突然ですが、女性って男性に比べると年齢を意識することがよくありますよね。
なんでこんなこと言いだしたかっていうと、ついこの前、友達の一人(女性)が40歳の誕生日を迎えたんですね。
それで、丁度いいってことで、誕生会兼飲み会になったんですが、そんな楽しいはずのお酒の席で、その友達が酒に酔って号泣し出したんですよ。いきなり。
もうびっくりですよ。で、理由を聞いたんです。そしたら、「自分は結婚もせず、かと言って人よりバリバリ働きもせず40歳を迎えてしまった。この年になると、いろいろなことが不安になってヤバイ。とくにお金とか老後とか」
と、要するにお酒が入って日頃抑えていた不安な感情が爆発してしまったということらしいんです。
愚痴とかなんとか色々聞いて、彼女を励ます私たち。
すると話は貯蓄の話になりました。
彼女いわく、
「40歳を迎えた節目のこの年、老後を意識することがよくある。老後にはたくさんお金がいるよね。お金が足りなくてアパートを追い出されたらどうしよう。病気になったら。介護が必要になったら。そんな不安や恐怖をいつも感じる。」
そこで、彼女はその恐怖と不安から逃げるように、老後資金を作るための貯金生活を始めたそうです。
今回は、そんな彼女から聞いた貯金生活の中身をブログのネタに使わせていただこうかなと思います。
というのも、同じ境遇の人だからこそ共感できてためになる話もあると思うのです。
彼女の話は男性既婚者の私が聞いても、とてもためになる興味深いものでした。
だから、このブログを見ている彼女と同じ境遇の方の少しでも参考になれば、と思い、40代独身女性の友人に教えてもらった老後資金を貯める貯金術を公開します。
「お金があれば、お金さえあれば住処を失うことはないし、好きなものだって食べられる。病気をしても耐えられるし、一生独身でも老人ホームに入って楽しく暮らせる。」
そんな貯蓄への希望を語った彼女が実践する貯金をする上での考え方や方法にぜひお付き合いくださいませ。
Contents
老後にかかるお金はどれくらい?

彼女いわく、大事なのは老後にかかる費用の試算と計画です。
私は思いました。たしかに。
そこで、私なりに40代独身女性が必要な老後資金を考えてみました。
これから老後資金の貯金を始めたいと考えている人は、まずは、老後にかかる費用がどれくらいになるのかを試算することから始めましょう。何事も計画性が大切です。
いつまでにいくら必要なのかがわからないと、せっかく頑張って稼いだり節約してお金を工面しても、いざ必要になった時にはスッカラカン、なんてことにも。
そうならないためにも、老後にどれくらいの費用がかかるのかを知っておきましょう。
支出
老後の収入についてはわかりました。では、支出はどうなんでしょう。
お年寄りってご飯もあまり食べないし、オシャレするためのメイクや服にお金かけないイメージがあって、案外お金がかからなさそうです。
調べてみると、※高齢者単身世帯の平均支出の月額は、約14~15万円でした。(新卒時代の私とほとんど同じ支出です)
高齢者だろうと若者だろうと支出の内約自体は同じですよね。ざっと一通り書き出してみると、
- 食費
- 住居費
- 光熱・水道費
- ガス
- 衣服
- 日用雑貨
- 保険医療
- 交通費
- 通信費
- 交際費
- 趣味・娯楽
といったところでしょうか。
日本人女性の平均寿命は※87歳くらいです。
65歳に定年退職したとして、余命は22年。
死ぬまでに必要な費用は、14万円×12ヵ月×22年=3,696万円です。
ここから、自分がもらえるであろう年金などの収入を差し引いて、老後に必要な額を見積もります。
そして、その額を今から貯めるには、毎月どれくらいお金を捻出すればいいかを計算します。
計算方法は、老後に必要な総額÷定年までの年数÷12ヶ月です。
高齢になると衣服とか趣味とか交際費は自然と減りそうですが、よく考えてみると、病気とか介護とか高齢者特有の問題もあって、老後生活ってなんだかリスキーに思えますよね。
そこで、老後生活で気を付けたい思わぬ出費についてもまとめました。
※出典:公益財団法人生命保険文化センター
思わぬ出費
健康問題
老後生活にはどんな思わぬ出費が考えられるでしょうか。
