、との意見もあるのです。夜勤でも仮眠はとれますが、やはりしっかり休まないと体が持たないですからね。また、夜勤者との会話を楽しみにしている利用者もいます。精神的回復にも時間は必要です。
介護事務さんに聞いてみよう
介護職の中には、介護事務も入ります。あまり利用者さんには目立たないかも知れませんが、施設の顔とも言える、電話対応、来客対応を主にしています。ここでは、介護事務歴1年のAさんに話を伺ってみましょう。
質問者:Aさんの仕事は電話対応、来客対応と、あとは何がありますか。お休みは。
Aさん:そうですね、利用者さんのお金の管理、欲しいものをまとめていたり、お手紙の配布もさせていただいています。お休みは基本土日祝です。仕事の内容ですが、何と言っても現場に出ない私たちが一番現場と触れているなあ、と感じるのは、勤務管理の処理をしている時でしょうか。
質問者:勤務管理の処理。
Aさん:わかりやすく言うと、職員のお給料の計算ですかね。
質問者:え、金額がわかっちゃうの。
Aさん:さすがにそうではないんですけど、何日夜勤があったか、日勤は何日か、また時間外の時間はどれだけ認められているのかなど、介護の現場では時間によって給料が変わってしまうので。手書きの各所属長さんの時間外命令と、勤務表、休暇願い、タイムカード等を照らし合わせて各回数を出すんです。介護職はサービス業なので、変な言い方かもしれませんが、細かいところまで職員さんの勤務状況をヒアリングする必要もあるため、サービス業ならではの、痒いところに手が届くべき仕事です。
私は勤務処理が最初は本当に大変で。でも、土日祝の休みと、事務は日勤のため、デスクワークで息が詰まったり、集中しすぎて疲れても、夜帰宅してリフレッシュ、休む時間は十分にありましたので、やってこれました。これからも頑張ります。
と、いうことでした。土日祝休みなら、他の友人、家族などと一緒に出かけたり、食事したりできます。介護の現場にいつもいるわけではない事務の方ですが、現場の方には大事な事務の業務。頑張ってくださいね。
介護士さんに聞いた、休日の過ごし方
介護士の仕事は、やはり楽ではないようです。骨盤サポートが会社から支給されるほど、腰にも負担がかかりますし、自分が退社時間になっても、利用者さんがお話を続けたければ残業代なしでおつき合いすることもあるそうです。
そんな介護士の休日、どう過ごしているのでしょうか。新人介護士のBさんと介護士歴5年のCさんに伺いました。
Bさん:夜勤後はひたすら寝ていますね。まだ夜勤に体が慣れなくて。丸1日休みの日は一人で買い物や映画を見に行きます。
質問者:一人で。えっと、寂しくないですか。
Bさん:いえいえ、ガラガラに空いていて意外と楽しいですよ。
Cさん:それは同意見です。私は夜勤明け数時間休んだら夜行バスでテーマパークに遊びに行きます。一人ですが、空いているテーマパークは最高。自分のペースでまわれて疲れなんか吹っ飛んで、リフレッシュできます。
Cさん、タフですね。Bさんも、自分のペースで休みとプライベートを充実させてください。
ありがとうございました。
まとめ
介護職の方々は、必ず夜になったら帰る、と決まっているわけではありません。体力仕事ですし、大変そう、と思ってしまいます。
しかし、休日はしっかりある、それも意外と多いことがわかりました。大変な仕事だからこそ、きちんと休んでほしいですよね。慣れてくれば、オフも十分上手に使いこなせるようになるでしょう。
これからも社会では介護職が必要とされます。海外からもたくさん介護士は来ていて、さらに良い介護の教育が海外でもされています。働き方改革に取り組む今、介護職はもっと身近の職業になるかもしれません。
人間が先が見えないと不安になります。「次の休みがいつかわからない。働き詰め。」では誰も頑張れません。先の休日は、必ず毎日の不安解消になるでしょう。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。


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