仕事は楽しくて好きなのに、あの上司さえいなければなぁ~。上司のえこひいきが激しくてモチベーション下がる…。などなど。嫌いな上司についてお悩みのみなさん。
分かります。いますよね、そういう上司。
そんな上司とは話したくもない!無視してやろう!と思ったりもするでしょうが、ちょっと待ってください。上司を無視することによって、思っている以上に悪い事態を招いてしまうかもしれません…。
面倒事にならない為にも、上司に反抗的な態度をとって嫌われることによってどんな不利益を生むのか、上司のタイプ別の攻略方法についてもまとめてますので参考にしてみてくださいね。
Contents
「上司が嫌いで話したくないから無視する」は、自爆行為!?

結論から申し上げますと、『嫌いだから無視しよう』なんて言うのはかなり短絡的な考え方で、まったくオススメしません。
はっきり言って自爆行為です!一円の得にもなりませんし、自分が苦しむことになるだけです。
「やる気あるのか?」「言ってる意味分かるか?」「使えない奴だ」などと嫌味や愚弄する言葉を投げかけ、「なんで出来ないんだ?」「言われたことだけやればいいんだ」と理不尽に威圧的な態度をとってきたかと思えば、
自分の機嫌が良い時ばかり、聞いてもいない自慢話ばかりを垂れ流す上司。本っ当にうざいですよね。
上記にあげたのは、実際に私が出くわしたパワハラ上司のひとりです。
こんな上司には、私に構わずどっか行ってもらいたいと切実に思いますし、いっそのこと無視してしまおうと思うこともあると思います。
現に私も何回思ったか分かりません。本当に、めちゃくちゃ嫌いすぎて、何度頭の中で上司の頭をカチ割ったかも分かりません。が。
なんで自分でもうざくてたまらない上司にターゲットにされた経験があるのに、そんなこと言うんだよ。
シカトして、あんな上司の存在なんか消した方がラクになれるだろ?と思われたでしょう。
はい。その気持ちは痛いほど分かります。
共感の嵐で頷きすぎて首折れるかなってくらいに分かりまくりですが、無視がなによりも非生産的なことだと知っているからこそ声を大にしてお伝えしたいのです。
上司が嫌いだから、話したくないから無視しようっていうのは、後々に自分の首を締めることになるので絶対にオススメしません。
「だから、なんでだよ!」って大声のツッコミが聞こえてきそうですね。
では早速、上司を敵に回すことで起こりうる不利益をご紹介します。
上司に嫌われることで起こる不利益
フォローをしてもらえなくなる
まず始めに言えるのは、上司に嫌われることによってフォローを得られなくなり、助けが必要な場面でも助けてもらえず、失敗をしてしまうことです。
これはなかなか痛いですね。
文句言う時はピッタリとくっついて一挙一動監視してくるくせに、いざこちらが困ったときには放置してくる、本気で「アンタ居る意味ないじゃん!!」ってなるやつです。
上司からすれば、いけ好かない部下のピンチなんてフォローするどころか、ざまあみろとでも思ってそうですよね。
干される
また、仕事を振ってもらえずに干されるなんてこともあります。
自分を上司として認めて無い様子の人よりも、懐いている可愛い部下に良い仕事を振りたいと思うのは自然な事だと思います。
現実問題、仕事場の権限を持っているのは基本的にうざくても心底使えない奴でも、その上司なんです。
実際私の友人も、口ばかり達者で間違えて人の上に立ってしまったような上司が、友人のテキトーな対応に腹を立てて一切功績になる仕事を振らなくなったと嘆いていたことがありました。
最低な上司ですね。
しかし、本意ではありませんが、自分の中でどんなに最低で上司としての価値が無くても、上司はその会社で指示を出す立場にあるということを意識しておかないと後になって泣きを見ることになりかねません。
あからさまに上司が嫌な奴だったとしても、上司からすれば自分が間違っているなんて夢にも思ってないでしょうし、”無視をする”という行為はただの可愛くない部下としか映らないのです。
権力に屈するのか?と燃える気持ちも分かりますが、その場の大きな力を持ったものを真っ向から反抗して敵に回すのは得策とは言えません。たった一人の、どうしようも無い上司と出会ってしまったが為に、アナタ自身の首を締めることになっては元も子もありませんよね。
ここは自分が親にでもなったような気持ちで、上司を手のひらで転がしてやるくらいの心意気が必要なのです。
嫌われる上司の特徴
そもそも嫌われる上司とはどういう人物なんでしょうか?
こんな上司は嫌われる!特徴ランキングを発見したので見てみましょう。こちらです。