真っ先に思いつくのは、健康問題ですよね。
※日本人の2人に1人は癌にかかるという話も聞くくらいですから、いつなんどき入院や手術をして大きな出費があるかわかりません。
最近は中高年の生活習慣病もよく聞きます。
ついこの間なんか、ご近所のおじさんが脳卒中で倒れて、昼間から救急車が来たりなんやかんやで大変でした。ああいうのを間近で見ると、自分や嫁、両親のことも心配になってしまいます。
※出典:全国健康保険協会HPより
親の介護
老後の心配と言えば、親の介護も心配ですよね。
今は元気でいてくれていますが、20年後30年後はどうなるかわかりません。ヘルパーさんを頼んだり、介護用ベッドや車椅子を借りたりなにかとお金がかかりそうです。
私調べでは、※介護にかかるお金は1カ月当たり平均で7.9万円でした。
※介護が続く期間も平均で約5年、介護経験者の約16%は10年以上も続いたというデータもあります。
単純計算で7.9万円×12ヵ月×5年=474万円。親が介護になったら、474万円もかかるんです。開いた口が塞がりません。両親ともに介護になったらと思うと・・・人間ピンピンコロリが一番です。お父さん、お母さん、どうかがんばって!(何を)。
※出典:公益財団法人生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する 全国実態調査 」
独身でも寂しくない老人ホームに入るには
そういえば、例の友達(40代独身女性)は将来老人ホームに入りたいとしきりに言っていました。
なんでも
「この年齢で独身だと、老後を考えたときにパートナーや子供がいる未来を想像できない。考えただけでも鬱になる。寂しい!一人で寂しい老後を送るより、できれば老人ホームに入って人と一緒に楽しい暮らしを送りたい。」とのことでした。
老人ホームってなんだかお金がかかりそうですが、実際のところどうなんでしょう。調べてみました。
老人ホームにも種類があって、どうやら比較的安い特別養護老人ホームで月額7万円程度、高い有料老人ホームでは30万円することもあるみたいです。
これに入居費や食費、日用品の費用がプラスされれば、かなり苦しいですね。特別養護老人ホームならなんとかなりそうな感じもしますが。
現状を把握をしよう

例の彼女は、「節約するにしても、副業するにしてもまずは自分の収支を把握することが大事」と言っていました。
なるほど、それもそうだ。
自分の収入がわからない人はいないと思いますが、何にどれくらいお金を使っているかを把握していない人は意外と多いのでは。
支出がわからないと、節約のしようがありませんし、いつまでにどれだけ貯めるぞって目標を立てることもできません。
まずは現状を把握して、お金を貯める作戦を練ることが大切なのですね。
支出には、固定費と変動費の2つがあります。さらに収入として年金があります。
どっちも正確に把握できたらそれに越したことはないんですが、例の友達いわく「細かくやるとレシートを残したり家計簿つけたりと大変だから、ざっくりと把握していればいい」そうです。
そして支出と収入をしっかり把握して計画を立てることが重要です。
では、参考までに私の独身一人暮らし時代の家計を公開します。
固定費
毎月決まった出費なので、把握しやすい項目です。
私の場合、住居費8万円、水道光熱費1万円、保険1.5万円、交通・通信費1.5万円くらいでした。
かなり平均的な一人暮らしの若者の生活レベルだと思います。
変動費
こっちはその時々で支出が変わってくるので正確に把握しづらいです。
うろ覚えですが、大体こんなもんだったかと。
食費3万円、衣服0.3万円、日用品0.5万円、交際費3~4万円。
ざっと見積もって全体で約19~20万円くらい。そのときは手取り22万円くらいもらってたのを、ほとんど使い果たしていました。
なので、手元に残らないから貯金も微々たるものでした。あのときの私〇したい。
と、まぁこんな感じで固定費と変動費をざっと紙やスマホのメモ帳に書き出すそうです。節約してお金を貯めるときは、この中から支出を削れるものを選びます。
年金
収入源が途絶えてしまう老後のありがた~いお助け制度、年金。
一定期間以上働いていた人は、老後資金として年金がもらえます。
