ボーナスが増えれば、旅行に行ったりずっと欲しかったものを自分へのご褒美で手に入れたり、様々なことを楽しめますよね。毎月もらう給与とは違い特別感があるのでやっぱりボーナスはもらえればもらえるほど嬉しさが格別です。
でも、もっと増えればいいなあと思いつつも、どうやってあげたらいいのか?具体的な方法が思い浮かばなかったり、「貰えるだけでいいや」と諦めたりしてませんか?
そんな受け身でいたら、あなたの人生かなり損をするかもしれません!実は今すぐに心がけひとつ意識することで現実に出来るんですよ。
ボーナスの平均値や仕組みを知って、さらに上回れるような意識を持てる方法をご紹介します。
Contents
ボーナスについて知ろう

ボーナスボーナスと言うけど、そもそもどんなの?って部分からお話しします。
小さい頃、我が家は親のボーナスの日の夜は焼肉!なんてこともあって嬉しいものってイメージがありましたけど、その実態を詳しく説明できるか?と言われると怯んでしまいます。よく調べてみるとなるほどってこともあったりしますよね。
また、ボーナス平均を知ることで良くも悪くもモチベーションが変動すると思うので、良い刺激になること間違いなしです。
ボーナスとは?
まず、根本的にボーナスとは?ってお話しからです。
ボーナスとは定期給を支給されている労働者に対して、定期給とは別に支払われる特別な給料の事です。『賞与』や『臨時給与』もこれに当たります。
ほとんどの会社では、ボーナスは年に二回、夏と冬に支給されます。
気になるボーナス平均額
ボーナス貰ったはいいけど世間的にはどれくらいが平均値なの?と、誰しも考えたことがあると思います。
現に私も、気にしても仕方ないと思いながらも同僚に「ボーナスいくら貰った?」なんて尋ねるわけにもいかず、恐る恐るネットサーフィンをした過去があります。(笑)自然な事ですよね。
では世間のボーナス平均を見てみましょう。
- 2018年夏のボーナス
日本生命保険が6日発表した今夏のボーナスに関するアンケートで、「減った」と回答した割合は14・7%となり、「増えた」の13・8%を上回った。
経団連は大企業のみを集計したボーナス支給額が過去最高(約96万7千円)と発表したが、中小企業を含む日生の調査では大手と中小でボーナスの支給状況が異なることが明らかになった。
平均支給額は約60万8千円。
- 2018年冬のボーナス
75社の年末賞与・一時金の妥結額は、総平均が95万6,744円。2017年末と比べて3.49%増加した。
製造業72社の平均は94万8,013円と前年比3.31%増加、非製造業3社の平均は120万7,875円と前年比8.30%増加した。
ってことでした。この結果を見て第一声。「えっ、みんなボーナス多くない?」と、私の口から悲しい心の叫びがこぼれました。
なぜボーナスが平均値と違ってくるのか、調べてみたらどうやら企業の規模の違いもあるみたいです。
企業の大きさでボーナス額が変わる?
結論から申し上げますと、企業規模が大きいほどにボーナスの支給額も高くなります。大企業と中小企業では、かなりの差が生まれているのをヒシヒシと感じますね。
調べてみると、大企業の中でも特に商社グループ系・重工業・一部の金融業などが圧倒的な高さのボーナス額を示していました。

羨ましい!!と言ってしまいたいですが、大企業の有名商社の方々も相応の苦労されていると思うのでグッと飲み込みます。
大企業(だいきぎょう)とは中小企業の基準を超える企業。特に、誰でも企業名を知っているようなものは有名企業とも呼ばれる。
また、慣例として大手企業(有名企業のうち各業種のトップを占める数社~十数社)・準大手企業(大手と中堅の中間に位置する企業)・中堅企業(大企業に属する会社のうち資本金10億円未満の企業及び中小企業に属する会社のうち資本金1億円以上の企業)に分類される場合がある。
法律で「大企業」そのものが定義されているわけではなく、中小企業基本法第二条で定義された「中小企業」の反対解釈として「大企業」とみなすのが一般的である。
ボーナス査定について