〈上司がいる人に聞きました! 嫌われる上司の特徴ランキングTOP5〉
1位 責任逃れをしようとする
2位 自分勝手
3位 理不尽
口ばかり・自ら行動を起こさない
5位 上司の機嫌をとったり、顔色を伺っている
引用 : 勝手にランキング http://katte2q.com/understand/6807/2/
こんな結果になりました。どれも、いるいる~~!!って感じですね。
私の過去の上司には、ベスト5がぜんぶ当てはまってる所謂使えないダメ上司がいたことを思い出します。
自分よりもさらに上の上司がいるときは大人しくしているくせに、その上司が居なくなった途端にふんぞり返って理不尽な仕事を後輩に押し付け、部下がミスなどして都合悪くなると責任逃れをする。
今思い出してもはらわたが煮えくり返る思いです(笑)
他にも『仕事に私情を挟む』や『的確に指示をしてくれない』などもあげられます。
言い出すときりがないですが、あからさまにエコヒイキなどをする部下の伸ばし下手な上司も居ますよね。
引き合いに出される側はめちゃくちゃムカつきますし、どんどんモチベーションが落ちて自信も向上心もなくしてしまうことを世の嫌われる上司の方々には理解してもらいたいものです。
嫌いな上司が考えていること

では反対に、憎き上司たちは一体なにを考えているのでしょうか?
私が思うに当然と言えば当然ですが、可愛げない態度をとる部下は、かなりの確率で上司から嫌われていると思います。
どっちが先に「あ、コイツ嫌い」と思ったかは分かりませんが、人は攻撃的な視線を投げてくる相手には防衛本能が働きます。なので自分が嫌いと思っていれば、かなりの確率で相手も自分を嫌っているということになります。
また、上司に我慢ならなくなって無視したとします。そうなったとき上司の脳裏には、切り捨てるという選択肢がでてくるはずです。
一方的に無視をするという行為は伸び白をまったく感じないからという理由です。
「仕方ないやつだなぁ。ここは自分が大人になることで折れて平和に過ごそう」なんて考え方は嫌われる上司にはないと思いますから、「コイツがダメなら代えは他にいくらでもいるんだ。無視されても駒が一個減るだけで大きな問題ではない」と捉えるのです。
ここまで見ても、上司が嫌いだから無視をするという行為はかなりの悪循環と不利益を招くということがよくわかりますよね。
- 自分が嫌いだと思っていれば、かなりの確率で相手も自分を嫌いだと思っている
- 反抗的な態度をとる部下がいるならば排除する思考へ繋がる
- 無視をするという行為は気付きを与える効果はまったくなく、むしろ逆効果になる
上記の事をしっかり頭に入れておきましょう。
嫌われる部下の特徴
さきほど嫌われる上司の特徴について書きましたが、今度は嫌われる部下について書きます。
1位は「責任感がない」で35%、2位は「言い訳ばかりする」で34%、3位は「やる気がない、楽しそうじゃない」で30%とココまで全て30%超え。
年代別、特に「50代以下」と「60代以上」で比較すると、「50代以下」では「遅刻・欠勤が多い」が3位ですが、「60代以上」では5位、逆に「指示をしないと動けない」は「60代以上」では4位ですが、「50代以下」では7位と世代間によるギャップを感じます。
引用: @niftyニューストップ
https://news.nifty.com/article/item/neta/12225-121115001368/
という結果になりました。
年代によって変わる部分もあるみたいですが、一統して責任感がなかったり、向上心を感じられない部下を可愛がりたいとは思えないっていうのは頷けます。
上記のように理不尽でないものは、もし心当たりがあったら少しずつ気を付けることによって上司との関係も改善されるかもしれませんので、今一度確認をしてみてください。
私がかつて出会った上司で、入社一年くらいは距離感もかなり遠くて「もっとしっかりやれ」と無言の威圧感と認められていない感をヒシヒシと感じさせてくる人が居ましたが、その圧力に負けずになにクソ!という根性で必死に仕事に取り組んでいたら、いつの間にやら困っているときには助けてくれるようになり、打ち解けることが出来ていました。
後になってその上司とはかなり仲良くなることができたので、何気なく「入社当時の〇〇さんはマジで怖かったですよ。なんで私に対してあんなに当たりが強かったんですか?」と聞いたところ、「向上心を感じなかった」と言われたんです。
私としてみれば、入社当時は特にやる気に溢れていたので向上心を感じないなんて心外でしたが、環境に打ち解けることに必死で業務をしっかりと全うできてない状態の私を見てそう思われてしまったらしいです。
この時『自分の想いが周りの人に目に見えて伝わってるわけじゃないんだなぁ。』と思ったのです。すこし悔しかったですけどね。
気持ちの行き違いによって、関係性に亀裂が入り仕事がやりづらくなるのは避けたいところだと思います。
うざい上司をうまく受け流すコツ

