働きたくないけどもう40代だから…諦めたらお先真っ暗な話

仕事に行きたくない。40歳にもなって毎日そんなことを思ってます。
鬱になってしまって退職。 すぐに新しい仕事が決まって、行き始めたんですが、休みがちになってしまってます。今回はただのワガママというか、怠けグセというか、そんな気がします。情けない。いつからこんなになっちゃったんだろう。数年前まではフツーに仕事してたのに。
同じような思いした方はいますか?
自分で頑張るしかないけど、どうしたら頑張れるんだろう?

引用:yahoo!知恵袋

働きたくないの、分かります。

私は既に8回転職しています。体調不良に始まり、様々な理由で転職を繰り返してきました。もうこんなに時間が経ってしまったかとふと考えてしまうこともあります。だからこそ、これからの時間を無駄にしてほしくないです。

落ち込んで迷っていては何も変わらずお先真っ暗!40代からの仕事人生を豊かにするヒントを紹介します。

 

なぜ働きたくなくなったのか

長く勤められてきたのか、転職を繰り返し40代になってしまったのか、理由は様々だと思いますが、なぜ働きたくなくなってしまったのでしょうか。ぼんやりとした原因をはっきりさせていきましょう。

人間関係

職場で過ごす時間は、自宅にいる時間より長いですね。そこで繰り広げられる人間模様は仕事内容より多種多様です。もしかしたらそれが苦痛だったのかもしれません。

多くの人の退職理由は人間関係が多いのが実情です。

引用:リクナビNEXT

退職理由の本音ランキングがまとめられています。こちらのように、労働環境や仕事内容以上に人間関係に関する理由が多いのがわかります。

人間関係に悩むのは、珍しいことではないのです。

長時間労働

近年、国を挙げて長時間労働の是正が図られていますが、身の回りで感じたことはありますか?過労死に関するニュースが話題になっていたことで誰もが過労死という言葉を意識するようになりました。

友人が「こんな日が続いちゃ過労死しちゃうよ〜!」なんて笑って言っている姿をみて、本気で思っている人はそんな言葉もでてこない。と死んだ魚の眼で見つめ返したことがあります。

長時間労働というのは人の体力だけでなく精神力も削っていくんですよね。

業務内容

業務内容が合っていないと思いながら働いていませんか。疑問も抱いたまま働いているとモチベーションが下がり、効率がどんどん落ちていきます

「趣味を仕事にしてはいけない」
とよく聞きますが、なぜですか?
好きなことなら、頑張って取り組めそうなのに。

引用:yahoo!知恵袋

学生時代や、社会人になってからでもよく聞くテーマです。

回答は人それぞれですが、趣味であれば「やりたくないことはやらなくていい」ので、仕事とは大きく違いますね。趣味と比べれば一目瞭然、あなたはやりたくないことを一生懸命頑張っているのです。素晴らしいことだと思います。

または、嫌じゃないけど業務内容に飽きてきてしまった。なんて方もいるのではないでしょうか。はっきり言ってつまらないと思っている方もいるかもしれません。心身を壊すほどではなくても、働きたくなくなる理由ですね。

やりたいことがある

確固たる自信の元、「私にはやりたいことがある!」という方もいます。けれども今の仕事をしていては時間が確保できない。仕事の時間が無駄にしか思えなくなるパターンです。もちろん生活をしていくために働いているので、無駄だとまでは思っている方は少ないかもしれませんが。

体調不良

パワハラ・セクハラ・長時間労働などから心身の調子を崩してしまう方もいます。出社前は必ず体調を崩してしまう、夜は眠れない、食欲がないなど、昔はこんなではなかったと思うことがあれば、まずは病院へ行きましょう。すでに鬱と診断されながらも頑張っている方もいると思います。

 

もし転職をするのなら

どうしても働きたくない。と思ってしまった場合、行動を起こす前に何をしたらいいか考えてみましょう。何が思いつきますか。欠勤は会社に迷惑をかけるだけでなく本当の自由は得られませんし、辞めてしまっては生活費がなくなってしまいます。

今より良い環境に身を置けるように、転職という選択になることが多いと思います。その場合の注意点や意識しておくべきことなどを紹介します。

給料が下がることを覚悟する

40代の転職は、一歩間違えると収入が大きく減ってしまう可能性があります。未経験の業種や職種に挑戦してしまったり、もっとキャリアアップができるはずと思っていたのにアピールがうまくいかずに転職先が決まらなかったりとリスクが大きいのです。

企業側からしたら、20代と違い40代の人材を雇うのは即戦力でなければリスクになってしまいます。厳しいかもしれませんが、現実を見つめると40代の転職は危険と隣り合わせなのです。

生活費を見直そう

収入が減ってしまう可能性がありますので、生活費を見直しましょう。働かなくなれば収入がありませんし、収入が減れば仕事終わりの一杯も、趣味に投資する資金も削らなければいけません。家賃や食費など、生活にかかっている金額を見直し生活に少しでも余裕をつくりましょう。

今後の人生にかかる費用も計算しておく

現在の生活にかかる費用がわかったところで、その金額だけで生涯過ごせるか考えてみてください。これからもイベントはいっぱいあります。子供の進学費用などがあるかもしれません。

人生100年時代と言われるようになり、年金受給年齢も引き上がる見込みになっています。遠い未来の話に聞こえますが、今後の人生で必要な資金を確保していかなければ生きていくことができません。

お金はないよりある方がいい!と思うのは分かりますが、働かなければお金はあなたの元から出ていってしまうばかりです。

 

40代で仕事を辞めた人はどうしている?

