働きたくない大学生はどうすればいい?前向きになるには

大学を卒業してから、働き始めるという大学生は多いのではないでしょうか。

しかし、この記事をご覧になっている方は、就職活動中の方、就職活動後に不安になっている方など、働くことに関して何らかの不安を抱えている方が多いと思います。

不安な状態が続くと辛いですし、常に考え込んでしまうかもしれません。

そこで、今は働くことに関して不安が多いと思いますが、この記事では働くことに前向きに考えられるように、働く意欲を高める方法、就職以外の様々な道などを書いています。前向きに明るい気分になれるように、ぜひ最後まで見てみてくださいね。

 

なぜ人々は働くのか

そもそも人々はなぜ働くのか考えたことはありますか。なぜ働くのかはよくわからないけど、とりあえず卒業後に働くのが普通だし、嫌だけど就職活動しないといけないかもなどと考えている人もいるかもしれません。

日曜日のサザエさんを見ると憂鬱になるということを聞いたことはありますか。これは休日がもうすぐ終わり、また月曜日から働きはじめないといけないことを痛感するから嫌になるんですよね。

このような言葉があるということは、働くことを嫌だと考える人が多いということです。では、なぜ多くの人々が働くのでしょうか。理由を見ていきましょう。

お金のため

なぜ働くのかと聞かれたときに、真っ先に思い浮かぶのは「お金のため」かもしれません。

なぜなら、お金が無ければ、家に住むことも、服を着ることも、食べることもできないからです。

大学生の方はアルバイトを経験している方も多いかも知れませんが、アルバイトを続ける理由には学費を稼いだり、遊ぶためのお金を稼いだりとお金のために働く方もいると思います。用途は様々ですが、生きていく上ではお金は欠かせません。

そのため、働きたくなくても、お金を稼ぐためには働くことは必要になってきます。

生きがいを得るため

働く理由には「お金のため」という理由もありますが、「生きがいを得るため」に働く人もいます。

「毎月1000万円もらえたら働くか」この質問に対して、お金を目的に働く人は以下のように答えるかもしれません。

「働かなくてもお金が入ってくるなら働かないよ」

一方で、「生きがいのため」に働く人は以下のように答えるかもしれません。

「お金を無条件でもらえるとしても働くよ」

こんな人いるのかと思った方もいるかもしれませんが、「ボランティア」について考えてみてください。

ボランティアではたくさん働くにも関わらず、お金をもらえません。お金をもらえないのに、働く理由は何でしょうか。

内閣府の調査によると「社会のためになることが大切」という社会貢献のために働くことを重要視する声が多くあります。

参考:ボランティア活動に対する国民の意識と行動

また、ボランティアに参加するきっかけとして、お金をもらえないことをわかっていながら「自発的に参加する」という方が多いことからも、「お金以外のため」を動機に働く人がいることがわかると思います。

「お金のため」に働く人が多いと思いますが、ボランティアに参加する方が一定数いるようにお金のためだけではなく、社会の役に立ちたいといった「生きがいのため」に働く人もいるのです。

 

働く意欲を高めるには

多くの人々が働く理由はわかったかもしれませんが、「働かなければいけないことなんてことはわかってるよ。でも働きたくない!」という方も多いと思います。

そこで、働く意欲を高める方法の一つに、社会人に会うという方法があります。

社会人といっても数えきれないほど多くの社会人がいますよね。そこで、どんな社会人に会えばいいかというと、自分の悩みを解決できるような社会人に会うべきです。

大学生が働きたくない理由
  1. やりたいこと、夢がない
  2. 働く社会人に対して嫌なイメージを持っている
  3. 大学生活が楽
  4. 就活がうまくいかずに自信がない

大学生が働きたくない理由には以上のような理由が考えられます。それぞれの悩みに応じた解決策をこれから示していきます。

イキイキと夢をもって働く社会人に会ってみる

「やりたいことがない、夢がない。だから働いても楽しくなさそう」

「社会人なんて奴隷だ。絶対働きたくない」

「大学生活がものすごい楽。ずっとこのままがいい」

以上のような思いを持っている方は、楽しく働いているように見える、もしくは働いていて楽しいと自分で宣言している社会人に会ってみると良いと思います。

これは友人の話ですが、「働く意義が見いだせない。成果を上げられなければ怒られるだろうし、いったい何が楽しくて自分から会社に入るんだ」と言って、周りが就活をする中で彼は何もしていませんでした。

