社会人になったら、
20代で仕事のベースを作り、
30代で現場で経験を積み、
40代でチームのリーダーとしてみんなを引っ張り、
50代で管理職として会社を支える
なんて、イメージがあります。
上からは期待され、下からは信頼されて、時間的にも、経済的にも余裕ができて、社会人として、リアルに充実する年代と言えます。
しかし、現実はそうはうまくはいかないもので、さまざな、いろいろな事情というものがあるものです。
一番仕事ができる40代で転職を決断した今、その転職、大丈夫ですか。
今回は転職の失敗例から、成功のコツを紹介します。
Contents
40代の転職とは

40代の転職は、20代、30代の転職とは大きく違ってきます。
転職において、市場価値は「5年ごとに半減」するとよく言われます。転職とするなら35歳まで、と考えている人も多いと思います。
しかし、厚生労働省のデータを見ると、性、年齢階級別の入職と離職 では、男女ともに30代と40代と比較では、ほとんど違いはありません。転職入職者の賃金変動状況を見ても、平成29年では、30代と40代の減少を比較すると、ほぼ同じ値となっています。
40代だから転職は難しいということはないようです。
では、何が40代の転職と違うのでしょうか。
それは20年程のキャリアです。そのキャリアを会社が買うのです。
20代、30代ではスキルを求められます。なぜなら、即戦力として現場で働いてもらうからです。
しかし、40代になるとその管理を求められます。事業の目標を立て、計画を立案し、実行し、目標に届かなければ、問題を見つけ、修正して、目標の達成を図ります。
女性と男性の違うところ

まず転職において女性と男性では見るポイントに違いがあり、それによって失敗するパターンが見えてきます。
特に女性に特徴的な失敗する主な原因として、情報召集が苦手というのがあります。
例えて言うなら、多くの男性は買い物をする時、まずカタログから見ます。多くの女性はカタログを見ることはしません。労働市場においては、自分の労働力を売る訳ですが、どこに売ったら高く買ってくれるか、会社の情報を詳しく入手する必要があります。
これが苦手な女性が多いようです。
賃金を調べるにしても、提示されている金額だけを見てしまい、条件を見落としていることがあります。例えば、提示された金額が、基本給+歩合給だったり、諸手当を全て加算していたものだったり、ということはあります。就職して給料日に明細を見て、こんなはずじゃなかったってなります。
賞与についても、「賞与有り」と提示されていても、実際には、業績不振で支払われない場合もあります。
採用の条件もそういうことがあります。非正規雇用であっても、「正規登用あります」なんて書いてあると、それだけで、いつになったら正規社員になれるのかと、首を長くして待っているのです。
もう一つは、自分自身についての情報です。
転職にあたり、よくキャリアの棚卸しと言いますが、職歴を整理し、スキル、成果をリストアップし、自分自身の市場価値を把握します。そうすることで、労働市場の売り手として、企業の求める人材とマッチングできるのです。
しかし、多くの女性は、資格しか把握できていないようで、就職して、ミスマッチに気づくのです。
それから、正規社員に強いこだわりがあるように思います。そのため、企業の求める人材というところまで理解するということには至っていないようです。
失敗例

とはいえ冒頭でも紹介しましたが、市場価値は「5年ごとに半減」するとよく言われいると聞いたら、やはりできるだけ失敗のないようにしたいですよね。
40代となると経験値がある手前、転職がうまくいかない状態になるとダメージの蓄積が20代30代よりも大きくなります。そうならないためにも「皆がどんなことが理由で失敗したのか」が分かるサイトがあったら便利ですよね。実はそんなサイトがあるんです。
以下のリンク先から実際に転職を体験した方の生の声をのぞくことができます。是非一度ご覧ください。
成功への道筋

準備
転職に至った経緯はそれぞれでしょう。自分で希望したり、リストラだったり、派遣の契約切れだったり。それでも、これまでのキャリアはありますし、次の働き方も決めなくてはなりません。転職の準備として、そのために必要な二つの整理があります。
自分の整理
自分自身についてよく知りましょう。前述のキャリアの棚卸しは必要です。資格だけではない、職歴や持っているスキルや仕事の成果を整理することで、自分に出来ることが明確になると思います。
また、将来の自分の目指す働き方が見えてくると思います。そうすれば、自分に足りないスキル、資格などが分かってきます。そして、自分が次の会社に求めるカタチもよりクリアになります。
ここで注意が必要なのは、自分の働き方から見えてくる、会社のカタチであって、労働の条件ではありません。労働の条件を増やしてしまうと、つまり、こだわりが強くなると、転職の幅を狭くしてしまうことになります。
そうならないようにするためにも「天職診断」をしてみるのも良いかと思います。自分がイメージしている自分と、別の視点から見た自分との違いがあるかもしれません。以下の記事から是非診断してみてはいかがでしょうか。
環境の整理
40代という年齢を考えると、自分自身のことだけを考えていればよいわけではありません。
家族のいる人は、家族とよく相談しなければなりません。配偶者の仕事のことも、きちんと話し合い、共有しましょう。子どものいる人は子どもの進学や将来の夢についても話し合いましょう。また、親の老後や介護についても考える必要があります。もちろん配偶者の親のこともです。
情報収集
面倒なようですが、次の会社を決める大事なプロセスです。求人情報だけでなく、会社のサイトも調べましょう。わからないことがあれば、必ず確認します。賃金や休暇については、聞きづらいことですが、きちんと聞きましょう。
転職エージェント
よくわからない、という人は、転職エージェントをお勧めします。情報収集はもちろんですが、キャリア・デザインもしてくれます。相談することで、新たな自分が発見できるかもしれません。
- doda
- JACリクルートメント
- マイナビエージェント
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
- Spring転職エージェント(アデコ)
これらは、一般的な総合職の転職エージェントになります。専門職種で探しているなら、それぞれの専門職種別の転職エージェントもありますので、検索してみてください。
こちらからも転職エージョントについて詳しくまとめてありますので一度参考にしてみてください。
まとめ:何事も慎重に準備を!

女性に多いなんて書きましたが、もちろん中には当てはまる男性もいるかと思います。
良い準備ができれば、必ず良い転職ができます。
最後になりましたが、欧米では、ミドルエイジの女性が、自分でオバサンということはないと聞いたことがあります。自信を持って、転職しましょう。


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