就職や転職を考えてる時っていろいろ悩みますよね。例えば勤務地や勤務時間、給与や福利厚生など。20代〜30代のスタッフ活躍中です。と書いてあったら40代の私は応募したらダメなのかなとか。
でもなによりも気になるのはその会社がブラック企業ではないかだと思います。奴隷の如く働かされる。過酷な労働環境しかない。入社したら死に追い込まれる。
初めて入った会社が、勇気を出して転職したのに、そんな会社で働くなんて絶対にイヤですよね。
そこで今回はそもそもブラック企業にはどんな特徴があるのか、面接だけでどこまで見抜けるのかについて考えていきたいと思います。
ブラック企業の特徴

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
引用:厚生労働省
これがブラック企業です。って明確なものはないみたいですね。実際に調べてみて出てきたものを書き出してみました。
- 長時間残業
- 過剰なノルマ
- 終電までサービス残業で賃金がもらえない
- 昇給なし
- 有給休暇が使えない
- 分煙しない、様々なハラスメント横行
- 時給にすると最低賃金を下回る
- 最低限の福利厚生しかない
- 離職率が高い
- 採用決定が早い
- 若者の使い捨て
これ以外にもまだまだたくさんあると思います。これらが普通に当たり前のように毎日行われている会社がブラック企業と言えるのではないでしょうか。以下の記事にもブラック企業について詳しく紹介しています。
ブラック企業であるか、面接で見抜こう

ではそんな会社を選ばないためにどうすればいいのでしょうか。
面接官を観察する
面接は社内見学が出来るチャンスです。面接官の表情や態度を見てみてください。緊張していてそんな余裕はないかもしれませんが入社したときに上司になるかもしれない人です。
無表情で覇気がなく、やつれて疲れ切ってるな。とか。
逆に高圧的で質問に対してどう返答しても否定しかされない。
または自己紹介もなく常に上から目線発言、自慢話ばかりする。
求職者にリラックスしてもらいその人本来の能力や魅力を聞き出すのが面接官の役目だと思います。企業側もブラック求職者(という言葉があるかわかりませんが)そんな人とは働きたくないはずですから。
そんな大役を担っているのにヨレヨレのスーツやシワシワのワイシャツを着ていたり髪がボサボサだったりと身だしなみに気を遣えない人を会社の顔として面接官にするのは怪しいのではないかと思います。
面接官はその会社で初めて会う人です。(受付や案内をしてくれる方がいる場合もあると思いますが)その人がそのまま会社のイメージと思っていいのではないでしょうか。
求人票と話が違う
残業代支給と書いてあったのにみなし残業として基本給に含まれているとか、この給与は一定の条件を満たした方のみですとか。
有り得ない金額の給与も安易に飛びついてはいけません。未経験でも1000万とか何をさせられるのでしょうか。怖すぎます。
試用期間中は社会保険に加入させてもらえなかったり有給休暇も発生しないなどを隠し曖昧に伝えてハッキリとは答えない。
土日は休みです。が自発的に出勤してください。これは強要ですよね。
業務内容や待遇などの質問には都合が悪いので答えられません。
雑談ばかりで求職者の人柄や経歴などどうでもいいような質問をされる。彼氏彼女はいるのとか面接で聞くような話ではないことを聞かれる。
求人票やホームページを見ただけではブラック企業かどうかはわかりません。魅力的な言葉で釣ってますから。でも下調べも重要です。ある程度の知識を持って面接に臨むのがいいと思います。
「御社は、資格なしOKと言いますが教育のシステムを具体的に教えてください」「求人広告は、いい雰囲気で働いていますとありますが、具体的に制度として何がありますか」などです。担当者がはっきりと答えられなければブラックです。意外とボロが出るものです。
引用:ヤフー知恵袋
この内容のほかにも体力には自信がありますか、メンタル強いですか、など質問されたらカナリ危険ですね。
会社の雰囲気 社員の観察
大抵の場合面接は会議室や応接室などで行われると思います。ゴミだらけでホコリが溜まっていたりタバコ臭かったり灰皿がいっぱいだったり。など清潔感がない職場。イヤじゃないですか。
完全に仕切られた個室のような場所でなければ社員の観察もしてみてください。すれ違っても会釈もしないとか上司に萎縮して目も合わせない。元気がないなど感じたなら社内の労働環境はあまり良くないかもしれません。
誰かに怒鳴る声が聞こえようもんならそれだけで辛い気持ちになりますね。それが未来の自分かもと想像すると。怖いですね。
もし面接場所が会社ではなくカフェなどで待ち合わせてそのままそこで行い即採用だった場合。これは絶対にアウトですね。会社を見せたくない=見せられないってことですから。
会社で待ち合わせたけれどどうしても場所を確保出来ないからカフェで面接する。ということはあるとは思いますが待ち合わせも面接もカフェやファミレスというのはおかしいです。
もしなんらかの悪印象を持ったのなら入社してから後悔することになるかもしれません。こちらからもブラック企業についてのあるあるをまとめてあります。
まとめ
ブラック企業にはやはり特徴があってブラック面接が行われているということがわかりました。
- 面接官がだらしない
- 条件が変わっている
- 社内に清潔感がない
- 社員にやる気が見えない
- 会社で面接しない
下調べと面接でブラック企業がどうかを多少は見極められるのだと思います。
ただ採用結果が早いということがブラック企業のひとつとして認識がありますがそうでもないみたいです。
先日面接をしてきました。
その数時間後に採用のお電話を頂きました。
即採用は怪しいと色々書かれてるのを読んで不安になり質問しました。
引用:ヤフー知恵袋
面接を繰り返しても会社の業績は上がりません。時間がかかるだけです。なのでいい人材を見つけたらすぐに採用することもあるみたいです。
この方は返事を待ってもらえてるみたいですが、複数から内定をもらって比較検討したいのに明日にでもすぐに来てくれ、と急かす会社はブラックである可能性が高いですね。
人それぞれ価値観が違います。ある人にはブラックでもある人にはホワイトだったりします。
私の友人は定時が17:00の会社で働いていましたが毎日、終電近くまで残業していました。この話だけ聞くとブラック企業確定です。
でもその友人は残業しないとお給料減るから困るし、たまに21:00とか22:00で終わったときはご飯食べに行ったり飲みに行ったりしてるよ。と楽しんでいました。
また別の友人は面接時の社員さんの対応がすごく良くて面接場所の会議室もとてもキレイでいい会社だなと思ってたけど、入社してみたら社員よりもアルバイトのほうが強くて怖すぎて会社に行けなくなったと退職届も出せないくらい精神的に追い込まれて辞めていました。
入社してみないとわからないこともたくさんあると思いますが、下調べをすることと面接官の人柄や社内の雰囲気などで掴めることもあると思います。
イヤな感じや違和感をもったなら自分の直感を信じていいのではないでしょうか。
職探しって大変ですよね。早くお金が欲しいから悩んでられないと焦ってしまうと思います。私が辞めたらみんなに迷惑かけるから辞められない。(実際はそんなことはないです。なんとかなります。自分を大切にしてください。)などいろいろ事情があると思いますがこの記事がお役に立てたら嬉しいです。


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