働きたくないときこそ本を読む?労働に疲れた気持ちの整理法

「会社に行きたくない。」

「人間関係が煩わしい。」

「もう、働きたくない。」

こう思うことは、決して珍しいことではないと思います。

会社へ行くと朝のメールチェック、鳴り止まない電話、重くのしかかかる責任と終わらない仕事。休日になっても会社のメールや仕事が気になって休んだ気にならない。こんな状況なら、もう働きたくないって思っても仕方ないですよね。

でもちょっとした工夫で、働きたくない気持ちを自分でコントロールできたらどうでしょう。考え方一つで目の前が、パッと明るくなる感覚を掴めるようになったらどうでしょうか。

この記事では、そんなあなたのために、働きたくない気持ちを和らげる整理術として有効な「読書」の効果をご紹介します。

そもそも、なぜ人は働くのでしょうか。厚生労働省は、次のように報告しています。

働く目的は何か聞いたところ、「お金を得るために働く」と答えた人の割合が 48.9%、「社会の一 員として、務めを果たすために働く」と答えた人の割合が 16.1%、「自分の才能や能力を発揮す るために働く」と答えた人の割合が 8.9%、「生きがいをみつけるために働く」と答えた人の割合 が 20.9%となっている。

引用:働くことと働き方に関する理解

この報告からもわかるように、約半分の人はお金を得るために働いています。

私も、お金を得るために働いている人の一人です。自分の生活を安定させるため、家族を養うために働いてお金を稼いでいます。

お金を稼ぐために働いているからこそ、現実から逃げるわけには行かないし、逃げたくても逃げられない。こんな悩みを抱えている方は、きっと私以外にも多いはずです。

けれども働きたくない気持ちを抑えつつ毎日気張って仕事を続けるには、限界があります。いくらお金を得るためだからといっても体調を崩してからでは遅いからです。

本を読み自分や自分の周りにはいない人の考え方に触れることで感性を磨き、その考え方で少しでも気持ちが楽になればいいと思いませんか。

人は、自分なら変えることができるからです。

働きたくない気持ちは決して悪いことではありません。だからこそ、気持ちを整理するためにおすすめしたい本があります。

 

働きたくないときにおすすめの本

まずは、働きたくないと思ったときにおすすめの本を3冊ご紹介します。

『年収90万円で東京でハッピーライフ』

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大原扁理さんの代表作である「年収90万円で東京でハッピーライフ」です。この本は大原さん本人の体験が主体となっている本です。実際の生活を紹介し、大原さんの考え方に触れることができます。

基本的に粗食といわれるものを日常に取り入れて生活しているそうです。春のうちに野草を摘み取り乾燥させ、それを冬に使う。とても合理的な生活を過ごされています。また、大原さんは20代半ばぐらいから週休5日の悠々自適生活に切り替えを行なっており、1日の大半を図書館で過ごすそうです。

どうすれば自分が幸せか?」を、他の誰でもなく、自分自身が知っていることではないのか、と作中で提起しています。

何が幸せなのかを自分自身で考える思考は私も必要だと感じています。お金があれば幸せなのか、お金がないから不幸せなのか、これは人それぞれで、それぞれのいい人生を選択していくためには必須の考え方だと思います。

『ニートの歩き方』

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冒頭でこの本に書いてあることについて、次のように紹介しています。

基本的には「一般的なレールから外れても、ものすごいダメ人間でも、なんとかギリギリ死なない」というくらいのことを想定している。

この説明からもわかるように、作者であるphaさんは自身がニートになってみてもなんとかギリギリ死なない程度に生活を送れていると話をしています。また、ニートにも社畜にも向き不向きがあるし、普通に会社に通って働いていて満足する人は働けばいいし、それは適材適所であることも述べています。

確かに、働くことは国民の義務です。

でも、それはイコール幸せではありません。この本は毎日辛い仕事をすることだけが幸せではないのということを教えてくれます。

私は、仕事は自分自身の幸福を求める手段であって、仕事は幸福を得るための必須要件ではないのです。世間体を気にしてしまうあまり、この仕事じゃないとダメだ!なんて思っている方は意外にも多いのではないでしょうか。

私はそんなことはないと思っています。本当の幸福というは、自分と見つめあって探し出すものであると思います。あなたもphaさんの生活や考え方に本を通じて感じてみるのはいかがでしょうか。

『仕事したく「ない」人のための働か「ない」働き方』

 

 

 

 

