「バイト行きたくない。働きたくない」
アルバイトをしている多くの方が一度はこのように思ったことがあると思います。それどころか一度じゃすまないですよね。
そこで、この記事では既にアルバイトをしているものの、働きたくないと思っている方に向けてアルバイトを続けられないとどうなるのか、続けるメリット、続ける方法などを紹介します。ネガティブな気持ちでアルバイトをしている方も多いと思いますが、この記事は前向きに働くヒントになると思いますので、ぜひ見てみてくださいね。
Contents
アルバイトはするべきなのか

結論から言うとアルバイトは続けるべきだと思います。
理由については後ほど詳しく説明しますが、簡単に言うとアルバイトを続けることにはメリットが多くあり、逆にすぐにやめてしまうことにはデメリットがあるからです。
それではこれから具体的になぜアルバイトを続けるべきなのか紹介していきます。
なぜアルバイトが嫌なのか

そもそもなぜアルバイトが嫌になるのか考えたことはありますか。
「だるい」
「行っても怒られそうで気が滅入る」
などなど様々な理由があると思います。
ここではアルバイトに行きたくない代表的な理由をいくつか紹介したいと思います。
仕事がなかなか覚えられない
この理由はアルバイトを初めたばかりの時によくあることですよね。
業務に慣れないことももちろんですが、出勤時、退勤時のルールなど最初は覚えることばかりで嫌になりますよね。その上、「誰に聞いていいかわからない」、「前回聞いたのに忘れてしまった、もう一回聞くのは億劫」なんてことが重なると、段々アルバイトが嫌になってきてしまうのも無理はありません。
前回の出勤時にミスをしてしまった
これはアルバイトを始めたばかりの方に限らず、ベテランの方も経験することがあると思います。
ミスをしてしまうと、「次もやっちゃうかも」「顔を合わせづらい」など考えてしまうかもしれません。そうなると次の出勤が嫌になってしまいますよね。
高級レストランでアルバイトをしていた友人がいるのですが、彼女はよくアルバイト先でのミスの話をしていました。よく覚えているのが、こんな話です。





想像しただけで嫌になりませんか。このように、ミスをした後は不安になったり、上司に怒られたことを思い出してしまったりなんてこともありますよね。このようなことはきっと皆さんも経験したことがあるかもしれません。本当にアルバイトに行きたくなくなりますよね。
寝坊した、遅刻してしまいそう
バイト先に時間内に着きそうにない、朝起きたら携帯の画面にバイト先からの着信履歴が表示されてるなんてことがあると、バイトに行きたくなくなりますよね。
「行ったところでどうせ怒られる」
「怒られに行くのなんて嫌だからバックレちゃおうかな」
こんなことを考えてしまうかもしれません。
このように、遅刻、寝坊はアルバイトが嫌になる理由として考えられます。
職場に自分と合わない人がいる
アルバイト先には同い年の人もいれば、年下の人、年上の人など様々な年齢層の人がいると思います。
「店長が本当に嫌。嫌味っぽく自分のことを否定してくる」
「業務を教えてるのに、生意気な態度で全然覚えようとしない新人に腹が立つ」
職場の人数が多くなればなるほど様々な人がいて、その中にはどうしても自分と合わないなと感じる人がいることもあります。
これも友人の話ですが、友人は先輩や後輩ではなく、どうしても嫌な同期がいたそうです。今回はその同期をAさんとして紹介したいと思います。
Aさんは同期内でのリーダーにどうしてもなりたかったようで、先輩には良い顔をする一方で、自分以外の同期には偉そうな態度をとっていたそうです。そんな偉そうな態度であれこれ言われるような状況が嫌で、その友人はその職場を辞めてしまったそうです。
このように、同じ職場に合わない人がいるとアルバイトに行きたくなくなる原因になりますし、辞める原因にもなってしまうこともあります。
体調が悪い
「今日バイトだけど、頭痛いし、なんか体がだるいし、バイト行ける気がしない」
こんな経験をしたことがある方もいるかもしれません。体の調子が悪い時は、元気が出ないですし、アルバイトに行きたくないと思ってしまっても仕方がないですよね。体の調子が悪くなくても、何か嫌なことがあって精神的に調子が悪いという場合もあるかもしれません。そんな時もアルバイトは嫌になりますよね。
このように、アルバイトに行きたくなくなる理由に、身体的な不調、精神的な不調なども挙げられます。
続けられないとどうなるのか

働きたくないからといってすぐに辞めるようなことを繰り返していると、やめぐせがつく可能性があります。
やめぐせがやっかいなのは一度やめぐせがついてしまうと、何事においても嫌なことや困難があったときに問題に向き合うのではなく、逃げることを選びがちになってしまうことです。
アルバイトをしている方には将来的に就職したい、フリーランスで好きなことをして働きたい、起業したいといった方がいるかもしれませんが、お金を稼ぐことに困難や嫌なことはつきものです。辞めぐせがついていると、しっかりと稼げるようになる前に辞めてしまい、お金を稼ぐことができなくなってしまうかもしれません。
お金を稼ぐことに限らず、何か物事に取り組む上で、ある程度の粘り強さは必要になります。勉強だってスポーツだってそうですよね。そのため、やめぐせは将来生きていく上で苦労する原因になってしまうかもしれません。
続けてよかったこと

