働きたくないと思っている高校生が今やるべきことを紹介!

高校生のあなたも、「働きたくない」と感じたことがあるかもしれません。高校生であればすでにアルバイトで「働く」という経験をしている人もいるかと思いますし、まだ「働く」という経験をしたことがない人も多いと思います。

高校を卒業したら、「就職する」「大学に進学する」「専門学校に進学する」などの進路がありますが、どの進路を選んでも最終的には働くことになりますよね

実際に働いている人が「働きたくない」というのは、働く中で生じる悩みですが、高校生が「働きたくない」というのは、「働くことへの不安」が引き起こすものだと考えられます。

そこで、この記事では、高校生が抱く働くことに対して恐怖や不安が引き起こされる理由について考え、その不安を解消するために高校生の今のうちからやっておくべきことについて紹介していきます。

 

高校生が持つ「働くことへの不安」はどこから?

目標や夢がない、やりたいことがわからない

これを読んでいるあなたは、将来就きたい職業に対する目標や夢を持っていますか?自分が何をやりたいのかわからないという人も多いでしょう。

高校生。やりたいことがみつからない。
なにもやりたいことが浮かびません。
皆は、保育士だとか整備士とかアニメーターになりたいだとかいろいろ夢があるのに私だけ夢がありません。

夢がないというか、叶うわけないと思うんです。
小学生の時は、動物看護師になりたいと思いました。親には動物が好きだからといってできる仕事ではないと怒られ、諦めました。
中学生の時は、絵を仕事にしたいと思いましたが、そんなに絵が上手いわけでもないし挫折してしまうと思ったからです。

(中略)

怖いです。
今は一年生。だけどそのうち卒業です…
なにもしたいことがないまま卒業、就職…と考えると怖くて仕方ありません。

そのうち、
「働きたくない。時間が止まってほしい」
とも思うようになりました。
やばい、屑になってしまう…。と危機を感じています。

引用:Yahoo!知恵袋

周りはみんな夢がある、だけど自分には夢がないという状況が焦りを引き起こさせて不安になってしまうんですよね。しかし、高校生のうちから自分が就きたい具体的な職業が決まっている人は決して多くはないのです。

これは、2015年にマイナビ進学が行った「高校生のライフスタイル・興味関心調査」です。将来、就きたい職業は決まっていますか?

引用:マイナビ進学

この調査で、「具体的に就きたい職業が決まっている」と答えた高校生は全体の36.7%です。全体の3分の1よりも少し多いくらいです。

しかも、「大学進学志望者」のうち16.3%が「就きたい職業も働きたい業界・分野も決まっていない」と回答しています。将来「働く」というイメージを明確に持たないで大学を志望する高校生も一定数いるのです。

高校生ってほとんど働く経験をしていない状態だし、どんな職業に就けばいいのかなんてわからなくても当然です。

会社に恐怖を感じる、会社で働くのは不安

会社というものに恐怖や不安を感じる高校生は多いと思います。会社で起こる問題や事件などが引き起こす問題が高校生の「働きたくない」という気持ちをより増幅させていると考えられます。

働きたくないと思ってしまいます。
高校生です。
最近、ブラック企業やパワハラ、自殺、過労死などのCMや情報をよく耳にします。

死にたくなるほど働かされるのでしょうか?
働けば死に追いやられるのでしょうか?

引用:Yahoo!知恵袋

ブラック企業やパワハラ、自殺、過労死などの報道を耳にするたび、この社会は大丈夫なのか、自分もこんな目に合うんじゃないか、と不安になって仕方なくなってしまいますね。

生きていくのにお金が必要でお金を稼ぐために働いているという人がほとんどなのに、働いていて命を失うなんて働く意味が分からなくなってしまいます。

こちらの記事ではパワハラやブラック企業の対策や改善策について紹介しています。もし、パワハラやブラック企業が心配で働くことに不安があるという場合はぜひ参考にしてみてください。

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身近な人が楽しそうに働いていなくて不安

あなたのお父さんやお母さんはどうでしょう?仕事を楽しんでいるように見えますか?もしかしたら疲れ切って会社から帰ってきているかもしれません。また、仕事の愚痴をきいたことがある人もいるのではないでしょうか。

社会人の皆様。自分は高校生ですが、大人になって会社等で働くことに不安でいっぱいです。
家族や周りの人を見ても、電車でスーツ姿の大人達をみても、みんな眠そうだったり疲れたような顔をしていて仕事を楽しく行っているようには思えません。

引用:Yahoo!知恵袋

私が学生の頃を振り返ると、周りの大人は、毎日疲れ切った顔をして会社に行っていました。帰ってきてからも疲れているのか、子どもよりも早く寝ていた記憶があります。

自分もこんな風に働くのかと思うとなんだかゾッとしてしまいますよね。仕事をするのって本当に大変で楽しくなさそうって思うかもしれません。実際にこういう大人たちは仕事を楽しいと思っていません。