少しややこしいですが、年金にも種類があって、どの年金制度に入っていたかでもらえる金額が変わる模様。
一つが老齢基礎年金で、国民年金に10年以上加入していた人が65歳から受け取ることができる年金です。自営業者や専業主婦の人が主な加入者です。
現在の※平均月額は5万6千円(平成29年度末時点)程度と言われ、正直な話、これっぽっちの収入じゃまともに生活していけません。悲しいことに、国民年金にしか入っていない人は、老後資金をしっかり溜めていないと貧困世帯に転がり落ちてしまいそうです。
一方で、サラリーマンや公務員の人は安泰です。老齢厚生年金は、会社勤めや公務員の人が入る厚生年金に加入していた人が受け取る年金で、※平均月額はなんと14 万7千円(平成29年度末時点) です。
一人暮らしの高齢者なら、これだけでもギリやっていけそうな金額ですね。
しかも、厚生年金加入者は、老齢基礎年金+老齢厚生年金が受け取れるというのですから、老後はわりと安泰ではないでしょうか。
※出典:厚生労働省「平成29年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
私が実践しているお金を貯める方法

ここでは、飲み会で聞いた友達(40代独身女性)の老後資金を貯めるための貯蓄術を紹介します。
ここで節約ないし増やしたお金は、なるべく全部貯金に充てましょう。
特に固定費は毎月一定にかかる費用です。
だから、減らすのも簡単で長続きするんだそうです。
では実際どんな方法で固定費を削っていけば良いのか?紹介していきます。
固定費の削り方
格安SIMに乗り代える
友人は「大手キャリア携帯を使っている人は、格安SIMに乗り換えるのがおススメ」と言っていました。
たしかに、格安SIMはめちゃ安いです。がっつり節約になります。これは私も実際に経験しています。
私の経験で恐縮ですが、私は長年ソフトバンク愛用者でした。とくにソフトバンクに思い入れとかないですが、家族がソフトバンクを使っていたのでその延長で。
ある日、嫁が格安SIMのワイモバイルに乗り換えようと提案してきました。「ねぇ、格安SIMって知ってる?めっちゃ安くなるし節約になるかも」
私はそのとき、格安SIMという言葉をうっすら聞いたことがあるくらいの程度だったのですが、「安くなるならやってみるか~」と軽い気持ちでショップへ。
店員さんに格安SIMに乗り換えたい旨を伝えると、サクサクと手続きは進み、あれよあれよと言う間に乗り換えることができました。
手続きもめちゃ簡単。
ソフトバンクから使っているスマホはそのままに、キャリアだけを乗り換える感じですかね、愛着あるiPhoneだったんでそれも嬉しかったです。
さらに嬉しかったのは、月々の利用料金がびっくりするくらい下がったことです。
今までは、月々8,000円~9,000円くらいかかっていたのが、今では月2,000円くらいになりました。
毎月6,000円、年72,000円の節約です。
めっちゃデカいです。
ワイモバイルの他にも、UQモバイルやビッグローブモバイル、DMMモバイル、マイネオなど色んな会社があります。
まずは電話や店舗に行って「格安SIMに乗り換えたいんですけど・・・」て言えば丁寧に案内してくれますよ。
車に乗らない
地方に住んでいる人は車必須の人もいるので、簡単に手放すことはできないでしょうが、ある程度大きな都市なら車がなくても困らないこともあります。
ぶっちゃけ車は金食い虫です。
ガソリン代、税金、車検代。
私は家族がいるのでそういうわけにはいきませんが、一人暮らしなら確かになくても良いかもしれません。
友人は車を売って、代わりに原付と自転車を買ったと言っていました。ちょっとした買い物程度なら、快適さもほとんど変わらないのかもしれませんね。
家賃が安い住居へ引っ越す
一番大きな固定費は家賃です。
住居に求めるものは人それぞれですが、ある程度の設備と条件が整っているなら、妥協できるポイントも少なくありません。
間取りや設備はほとんど同じなのに、建物が建つ地域が少しズレるだけで、驚くほど安くなることもあります。
例えば、同じ市内でも中心部と郊外ではかなり家賃に差が出ます。
友人は先日、少し郊外に外れた駅近の物件に引っ越しましたが、前の部屋と同じ間取りなのに毎月約2万円も節約することに成功したそうです。
