介護職の年間休日!平均と現実的な休日日数調べてみた。

「シフト制で土日が休みとは限らないから、友達と休みが合わないよ。」

「休日が少なすぎて、やっと休みが取れても家でゆっくりするだけで終わってしまう。」という介護職の方。

「介護職ってそういうものなんだろうな。」とあきらめていませんか。あきらめるのはまだ早い!

じつは、やり方次第では年間休日120日以上の職場に転職できるんです。

正しい方法で正しく転職すれば、夢ではありません。現実なんです!

自由に使える時間ができれば、もっともっと人生を楽しむことができます。では、どのようにそんな職場を探せばいいのか、ご紹介していきます。

 

1.介護職の平均年間休日は?

まず、「他の介護施設の人たちは年間どのくらい休んでいるの?」という疑問にお答えします。

平均年間休日は105~110日

私も、介護職といえば激務激務でほとんど休めないんだろうなぁと思っていたのですが、介護職の平均年間休日は105~110日もあるんです。105日というと、土日祝日休みのみになってしまうので、決して休みが多いとは言えませんが、もっとブラックな休日体系を想像していた人は、多いのではないでしょうか。

厚生労働省 平成27年就労条件総合調査の概況

年間休日120日以上の求人はある

平均が105日程度と、最低限ギリギリの休日数である介護職でも、年間休日120日以上の求人はあるんです。なかには、なんと年間休日125日という求人も。しかし、もちろん年間休日105日という求人も少なくないです。

つまり、施設によって休日数は大きく異なるのです。あきらめる必要は、実は全くないのです。

でも、介護の職場って365日フル稼働している印象ですよね。いったいどんな休日の取り方になっているのでしょうか。

介護職の休日の取り方

実際、介護職の休日の内訳はどうなっているのでしょうか。

介護職は人の生活にかかわる仕事です。365日援助を必要としている利用者が多いです。なので、介護施設の形態にもよりますが、職員同士がシフトを合わせて交代で休みを取る、という方法が一般的です。また、連休を取ることも可能ではありますが、職員不足の施設では連休や休みが取りにくいということがあります

人の生活を支えている仕事ですので、無責任にサービスの提供を途切れさせてしまうと大変ですよね。サービスが途切れてしまうと、お年寄りなどの介護を必要としている人たちは困るでしょう。そういう気持ちから、休みも取りにくくなってしまうのが、介護職の問題だと感じます。

夜勤と休日

介護職であれば、利用者の方たちのために夜勤をする必要もあります。

すでに介護職をされている方ならご存知と思いますが、夜勤は17時ごろから勤務し始めて、翌日の朝9時ごろまで勤務するという形態が一般的です。しめて16時間というかなりの長時間労働になっています。しかし、深夜手当や残業手当がもらえます。非正規職員の募集で日給1万5千円などとなっている場合は、夜勤が含まれている募集です。

普通夜勤があった次の日には休日を入れて、その次の日には再び日勤になるなど連続勤務・夜勤にならないようにシフトが組まれることが多いです。でも、夜勤で生活リズムが崩れるのはツラいでしょうし、夜勤明けの休日が自分の思うように過ごせるかというと疑問が残ります。

もちろん、人によって休日の過ごし方は違います。私の友人にも、休みの日は一人でどこかに出かけたり、写真やゲームなどの趣味を黙々とやったりしている人がいます。一方で、休日が友達と合わなかったり、家族と過ごす時間が取れなかったりして、不満に思っている人もいます。

ある友人などは、自由な時間が取れないことが不満で、公立小学校の教員を辞めて、好きな時間に働くことのできるフリーターに転向した人もいます。教員免許をとって採用試験に受かるのには努力が必要だったはずですが、彼は自分の生き方、満足のいく時間の使い方を優先したのです。これほど極端である必要はないですが、みなさんにも自分がどの程度の休日が必要かを、今一度ご自身のライフスタイルと照らし合わせて考えて、後悔のない人生を送ってほしいと思います。

そして、自分の休日のイメージと実際の勤務形態がかみ合うかどうかを見極めるために、夜勤のあるなしや頻度についても聞いておいた方がよいでしょう。

木佐貫
介護職でもしっかり休みが取れる求人はあるんだ。

あきらめずに探してみようよ。

ゆかり
夜勤のあるなしや頻度についてもよく調べた方がいいのね

 

2.年間休日120日以上の求人の探し方

では、実際に年間休日120日以上の求人を探してみましょう。

転職サイトで条件を絞り込み、検索する

昨今は、多くの転職サイト・転職エージェントがあります。しかも、それらは条件で絞り込むことができます。転職サイト「doda」(デューダ)で、「介護」、条件「年間休日120日以上」で検索したところ、なんと17000件以上のヒットがありました!

doda(デューダ) 公式サイト

ご自宅から働ける範囲となると、もっと限定されてしまいますが、それでもこれだけ年間休日120日以上の求人があるのは、勇気づけられますね。では、休日を取るためには、どのような形態の介護サービスを選べばよいのでしょうか。