やめぐせがついてしまうなどアルバイトを続けられないことによるデメリットをあげましたが、逆にアルバイトを続けることによるメリットは何があるのでしょうか。そこでこれから詳しくご紹介したいと思います。
認められるようになった(時給アップ)
何においても自分の働きぶりを評価してもらえたり、褒められたりすると嬉しいものですよね。
アルバイトを始めたばかりの頃はマニュアルや業務を覚えることで手一杯で、戦力になるどころか迷惑をかけてばかりだと感じることもあると思います。しかし、勤務の頻度にもよりますが1カ月程度続けるとだいぶ業務に慣れますし、遅くても半年程度続けると、職場の戦力になることができるようになります。
- 成長を実感して嬉しい
- モチベーションが上がる
- 時給が上がる
上司や先輩に指摘を受けてばかりだった最初の頃は嫌なことも多いと思いますが、認められることで以上のような良いことが起こるかもしれません。働きぶりによっては社員並みの業務をこなすバイトリーダーなどを任されることもあるかもしれません。
認められるようになると、成長を感じて楽しいという面もありますが、それ以外にも時給が上がる可能性もあります。時給が上がればやはり嬉しいですよね。時給アップは一定期間続けたからこそですし、より一層モチベーションも上がるかもしれませんね。
自分に合う仕事、合わない仕事がわかった
アルバイトにはマニュアルに忠実にしたがうことを求められる業務やマニュアル頼みではなく、自分の裁量で考えなければならない業務など一口にアルバイトといっても様々な仕事がありますよね。
そこで、アルバイトを一定期間続けることのメリットとして自分に向いている仕事、向いていない仕事の判断ができるということが挙げられます。
仕事の向き、不向きを判断するにはやはり半年から1年程度は続けないと難しいです。というのも最初の頃は研修期間と称してあまり仕事を任せてもらえなかったり、業務を覚えたりすることに力を割かなければならないケースが多いからです。
「自分は覚える仕事は向いていない」
「単純作業しかやらせてもらえない」
どの仕事も最初は覚えることが多かったり、簡単な仕事の割合が多いのにも関わらず、このように判断して自分に合う仕事はなかなか無いと思ってしまうかもしれません。
向き、不向きの判断なんて必要ないと思った方もいるかもしれませんが、将来的に就職を考えてアルバイトをしている方は特にアルバイトの時点で自分の好きな働き方を知っておくことは重要です。
例えば、自分はマニュアル通りにきっちり進めたり、正確に物事を進めることが得意な性格だとします。
その性格を把握せずにマニュアルが整っておらず、自分で考えながら業務をすることを求められる企業に入ろうとすれば、面接で不合格になる可能性も高まります。仮に入れたとしても入社後に苦労するかもしれません。
仕事の向き・不向きを知ることは重要ですし、その判断は一定期間働き続けてこそわかることなのです。
どのようにして続けるか

これまで読んでくださった方の中には、「良いことがあるのはわかるし、すぐやめるのもあまり良くないのもわかる。でもやる気出ない」という方もいることでしょう。
そこで、ここからは具体的にやる気を出す方法をご紹介したいと思います。
お金のことを考える
生活費を稼ぐため、交際費を稼ぐためなど理由は様々だと思いますが、おそらく多くの方が「お金」を目的にアルバイトをしているのではないでしょうか。
そこで、やる気が出ないときは出勤後の給料と使い道を考えてみてください。
「今日出勤したら、10,000円入るぞ。10,000円入ってきたら何しようかな」
「今日行かなかったら、10,000円逃すぞ。10,000円逃すのはさすがに痛いな」
もちろん短時間勤務の日の出勤が嫌だという方もいるかもしれませんが、長時間勤務の日ほどアルバイトが嫌になりませんか。長時間勤務は時間も取られるでしょうし、心身の消耗も大きいでしょう。しかし、そんな長時間勤務の日ほど出勤後に入ってくるお金のことを考えるのが楽しいんです。
このように、出勤した後の楽しい未来を想像して、ぜひやる気を出してみてくださいね。
その日の目標を立てる
出勤する日に自分の中で目標を立てるということもやる気を出す上でオススメです。
アルバイトだと単純作業を任されたり、同じ業務を繰り返すことも多いですよね。そのような状況だと出勤してもつまらないし、嫌だなと考えてしまうかもしれません。
そこで、1日の業務の中で何でもいいので、目標を立ててみるとつまらないと思っていた業務の中で面白さややりがいを見出せることがあるんです。
私の友人は、宅急便の配達助手のアルバイトをしていたそうなのですが、業務はいつも同じ地区を回り、荷物を家に配達していくというものだったそうです。社員さんに指示されたところに、荷物を運ぶだけの業務であったため、つまらなくて仕方がなかったそうです。
そこで、何か面白さを見出すために、ただ届けるだけでなく、届けた際に少し世間話をすることを始めたそうです。そうするといつも同じ地区を回っているため、お客さんと顔見知りになり、お菓子やジュースをもらえることもあったそうです。
それからはアルバイトが嫌ではなくなり、楽しくなったと言っていました。
このように、何でもいいので何か目標を立ててみてください。その結果、その目標を達成しようという思いをもって業務に取り組むことができ、やる気が出ることもあるのです。
友達に愚痴る
同じ職場の友人、違う職場の同じ仕事をしている友人、全く違う仕事をしている友人など誰でもいいので、相談してみるとやる気が上がることもありますよ。
悩みや嫌なことを自分の中で抱え込んでいると、結構つらいものなんです。悩みを共感してもらったり、友人から他の職場の事情を聞いたりするとスッキリするかもしれません。
例えば



このようにうまくはいかないかもしれませんが、友人と話してみることで新しく何かに気づくこともあるんです。ぜひ誰でもいいので、やる気を出すためにも友人と話してみてはいかがでしょうか。
まとめ

アルバイトを続けていると、どうしてもやる気が出ない時や嫌な時はあると思いますが、そこで逃げていては辞めぐせがついて、将来的に苦労するかもしれません。
一定期間働き続けることによるメリットは非常に多いです。お金のことを考えたり、目標を立てたりすることで、モチベーションを高めて、ぜひアルバイトを続けてメリットを体感してみてくださいね。


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