「働きたくないなー」
こう思うことって、ありますか。
その理由は何だと思いますか。
定年まで時にマンネリと思える仕事を続けることに半ば絶望していますか。
毎日同じことの繰り返し、面倒臭いですか。
定年後にはもしかしたら年金もほとんどもらえないかもしれない、定年退職後に時間もお金もようやく余裕ができた頃には、体力は衰え病気がちでやりたかったこともできないんではないか…。
こんなことも考えてしまいますか。
そんな時もしも、海の向こうの知らない場所の、自分と全く考え方のちがう社会にポンと飛び込んだらどうなるのか、考えたことはありませんか。
この記事では、「働きたくない」あなたが日本から離れるのに適しているのかどうか、そして具体的にどんな方法を取れるのかまとめてみました。
Contents
「働きたくない」の正体は何なのか

単純に「働きたくない」と言っても、その感情を分析していくと様々なものに分けられます。
例えば、下記のようなものではないでしょうか。
- そもそも働く気力がない
- とにかく働くことがつまらない
- 職場の人間関係などの環境に合わない
- 人と関わるのが嫌
- ロボットのように雇用主に動かされたくない
- 働く以外にやりたいことがたくさんある
- もっともっと自由な時間が欲しい
- 日本だけでなく外の世界を味わってみたい
パッと思いつくのはこのあたりでしょうか。
さて、上にあげたものの中にはポジティブなものもネガティブなものも存在しますよね。
このうち、「仕事以外にやりたいことがたくさんある」、「もっともっと自由な時間が欲しい」、「日本だけでなく外の世界を味わってみたい」という理由をお持ちの方は、きっとこの記事をご覧になっているのかなと思います。
ちなみに、よほどの大富豪を除いて、「働く」ことと「生きる」ことは切っても切れない関係にあります。
したがって、続く部分では「海外で生活する」という観点から、話を進めていきたいと思います。
もしかしたら解決策は海外にあるのかも

今すぐ海外に移住し、生活を良い方向に変える可能性の高い人は、下記の要素を持っている人だと考えられます。
- 海外に移住できるだけの資金がある
- 海外で生活及び仕事に使えるだけの言語能力がある
- 海外で仕事をできるつてと技術がある
- 食事など多少の生活環境の変化には強い
これらの要素が揃っている人であれば、きっとこの記事を完読するまでもなく行動に移されているかと思います。
今お読みの、まだ実行に移されてない方は、以下の選択肢から、どのようにしていくのがいいか考えてみてくださいね。
海外で仕事をするための方法

実際に思い立った時、どんな方法を取れるのか、まとめてみます。海外で起業するという選択肢もありますが、かなり入念な準備を要するうえ「働きたくない」と感じている人には適していないため、ここでは省くことにします。
海外にいく方法は大きく分けて2つあります。一つは自分でビザや留学先を手配する方法。もう一つが海外の企業や海外に拠点を持つ企業に就職する方法です。順番に見ていきましょう。
ワーキングホリデー制度
海外で生活する上で避けて通れない壁、それは何と言ってもビザです。そこで、主に30歳以下の若い世代の人にとって非常に有効な手段となるのが、
ワーキングホリデービザです。
仕事だけでなく留学や、一度試しに生活してみるという機会にはちょうどいい手段です。現在日本は22ヶ国と協定を結んでおり、豊富な選択肢が魅力です。
詳しい情報は以下のサイトからどうぞ。
参考:一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会 「ワーキングホリデー制度について」
一旦留学し、海外就職のためのスキルを身につける
これは海外で仕事をしていくために避けられないことですが、語学力に加えて仕事に使うことのできる専門的な知識や技能を身につける必要があります。
そのために、海外に渡ってからまず学校で専門的な技能を学ぶという選択肢があります。
その国で本当に長期的に良い職業に就きたいと思うなら、ただ言語を操れるというだけでは不十分ですよね。
そのために、技能を習得するためにあらかじめ時間と資金を使って備えるということは、とても堅実な選択肢と言えるでしょう。
転職エージェントを利用する
海外の企業や海外に拠点を持つ企業に就職する方法は、海外に飛び出す前に職を確保するという意味では安心な方法です。そこでおすすめなのが、海外への転職に強い転職エージェントに登録して仕事を探すことです。
もしも「働きたくないなー、海外で仕事しようかなー」と思い立った時には海外で必要な仕事のスキルを持っている、という人にはすぐにでも選択可能な手段と言えるでしょう。
海外転職に強い転職エージェントは、以下のリンクからご覧ください。
海外駐在の可能性の高い国内企業に就職する
非常に遠回りの手段ではありますが、同じく高い仕事のスキルを持っている人には、一旦国内のグローバル企業に就職し、駐在員として海外に転勤するという選択肢があります。
この手段の良いところは、うまくいけば海外にいながら日本国内と同水準の給与が得られるということです。
問題点は、しばらくは「働きたくない」日本国内で仕事をした上で、倍率の高いグローバル企業への就職とさらに難関の社内競争を勝ち抜かなければならないということです。
すでに「働きたくない」状態となってしまっている人には非常に難しい選択肢なのかな、とは思いますが、少しでもモチベーションを保てそうなのであれば、海外での非常に優雅な生活への現実的な手段と言えそうです。
海外で日本国内の仕事をする
現在は、世界規模でのインターネット社会です。
場所に縛られることなく世界中でインターネットにアクセスし、仕事をすることができます。
このメリットを活用し、海外に生活しながら日本国内でできるインターネット関連の仕事をすることができます。特に、ITのスキルを持っている人で、尚且つ企業に勤めたくないという人にはもってこいの選択肢です。
例えば、以下のような仕事は実際に海外に生活しながらも可能です。
- ブログを運営する
- クラウドソーシングで仕事を受注する
- 転売(貿易)
- 投資をする
海外移住のメリット