私はまだ30代ですが、40代で仕事を辞めた人はどうしているのか気になったので調べてみました。

キャリアショック

前向きに考えることにもはや限界です。
47歳、絶望。
再就職はもう無理でしょうか。
でも働かないわけにはいきません。
もうまさしく生き方がわからない状態です。

引用:教えてgoo

キャリアショックとは、自分のキャリアの将来像が短期間で崩壊することを意味します。環境の変化や状況が変化することで起きるので、倒産での離職や不本意な異動などもキャリアショックの原因になるのではないのでしょうか。参考:weblio辞書

私の友人は不本意な異動をきっかけに、会社に居づらい状況にまで変化してしまったことを私に話してくれました。それだけ、仕事の変化は人生に大きく影響するということがわかります。

キャリアショックという言葉が生まれたように、終身雇用が難しい時代になってきています。自らキャリアを形成していくという意識を持つことが大切です。国内のキャリア研究の第一人者である、慶應義塾大学大学院特任教授の高橋俊介氏が同名の著書を出版しています。参考にどうぞ。

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キャリアアップ

キャリアアップとは今よりも専門的な知識を身につけ、業務遂行能力や経歴を高めていくことです。キャリアアップする転職では高収入や高待遇が期待できます。

46歳で外資に転職し、年収が2倍になりました。専門分野をもち、人材紹介会社の紹介です。

引用:yahoo!知恵袋

噛み砕いて考えると、その道のスペシャリストになることでしょうか。またはマネジメント能力を磨くなど、会社で必要な能力を高めていくことで収入や待遇を高めていくことが可能です。

結果は本人次第

キャリアショックで立ち直るのに苦労されている方、なんとか上手に転職しキャリアアップをしていけている方など、本人の転職への心意気や準備が必要なことがわかってきました。

20代に比べ転職が容易でないことはよくわかります。働きたくないと思った時にすぐに行動する前に、一度立ち止まって今後のことを考えることも必要です。

 

プロティアン・キャリアを築いていこう

プロティアン・キャリアとは

プロティアン・キャリアとは、環境の変化に応じて自分自身も変化させていく、柔軟なキャリア形成のことをいいます。参考:weblio辞書

これまでの、会社の中での地位や給与をただ受け入れるのではなく、自らで柔軟にキャリアを形成してゆくことを指します。

柔軟になることの難しさ

とはいっても、40代にもなれば家族もいるわけで、収入が安定しないのは不安じゃないか。という声が聞こえてきそうです。私もそう思います。毎日仕事に追われているのに、柔軟にキャリア形成をしなさいと言われても難しいに決まっています。

それでも変化していかなくてはいけない時代になってしまったということです。

 

キャリア形成のヒント

本当に厳しい現実が見えました。ではどのようにキャリア形成をしていったらよいのか、ヒントを探ってみます。

ポータブルスキル活用研修って?

厚生労働省は、ミドル層のキャリアチェンジの支援を目的に、ポータブルスキル活用研修というものを発表しました。ポータブルスキルとは、業種や職種が変わっても通用する、持ち出し可能な能力のことです。

専門知識・専門技術だけでなく、仕事をする上で課題を明らかにする方法や計画を立て実行することについて、社内・社外の人との関わり方、部下のマネジメントについての能力を指しています。

「採用の際に企業が評価する項目」や「どこに注意して営業やキャリア・コンサルタントを行えば良いのか」等について学ぶことができ、下記ページでテキストや動画が公開されています。

ご自身のキャリア形成のヒントになれば幸いです。ぜひご覧になってください。

参考:厚生労働省

副業

副業という言葉を耳にする機会が増えました。国の「働き方改革」により、企業は副業や兼業を解禁し始めています。いわゆる本業ではない副収入になる仕事ということと理解して良いでしょう。

友人から副業を勧められたことがあります。当時私は転職活動真っ只中で本業を決めているのにその話?と疑問が浮かびました。が、共感ができたのはその副業でいかに自分の好きなことができるかでした。

友人は写真が好きで、少ししかお金にならないけれど、認められるのが嬉しいと話してくれたことを覚えています。その気持ちがあると「家で作業をするために早く仕事を終わらそう」と思えるのだとか。

副業を始めるなら注意したいこと

忙しい時間の合間に副業を始めることを決めたのなら、ぜひ以下のことに注意しましょう。

注意
  • 爆発的には儲からない
  • 余計な時間はなくなる
  • 人に話さない

副業は、時に忍耐が必要です。本業がある中で隙間の時間を使って稼ぐことを決めるわけですから、ほとんどの方が爆発的には儲かりません。コツコツとした作業になると思っていいと思います。

嬉しくて誰かに話してしまいがちですが、会社の人には話さないようにしましょう。噂話などで上司の耳に入ってしまっては、業務がしにくくなる場合もあります。

 

まとめ モチベーションをあげよう

多岐にわたって40代の働きたくない気持ち、転職、キャリア形成について紹介してきました。

まとめ

①なぜ働きたくないのかを理解する

→体調不良・鬱の場合は早急に病院または退職を選択する

 

②生きていくにはどれだけお金が必要かを知る

→冷静になることで危険な転職をしてしまうことを避ける

 

③転職は覚悟と準備が必要

→成功するかどうかは自分次第

 

④キャリア形成を意識する

→これからの時代を生き抜くために知っておく

40代からの働き方にルールはありません。それはどの年代にも言えることです。落ち込むのは今日までにして、自分を奮い立たせて歩き出しましょう。この記事をこれからの人生のヒントにしていただいて、自分なりのキャリアを形成していってほしいと思います。

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