土日休みがとりやすい介護施設を選ぶ

休日の多い介護施設についてですが、介護サービスの形態によっても大きく異なります。

介護サービスは、大きく分けて次の3つの形態に分類されます。

介護サービスの形態
・ホームヘルプなどの介護職員が利用者の自宅に出向く「訪問介護」

・デイサービスやショートステイなどの利用者が介護施設に通う「通所介護」

・介護老人福祉施設などの生活の場を、自宅から特別養護老人ホームなどの施設へ移しておこなう介護

それぞれの休日はどうなっているのでしょうか。

《ホームヘルプなどの「訪問介護」、デイサービスなどの「通所介護」》

ホームヘルプなどの介護は、土日に休める場合が多くなります。土日は、利用者のご家族も休みになっている場合が多く、自分たちで介護をされる方々であればヘルパーは必要ありません。また、そのような観点から、そもそも土日は施設が休みであることもあります。

《介護老人福祉施設などの生活の場を移動する介護》

一方、介護老人福祉施設などでは、ずっと入居者の方がいるので土日休みは取りづらくなります。施設に入居する方となると、手厚い介護を必要とする人も多く、夜勤をしなければならないことも少なくないでしょう。職員が十分にいればいいのですが、そうでない場合は、連休も取りにくくなってしまいます。

木佐貫
介護の種類や職員の数によって休みの取りやすさは異なるのか。
ゆかり
事前によく調べることが失敗しないコツね。

日曜のみ休日の求人にも手を広げてみる

もし、どうしても希望の条件に当てはまりそうな求人がなければ、たとえば、日曜のみ休日の求人もありにしてみるというのはどうでしょう。その他の待遇と照らし合わせて、今よりも良い待遇であればいい、とハードルを下げて求人を見てみると意外といいものが見つかることもあります。

木佐貫
休みの取りやすい施設を選ぶことが大事なんだ。
ゆかり
どんな求人があるのか見るだけでも見てみよう。

 

3.休日日数が少ない介護施設の見分け方:離職の多い介護施設

一部では、求人に記載している休日数より、実際の休日が少ない職場があります。それらの施設では、往々にして労働法を守らない真っ黒な経営をしています。そんな職場に勤めてしまわないよう、ブラック施設を見極める目を養いましょう。

ポイントの一つが、離職の多さです。

離職の多い施設の特徴
・大規模な施設でもないのに採用数が多い

・頻繁に求人募集が出ている

・その職種、地域内で比較して、給与が高すぎる

・たいした面接もなく、あっさり採用される

・職員の間のコミュニケーションや笑顔が少ない

・職場のリーダーの人柄がよくない、信頼できない など

《頻繁に求人募集が出る、給与が高すぎる、面接が簡単すぎる》

頻繁に求人が出ている施設や面接が簡単すぎる職場は、離職者が多い可能性が高いです。慢性的に人が辞めていく、人が定着しない職場ではいつも人が足りません。ですので、とにかく人が採用したい、という状態です。考えてもみてください。過ごしやすい環境であれば、そこで働きたい、とだれもが思うはずですよね。つまり、人が定着しないということは、職場の環境や待遇がよくないのです

また、同じような場所・仕事内容に比べて、異様に給与が高いのも注意が必要です。上記のように人が定着しない職場は、高い給与でなんとか居着いてもらおうとしている場合があります。

これらのような職場では、休日出勤が多かったり、残業代が出なかったり、職員同士の仲が悪かったりするなど何かしら問題がある可能性が高いです。

 

《職員のコミュニケーションが少ない、リーダーが信頼できない》

面接時に、施設に出向くときは職場の雰囲気を観察するチャンスです。もし、職員同士があまり会話をしていない、上司がきつい言葉を使って叱責している、などが見受けられた場合は注意です。自分がそこで働きだしたときのことを想像しましょう。職員同士の仲が傍目にわかるくらいよくない同僚、部下の気持ちを考えない上司の下で働くのは気分がいいでしょうか。

逆に、通りすがった職員が笑顔で挨拶してくれるような施設であれば、過ごしやすい職場である可能性は高いといえます。

木佐貫
職場の人間関係も大切だね。
ゆかり
人が定着しない職場には、それなりの理由があるんだね。

 

まとめ

まとめ

・介護職の平均年間休日は105~110日と、土日休みは確保されている数値だが、施設や業態による。

・平均年間休日120日以上の介護求人は、転職サイトの「条件検索」で絞り込むことで見つかる。

・ただし、実態はわからないので、面接時や転職エージェントに確認することが重要。

・実際の施設の環境をよく観察する。職員の顔が暗いと危険。

あなたのベストな職場はきっと見つかるはずです。どこへ行っても同じだ、と思わずに、まずは一度転職サイトで希望の条件を検索することをおススメします。

木佐貫
とにかく、行動してみよう!

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