家賃の安い物件へ引っ越しするメリットは、一気に節約できるのでその分を丸ごと貯蓄に回せることです。
引っ越し時に初期費用がかかりますが、「うまくいけば1年かそこらで回収できる」と言っていました。
変動費を減らす
変動費は固定費と違ってコントロールが難しく、結果も目に見えづらいです。
なので、友人いわく固定費を先に節約して、まだ目標金額に足りなければ変動費を減らすのがおススメとのことです。
お風呂は毎日湯舟に浸からない
お風呂好きな人にとってはツライ選択ですが、友人が言うにはお風呂は毎日浴槽に入浴しなくても大丈夫とのことです。
たしかに、個人的な感覚では、毎日シャワーだと気持ち悪くて臭ってくるように思いますが、湯舟に浸かるのは3日に1回とかでも全然問題ないように思います。
湯舟はたまにのご褒美にして、基本はシャワーでも良いかもしれませんね。
夏と冬のエアコンはできるだけ我慢する
夏と冬のエアコン代はバカになりません。これは実体験です。
私は暑がりなんですけど、毎年夏の電気料金がひと月で1万円近くなったりします。
朝から晩まで、なんなら夜寝ている時でもクーラーをつけっぱなしにしているからです。
暑さや寒さを我慢しすぎると健康を壊すので良くありませんが、節約できるところは節約するようにしています。
個人的には、休みの日には空調の効いた図書館に行くのがおススメです。
夏は涼しく、冬は暖かいのでコスパの良い暇つぶしスポットですよ。
着ない服は買わない
街で見かけて一目ぼれした洋服、ちゃんと今でも着ていますか。
1回2回着たくらいで、押し入れにしまわれていませんか。
これは女性あるあるなのでしょうが、友人いわく、
「衝動的に買ってしまった服って、そのときはすごくステキに見えても、自分が着てみるとなんだか似合わないってなること多いんだよね。」
たしかに、高いお金を払って買った服なのにタンスの肥やしになるとか、ほんとに馬鹿げてます。
だから、友人は今では「街でこれ欲しい」という服を見かけても衝動買いせず、とりあえずひと呼吸置いてその場を離れるようにしているそうです。
そして、数日考える時間を設けるんだとか。本当に必要か、その服でないとダメなのか。それでもまだ欲しいと思ったなら、ようやく購入を決意するという慎重っぷりです。
冷静になる期間を置くことで、失敗のない買い物ができるようになるそうです。
3回に1回くらいは誘いを断る
社会人をしているとなにかとお誘いをいただくものです。
ランチや飲み会、カラオケ、ジム、合コンなど。
女性の場合は、男性がすべて出してくれる合コンやデートならまだいいですが、たいていの場合割り勘もしくは後輩や部下と一緒ならこちらが払わないといけないケースもありますよね。
友人はだいたい3回に1回くらいのペースで断るように心がけています。それくらいならまた声をかけてもらえますし、あまり嫌な顔もされないのだとか。
これを聞いて、今日は断られなくて良かったよって返事してあげました。
収入を増やす
収入が増えると貯金できるお金も増えるので、できることなら収入をアップさせたいものです。
と言っても、節約と違って収入を上げるのは一筋縄ではいきません。
収入を上げる正攻法は出世することですが、勉強して資格を取ったり、成果を上げて人に認めらる必要があり時間がかかりすぎます。
友人が実践している比較的短期間で成果を上げられる方法をご紹介します。
副業
ひと昔前までは副業禁止の企業が多かった印象ですが、最近は大企業を中心に積極的に奨励していますよね。
テレビのニュースで夕方まで本業のお仕事を、夜からはコンビニでアルバイトしているサラリーマンがインタビューされているのを見ました。
これ以上社会保障を手厚くできないから老後資金は自分で稼げ、という国からのメッセージでしょうか。
そんなわけで、友人は週に2日、休日前の金曜日の夜と土曜日に、飲食店でアルバイトを始めたそうです。
そして、何を隠そう私自身も副業をしています。
私は文章を書くのが好きなので、ネット上で文章を納品してお金をいただく副業をしています。
ブログやサイトなどに記事を書くと一記事いくらという形で報酬をもらえるんです。
