「明日も仕事か」「仕事休んで、家にこもってゲームでもしたい」
皆さんも一度は「仕事をしたくない」と思った事があるんじゃないでしょうか。仕事をしたくないという気持ちは、誰にだってあるものです。楽して稼げるんだったら、最高ですよね。お金があったら、今すぐにでも仕事を辞めて、海外移住して平和に暮らしたいと思います。
そうは言っても、生活をするためにはお金が必要です。大半の人は生活を送るために、仕事をしていると思います。
安倍政権が働き方改革を進めていますが、伝統で続いてるような風習など、職場の環境を根本から改革する事は難しいのが現状です。そのために、長時間労働を強いられてしまっている職場環境で働いている人も多いのではないでしょうか。
このような労働環境であったり、職場での人間関係によって働きたくないと感じ、うつ病になってしまう人も増えているようです。
今現状の生活で、以下の項目に思い当たる所があれば、うつ病予備軍かもしれません。
- 寝れない
- 起きれない
- 身だしなみに気を使えなくなった
このような症状がある方は、自身の生活を見直す必要があります。今回は「うつ病」になる前にやっておきたいポイントを紹介させていただきます。
Contents
働く事とは

そもそも働くとはどういう事でしょうか。改めて考えたいと思います。
仕事をする。労働する。特に、職業として、あるいは生計を維持するために、一定の職に就く。
引用:コトバンク
その通りですね。人は食べないと生きていけないものです。家族を養う立場であったり、趣味を続けるためには、お金が必要だから働く事が必要という訳です。

引用:東京都
最近では国をあげて、ライフ・ワークバランスが重要視されています。つまり「仕事」と「プライベート」のバランスが大切である事が言われています。
労働者の「労働」の部分だけを評価する事だけではなく、家庭生活や趣味、ボランティアなどの余暇活動など、働く事と休むことのバランスは非常に大切になります。
仕事でやるべきタスクに追われてしまい、家に帰って奥さんから家事や育児を手伝わずに怒られてしまった経験はあるんではないでしょうか。仕事は大切でも、生活していく上で食事を食べたり、風呂に入るといった自分の身の回りのことや、掃除や洗濯などの家事をこなしていかないとなりません。
世間一般の夫婦のあり方も、団塊の世代である家庭では、妻が専業主婦という家庭も多かったからか、夫は仕事、妻は家事と育児という構図が多かったと思います。現在では、共働き世帯も増えているため「仕事」と「家事」を分担する夫婦も増えてきています。そのため男性側が育児休暇を取ったりなど、考え方も変わりつつあります。
働きたくないと思う心理

世間一般的に、働きたくないと考える人はどれほどいるんでしょうか。電通総研が調査したデータで、こんなものがありました。
働いている18~29歳の若者の4割が「働くのは当たり前」だと思っているが、「できれば働きたくない」と思っている若者も3割。
引用:電通総研
若者の就労観を調査したデータです。対象は、3日以上働いている18~29歳の男女3,000名です。若い世代で3割も「働きたくない」と思っているんですね。意外と少ないと思ったのが率直な印象でしたが、3000人の3割なので、約900名もの人が働きたくないと感じているという事です。数字にしてみると結構な人が働きたくないと感じている事がわかります。
なぜ働きたくないと感じるのでしょうか。
お金が少ない

調査結果として、18〜29歳の2人に1人が給与面の不満を感じています。また働く目的として、「安定した収入のため」という回答が7割と高いものの、「生きがいを得たい」というポジティブな意見も出ています。
年収300万円時代に突入していると言われており、給与面の不満は多くの人が抱えている問題と言えそうです。生活のために仕事をしている人がほとんどだと思いますが、生活が満たされないと何のために働いているのかわからなくなる事ってありますよね。環境が似ていると、考えている心理も似てくる様です。
実は働きたいと思っている