引用:Amazon

先ほどご紹介した2冊の本とは少し性質が異なる書籍です。

本の内容は午前中しか仕事をしない、多動力になりすぎない、足りないものを補わないなど、内容はとても興味深いものでした。

なかでも、足りないものを補わないという章では、「アイツも車を買ったから俺も買おう。」「同期で結婚していないのは俺だけだな…」など、他人の生き方を投射して同調をしてしまう現象は私たちによく起こりうることだなと思いました。

筆者である河本さんの一種の「サボり方を教えてくれている本」です。こういう風にサボるとすごいいいよね、とか、仕事に対する向き合い方を教えてくれる本でした。

 

本を読むときの3のコツ

働きたくないときにおすすめの本を3冊紹介しました。けれども、本って読むのに時間はかかるし、どう読んだらいいのかってなかなかわからないですよね。1冊の本を読み終わって、次の日になったら、「あの本の内容ってなんだったっけ?」という現象は私もよく起こります。

ましてや、仕事で疲れて帰ってきて本と対峙するにはかなりの勇気がいります。せっかく読んだのに内容が曖昧なら意味ないですしね。

コツ1:気になったところから読み始める

本を読む時、必ずしも1ページ目から読み進めなければならないということはありません。「興味あるとこだけ読めばいいんだよな」と自分に言い聞かせることによって、本と対峙する際のプレッシャーが軽減されます。

さらに、気になったところだけ読むということも有効です。人間が一度に記憶できる情報はほんの少しです。気になった箇所に「なるほど」と共感することができたり、「こういう考え方もあるんだな」と思うことによって忘れづらくなります。

コツ2:内容はざっくりでOK

本を一文字づつ丁寧に読む必要もありません。なぜ本を読むか考えてみてください。多くの方は、筆者の言いたいことを知りたいから本を読むのではないでしょうか。その目的を考えてみたときに、とりあえずざっくり読んでみることをお勧めします。

内容に「おっ!」と思ったり、「もう少し詳しく知りたいな」と思えば、そこをゆっくり読めばいいのです。最初から一文字づつ丁寧に読んでいると私は眠くなります…。

コツ3:人に内容を話すとより定着度が上がる

本を読むコツではないのですが、本の内容を忘れないコツについてお話しします。せっかくためになった本を読んでもその内容を忘れてしまうのでは、もったいないですよね。「最近こんな本を読んだんだ」とか、「最近こういうのをネットで見つけたんだよ」と人に話すことで本の内容は定着します。

また、人に伝えることをすると、伝えた人からも有用な情報が得られることがあります。「こないだ言っていた本を読んでみたよ」なんて嬉しいことがあったり、「気になって関連の本を読んだらそこにはこう書かれていたよ」なんて報告しあえる関係になれれば最高ですよね。

 

それでもやっぱり本を読むことがツライ

本は読みたいけど、読むことに慣れない。アドバイスはわかったけどそれでも全然頭に入ってこない。こういった方も多いはずです。そう言った方へ、ちょっとした工夫をご紹介します。

書店へ行ってみる

まずは書店にいって沢山の本を眺めることから始めてみることもいいと思います。気になるタイトルを手に取ってみては目次をみてパラパラと気になるページをみたりしてみます。すると、この本は良さそうだなと直感的に思うことがあります。

そのとき、買わないで立ち読みしてみることをお勧めします。座って読めるようであれば、座って読んでもいいですよ。立ちながらなので、家にいるときのように寝てしまうことはないですし、座っていても「よし!読んでみよう!」といった気が起きるはずです。

カフェに行ってみる

家では集中できないという方は、カフェもおすすめです。勉強は静かなところがいいという人がいますが、本の内容は暗記したり、その内容がテストや試験に出るようなことではないです。私はその本を読んで、自分がどう思ったか、どう感じてどう行動しようかと考えることが大切だと思っています。

人から本を借りてみる

人がいいと思った本を借りてみてください。「こういう感じでおすすめの本ないかな」と友人に聞いてみると案外本を紹介してくれたり、おすすめの本を代わりに調べてみてくれる人もいたりします。

返却する際には、大体の人が「どうだった?」と感想を求めてくるはずです。だからこそ、せっかく借りたんだし読んでみようと思うことができて本に触れることができます。

本を音声で聞いてみる

オーディオブックというアプリをダウンロードし、音声で本を聴くことができます。通勤時間や、ちょっとした時間に本が聴けるなんて便利ですよね。私は、ランニング中に聴いたりもしていますので、オススメです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。働きたくないと思うことがあっても、本を読むことによって気持ちが楽になり、働きたくない気持ちを自分でコントロールできるのではないでしょうか。考え方一つで目の前が、パッと明るくなる感覚を掴めるようになったらどうでしょうか。まずは、本を読んでみる、実行してみることが必要です。本を読んでみることも気持ちを落ち着かせる上で必要だと思います。

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