気になる会社はブラック企業?事前調査&入社後対策を紹介!

転職活動中はたくさん企業の求人を見て探しますよね。

その中でいいな、気になるなと思った企業がもしブラック企業だったら、働きたくないですよね。むしろブラック企業で働きたいなんて言う人いませんよね(笑)

人生の中で働く時間は、寿命が80歳として60歳まで働くとすると、98,000時間と言われています。つまり人生全体の約14%が働く時間となります。意外と少ないですよね。

今の若い人は、「仕事なんて面倒だな」そう思うかもしれません。でも、自分にぴったりな仕事を見つけられると、生きがいや自己実現になります。人から認められて、頼られると気分が良いものです。頑張れば待遇が良くなって、生活のレベルを上げることができるかもしれません。

そんな貴重な自己実現・生活向上のための機会が、人生でたったの14%の時間しか与えられないなんて、少なすぎませんか。それこそ、ブラック企業なんかに勤めてしまうと、まさに時間のムダです。貴重な人生の時間をドブに捨てるようなものです。

考えてもみてください。ブラック企業では、頑張れば頑張るだけ苦労が報われますか?成果が認められて、待遇が良くなることはありますか?どこの会社でも通じるスキルや経験が手に入りますか?

答えはNOです。いいように使い潰されるに決まっています。

たった14%の貴重な時間。だからこそ、あなたの努力を認めてくれて、大切にしてくれるホワイトな企業で働きたいですよね。その大切な時間をブラック企業で勤めて苦しい時間を過ごすなんて、私なら絶対に嫌です。

そこで、この記事では、ブラック企業で働かないための事前対策と、もし働いてしまった時入社後できる対策をご紹介します。

 

ブラック企業とは?

まずはブラック企業とは一体どんな企業なのでしょうか。

厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、

① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す

② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い

③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う

などと言われています。

引用 確かめよう 労働条件

意外なことに厚生労働省では定義はされていないのですね。では学生や企業がイメージするブラック企業はどのような企業でしょうか。

ブラック企業のイメージ

引用 ITmediaビジネスオンライン

こちらの画像は学生と企業がブラック企業だと思う条件のアンケート結果です。学生と企業側ともに「残業代が支払われない」が多いですね。

私も「ブラック企業=サービス残業」のイメージが強く、そのようなニュースもよくあったため、イメージされやすいのだと思います。

ただ、このサイトにはもう一つ重要な情報があります。

引用 ITmediaビジネスオンライン

ブラック企業の問題に関する採用担当者の意見です。企業側がブラック企業と思われないよう対策をしているのが分かりますね。

先ほど重要な情報と言ったのは、「何がブラック企業なのかを理解せずに判断してしまう」「ニュースになった企業と同じ業界だからすべてブラック企業」と決めつけて思っている人がいるというところです。

企業側も改善を行うことは大切ですが、転職する側もあいまいな情報や聞いた情報を決めつけて判断せずに、説明会などがあれば自分の目で見て、耳で聞いて、よく考えてどの程度なら納得できるのか判断することが大切です。

私も最初はニュースで聞いたなど、あいまいなイメージで「ニュースになった業界すべての企業がブラック企業」などと決めつけていることがありましたが、実際に自分でその企業を見ているわけではないので、それだけで判断するのはよくないですね。

 

事前対策をしよう

さきほどイメージだけで判断してはならないといいましたが、ではどのように調べ判断すべきなのでしょうか。

企業がブラックかどうかを事前に調べる方法には、

  • 求人票をチェックする
  • 面接をチェックする
  • 自分で見聞きして情報を集める

の3点があります。

下記では、それぞれのチェックすべきポイントをまとめましたので、気になっている企業に当てはまるか確認してみましょう。

求人票チェック

ポイント1:常に求人を掛けている
ポイント2:メリットばかりが大々的に提示されている
ポイント3:経歴や職歴を問わない
ポイント4:時間外労働に関する明確な規定がない
ポイント5:仕事内容が不明確

面接チェック

ポイント1:質問内容がズレている
ポイント2:その場で内定、その場でサインはNG
ポイント3:「いつから来られる?」と聞かれる
ポイント4:試験官の様子や社内の雰囲気が異様

見聞きして情報収集

ポイント1:夜遅くや定休日に電話をかける
ポイント2:インターネット等の口コミを見る
ポイント3:夜会社に明かりがついているか見る

上記ポイントに当てはまる項目はありましたでしょうか。特に見聞きして情報収集することはリアルな声や現状を知ることができるので試しにやってみるといいでしょう。もしひとつでも当てはまった場合ブラック企業である可能性が高いので、気を付けましょう。

 

もしブラック企業に入社してしまったら?