ということで、実際に無視してやりたいほどうざい上司をなるべく穏便にうまく受け流すコツをお教えします。
- 話しは仕事の事だけにすることを徹底する
- 重要な内容は文章でやりとりをする
- むしろ懐いたフリして仲良くなる
まず1つ目の『 仕事のことだけ話す事を徹底する』については、上司と話していて「あ〜言わなきゃよかった。」ってことありませんか?
私は時折経験がありました。これはプライベートに介入してくるタイプの上司に多く、ズケズケと休日の事にまで干渉してくると地味にストレスですよね。
そんな事態を防ぐ為にも、余計なことは話さないにかぎります。
2つ目の『重要な内容は文章でやりとりをする』は、直接報告したにも関わらず「聞いてない」と責任逃れする上司に最適です。
社内のチャットやメールを駆使することで、文字に残すことができて報告漏れがない証拠にもなりますし、嫌な上司と話しをする時間を少しでも短く済ますことができます。
「メールを送りました。」とメッセージ送信後に簡単な声掛けすることだけは絶対忘れないようにしましょうね。
3つ目の『むしろ懐いたフリして仲良くなる』は、究極に難しくてその分見返りも大きいと思います。なにも本心で懐かなくても良いんです。ほんとに、手のひらで転がしてやる心意気で。
それが出来れば苦労しない!と思うかもしれませんが、それぞれの上司のタイプを理解すれば案外難しくありません。ってことで、タイプ別上司の攻略法をお教えしますね。
俺様タイプの上司
俺様タイプ、オラオラタイプの人は、とにかく話しを聞いてあげれば満足します。
それだけ?って思うでしょうが、認められたい欲求が強いので話しをしっかりと聞いて受け入れるだけで機嫌が良くなります。
また、この手のタイプの人は義理人情に厚くて頼られることを喜びとすることも多いので、質問や確認作業と称して上司として頼っているよ!という面を見せてあげましょう。
成果を重視するタイプの上司
仕事に厳しい、成果重視タイプの上司にはとにかく結果を出すしかありません。
話をする時には論理的に話すことが嫌味を言われないコツです。
具体的なデータなどを見せて根拠を示したり、客観的な意見と共に、簡潔に話しをするように心がけるとすんなり聞き入れてくれますよ。
私の過去の経験上、このタイプの人は色々な情報を集めて分析し熟考してから判断をしたがるので、なにかを訊ねたとしても答えを急かしたりするのはよくありません。
口数が少なかったりしても、あぁ、今考えてるんだなーくらいに思っておくと気を揉まずに済みます。
頼りない優柔不断タイプの上司
なにを聞いても歯切れが悪く、自信を持てない上司も居ますよね。
そんな上司には、自分が相談相手というポジションになるのもアリです。上司の考えに共感し、一歩踏み出すことに迷っていたら背中を押してあげましょう。
その際には、会社で影響力を持った人の意見や、具体的な実例などを引き合いにだしてあげるとかなり効果があります。
今まで頼りない姿にムカついていたかもしれませんが、いざ自分が相談役となれば情も湧くかもしれませんし、会社内のことを自分の望む方向へ持っていくことも可能かもしれませんよ。
どうですか?自分の上司に近いタイプは見つかったでしょうか。
世の中には何も良いところが無い人間なんていません。人の良い部分に目を向けるように意識をすると、人生はグッと楽になります。
人懐っこい人がたくさんの人に好かれるのは、まずは自分から相手を好きになっているからです。報連相(ホウレンソウ)の頻度を上げるだけで会話を増やすことができます。大した内容じゃなくてもいいんです。1度全部をリセットして、上司に絡みまくりましょう。
嫌いな上司にダメージを与える方法