すごく稼げるというわけではないですが、勉強して何度も記事を書いているうちに実力もつきますし、より単価が高い仕事を狙えるようになります。
文章を書く仕事以外にも、WEBデザインやキャッチコピーを書く仕事、イラストや似顔絵を描く仕事など、自分の得意を売り買いする市場がネットにはあります。
得意分野がある人はぜひチャレンジしてみることをおススメします。
転職
海外では、転職してキャリアを積むという考え方が主流だと聞いたことがあります。
私も何度か転職を経験していますが、正直なところ収入はあまり変わっていません。
それは転職が悪いとかではなく、単に私が実力不足なだけだと思いますが。
私のことはさておき、世の中には実力を示してより良い待遇の会社に転職する方も大勢います。
40代ともなると、その業界の知識やスキルは相当なものではないでしょうか。会社の待遇に不満があって腕に自信がある方は、思い切って転職するという選択肢も現実的だと思います。
例の友人は、その道ではかなり長いキャリアを持っているので、より良い待遇の企業がないか転職エージェントに相談しているそうです。
私も過去に少しだけお世話になったことがありますが、忙しい自分の代わりに希望の企業を見つけてアポを取ってくれるので大変助かりました。
資産運用
私はやっていないので詳しい体験談をお届けできなくて申し訳ないのですが、友人から聞くところによると資産運用もそれなりにお金になるみたいです。
なんだか難しい投資の話はよくわからなかったので、初心者向けの優しいものを教えてもらいました。
定期預金や個人向け国債が安全で初心者向け
初心者でも簡単にできて始めやすいのは、定期預金や個人向け国債だそうです。
どちらも、「資産運用って投資のことでしょ?それって賭け事みたいで失敗しないの?」と不安がある人に向いている金融商品です。
定期預金は、預け入れから一定期間お金を引き出せない預金のことで、普通預金よりも金利が高く安全に運用できるのが特徴です。
調べたところ、金利は銀行や預ける金額、期間によって様々ですが、現在は、0.02~0.2%くらいのところが多い印象でした。
預ける期間は自分で選べて、1か月~10年まで色んな種類があります。
感覚的には普通に銀行に預金するのと近いので、これくらいなら私でもできそうかな?というのが私の感想です。
もう一つの金融商品、個人向け国債は、国が発行する債券を買うことです。
形としては国の国債を買ってお金を貸してあげる感じでしょうか。
国債を発行する国がなくなるってことはまぁ考えられないので、低リスクな商品です。
私が魅力を感じたのは、1万円の少額からでも始められるという点です。
投資って、いくら安全と言われてもやっぱり不安ですよね。
上手くできるかわからないし、やり方や仕組みもイマイチ理解してないし。でも、1万円くらいなら勉強代だと思って思い切って投資できそうですよね。
そういうわけで、個人向け国債は投資の世界に入る取っ掛かりとして利用したいと思える商品です。
投資信託
「投資って安全性が高いと利益も少ない印象。」
「せっかく投資するんだったら、もっとどかんと儲けたい。」
「でも、初心者だからそれも怖い。安全で手軽に儲けられる商品があったら良いのに。」
そんな人におススメなのが、投資信託です。投資信託のメリットは、運用を投資のプロに任せられること。金融商品の知識が少なくても本格的な投資ができると人気なんです。
ただ、手数料が高いものや、投資先がリスキーな投資信託もあるため、始めるにはある程度情報収集して知識を得てからの方が良さそうです。
わざわざ難しい専門書を買わなくても、ネットに初心者向けのわかりやすいサイトがたくさんあるのも嬉しいポイントです。
せっかくなので、私も友人に教えてもらいながら、投資信託を勉強しようと思います。
最後の砦、生活保護

以上が、飲み会の席で彼女から教わった老後資金を貯める貯蓄術です。
40歳という節目を前にして、お金をはじめたくさんの不安を抱えている様子でした。
最後に、そんな話を聞いて私が思ったことを書いておきます。
日本には最強のセーフティネット・生活保護があります。
あまり声を大にして言えませんが、年金の納付期間が足りなくて将来もらえる額が少なくても、体を壊して働けなくても、生活保護がある限り暮らしていけなくなることはありません。