働くことについての考え方については、「働くのは当たり前」と思っている割合は4割である一方、「できれば働きたくない」と答えてる割合も3割もいる事がわかりました。
世間の一般認識として、働く事は当たり前という認識はあるようです。私にとって、この結果は意外でした。仕事をしない生活を選択している人の中でも、「働くのは当たり前」という認識を持っているんですね。
多様性を求めている

会社や仕事の選び方では、「出来るだけ安定した会社で働きたい(37.1%)と思う一方、「一つの企業でずっと働きたいと思う(17.3%)意識は低く、会社に所属しながらの在宅勤務や、勤務時間を選べる環境で働いてみたいという意識もあるようです。
数年前に比べて、企業に就職して一生を捧げるといったワークスタイルから、フリーランスでWEBライターをしたりなど、テレワークといった働き方も増えており、交流を増やしたいと考える人も多い事がわかりました。
いずれも、現状の環境や状況に満足していない結果、「働きたくない」と回答する人が多いということがわかりました。
うつ病とは~「おかしいな」と感じたら、早めの精神科受診がおススメ~

うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。そのため普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じられるという、悪循環が起きてきます。
引用:厚生労働省
つまりストレスが原因となります。少なからず普段の生活を送る上で、ストレスを感じる事による気分の落ち込みはあると思います。問題となるのは、日常生活に支障が出る範囲で、影響が出ることです。
具体的には
- 仕事に行くのが億劫となり、朝ベットから起きれなくなる
- 家事を疎かになり、いつもよりも時間がかかってしまう
- 人と会う事が億劫になってしまう
このような状況に心あたりがあるようであれば、要注意です。うつ病は真面目な人が多い傾向があります。
実際、私の友人も、ひどいブラック企業で我慢して働き続け、うつ病になってしまいました。友人とは学生時代からの長い付き合いですが、一度も学校を休んだことがなかったほど真面目な男でした。
結局、無理して働き続けたのが災いして、次の仕事を見つけて働けるようになるまで1年もかかってしまいました。
「もっと早く精神科を受診しておけば・・・」
彼がそう悔やんでいたのを覚えています。
あなたも、仕事が忙しくなり、生活の中で仕事への比重が多すぎていませんか。精神的な理由から、朝ベットから起きれなくなっていたり、身だしなみに気を使えなくなってしまう事をきっかけとして、うつ病は発症しやすいです。
少しでも「おかしいな」と感じたら、すぐにでも精神科を受診してください。また、そうでなくても、うつ病になる前に適切に対処して予防することが大切です。
自分を見つめ直す時間

仕事や家庭などで疲れを感じていたら、自分の時間を大切にする必要があると考えます。どんな事にも言える事だと思いますが、バランスよくこなす事が大切です。
仕事以外の時間で、楽しいと感じる瞬間はありますか。
新年度で新入職された人や、新しい部署に移動になるなど、環境の変化を伴うこの季節。仕事の比重が大きく、プライベートを疎かに仕勝ちになってしまってはいないでしょうか。私も職場での業務量が増え、日を跨いでしまいそうになるくらいまで仕事をしていた事もありました。そうなると当たり前ですが、家に帰っての家事や趣味等は疎か、仕事をするために生きている気持ちになってしまい、憂鬱な気分で仕事をしていた事もありました。
現状の生活で、疲れを感じやすいようであれば、試して頂きたい事があります。
一日のスケジュールを書き出してみる

これはかなり有効で、自分でやってみると新しい発見があります。用意するものは紙とペンのみ、今すぐにでも出来ます。真ん中に線を引き、時系列となるように右側には時間を書き、左側にはやっている事を書くだけでいいのです。
例えば6:30に起床し、7:00に朝食を食べて7:30には家を出て8:00に職場に着き、8:30〜17:15まで仕事といったような感じです。
最初は大まかに書いてから、細かい部分を肉付けしていくと、自分の一日のスケジュールが文字化してわかりやすいと思います。理由としては、生活における仕事と家事、趣味など自分自身のために使う時間がどのくらい取れているかを、文字に起こすことによって把握しやすくなるためです。
自分のための時間を作る