そんなこと無理だ!うまく仲良くするなんてできるか!!って人のために、嫌いな上司にダメージを与える方法も2パターン書いておきます。なんだかんだ、やっぱ許せない。コイツ無理!ってこともあるでしょう。
嫌いな上司よりもさらに上の上司に相談する
これが社会人としてはタブーだと言う人もいますが、そんなことを言ってたらうつ病になるわ!ってことで、上司の上司に不満をぶちまけちゃいましょう。
直接言いづらい場合には、『総合労働相談コーナー』を設置している会社ならそこに、無ければフリーダイヤルで電話をかけましょう。今はパワハラ対策も強化されてきています。そういう場をしっかり活用することも、社会人として生きていくのに必要なことだと思います。
同僚に愚痴るのもストレス発散には良いですが、それだけでは改善されないので、出来れば上の立場の人と話しを共有して、味方または中率の立場に立ってもらうことが大切です。
診断書を提出する
これも自分の直属の上司にはかなり深手のダメージを負わせることができます。
部下の管理も上司の立派なお仕事です。なのに、その部下が精神病を理由に休職なんて言い出したら、会社から上司にマイナス査定がつくことになるでしょう。
今は『うつ病予備軍』みたいな診断書はわりとすぐに出してくれますし、本格的に心の病気になる前に対策しておくのも必要です。
もし感情的なタイプの上司に論破してやろうと思っているなら要注意。自爆になる可能性が大です。
仮に言い負かすことに成功したとしても、後から猛反撃をくらうことになるかもしれません。
嫌いだから直接講義をしたくなるのも分かりますがここはグッと抑えて、味方をつくるか診断書など具体的な証拠を用意する方がより大きいダメージを与えることが出来ますよ。
どうしても無理なら退職も手

ここまで、平和に穏便に切り抜ける方法や、1発嫌いな上司に爆弾を投げる方法などを書いてきましたが、それでもダメな場合には、退職もひとつの手です。
案外居心地の悪い場所に執着せずに、転職をして気持ちを切り替えることによってうまくいくこともありますからね。
以下、転職に関してオススメの記事を載せておきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は【 上司を無視するのはオススメしない理由 】や【 上司を敵に回して、嫌われた場合起こる不利益 】に関してお話しさせていただきました。
とくにタイプ別の上司をうまく付き合うコツに関しては、確かに!と思った方も多かったんじゃないでしょうか。
あまりにも行いが酷すぎる上司にはお灸を据える意味でもダメージを与えるのも良いと思いますが、出来る限り曲者の上司を手のひらで転がせるくらいの余裕をもって過ごせるといいですよね。


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