ある情報バラエティ番組の影響もあってか、ネット上では「オーストラリアに移住した元アナウンサーK」がじわじわと話題になっています。芸能人など各界の著名人の海外移住が話題になることはしばしばありますが、なぜその国に移住したの? 海外でちゃんと働いて、生活はできているの?などなど、次々と疑問が浮かんできますよね。
本記事では、話題の元アナウンサーKとは誰なのか?Kの家族は?オーストラリアでのお仕事事情は?などなど、気になる真相に迫っていきたいと思います!
オーストラリア移住した元アナKとは?
オーストラリアに移住した元アナウンサーK、その正体はずばり、小島慶子さんです。
1995年にTBSに入社、2010年に退社をして、現在はタレント、エッセイスト、ラジオパーソナリティなど、活躍の幅を広げています。
そして驚くことに、仕事の際は14時間もかけてオーストラリアから日本に「出稼ぎ」に来ているそう! オーストラリアでキャリアを積んでいるわけではなかったんですね。しかしなぜ、小島さんはわざわざそのようなハードな働き方を選択するに至ったのでしょうか?
夫は無職?

小島さんは、現在オーストラリアで旦那さんとふたりのお子さまと4人で暮らしています。
「旦那さんはオーストラリアで働いてるんじゃないの? わざわざ小島さんが日本に出稼ぎに来る必要はないのでは?」と思われるかもしれませんが、実はこの旦那さん、専業主夫(つまり無職)なのです。もともとは番組の制作会社に勤めていたようなのですが、小島さんと結婚後、突然退職をしてしまいます。
退職の理由については詳しく明かされていませんが、小島さんが最終的には納得をするほど、その理由は「筋の通ったもの」であったようです。退職を切り出される前から、小島さんが「夫の顔がなんか老けた」と感じたというお話もあるくらいですから、旦那さんも相当思い詰めての退職だったのかもしれません。
旦那さんの退職を機に、小島さん一家はオーストラリアのパースに移住をします。実は、小島さんは子供のころにパースに住んでいた経験があり、自分に縁のあるのんびりとした国で暮らしたい、という理由から、移住先にパースを選んだそうです。パースといえば、都市と豊かな緑、真っ青な海と白いビーチが融合した「世界で最も美しい街」といわれている場所。そんな都市での新たな生活には、誰しもが憧れを抱くのではないでしょうか。
なぜ仕事は日本で?アナウンサーからの転職事情は?

では次に、なぜ小島さんがわざわざ14時間もかけて日本に出稼ぎに来ているのかという疑問についてですが、移住前にアナウンサーからタレント、エッセイスト、ラジオパーソナリティに転職後、すでに日本でキャリアを積み上げていたからだといえるでしょう。たしかにパースで一から仕事を探すよりも、キャリアを確立した日本での活動をつづけた方が安心なのかもしれません。
私たち一般人からすると、「アナウンサーとして活躍していたんだから、そのあとの転職に苦労なんてなかったんじゃないの?」と感じてしまいますが、小島さんがアナウンサーからの転職を決意したきっかけには、こんな悲しいエピソードがありました。
結婚後、産休を経て職場に復帰した小島さん。産休のブランクは大きく、レギュラー番組がほとんどなかったため、しばらくアナウンス部で電話番をする日々が続いていました。そんなとき、ある男性アナが小島さんに心無い一言を投げつけます。
「もうほとんど仕事もないのに、いつまで会社にいる気ですか?」
当時はマタハラという言葉もなかったため、小島さんはより一層「どうしてそんな酷いことを言うの?」と衝撃を受けます。
「電話取りも立派な仕事。あなたにそんなことを言われる筋合いはない!」
小島さんは気丈に言い返したものの、そのときの男性アナのまなざしが頭から離れなかったと言います。しかしそれが、小島さんにアナウンサー以外の職業について考えさせるきっかけにもなりました。会社の人事部に「アナウンス部以外の部署で働いてみたい」と掛け合い、ラジオパーソナリティに転身。週に1回のレギュラー番組出演が決定しただけでなく、自分のラジオ番組を獲得するにまで登りつめます。
そして小島さん自身も予想外だったというのがエッセイストとしての仕事。アナウンサーを辞めてすぐに、執筆の依頼が舞い込んできたといいます。このように多方面での地位を確立していたからこそ、パースへの移住や日本での仕事を続けることを決断できたのかもしれませんね。
まとめ
・オーストラリアに移住した元アナウンサーは小島慶子
・夫の番組制作会社退社を機に、オーストラリアのパースへ移住
・同僚の一言をきっかけにアナウンサーからラジオパーソナリティ、エッセイストに転身
・現在もオーストラリアから日本に「出稼ぎ」に!
アナウンサーからタレント、ラジオパーソナリティ、エッセイストへの転身と、「世界で一番美しい街」パースへの移住。一見華々しいキャリアを歩んでいるように見える小島慶子さんの知られざる苦悩についてお伝えしました。
苦労の中でも周りの人たちの言葉を柔軟に受け止め、その都度決断を重ねてきた小島さんだからこそ、自分では想像もしてみなかったキャリアをパワフルに歩んでいけるのかもしれませんね。


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