一日のスケジュールを書き出してみた後、自分自身にかける時間が少ないと思ったら、「意識」して自分のための時間を作る必要があります。
趣味というと、キャンプやドライブ、旅行といったアウトドア系のものは、すぐに実践する事は難しいかもしれませんが、意識して環境を変えるだけでも、意外と作れるものです。
・音楽を聴く、ライブ映像を見る
・Youtubeなどで好きな動画を楽しむ
・アロマキャンドルなど、香りを楽しむ
・友達と電話をしてみる
これらはほんの一例です。今までの生活の中で、少し意識をしてやってみるだけでも気持ちの切り替えができ、次の日の活力に繋がります。
制度を使ってみる
自分の生活を見つめ直した結果、「長時間労働が原因」であれば、制度を使って休息をとる必要があるかもしれません。
・年次休暇制度
・病気休暇制度
・リフレッシュ休暇制度
最近では働き方改革を進めている企業もあり、就労中であればこれらの制度が受けられる可能性が高いです。これらの制度は、労働者としての権利ですので、使えるものはしっかり使いましょう。ライフワークバランスが崩れてしまって、生活を立て直すのに時間がかかりそうと感じたら、ぜひ使いたい制度です。
それでも仕事を辞めたい
働きたくない原因が「職場環境」にあって、制度も使えない状況であれば、今の仕事を辞める事も一つかもしれません。
仕事を辞める事って勇気が必要ですよね。職場環境が悪いと感じながら働き続けてしまうのも、「給料が振り込まれなくなったら、今後も生活できるのか」という先が見えない不安に襲われるなど、経済的な面で躊躇している人も多いのではないでしょうか。
そんな時にオススメな過ごし方が、WEBライターです。
うつ病でも10万稼げるWebライター!うつ病改善に在宅ワークが良い理由
引用:あーりーの自律神経
就活でパニック障害を発症し、就職後にうつ病を発症してしまった人のブログです。当事者であるため、とてもリアルな内容が書いてあります。うつは完治ではなく、寛解という表現をします。つまりは一度良くなったと感じていても、症状が増悪する可能性があるものなのです。
WEBライターであれば、働き方も自分のペースに合わせる事ができ、自宅にいながら自分を表現する事ができるため、自分の記事を通して人との交流を持つ事ができるため、症状の回復に繋がりやすいのは確かだと思います。そしてなによりも、お金も得られるため、「経済的な安心感」に繋がるため、生活を送る上での不安感が解消するだけでなく、関わりを避けていた友人と飲みにいくなどの交流もしやすくなります。
転職をしたい
転職を考えているのであれば、現在こんな代行サービスがあります。
退職代行:EXIT
私が今注目しているお笑い芸人が宣伝をしている、職場を辞めるための代行サービスです。
職場環境が悪い事がわかっていても、なかなか辞める事が出来なくて困っている人にオススメです。私の周りにも、退職したい意向を伝えていても、人手不足を理由に辞めるタイミングを失ってしまい、最終的にうつにかかってしまうまで仕事を続けてしまっていた人も多くみてきました。
退職代行とはいえ値段も高いですが、心身ともにボロボロになるくらいなら利用をお勧めします。こちらの記事では、退職代行サービスの比較を行っています。ぜひ参考にしてください。
まとめ
- 「働きたくない」気持ちは怠惰だからではなく、誰にでもあるもの
- 仕事とプライベートとのバランスが大切
- 制度を使って、息抜きも必要
- 仕事環境が原因であれば、転職を考えても良いかも
「働きたくない」という気持ちは誰にでもあるものです。しかしその気持ちのせいで、日常生活に影響を及ぼすレベルであれば、今回の記事を参考にして頂けると嬉しいです。


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