そんなときに、彼はある学校の授業で考えが変わったようです。その授業は、経営者の方や、ビジネスマンの方を講師として招いて、講演をしてもらうという授業でした。

ゲスト講師としてやってくる方には、企業勤めのサラリーマンや、フリーランスとして働いて生活をする方など様々な方がいました。講師の方々は活気に満ち溢れていて、みんなが夢を語っていたそうです。そんな方々を見て「働くことは嫌だと思っていたけど、働き方にも色々あるんだな。夢をもって楽しく働くこともできそう」だと初めて感じたようです。

このように、イキイキと夢をもって働く社会人に会うことで感化されることで、働く意欲を持つこともあるようです。

就活で苦労した社会人に会う

「ES通らない。WEBテスト受からない」

「面接受からない。自分は企業から必要とされるような人じゃないのかも」

就職活動中にこんな悩みを抱える方は非常に多いと思います。実際、社会に出て活躍している人もこんな悩みを学生時代に持っていたということはよくあることなのです。

同じ悩みを過去に持っていてその悩みを解決した先輩に会うことで、心が楽になったり、アドバイスをもらえたりする可能性もあると思います。また、悩みを乗り越えて社会で活躍している方を見ると、「自分も今を頑張って乗り切れば、この人みたいになれるのかな」なんて希望もわいてくるかもしれません。

このように、働く意欲を高めるためには自分に合った社会人の方に会ってみるということは良い方法だと思います。ぜひ実践してみてくださいね。

 

就職以外の道

これまでの記事を読んで、「就活頑張って自分の行きたい企業で自分のしたい仕事をするぞ」と考える方もいるかもしれません。しかし「働く」といっても必ずしも企業に就職してサラリーマンになることだけが「働く」ではないのです。働き方は様々ですし、卒業後すぐには働かないといった様々な道があります。

進学

大学卒業後に就職しない場合に、多くの人が選ぶ進路が「進学」だと思います。

しかし、働きたくないからといって安易に進学を選ぶのは危険です。

なぜなら、大学院では大学よりも研究に多くの時間をかけなければならない場合が多いからです。もちろん専門的な領域を大学の時より集中して学びたいという強い思いを持った方には良い選択肢だと思います。

しかし、安易に選んでしまうと「思ったより大学院が大変すぎる。やめたい」ということになってしまうこともあります。進学は慎重に考えると良いかもしれませんね。

フリーランス

近頃は「フリーランス」という言葉をよく聞くようになったと思います。

しかし、「フリーランスって言葉は聞くけどどういうこと?」という方もいるかもしれません。

そこで簡単に説明すると、会社や団体などに所属せずに、仕事に応じて自由に契約する人のことです。

会社員と違って組織に所属しないため、すべて自己責任で、守ってもらえないといった特徴はありますが、労働時間や仕事場所の制約があまりないため、会社員に比べると自由度は高いと思います。

また、一口にフリーランスといっても様々な職種があります。代表的なものとしては以下のような職種があります。

代表的な仕事
  • ライター
  • デザイナー
  • イラストレーター
  • 編集者
  • プログラマー

以上の仕事はあくまで代表的なものなので、他にも様々な職種があります。自分のスキルや技能で仕事をしていくため、自分の強みを活かせる仕事とも言えるかもしれません。

起業

大学卒業後に企業に就職するのではなく、企業を立ち上げるというのも選択肢としてあります。

起業には夢がありますよね。会社員として働くだけでは、一生稼げない額を稼ぐことができる可能性がありますし、自分の権限でやりたいことができます。

しかし、多くの人がわかっているかもしれませんが、起業には大きなリスクが伴います。

企業の存続率
  • 1年後:40%
  • 5年後:15%
  • 10年後:6%

この通り、起業にはリスクが伴います。ハイリスクハイリターンの夢がある選択肢です。こちらも慎重に判断する必要がありそうです。

フリーター

フリーターにも働き方の種類がありますが、代表的なのはアルバイトです。現在アルバイトをしている方も多いと思います。

卒業後もアルバイトで生活していくという選択肢ももちろんありますが、将来に結婚することや家を買うといったことを考えている方は収入面で苦労するかもしれません。

しかし、会社員ほど責任の重い仕事を任される可能性も少ないですし、仕事以外のやりたいことをしながら生活していくことができるかもしれませんね。

 