では、どうして楽しく働いていないのでしょうか。マイナビが2016年にマイナビニュース会員のうち男女300名に「仕事は楽しいか」どうか調査を行った結果です。

Q.仕事は楽しいですか?
はい 51.8%
いいえ 48.2%

仕事は楽しい
■好きな仕事だから
・「自分の好きなことを仕事にできているから」(21歳女性/旅行・観光/事務・企画・経営関連)
・「仕事内容自体が楽しいので」(22歳男性/プラント・エンジニアリング/事務・企画・経営関連)
・「自分に合っている」(37歳男性/その他電気・電子関連/営業関連)

■満足感・達成感
・「人の役に立てる」(39歳男性/不動産/営業関連)
・「必要とされていると感じるから」(34歳女性/電力・ガス・エネルギー/事務・企画・経営関連)
・「やった分の評価をもらえているから」(35歳男性/電力・ガス・エネルギー/営業関連)

■自分が成長できる
・「勉強になることが多い」(35歳男性/銀行/事務・企画・経営関連)
・「毎日新しい内容なので、知識欲が満たされる」(35歳女性/ソフトウェア・情報処理/専門サービス関連)
・「自分の成長を感じるから」(32歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)

■周囲の人がいい
・「職場の人間関係がいいから」(37歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「同僚と楽しく仕事できているから」(27歳男性/農林・水産/技能工・運輸・設備関連)
・「いろいろな人との出会いがあるから」(38歳男性/クレジット・信販/営業関連)

仕事は楽しくない
■仕事がつらい
・「ノルマがきつい、残業が多い」(32歳男性/専門商社/営業関連)
・「仕事が難しい」(29歳女性/公益・特殊・独立行政法人/事務・企画・経営関連)
・「業務が多すぎて毎日クタクタになるから」(34歳女性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「働いても働いても生活がしんどいので」(38歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「ストレスがたまる」(26歳女性/その他電気・電子関連/IT関連技術職)

■仕事に対してネガティブ
・「家族があるし、お金をもらえるからしぶしぶ働いている程度」(36歳男性/教育/専門サービス関連)
・「仕事として割り切っているので、楽しさを見いだせない」(35歳男性/ソフトウェア・情報処理/営業関連)
・「やりたい仕事ではないから」(30歳男性/インターネット関連/営業関連)
・「そもそも働きたくないから」(35歳男性/レジャーサービス・アミューズメント・アート・芸能関連/販売・サービス関連)

■やりがいがない
・「単調な作業なため」(35歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「やることがなくて暇すぎる」(30歳女性/官公庁/公共サービス関連)
・「自分の成長につながってると思えないため」(33歳男性/専門コンサルタント/専門職関連)
・「評価が納得いかない」(39歳女性/専門店/販売・サービス関連)

■人間関係に難あり
・「上司と合わないから」(39歳男性/ビル管理・メンテナンス/その他・専業主婦等)
・「人間関係でギクシャクしている」(28歳男性/設計/メカトロ関連技術職)
・「怒られてばかりで憂鬱だから」(30歳女性/電力・ガス・エネルギー/事務・企画・経営関連)

参考:マイナビニュース

楽しそうに働いていない大人には、仕事が楽しくないネガティブな理由があるのです。調査結果から、モチベーション、仕事の充実、職場の人間関係が仕事が楽しいか楽しくないかを左右すると考えることができますね。

つまり、自分が好きと思えてモチベーションを維持できる職業を選び、職場環境が良ければ心配いらないのです。

 

働くことが不安な高校生が今やっておくべきこと

まずは、普段から学校の勉強をしっかりやっておく

これは、高校生が最もやるべきことでしょう。普段の学校の課題やテスト対策は言われなくてもちゃんとやっているという人がほとんどだと思います。もし、できていない人がいたら、そこを改善すべきです。

高校で習ったことなんて、どうせほとんどの職業で使わないんでしょ。って思っていませんか。実際、使わない知識が多いです。

じゃあどうして使いもしない知識をたくさん勉強するのでしょうか。勉強したことで身に付けた知識で自分の視野を広げることができるからです。こちらの動画では、勉強することの魅力について語られています。

勉強をすることで人生を豊かにできる、しかも高校生は勉強しないといけない、それだったら、今やらなきゃいけない学校の勉強はしっかりやっておくべきですよね。

高校生活を充実させる

高校生活では、部活や学校行事などの高校生の時しか体験できないことを絶対に楽しんでください。大人になったらもう味わえませんよ。今は校則が厳しいなど、自由を制限されていると感じているかもしれないですが、高校生って人生の中でも特別な3年間なんです。