私が調べたところでは、生活保護を受給している高齢者はとても多いんだそうです。※生活保護を受けている全世帯のうち、半分以上の54.1%が高齢者なんですって。
でも、「生活保護があるから、貯金なんかせずに遊んで暮らせばいいじゃん~」とは考えてはいけません。
生活保護は最後の砦、「病気や怪我で働けない、誰も頼る人がいない、このままじゃ飢え死にしてしまう」そんな人のためにある制度で、楽をするためにあるのではありません。
ですが、頑張って働いて若いうちから貯金して、それでも病気やら介護やらでお金が無くなってしまった、しかも働けなくなってしまった、というどうにもならない状態でも、ちゃんと生きていく手段が用意されている。
そのことを知って欲しくてこのお話をしました。
40代で独身だとお金の悩みもそうですが、頼る人がおらず誰の助けも借りられないかも、という孤独の不安も相当大きいようです。
でも、この日本という国はそんな人でもちゃんと助けてくれます。そういう仕組みがあるんです。
最悪なケースでもなんとかなる、という事実を知っているだけでもとても安心できます。心の支えになります。
この国では失敗しても野垂れ死にすることはないんです。
見捨てられることもありません。
40代独身女性というと私の友人を含め、いろいろな不安や圧力に押しつぶされそうになることが多々あると思います。老後の不安もそんな一つでしょう。
それでも、最悪なんとかなる、という希望というか安心感があるだけで頑張れることもあるのではないでしょうか。
だから、あまり気負いすぎずに将来を考えてください。悲観しながらやるよりも、楽しく前向きに取り組んだ方が成果もきっと上がると思います。
友人の話に感化されて、私もできる範囲で貯金生活を始めようと思いました。
だから、老後を楽しく過ごすためにも、一緒に貯金をがんばりましょう。
まとめ
かなり長くなりましたが、私の友人(40代独身女性)が実践している老後のための貯金の考え方とお金の貯め方をまとめます。
- まず、老後の収支を試算する。もらえる年金の見込みや毎月の生活費など、将来的にどれくらいお金が必要かを考え、今から定年まで、月々いくら貯めれば資金を用意できそうかを計算する。
- つぎに、現状を把握する。毎月の出費を固定費と変動費に分けて整理する。
- そして、節約をして削った分の支出を貯金に回す。固定費の方が節約しやすく、効果を上げやすい。
- さらに、可能なら収入を上げる。副業や転職、投資など、自分に合った方法を見つける。
いかがでしたか?結構やることはシンプルです。
目標額が決まったら、あとは節約なり副業なり転職なりをひたすら頑張るだけなんですから。
ですが、なかにはそれでもお金が足りず窮地に陥る人もいることでしょう。人生にはアクシデントがつきものです。
そんなときでも、決して諦めないでください。
日本には生活保護という素晴らしいセーフティネットがあります。
保護を充てにしろという意味ではありません。
ですが、努力しても挫折してしまった場合、日本にいる限りなんとかなるんです。だから、不安や悩みに負けず、悲観的にならずに前を向いて歩きましょう。
私もこれから貯金生活を始めます。立場や境遇は違いますが、私にも老後の不安はあります。
今回、友人からぶっちゃけた話を聞いて、深く共感を覚えたのも事実です。だから、貯金を頑張ろうと思います。
これを読んでくれたあなたも、一緒に老後資金を作る貯金を始めませんか。


- 1年で年間1万3000社以上の求人が出る、中小から大手まで幅広い求人、外資系企業も1400社以上
- 累積45万名以上が転職に成功、転職決定者は年間約2万3000名以上
- 62.7%の人が年収アップを経験

- 公開求人数/非公開求人数 約6万6千件/約13万6千件
- 業界№2の大手
- スポーツキャリア、ウーマンキャリアなどdoda独自の働き方を提案
- 「年収査定」「キャリアタイプ診断」「レジュメビルダー」など転職に役立つ無料セミナーが好評。

- 公開求人数 50,000件以上
- 求人の特徴 80%が非公開求人
- 2019年オリコン顧客満足度1位、年収アップ率67.1%以上
コメントを残す