まとめ

  • 生きるためのお金を得るには、働くことも必要。
  • 働く目的には「お金」や「生きがい」があるが、必ずしもお金目的とは限らない。
  • 働く意欲を高めるには、悩みに合った社会人に会ってみるといい。
  • サラリーマンになることだけが「働く」ではなく、様々な道がある。

今回は働きたくない大学生に向けてお伝えしました。

人はなぜ働くのか?その根本的なところで、「お金」や「生きがい」を求めて働いていることをお話しました。日本ではあまりありませんが、特に外国なんかではボランティアが盛んだったりします。なので必ずしもお金が目的とは限らないということです。

ちょっと前に、行方不明の子供をおじいちゃんが保護したというニュースが話題になったことがありました。あれも自費で現地に行きボランティアとして参加されていたということでした。お金を目的にする人もいればこの方のようにお金を目的にされていない人もいるという証明ですね。

そして、現代はいろいろな問題が毎日のように取り上げられ、働く意欲を失いがちです。というか社会人に対してネガティブなイメージを持ってしまう傾向にあります。

そんなときは実際に働いている社会人に会うことによって社会人に対してのイメージを払拭することができることもあります。ぜひ試してほしいです。

ですがそれでも社会人に対して、仕事をするということに対して意欲がわかないのであれば、他の選択肢。つまりサラリーマン以外の働き方を模索するというのも手段ということをお伝えしました。

現代は本当に様々な職種があります。選択肢は無限大です。なので、サラリーマンに絶望せずに可能性を探してください。働きたくない大学生はおそらく社会人の悪い面ばかりを見てしまい、将来に絶望していることがほとんどなんじゃないかと思います。

今回の記事があなたにちょっとなら働いてもいいというキッカケになれば嬉しいです。

リクルートエージェントと言えば業界最大手の転職エージェントです。求人数も日本最多を誇り、転職がはじめての人はまずこちらに登録しておくと間違いないでしょう。 転職成功者数が毎年約2万3000名もいながら、その半分以上が年収アップに成功していると言うのだから驚きです。支店は全国にあるので、都市部から地方にIターンやUターンで転職する人にも使いやすいでしょう。
リクルートエージェントのここがすごい
  • 1年で年間1万3000社以上の求人が出る、中小から大手まで幅広い求人、外資系企業も1400社以上
  • 累積45万名以上が転職に成功、転職決定者は年間約2万3000名以上
  • 62.7%の人が年収アップを経験

dodaはリクルートエージェントに次ぐ大手総合転職エージェントです。国内2位とあって求人数も多く、とりあえず登録しておいて間違いありません。 都心部が中心になりますが、無料セミナーや転職イベントが豊富なのも嬉しいポイントです。リクルートエージェントに比べてサイト内のコンテンツが充実しており、転職コラムやQ&Aは読むだけで勉強になります。
dodaのここがすごい
  • 公開求人数/非公開求人数  約6万6千件/約13万6千件
  • 業界№2の大手
  • スポーツキャリア、ウーマンキャリアなどdoda独自の働き方を提案
  • 「年収査定」「キャリアタイプ診断」「レジュメビルダー」など転職に役立つ無料セミナーが好評。

2019年オリコン顧客満足度1位を獲得しています。 各分野のエージェントが親身になってカウンセリングをしてくれることで定評があるエージェントです。エンジニア系の転職にめっぽう強く、専属のエージェントが存在しています。 転職回数が多い人でも、親身になって活路を見出してくれる貴重なエージェント会社なので、特に転職回数が多くお先真っ暗感が漂っている方は要チェックです。
パソナキャリアのここがすごい
  • 公開求人数 50,000件以上
  • 求人の特徴 80%が非公開求人
  • 2019年オリコン顧客満足度1位、年収アップ率67.1%以上
スポンサーリンク

こちらの記事もよく読まれています!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です