大人になってから、高校生の時もっとこうしておけばよかったっていう後悔する大人がとても多いのです。今更後悔してももう高校生活は取り戻せないんですけどね。

例として大学生に聞いた高校生活でやっておけばよかったこと・後悔したことを紹介します。

高校生活でやっておけばよかったこと

制服で色々な場所に遊びに行きたかった

文化祭や体育祭をもっと思い切り楽しんでおけばよかった

本を読むなど、色々なことを知る機会を持てばよかった

遊ぶなど、やりたいことをもっとやっておけばよかった

もっと部活動に懸命に取り組めばよかった

参考:ベネッセ

それに、高校時代の部活動や行事などの話題は働く中でも職場の人との会話のネタになるなど役に立つことが多いです。

私の友人は、高校生の頃に軽音楽部に所属していて、今も休日にベースやギターを弾いているので、趣味の話題になったとき困らないし、高校時代の話もできるし、高校生から楽器をやっていて良かったと話をしていたことがありました。

大人になって高校生の時、もっとこうしておけばよかったと思うよりも、あの頃は充実していて楽しかったという思い出が残っているほうが絶対に幸せだと思いませんか。

興味があることは何か考えて挑戦してみる

あなたは何に興味がありますか?最近、インターネットやニュースを通して気になったことはありますか?今、自分がどんなことに興味があるか整理してみましょう。紙に書きだしてみると整理しやすいですよ。

興味を持ったことがあったらできるだけ挑戦してみましょう。行動することが大切です。興味を持ったことはすぐ実行できるものもあれば、なかなか実行できないものまでさまざまだと思います。でも、すぐできないことだとしても、そのための準備なんていくらでもできます。

お金がかかるなら、少しずつお金を貯めておくことだってできるし、情報をたくさん集めることや、勉強して知識をつけることも可能です。

行動をしないとなにも始まらないじゃないですか。どんなことでも、やってみなければ自分に合っているか、合っていないかわからないんです。今、自分にはどんなことがあっているのか知っておけば、職業選択の際のヒントになったり、働くときに役に立ったりすることも考えられます。

まだ高校生、15〜18歳です。うまくいかないこともあるかもしれません。たくさん失敗すると思います。でも、今失敗しておけば大人になってから同じ失敗をしなくて済みます。今なら許されるけど、大人になってからは許されないかもしれません。

高校生という貴重な時間を有意義に使ってください。時間は有限です。自分の興味あることをたくさんアンテナを張って探して、色々なことに挑戦してみてくださいね。

 

心配しなくても大丈夫!人生はどうにかなる!

たくさん悩むことがあるでしょうが、たいていの場合はどうにかなります。今やりたいことが見つからなくても、将来が不安でも大丈夫ですよ。逆に、今の夢や目標が今後の人生で変わることもあります。それでもどうにかなるのです。

人生経験が増えるにつれて、自分の適性がわかってくることもあるんです。この仕事は自分に合っていないな、この職場の環境嫌だなと思って会社に行きたくないと思ったら別の仕事に変えることだってできます。

この社会にはたくさんの仕事があります。きっと自分にあった仕事があるはずですし、

私は8回転職をしています。8回も転職したと言われたら驚いてしまう方もいるかもしれませんね。主な転職理由は、体調が悪くなってドクターストップ、会社の人間関係が合わなくてうつ状態になった、仕事の内容に面白みを感じなかったという3点です。しかし、今は転職に成功し、健康的に働いています。

高校生になると、今後の進路を考える際には、どんな仕事をしたいかなど「働くこと」を前提に進路選択をしていくことになります。だから余計将来のことが不安になってしまうんですよね。

間違った進路選択をしてしまったらいけないとか、後悔しないように進路を選びたいとか考えすぎてしまうんです。でも、選択した進路や職業が間違っていたとしたらやり直すことができます。もう一度自分に合った職業は何か考えることができるんです。

 

まとめ

この記事では、高校生が抱く働くことに対して恐怖や不安が引き起こされる理由について考え、どうしたらその不安を解消するために高校生の今やっておくべきことについて紹介してきましたがいかがでしたか。

働きたくないと思う高校生が今やっておくべきことは3点です

高校生がやるべきこと
  • まずは、普段から学校の勉強をしっかりやっておく
  • 高校生活を充実させる
  • 興味があることは何か考えて挑戦してみる

高校生のうちにできることってたくさんあります。高校生のうちから広い視野を持ってたくさんのことに挑戦しましょう。働くことへのヒントを得られるかもしれませんよ。

少しでも働くことへの不安が解消されて、前向きな高校生活が送れるよう願っています。

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