たとえここまで対策をしても、実際に入社してから上司から異常なノルマや長時間労働を強要されたり、パラハラやセクハラをされたりして、「ここブラック企業なのでは…」と思い始めている人もいるのではないでしょうか。

説明会や面接のときに上手にきれいに着飾っていて、見極められない場合もたまにあります。それだと、事前に対策するのは難しい場合もありますよね。

しかし、ここで我慢してはいけません。

我慢したところで会社や上司は変わりませんし、あなたがツラくなっていくだけですので、早めの対策をしましょう。転職活動している方ももし入社してしまったときのために覚えておきましょう。

まずは証拠を集める

ただ証拠もなくブラック企業と主張しても信じてもらえる可能性は低いです。また、もみ消されてしまう場合もないとは言えません。そこでしっかりと主張するための証拠を集めましょう。

証拠となるものの例
  • タイムカード
  • 会社のパソコンの利用履歴
  • 業務日報
  • 運転日報
  • メール
  • FAXの送信記録
  • シフト表
  • ICレコーダー、スマホなどによる録音

これらは一つの例になります。場合によっては他にも主張できるものがあるので、会社の資料や証拠となり得そうなものは破棄しないことが重要ですね。

ブラック企業を改善する

入社したての場合、改善を提案するのはとても勇気がいることだと思います。ですので、まずは上司や先輩の方の中で相談できる人に相談しましょう。

残業や業務の面で改善すべきと思うところがあれば、チームメンバーがどのくらい残業しているのか、誰にどのくらい負担がかかっているのかを把握する仕組みを提案し、業務・残業の見える化をしましょう。

相談してもダメだった、そもそも相談できる人がいない場合は労働組合や労働基準監督署に相談をしましょう。証拠があれば実際に動いてくれる可能性が高くなるので早めに連絡するようにしましょう。

参考 タッチオンタイム 知っとく!勤怠管理

ブラック企業と戦う

違法性が高い・うつ病や長時間労働により身体に実害が出ている・いくら対策を打っても会社から話を受け入れてもらえないなどと、比較的重大な事態に陥っている方の場合、弁護士を立てて裁判で戦うとい方法もあります。

弁護士に依頼すると解決できる可能性は高くなりますが、ある程度のお金や時間がかかる場合もあるので依頼する場合は慎重に考えましょう。

こちらはパワハラの際の弁護士相談について書きましたので参考にしてみてください。

パワハラで辛い思いをしたら弁護士に無料で電話相談が一番!

2019年3月26日

ブラック企業を辞める

一番早い解決は「辞めること」です。今は退職代行のサービスもあるので、もし辞職の意を表しても、辞めさせない等言われた場合は退職代行サービスを使いましょう。

退職代行サービスはこちらの記事をご覧ください。

退職代行業者ランキング!価格や評判、サービスを徹底比較!

2019年4月6日

 

まとめ

私の友人でブラック企業に就職した人がいます。長時間勤務にサービス残業は当たり前で、上司からの過度な叱責にうつ病になってしまいました。今は転職して元気になり、生き生きと働いています。

ブラック企業は就職する前によく調べ事前に対策することが大切です。その友人はインターネットにあった求人を見てそこまで調べず、ブラック企業と気づかず入社してしまいました。

事前に調べることでブラック企業と見極めることができる場合がほとんどですので、よく調べてから入社の意思を示すようして、もし入社したばかりで悩んでいる場合は、一人で悩まずに周りや外部の機関に相談して改善を提案し、改善されない場合は転職を考えましょう。

人生の14%を充実した労働時間にしましょうね。

 

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