次にボーナス査定についてです。
ボーナスがどういう風に捻出されているか、仕組みを知っていますか?私はいまいちパッとした答えを知りませんでした。(笑)
同じようなような人もいると思いますので、一緒に見てみましょう。
根本的にボーナスは経営状況に左右される
ボーナスはまず、会社の経営状況によって変動します。右肩上がりで経営が上手くいってれば社員の懐も潤いますが、もし低迷しているなんてことになれば、ボーナス全額カットなんて話しも全然あり得ます。
会社的にはボーナスの原資を決定する必要があり、原資は見込まれてる利益から計算されるので、経営状況によってボーナス額が変動するのはこういった仕組みだからなんですね。
なので先ほども書いた通り、ボーナスは絶対的なものではないんです。
賞与も労働基準法上の「賃金」の一種である(労働基準法第11条)。月給などの一般的な賃金は「賃金支払の五原則」(労働基準法第24条)にのっとって支給しなければならないが、賞与の支給については労働基準法に定めがなく、法令上支給が強制されているものではないので、支給の有無やその計算方法、支給時期等は原則として各企業の任意である。
ちなみに、労働組合に属している企業では企業と会社の間で交渉を行うため、ボーナスの金額は交渉次第で変動していきます。
個人のボーナス査定の基準
個人のボーナス査定の基準に関しては、給与とあまり変わりありません。
- 業績評価
- 能力評価
- 行動評価
中でも最重要視されているのは、”業績評価”です。
ボーナスはそもそも利益分配の意味合いを持っているので、会社にとっての利益にどれだけ貢献できたかが大きなカギとなります。
今の若い人は出世意欲が低いと騒がれてますが、ちょうど先日私の後輩も、「責任ばっかり重くなって嫌だ」とぼやいていました。やることも増え、責任感の増す立場に気が重いのも分かりますが、昇進もボーナス支給額に大きくかかわってくるので敬遠せずに積極的な姿勢を見せることも大切です。
ボーナス査定で高評価をGETするために今すぐできること

ボーナス査定で高評価がもらえる手段があるなら知りたい!けど会社にとっての利益を生む以外に具体的には何を意識すればいいの?ってことで、意識することで変わる方法をお教えします。って言っても、答えはかなりシンプルです。
答えは、会社の評価基準を知ることです。
え?それだけ?って思うかもしれませんが、案外会社の評価基準のハッキリとしたことって理解できてなかったりしませんか?その部分をうやむやにしていると、いつまでも平均的な部分から抜け出すことが出来ません。
行動評価を上げる
先ほど書いた個人のボーナス査定の基準で3つ目に挙げた行動評価ですが、これは心がけひとつで今すぐにでも上げることが出来る部分です。
まず自分がどんな評価基準で会社から評価を受けているのかを知ることが大切です。
そのために、評価基準について分からないことはガンガン上司に質問をして自分の知恵を増やしましょう。私も常に心がけていますが、これをすることで仕組みを理解できるうえに上司からは積極的な姿勢を褒められ、良いコミュニケーションが取れるので一石二鳥です。
基準を把握できたら、今度は基準通りの行動をするようにすればOKです。
行動評価を下げる行為
反対に、行動評価を下げるような行為は大変まずいです。会社の評価の制度を確認することもなく「自分には不当な評価だ」と文句を言うのは絶対にやめましょう。
ずっと頑張ってるのに評価されない。可笑しい。なんて事態に陥っている人は、頑張り方が間違っているかもしれません。
実際に、同期よりも残業をしていて入社1年目では異例と言われる海外出張まで頑張っているのに、なぜ同期よりも評価されないのか?と悩んでる人がいました。回答はこちら。
勤務時間が長い、出張が多いなどは、残業手当、出張手当などで正当に支払われているので、それと賞与とは切り離して考えるべきです。残業手当を支給され、更に賞与も上乗せしてほしいというのはあまり理に適っていないと思いませんか?1つの残業で2つの賃金をもらう事になりませんか?
評価に対する不満は直属の上司(評価者)にまず相談してください。どのような評価をされたのかについて面談を申し込めば良いと思います。この時、同期等、人の評価は関係ありません。あくまでも、貴方個人の評価です。
上司と面談しても評価結果に納得がいかなければ、その更に上司、それでも納得できなければ、人事部門と話をしてください。
このように、まずは上司や人事などしっかりと話しをすることがポイントになります。考え方の相違があるまま空回りしてしまっては意味がありません。自分一人で悩んで抱え込まず、どんどん自分の思いをぶつけることで、結果的に「行動評価を上げる」行為につながるのです。
まとめ

いかがだったでしょうか?ボーナスの仕組みと、平均値を越えるために今から出来ることをご紹介しました。
会社の制度をしっかり理解し、評価基準を知る。それだけで自分の仕事に対する意識は格段に変わるはずです。簡単にできるところから始めないのはもったいなすぎます。
ボーナスが絶対的なものでないからこそ、自分次第で変えていくことができます。「貰えてるだけマシだし、このままでいいや」と思わず、ぜひ前向きな気持ちで努力し、良い方向へ進んでいきましょう!


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