海外に行って、「働きたくない」という状況を解消する以外に考えられるメリットについて、主なものを取り上げてみます。
いろんな意味で成長できる
海外で仕事をすることは、取り上げてきたような状況を打破する大きな起爆剤になり得ます。
日本の中でも北海道、東北、関東、…など地域によって、また都会なのか田舎なのかによって生活環境、労働環境というのは大きく変わります。
しかし、海を渡れば、さらに恐ろしく環境が変わります。
誤解を恐れず言うならば、人間は環境が育てるものです。
誰でも、家族、身近な友達、会社の同僚、ご近所など様々な周囲の影響がその人の何パーセントを形作っているかは計り知れません。
才能を持っていても、学校に通って能力を引き出さなければその技能を有効に使えるようにはなりません。
私の友達も、次のような経験をしています。彼はスペイン語を勉強しています。もう始めてから何年にもなります。
しかし、彼の言語能力は未だに低いままです。
なぜならば、彼が住んでいるのは田舎で、スペイン語という日本では需要の少ない言語を教えている学校はありませんでした。またオンラインで会話を習うということもなく、完全に独学でやっていました。
彼の場合、変えるべきは環境だったんです。実際に会話できる場に自分を置く方法はたくさんあったはずですよね。幸い、何年もこの状況の中モチベーションを下げ切る事なく続けられたのが彼にとって救いです。
さて、
これは仕事に対する考え方にも似ていると思うんですよね。
「働きたくない」というネガティブな思考。これは、いわば仕事を「面白い」と感じられなくなってしまった環境に問題があるのかもしれません。
一度、日本の職場から離れてみると、思ってもみなかった感情が生まれてきていることに気づくかもしれませんよ。
経済的に有利
某テレビ番組でも度々取り上げられることですね。
これは主に途上国に関するメリットですが、日本よりも物価の安い国に移住すると、破格の値段で優良物件で生活できたり、生活費を安く抑えられたりするようです。
東南アジアや中南米カリブ海地域などでは、この恩恵を受けられるでしょう。
ストレスが抑えられる
ストレスが増えるかどうかは人によって異なりますが、主に日本の社会で「働きたくない」という感情を持っている人の多くは、日本の一部厳格というか閉塞的というか息苦しく感じるような部分に不満を抱えている人が多いように見受けられます。
そのような人にとって、海外はきっと魅力的です。
国や地域のさまざまな文化に触れることで、日本では決まりきっていた習慣や既成概念が壊され、心に風穴が開くような気持ちになるかもしれません。
海外に出た人自身も、いろんな文化や考え方の人と半ば強制的に触れ合うことによって、「ああ、このくらいのことは平気だ」くらいに思える、大らかな人になっていく可能性もあるかなと思います。
他にもメリットがいっぱい
場所にもよりますが上記に挙げた以外にも、海外で生活することに少しでも興味のある人にとって魅力的なメリットがたくさんあります。思いつくだけ、以下に挙げてみましょう。
- いわゆる日本の「普通の生き方」が存在しない
- 仕事とプライベートとの線引きが明確
- 花粉症からの解放
- 場所によって自分に合った気候を選べる
と言ったところでしょうか。
海外移住のデメリット

さて、海外で仕事をするのはとても新鮮で、エキサイティングで、楽しいことがたくさんあるに違いありません。
でも、世の中何だってそうですが、楽しいことの裏には当然大変なこと、苦しいことだって待っています。
いろんな意味で、日本はよくできている国です。そんな便利で使い勝手が良くて夜でも一人で電車に乗れるような日本から一歩出てしまえば、当然不便で危険なことはたくさんあります。
場合によっては日本との治安の差が命に関わることだってあります。
以下にまとめてみましたので、ご覧ください。
- 言語の壁
- 海外就職の場合、日本円換算にして大抵給料は下がる
- 日本のレベルからすると、ほとんどの場所は汚い
- 食べ物が合うとは限らない
- 日本のような時間の正確さはほぼない
- 年中無休、24時間営業のような便利さはない
- 大抵、日本よりは治安が悪い
- 日本では想定していない病気にかかる
- 大抵、日本ほどの医療レベルはない
- 家族、親族、友達などは日本にいて、すぐには帰れない
これ以外にも、いろんな人がいろんなデメリットを抱えているに違いありません。決して簡単なことではないものばかりですよね。
なので実行する前に一歩立ち止まって、
「自分はこれだけのデメリットを上回るほど海外に魅力を感じるだろうか」
と考えてみることをお勧めします。
まとめ

いかがだったでしょうか。
恐らく、何らかの形で「働きたくない」と思う人は決して少なくないんじゃないでしょうか。私もその一人です。決して仕事が大好きなわけではなく、そう思うことは多々ありますから。
もしその「働きたくない」をよく分析したとき、この記事でまとめてみたように海外に活路を見出せるのであれば、ぜひ一度チャレンジしてみることをお勧めします。
もちろん最初から全て成功するとは限りません。でも、きっと何らかの形であなたの将来に輝きをもたらしてくれると思いますよ。


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